JPS59166592A - 混合燃料の製造方法及び装置 - Google Patents
混合燃料の製造方法及び装置Info
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- JPS59166592A JPS59166592A JP4061883A JP4061883A JPS59166592A JP S59166592 A JPS59166592 A JP S59166592A JP 4061883 A JP4061883 A JP 4061883A JP 4061883 A JP4061883 A JP 4061883A JP S59166592 A JPS59166592 A JP S59166592A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
分の少ない石炭（以下三者を含めて固体燃料という）と
重油とから成るコムの製法及びその製造装置の改良に関
する。
重油とから成るコムの製法及びその製造装置の改良に関
する。
近年、石油系燃料が高価なものとなったため、従来の重
油１００チの燃焼に代えて、重油中に微粉炭などの固形
炭化水素燃料を１０〜７０％混合した混合燃料所謂コム
を燃焼させる方式が採用されている。
油１００チの燃焼に代えて、重油中に微粉炭などの固形
炭化水素燃料を１０〜７０％混合した混合燃料所謂コム
を燃焼させる方式が採用されている。
この混合燃料による燃焼は、常に重油と微粉炭の混合比
が一定でかつ均質な状態で供給されるととが必要とされ
る。しかし、通常の粒径分布の微粉炭と重油とを単に混
合しただけでは、比重差のために石炭粒子が沈澱分離し
て流動性のない硬い層をつくり、重油ばかりが燃焼装置
に送られることとなる。このため、微粉炭を極めて細か
い粒径に粉砕して沈降速度を遅くすることによシ重油と
の分離を防ぐことが必要である。
が一定でかつ均質な状態で供給されるととが必要とされ
る。しかし、通常の粒径分布の微粉炭と重油とを単に混
合しただけでは、比重差のために石炭粒子が沈澱分離し
て流動性のない硬い層をつくり、重油ばかりが燃焼装置
に送られることとなる。このため、微粉炭を極めて細か
い粒径に粉砕して沈降速度を遅くすることによシ重油と
の分離を防ぐことが必要である。
この混合燃料は、５〜３０闘φ程度の石炭塊をミルにお
いて細かく粉砕して得られた微粉炭に重油を混合して得
られていた。しかし、ミルにおいて固形物を細かく粉砕
するには、固体だけでなく液体と良く混ぜ合わせるとと
即ち固形物を液体が覆う状態となっていることが必要で
ある。そこで従来は、塊状の固形燃料と重油とを混合し
てミルに送シ、重油を粉砕助剤として固形燃料を細かく
粉砕し、微分固形燃料と重油の混合燃料を得ていた。し
かしながら、このコム製造法によると、塊状の固体と液
体との混合物を固体の沈澱を招かずに管輸送するには５
０重量係程度の液体即ち重油を必要とすることから、重
油使用量が多くなってコスト高となる問題を有する。
いて細かく粉砕して得られた微粉炭に重油を混合して得
られていた。しかし、ミルにおいて固形物を細かく粉砕
するには、固体だけでなく液体と良く混ぜ合わせるとと
即ち固形物を液体が覆う状態となっていることが必要で
ある。そこで従来は、塊状の固形燃料と重油とを混合し
てミルに送シ、重油を粉砕助剤として固形燃料を細かく
粉砕し、微分固形燃料と重油の混合燃料を得ていた。し
かしながら、このコム製造法によると、塊状の固体と液
体との混合物を固体の沈澱を招かずに管輸送するには５
０重量係程度の液体即ち重油を必要とすることから、重
油使用量が多くなってコスト高となる問題を有する。
一方、重油に代えて水を使用し、管輸送が容易な混合燃
料を製造する方法がある。この製法によると、重油を使
用しないため低コストとなるが、水と石炭とは分離し易
いため輸送中に石炭が沈澱して液体のみが流れる虞があ
ると共にミルの粉砕能力を落として石炭の微粒化が図９
得ないので安定性が悪い。しかも、この製法によって製
