JPH0444161B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444161B2 JPH0444161B2 JP56076419A JP7641981A JPH0444161B2 JP H0444161 B2 JPH0444161 B2 JP H0444161B2 JP 56076419 A JP56076419 A JP 56076419A JP 7641981 A JP7641981 A JP 7641981A JP H0444161 B2 JPH0444161 B2 JP H0444161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- cell
- starting
- perforated plate
- fluidized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 7
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 7
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 5
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 2
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は流動層ボイラに係り、特に起動時にお
ける過熱器または再熱器の焼損を防止した流動層
ボイラに関するものである。
ける過熱器または再熱器の焼損を防止した流動層
ボイラに関するものである。
流動層ボイラは、低品位の石炭等の燃料を良好
に燃焼せしめ、また伝熱コイルへの伝熱特性が高
いことから、エネルギー危機の現在において、発
電所等の各方面に多く採用されている。
に燃焼せしめ、また伝熱コイルへの伝熱特性が高
いことから、エネルギー危機の現在において、発
電所等の各方面に多く採用されている。
しかし、流動層ボイラにおいては、流動用媒体
の量が蒸気発生量の増大に伴つて増大し、流動媒
体が被焼却物の燃焼に適する温度まで昇温するに
要する時間が増大し、起動および正常運転に入る
まで時間がかかるという問題がある。また起動に
際して蒸気が通されていない過熱器または再熱器
が部分的に加熱され、焼損を生じるという問題が
ある。
の量が蒸気発生量の増大に伴つて増大し、流動媒
体が被焼却物の燃焼に適する温度まで昇温するに
要する時間が増大し、起動および正常運転に入る
まで時間がかかるという問題がある。また起動に
際して蒸気が通されていない過熱器または再熱器
が部分的に加熱され、焼損を生じるという問題が
ある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決
し、流動層ボイラの起動時間を短縮するととも
に、過熱器または再熱器の焼損を防止した流動層
ボイラを提供することにある。
し、流動層ボイラの起動時間を短縮するととも
に、過熱器または再熱器の焼損を防止した流動層
ボイラを提供することにある。
本発明は、流動層炉の多孔板下部のみのエアボ
ツクスを複数のセルに分割し、起動用のセル上の
流動層部から順次加熱着火して燃焼の効率化を図
る流動層ボイラにおいて、起動セルと隣接セルの
間の多孔板の一部をブラインドとし、起動時にお
ける起動セル上の流動媒体の落ちこみ（いわゆる
スランピング）による過熱管のオーバーヒートを
防止するようにしたものである。
ツクスを複数のセルに分割し、起動用のセル上の
流動層部から順次加熱着火して燃焼の効率化を図
る流動層ボイラにおいて、起動セルと隣接セルの
間の多孔板の一部をブラインドとし、起動時にお
ける起動セル上の流動媒体の落ちこみ（いわゆる
スランピング）による過熱管のオーバーヒートを
防止するようにしたものである。
以下、本発明を図面によりさらに詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明の一実施例を示す流動層ボイ
ラの要部断面図である。炉本体１内の下部は多孔
板２によつて上下に仕切られ、また多孔板２下の
エアボツクスは、縦方向の隔壁２Ａによつて複数
の流動層セル１Ａ，１Ｂ等に仕切られている。端
部の流動層セル（起動セル）１Ａと隣接セル１Ｂ
の間の多孔板の一部にはブラインド８が固着され
ている。流動層の上部には蒸発管３が、またその
下部には過熱管（または再熱管、以下同じ）４が
それぞれ配置されている。過熱管４は隣接セル１
Ｂ上の流動層以降に配置され、起動セル１Ａ上の
流動層部には設けられていない。起動セル１Ａ上
の流動層部には点火または助燃用のバーナ５が設
けられている。各セル１Ａ，１Ｂの下部には流動
用の空気供給管６が連結されている。多孔板２上
に設けられるブラインド８は、起動時に起動セル
１Ａ上の流動層の落ち込み（図中、９はそのスラ
ンピング面を示す）により、その燃焼域が隣接セ
ル１Ｂ上の流動層内の過熱管４に到達しないよう
な大きさに調整される。起動セル１Ａ上の流動層
の流動媒体のレベルは静止時に蒸発管３より下の
位置に調整されている。
ラの要部断面図である。炉本体１内の下部は多孔
板２によつて上下に仕切られ、また多孔板２下の
エアボツクスは、縦方向の隔壁２Ａによつて複数
の流動層セル１Ａ，１Ｂ等に仕切られている。端
部の流動層セル（起動セル）１Ａと隣接セル１Ｂ
の間の多孔板の一部にはブラインド８が固着され
ている。流動層の上部には蒸発管３が、またその
下部には過熱管（または再熱管、以下同じ）４が
それぞれ配置されている。過熱管４は隣接セル１
Ｂ上の流動層以降に配置され、起動セル１Ａ上の
流動層部には設けられていない。起動セル１Ａ上
の流動層部には点火または助燃用のバーナ５が設
けられている。各セル１Ａ，１Ｂの下部には流動
用の空気供給管６が連結されている。多孔板２上
に設けられるブラインド８は、起動時に起動セル
１Ａ上の流動層の落ち込み（図中、９はそのスラ
ンピング面を示す）により、その燃焼域が隣接セ
ル１Ｂ上の流動層内の過熱管４に到達しないよう
な大きさに調整される。起動セル１Ａ上の流動層
の流動媒体のレベルは静止時に蒸発管３より下の
位置に調整されている。
上記構成において、起動セル１Ａ上の静止移動
層をバーナ５により点火し、自燃開始後、流動層
のレベルを上昇させ、通常の運用レベル（蒸発管
３より上のレベル）７Ａまで上昇させる。このと
き、隣接セル上の静止流動層まで流動燃焼が伝播
し、流動媒体の落ち込み（いわゆるスランピン
グ）を生じるが、多孔板の一部にブラインド８が
設けられているので、起動セル上の流動層から落
ち込んだ流動燃焼部が過熱管４まで到達せず、起
