JPS5916644Y2 - 流動層ボイラ - Google Patents
流動層ボイラInfo
- Publication number
- JPS5916644Y2 JPS5916644Y2 JP10727279U JP10727279U JPS5916644Y2 JP S5916644 Y2 JPS5916644 Y2 JP S5916644Y2 JP 10727279 U JP10727279 U JP 10727279U JP 10727279 U JP10727279 U JP 10727279U JP S5916644 Y2 JPS5916644 Y2 JP S5916644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- burner
- fuel
- boiler
- bed boiler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流動層ボイラに係り、特に流動層の上方に配置
されるバーナに関する。
されるバーナに関する。
石炭やその他の固形燃料を使用する流動層ボイラでは、
起動に当りまず着火し易い液体燃料又は気体燃料を用い
てスタートアップバーナで流動層を加熱する。
起動に当りまず着火し易い液体燃料又は気体燃料を用い
てスタートアップバーナで流動層を加熱する。
そして流動層が所定の着火温度までに昇温すると、流動
層への固形燃料の供給を開始して、スタートアップバー
ナを消火し、その後は固形燃料の自燃により流動層温度
を定常運転温度にまで昇温する。
層への固形燃料の供給を開始して、スタートアップバー
ナを消火し、その後は固形燃料の自燃により流動層温度
を定常運転温度にまで昇温する。
従来のこの種の流動層ボイラを第１図に示す。
図中の１はドラム、２はボイラ水壁、３はヘッダー、４
は給炭管、５は風箱、６，７．１３は空気ダクト、８は
液体燃料または気体燃料の燃料管、９はバーナ、１０は
火炎、１１は層内伝熱管、１２は流動層、１４は火炉で
ある。
は給炭管、５は風箱、６，７．１３は空気ダクト、８は
液体燃料または気体燃料の燃料管、９はバーナ、１０は
火炎、１１は層内伝熱管、１２は流動層、１４は火炉で
ある。
バーナ９は流動層１２の上方に配置され、その先端は斜
め下に向けて固定され、火炎１０が流動層１２の表面近
傍に形成されるようになっており、スタートアップバー
ナとして使用されている。
め下に向けて固定され、火炎１０が流動層１２の表面近
傍に形成されるようになっており、スタートアップバー
ナとして使用されている。
ところが、燃料事情の変化あるいは給炭管４の閉塞など
が起こった場合、前記バーナ９は固定されているためメ
インバーナとして使用することができず、流動層ボイラ
の運転を停止しなければならない 本考案の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
燃料事情の変化や給炭管の閉塞などが起こってもボイラ
の運転を停止することなく、シがも固体燃料、液体燃料
、気体燃料が主燃料として使用することのできる流動層
ボイラを提供するにある。
が起こった場合、前記バーナ９は固定されているためメ
インバーナとして使用することができず、流動層ボイラ
の運転を停止しなければならない 本考案の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
燃料事情の変化や給炭管の閉塞などが起こってもボイラ
の運転を停止することなく、シがも固体燃料、液体燃料
、気体燃料が主燃料として使用することのできる流動層
ボイラを提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、火炉にバーナを可
動自在に取付け、バーナをスタートアップバーナとして
使用する時には流動層側へ向け、メインバーナとして使
用する時には流動層から離す方向へ変位させるようにし
たものである。
動自在に取付け、バーナをスタートアップバーナとして
使用する時には流動層側へ向け、メインバーナとして使
用する時には流動層から離す方向へ変位させるようにし
たものである。
第２図は本考案に係る流動層ボイラを示す図である。
第２図において第１図と相違する点はバーナ９をスター
トアップバーナとメインバーナに兼用した点である。
トアップバーナとメインバーナに兼用した点である。
つまり、従来のバーナ９は第１図に示す如くバーナ９の
燃料噴射方向を流動層１２側へ向けて固定していたので
、流動層１２の温度が上がり過ぎ、流動層１２内の粒子
が溶融してクリンカーを発生したり、流動層１２内に配
置している層内伝熱管１１が焼損するなどのトラブルが
発生する。
燃料噴射方向を流動層１２側へ向けて固定していたので
、流動層１２の温度が上がり過ぎ、流動層１２内の粒子
が溶融してクリンカーを発生したり、流動層１２内に配
置している層内伝熱管１１が焼損するなどのトラブルが
発生する。
ところが、本考案のバーナ９は第２図に示す如く、火炉
１３に可動自在に取付けられ、その燃料噴射方向が上下
に変えられるようになっている。
１３に可動自在に取付けられ、その燃料噴射方向が上下
に変えられるようになっている。
例えば、ボイラの起動時にはバーナ９の先端を斜めに下
げ、形成される火炎１０によって流動層１２を加熱する
ことによりスタートアップバーナとして使用することが
できバーナ９の燃料としては液体燃料や気体燃料が用い
られる。
げ、形成される火炎１０によって流動層１２を加熱する