造された燃料は、重油を使用しないため自燃し難い低揮
発分（２５〜３０係未満）の石炭をバーナで燃焼させる
ことができ外い。
料を製造する方法がある。この製法によると、重油を使
用しないため低コストとなるが、水と石炭とは分離し易
いため輸送中に石炭が沈澱して液体のみが流れる虞があ
ると共にミルの粉砕能力を落として石炭の微粒化が図９
得ないので安定性が悪い。しかも、この製法によって製
造された燃料は、重油を使用しないため自燃し難い低揮
発分（２５〜３０係未満）の石炭をバーナで燃焼させる
ことができ外い。
本発明は、上述の問題点に鑑み為されたものであって、
固体燃料の沈澱を招くことがない安定性ある低コストの
混合燃料を製造できる方法及び装置を提供することを目
的とする。
固体燃料の沈澱を招くことがない安定性ある低コストの
混合燃料を製造できる方法及び装置を提供することを目
的とする。
発会の少ない石炭とを混合し、その混合物をミルにおい
て粉砕してスラリー状の混合燃料を製造することを特徴
とし、まだ本発明装置は、水と重油とを混合してエマル
ジョン溶液を得、とれを混合部へ供給する液体燃料供給
部と、塊状の固体燃料を混合部へ供給する固体燃料供給
部と、液体燃料と固体燃料とを混合してスラッジ状の混
合物となす混合部と、前記混合部から供給された混合物
を溶液を得る液体燃料供給部と、塊状の固体燃料を供給
する固体燃料供給部と、前記各燃料供給部から供給され
るエマルジョンタイプの液体燃料と固体燃料とを混合し
つつ粉砕してスラリー状にする横型ミルとから成ること
を特徴とする。
て粉砕してスラリー状の混合燃料を製造することを特徴
とし、まだ本発明装置は、水と重油とを混合してエマル
ジョン溶液を得、とれを混合部へ供給する液体燃料供給
部と、塊状の固体燃料を混合部へ供給する固体燃料供給
部と、液体燃料と固体燃料とを混合してスラッジ状の混
合物となす混合部と、前記混合部から供給された混合物
を溶液を得る液体燃料供給部と、塊状の固体燃料を供給
する固体燃料供給部と、前記各燃料供給部から供給され
るエマルジョンタイプの液体燃料と固体燃料とを混合し
つつ粉砕してスラリー状にする横型ミルとから成ること
を特徴とする。
以下本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第１図に本発明に係る混合燃料の製造方法を実施する装
置の一実施例として混合燃料供給システムを示す。この
混合燃料供給システムは、水と重油を混合してエマルジ
ョン化する液体燃料供給部１と、オイルコークス若しく
は石炭コークスあるいは揮発分の少ない石炭を定量的に
供給する固体燃料供給部２と、これらから供給される燃
料を混合して粉砕部４へ供給する混合部３と、エマルジ
ョン化された液体燃料と混合された固体燃料を粉砕する
粉砕部４と、混合燃料をバーナ６へ安定供給する燃料供
給部５とから主に成る。
置の一実施例として混合燃料供給システムを示す。この
混合燃料供給システムは、水と重油を混合してエマルジ
ョン化する液体燃料供給部１と、オイルコークス若しく
は石炭コークスあるいは揮発分の少ない石炭を定量的に
供給する固体燃料供給部２と、これらから供給される燃
料を混合して粉砕部４へ供給する混合部３と、エマルジ
ョン化された液体燃料と混合された固体燃料を粉砕する
粉砕部４と、混合燃料をバーナ６へ安定供給する燃料供
給部５とから主に成る。
前記液体燃料供給部１は、図示しない給水源から流量計
°７を介して定量的に供給される清水と重油タンク８か
ら流量計７を介して定量的に供給される重油とをミキサ
９において混合することによシ、重油のままの粘度より
高粘度のエマルジョンタイプの液体燃料を得る。清水と
重油の混合割合は、ζマルジョン溶液を形成するに必要
な割合であることが必要であり、水４０〜６０重量％に
対し重油６０〜４０チ重量％の範囲で特に水５０重重伍
に対して重油５０重重伍とするものが好適である。ここ
で、重油は２００〜５００ ｃｐｓ程度のＣ重油が好ま
しい。尚、重油は低温において流れ難くかつ混合し難い
ので、水と共に熱交換タイプのヒータ１０によって５０