動時の過熱管のオーバーヒートを防止することが
できる。次いで隣接セル（追加セル）上の流動層
の流動を開始するが、スランピングによりかなり
流動化しているので、自燃中の起動セルのレベル
が急上昇しないように空気量が調整される。
層をバーナ５により点火し、自燃開始後、流動層
のレベルを上昇させ、通常の運用レベル（蒸発管
３より上のレベル）７Ａまで上昇させる。このと
き、隣接セル上の静止流動層まで流動燃焼が伝播
し、流動媒体の落ち込み（いわゆるスランピン
グ）を生じるが、多孔板の一部にブラインド８が
設けられているので、起動セル上の流動層から落
ち込んだ流動燃焼部が過熱管４まで到達せず、起
動時の過熱管のオーバーヒートを防止することが
できる。次いで隣接セル（追加セル）上の流動層
の流動を開始するが、スランピングによりかなり
流動化しているので、自燃中の起動セルのレベル
が急上昇しないように空気量が調整される。
上記実施例によれば、起動セル１Ａと隣接セル
１Ｂの間の多孔板の一部にブラインド８を設けた
ことにより、起動時のスランピングによる過熱管
４の焼損を防止することができる。また起動セル
１Ａの流動層の上部に蒸発管３を配置し、下部に
起動用のスペースを設けたことにより、起動時間
を短縮することができる。
１Ｂの間の多孔板の一部にブラインド８を設けた
ことにより、起動時のスランピングによる過熱管
４の焼損を防止することができる。また起動セル
１Ａの流動層の上部に蒸発管３を配置し、下部に
起動用のスペースを設けたことにより、起動時間
を短縮することができる。
以上、本発明によれば、起動セルと隣接セルの
間の多孔板をブラインドとしたことにより、起動
時のスランピングによる隣接セル内の過熱管（ま
たは再熱管）のオーバーヒート、焼損等を防止す
ることができる。
間の多孔板をブラインドとしたことにより、起動
時のスランピングによる隣接セル内の過熱管（ま
たは再熱管）のオーバーヒート、焼損等を防止す
ることができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す流動層ボイ
ラの要部断面図である。 １……流動層ボイラ本体、２……多孔板、３…
…蒸発管、４……過熱管、６……空気供給管、８
……ブラインド。
ラの要部断面図である。 １……流動層ボイラ本体、２……多孔板、３…
…蒸発管、４……過熱管、６……空気供給管、８
……ブラインド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 多孔板上に形成される流動層の起動部以外の
流動層内に伝熱管が配設された流動層炉の上記多
孔板下部のみを隔壁により複数分割し、該分割さ
れた複数セルの一のセル（起動セル）に流動化用
空気を吹き込んでその上の流動層を起動し、次い
で流動化用空気を順次隣接するセル（隣接セル）
に供給してその上の全流動層を起動させる流動層
ボイラにおいて、起動セルと隣接セルの間の多孔
板の一部をブラインドとしたことを特徴とする流
動層ボイラ。 ２ 特許請求の範囲第１項において、起動セル上
の流動層の上部に蒸発管を配設したことを特徴と
する流動層ボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7641981A JPS57192704A (en) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Fluid bed boiler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7641981A JPS57192704A (en) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Fluid bed boiler |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192704A JPS57192704A (en) | 1982-11-26 |
| JPH0444161B2 true JPH0444161B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=13604670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7641981A Granted JPS57192704A (en) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | Fluid bed boiler |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57192704A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122801A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-07-01 | バブコツク日立株式会社 | 流動層ボイラ装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52149639A (en) * | 1976-06-08 | 1977-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Fluidized reactor |
| JPS54122432A (en) * | 1978-02-06 | 1979-09-22 | Babcock & Wilcox Ltd | Fluid layer combustion apparatus |
-
1981
- 1981-05-22 JP JP7641981A patent/JPS57192704A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52149639A (en) * | 1976-06-08 | 1977-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Fluidized reactor |
| JPS54122432A (en) * | 1978-02-06 | 1979-09-22 | Babcock & Wilcox Ltd | Fluid layer combustion apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192704A (en) | 1982-11-26 |
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