ことによりスタートアップバーナとして使用することが
できバーナ９の燃料としては液体燃料や気体燃料が用い
られる。
流動層１２が火炎１０によって所定温度になると給炭管
４を通して固形燃料を流動層１２に供給するとともにバ
ーナ９を消火し、その後は給炭管４から供給される固形
燃料の自燃により流動層温度を定常運転温度まで昇温し
でそれを維持する。
４を通して固形燃料を流動層１２に供給するとともにバ
ーナ９を消火し、その後は給炭管４から供給される固形
燃料の自燃により流動層温度を定常運転温度まで昇温し
でそれを維持する。
ところが、燃料事情の変化や給炭管４の閉塞などによっ
て固形燃料が使用できなくなった場合、あるいは方策的
に固形燃料の代りに液体燃料や気体燃料を使用する場合
には、バーナ９の先端部をほぼ水平にしてメインバーナ
として使用し、バーナ９の焼料噴射方向を流動層１２の
上方空間（火炉１４）に向け、液体燃料あるいは気体燃
料による火炎１０によってボイラ負荷を維持することが
できる。
て固形燃料が使用できなくなった場合、あるいは方策的
に固形燃料の代りに液体燃料や気体燃料を使用する場合
には、バーナ９の先端部をほぼ水平にしてメインバーナ
として使用し、バーナ９の焼料噴射方向を流動層１２の
上方空間（火炉１４）に向け、液体燃料あるいは気体燃
料による火炎１０によってボイラ負荷を維持することが
できる。
このようにバーナ９をメインバーナとして使用する場合
、多量の液体燃料や気体燃料が使用されるから熱容量が
大きくなる。
、多量の液体燃料や気体燃料が使用されるから熱容量が
大きくなる。
本考案はバーナ９の燃料噴射方向が上下動できるように
取付けであるのでバーナ９をスタートアップバーナとし
て使用する時には流動層１２側に向け、メインバーナと
して使用する時には流動層１２から離す方向に変位させ
れば、前述のようなトラブルは解消でき、かつ、バーナ
９をスタートアップバーナとメインバーナに兼用できる
。
取付けであるのでバーナ９をスタートアップバーナとし
て使用する時には流動層１２側に向け、メインバーナと
して使用する時には流動層１２から離す方向に変位させ
れば、前述のようなトラブルは解消でき、かつ、バーナ
９をスタートアップバーナとメインバーナに兼用できる
。
本考案は前述のような構成になっており、燃料事情の変
化などがあってもボイラの運転を停止することなく、ボ
イラ負荷を維持することができ、また主燃料の使用範囲
が拡張できるなどの利点を有している。
化などがあってもボイラの運転を停止することなく、ボ
イラ負荷を維持することができ、また主燃料の使用範囲
が拡張できるなどの利点を有している。
第１図は従来の流動層ボイラの概略構成図、第２図は本
考案に係る流動層ボイラの概略構成図である。 ２・・・・・・ボイラ水壁、９・・・・・・バーナ、１
２・・・・・・流動層、１４・・・・・・火炉。
考案に係る流動層ボイラの概略構成図である。 ２・・・・・・ボイラ水壁、９・・・・・・バーナ、１
２・・・・・・流動層、１４・・・・・・火炉。
Claims (1)
- ボイラ水壁に囲まれた火炉に流動層と、その流動層の上
方へ配置されたバーナとを備えた流動層ボイラにおいて
、前記火炉にバーナを可動自在に取付け、前記バーナを
スタートアップバーナとして使用する時には流動層側へ
向け、メインバーナとして使用する時には流動層から離
す方向へ変位させるようにしたことを特徴とする流動層
ボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10727279U JPS5916644Y2 (ja) | 1979-08-04 | 1979-08-04 | 流動層ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10727279U JPS5916644Y2 (ja) | 1979-08-04 | 1979-08-04 | 流動層ボイラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5628508U JPS5628508U (ja) | 1981-03-17 |
| JPS5916644Y2 true JPS5916644Y2 (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=29339907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10727279U Expired JPS5916644Y2 (ja) | 1979-08-04 | 1979-08-04 | 流動層ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916644Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01230901A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-14 | Seiwa Kiko Kk | 流動層燃焼方式による小型貫流ボイラ |
-
1979
- 1979-08-04 JP JP10727279U patent/JPS5916644Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5628508U (ja) | 1981-03-17 |
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