℃程度に温められている。
°７を介して定量的に供給される清水と重油タンク８か
ら流量計７を介して定量的に供給される重油とをミキサ
９において混合することによシ、重油のままの粘度より
高粘度のエマルジョンタイプの液体燃料を得る。清水と
重油の混合割合は、ζマルジョン溶液を形成するに必要
な割合であることが必要であり、水４０〜６０重量％に
対し重油６０〜４０チ重量％の範囲で特に水５０重重伍
に対して重油５０重重伍とするものが好適である。ここ
で、重油は２００〜５００ ｃｐｓ程度のＣ重油が好ま
しい。尚、重油は低温において流れ難くかつ混合し難い
ので、水と共に熱交換タイプのヒータ１０によって５０
℃程度に温められている。
前記固体燃料供給部２は、サイロ１１に貯留された固体
燃料１２をフィーダ１３によって取出し計量器１４にお
いて一定量ずつ混合部３のミキサは揮発分の少ない石炭
１使用する。オイルコークスは、石油及びオイルサンド
、オイルシェルなどから得られる液状物を分解して得ら
れる副産物であシ、その約８０％以上が炭素で灰分が極
めて少なく発熱量も高い。このオイルコークスは、石炭
（１５〜２０チ以−下）石炭もバーナで自燃し難いので
助燃剤を要する。
燃料１２をフィーダ１３によって取出し計量器１４にお
いて一定量ずつ混合部３のミキサは揮発分の少ない石炭
１使用する。オイルコークスは、石油及びオイルサンド
、オイルシェルなどから得られる液状物を分解して得ら
れる副産物であシ、その約８０％以上が炭素で灰分が極
めて少なく発熱量も高い。このオイルコークスは、石炭
（１５〜２０チ以−下）石炭もバーナで自燃し難いので
助燃剤を要する。
前記液体燃料供給部１及び固体燃料供給部２から夫々供
給される液体燃料と固体燃料１２とは、混合部３におい
て混合される。ここで、液体燃料と固体燃料の混合割合
は、エマルジョン溶液３０〜９０重量部に対して固体燃
料１２を１０〜７０重量部とし、好ましくはエマルジョ
ン溶液１００重量部に対して固体燃料１００重景重量あ
る。混合部３は、液体燃料と固体燃料１２を混合するミ
キサ１５と、このミキサ１５において混合された液体燃
料と固体燃料とが分離しないように絶えず流動させつつ
攪拌するリターン回路１６とから成る。リターン回路１
６は、攪拌翼１７を備えた緩衝タンク１８においてミキ
サ１５から供給された ７− 混合物を絶えず攪拌して沈澱分離するのを防ぎつつ、こ
の混合物を輸送ポンプ１９で定量的にミル４へ送給する
一方、ミル４への送給を停止する場合にはリターン管２
０を使って混合物を緩衝タンク１８へ戻してタンク１−
８→ポンプ１９→リターン管２０→タンク１８と循環さ
せ、輸送停止時における固体燃料の沈澱を防止している
。このリターン回路１６における流れの方向転換は、電
磁バルブ２１．２２の切替えによって行なわれる。
給される液体燃料と固体燃料１２とは、混合部３におい
て混合される。ここで、液体燃料と固体燃料の混合割合
は、エマルジョン溶液３０〜９０重量部に対して固体燃
料１２を１０〜７０重量部とし、好ましくはエマルジョ
ン溶液１００重量部に対して固体燃料１００重景重量あ
る。混合部３は、液体燃料と固体燃料１２を混合するミ
キサ１５と、このミキサ１５において混合された液体燃
料と固体燃料とが分離しないように絶えず流動させつつ
攪拌するリターン回路１６とから成る。リターン回路１
６は、攪拌翼１７を備えた緩衝タンク１８においてミキ
サ１５から供給された ７− 混合物を絶えず攪拌して沈澱分離するのを防ぎつつ、こ
の混合物を輸送ポンプ１９で定量的にミル４へ送給する
一方、ミル４への送給を停止する場合にはリターン管２
０を使って混合物を緩衝タンク１８へ戻してタンク１−
８→ポンプ１９→リターン管２０→タンク１８と循環さ
せ、輸送停止時における固体燃料の沈澱を防止している
。このリターン回路１６における流れの方向転換は、電
磁バルブ２１．２２の切替えによって行なわれる。
エマルジョンタイプの液体燃料と固体燃料との混合物は
、粉砕部たるミル４例えば縦型ミルへ送られ、細かく粉
砕される。ミル４において粉砕される固体燃料１２は、
重油のｉｔよシも粘度が高いエマルジョン溶液に覆われ
て良く混シ合っているので、このエマルジョン溶液が粉
砕助剤として機能しミル４の粉砕能力を向上させるため
、細かく粉砕される。との粉砕部４において、固体燃料
１２は、タイラーの２００メツシユ篩を９５重量％以上
パスする程度の粒径まで粉砕される。したがって、固体
燃料１２は、その粒径が６０〜７０μｍ以下となるので
、沈降速度が極めて遅くなシ、沈澱分離し難いものとな
る。しかも、固体燃料１２にオイルコークスを使用する
場合、このオイルコークスは石炭に比べて比重が軽く浮
力がある上に重油となじみ易いため、一層沈降速度は遅
くなる。
、粉砕部たるミル４例えば縦型ミルへ送られ、細かく粉
砕される。ミル４において粉砕される固体燃料１２は、
重油のｉｔよシも粘度が高いエマルジョン溶液に覆われ
て良く混シ合っているので、このエマルジョン溶液が粉
砕助剤として機能しミル４の粉砕能力を向上させるため
、細かく粉砕される。との粉砕部４において、固体燃料
１２は、タイラーの２００メツシユ篩を９５重量％以上
パスする程度の粒径まで粉砕される。したがって、固体
燃料１２は、その粒径が６０〜７０μｍ以下となるので
、沈降速度が極めて遅くなシ、沈澱分離し難いものとな
る。しかも、固体燃料１２にオイルコークスを使用する
場合、このオイルコークスは石炭に比べて比重が軽く浮
力がある上に重油となじみ易いため、一層沈降速度は遅
くなる。
尚、ミル４としては、チューブミル、ボールミル及び振
動ミル等の横型ミルを使用することもある。
動ミル等の横型ミルを使用することもある。
この場合、粉砕時にミル内においてエマルジョン溶液と
オイルコークスとが混合されるので混合部３が不要とな
る。
オイルコークスとが混合されるので混合部３が不要とな
る。
前記粉砕部４において固体燃料１２が６０〜７０μｍ以
下の微粒径に粉砕されてスラリー状を成す混合燃料は、
燃料供給部５へ送給される。この燃料供給部５は、混合
燃料をバーナ６へ安定供給するためのものであって、サ
ービスタンク２３内の攪拌翼２４で常時混合燃料を攪拌
しつつ配管内を循環させるリターン回路を構成している
。燃料供給部５は、通常サービスタンク２３内から取出
した混合燃料を定量ポンプ２５によってバーナ６へ定量
的に供給するが、バーナ６への燃料供給が必要 ６− 一２７を開くことによシ、リターン管２８を介して混合
燃料をサービスタンク２４へ戻す。尚、この燃料供給部
５は、定量ポンプ２５の後に熱交換型ヒータ２９を備え
て混合燃料を温めて供給するように設けられている。温
められた混合燃料は、その粘性が低下するのでバーナ６
から噴射される際に霧化され易く着火性が向上する。
下の微粒径に粉砕されてスラリー状を成す混合燃料は、
燃料供給部５へ送給される。この燃料供給部５は、混合
燃料をバーナ６へ安定供給するためのものであって、サ
ービスタンク２３内の攪拌翼２４で常時混合燃料を攪拌
しつつ配管内を循環させるリターン回路を構成している
。燃料供給部５は、通常サービスタンク２３内から取出
した混合燃料を定量ポンプ２５によってバーナ６へ定量
的に供給するが、バーナ６への燃料供給が必要 ６− 一２７を開くことによシ、リターン管２８を介して混合
燃料をサービスタンク２４へ戻す。尚、この燃料供給部
５は、定量ポンプ２５の後に熱交換型ヒータ２９を備え
て混合燃料を温めて供給するように設けられている。温
められた混合燃料は、その粘性が低下するのでバーナ６
から噴射される際に霧化され易く着火性が向上する。
以上のように構成された混合燃料供給システムにおいて
、５０℃程度に温められた清水５０重重伍と重油５０重
重伍とを混合して得られたエマルる場合、固体燃料１．
２は液体分たるエマルジョン溶液に対して５０重重伍に
保たれているので輸送中に沈澱分離を起こすことがない
。しかも、この固体燃料は、ミル４において粉砕される
際に重油のままよシも粘性の高いエマルジョンタイプの
液体燃料に包まれているため、ミルの粉砕能力を上げて
重油と石炭の混合物の場合よりも細かく粉砕される。し
だがって、このシステムにおいて得°られる混合燃料は
、固体燃料の粒径が従来のコムより細かく沈降速度が極
めて遅いものとなるため、混合割合が一定した安定性あ
るものとなる。しかも、この混合燃料供給システムは、
混合燃料における固体燃料の粒径を従来より細かくする
と共に温めて噴射時の粘性を低下させているので、霧化
し易く、自燃し難いオイルコークスや揮発分の低い石炭
であっても燃焼させることができる。
、５０℃程度に温められた清水５０重重伍と重油５０重
重伍とを混合して得られたエマルる場合、固体燃料１．
２は液体分たるエマルジョン溶液に対して５０重重伍に
保たれているので輸送中に沈澱分離を起こすことがない
。しかも、この固体燃料は、ミル４において粉砕される
際に重油のままよシも粘性の高いエマルジョンタイプの
液体燃料に包まれているため、ミルの粉砕能力を上げて
重油と石炭の混合物の場合よりも細かく粉砕される。し
だがって、このシステムにおいて得°られる混合燃料は
、固体燃料の粒径が従来のコムより細かく沈降速度が極
めて遅いものとなるため、混合割合が一定した安定性あ
るものとなる。しかも、この混合燃料供給システムは、
混合燃料における固体燃料の粒径を従来より細かくする
と共に温めて噴射時の粘性を低下させているので、霧化
し易く、自燃し難いオイルコークスや揮発分の低い石炭
であっても燃焼させることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、水と重油と
を混合してエマルジョン溶液を得る一方、このエマルジ
ョン溶液とオイルコークスあるいは揮発分の少ない石炭
とを混合し、その混合物をミルにおいて粉砕してスラリ
ー状の混合燃料を製造するようにしたので、重油の使用
量を抑えかつ固体燃料の沈降速度を極めて遅くして低コ
ストの安定した混合燃料を提供できる。即ち、固体燃料
の輸送に際しては固体燃料の沈澱分離を起こさない程度
の液体分を必要とするが、これを重油だけで賄うのでな
く、重油と水を混合したエマルジョン溶液で賄うので、
重油使用量が少なくなシ低コストとなる。しかも、この
エマルジョン溶液は、重油をそのまま使用する場合より
も粘性が高いので、ミルの粉砕能力を高めて固体燃料を
よシ微小な粒径として沈降速度を極めて遅くできる。し
たが一つ′］゛て、混合燃料は、固体燃料と液体燃料と
が輸送中に管内で分離することなく混合割合が一定した
安定性の高いものである。しかも、固体燃料としてオイ
ルコークスを使用する場合、石炭に比べて比重が軽いた
め、沈降速度が一層遅くなシ安定性を増す。また、本発
明によれば、固体燃料の粒径が微小なものとなシかつ重
油と水のエマルジョン溶液によって包囲されているため
、自燃しない低揮図面は本発明に係る混合燃料の製造方
法を実施する装置の一実施例である混合燃料供給システ
ムを示す説明図である。
を混合してエマルジョン溶液を得る一方、このエマルジ
ョン溶液とオイルコークスあるいは揮発分の少ない石炭
とを混合し、その混合物をミルにおいて粉砕してスラリ
ー状の混合燃料を製造するようにしたので、重油の使用
量を抑えかつ固体燃料の沈降速度を極めて遅くして低コ
ストの安定した混合燃料を提供できる。即ち、固体燃料
の輸送に際しては固体燃料の沈澱分離を起こさない程度
の液体分を必要とするが、これを重油だけで賄うのでな
く、重油と水を混合したエマルジョン溶液で賄うので、
重油使用量が少なくなシ低コストとなる。しかも、この
エマルジョン溶液は、重油をそのまま使用する場合より
も粘性が高いので、ミルの粉砕能力を高めて固体燃料を
よシ微小な粒径として沈降速度を極めて遅くできる。し
たが一つ′］゛て、混合燃料は、固体燃料と液体燃料と
が輸送中に管内で分離することなく混合割合が一定した
安定性の高いものである。しかも、固体燃料としてオイ
ルコークスを使用する場合、石炭に比べて比重が軽いた
め、沈降速度が一層遅くなシ安定性を増す。また、本発
明によれば、固体燃料の粒径が微小なものとなシかつ重
油と水のエマルジョン溶液によって包囲されているため
、自燃しない低揮図面は本発明に係る混合燃料の製造方
法を実施する装置の一実施例である混合燃料供給システ
ムを示す説明図である。
１・・・液体燃料（エマルジョン溶液）供給部、２・・
・固体燃料供給部、３・・・混合部、４・・・ミル。
・固体燃料供給部、３・・・混合部、４・・・ミル。
Claims (3)
- （１）水と重油のエマルジョン溶液とオイルコークス若
しくは石炭コークスあるいは揮発分の少ない石炭とを混
合し、その混合物をミルにおいて粉砕してスラリー状の
混合燃料を製造することを特徴とする混合燃料の製造方
法。 - （２）水と重油とを混合してエマルジョン溶液を得、こ
れを混合部へ供給する液体燃料供給部と、塊状の固体燃
料を混合部へ供給する固体燃料供給部と、液体燃料と固
体燃料とを混合してスラッジ状の混合物とガす混合部と
、前記混合部から供給された混合物を粉砕してスラリー
状にする粉砕部とから成ることを特徴とする混合燃料の
製造装置。 - （３）水と重油とを混合してエマルジョン溶液を得る液
体燃料供給部と、塊状の固体燃料を供給する固体燃料供
給部と、前記各燃料供給部から供給されるエマルジョン
タイプの液体燃料と固体燃料とを混合しつつ粉砕してス
ラリー状にする横型ミルとから成ることを特徴とする混
合燃料の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4061883A JPS59166592A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 混合燃料の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4061883A JPS59166592A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 混合燃料の製造方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166592A true JPS59166592A (ja) | 1984-09-19 |
| JPS6317316B2 JPS6317316B2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=12585514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4061883A Granted JPS59166592A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 混合燃料の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166592A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174604A (en) * | 1981-04-22 | 1982-10-27 | Toray Ind Inc | Pulverized coal-water-oil mixture atomizing method and device |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4061883A patent/JPS59166592A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174604A (en) * | 1981-04-22 | 1982-10-27 | Toray Ind Inc | Pulverized coal-water-oil mixture atomizing method and device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317316B2 (ja) | 1988-04-13 |
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