JPS59164898A - 信号ピストル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空包を装填するマガジンを備え、空包に順次
に点火するためにそのマガジンが送シ掛金機構によって
こま送りされ石ようになされた信号または合図ピストル
に関する。このピストルは、少くとも１つの発火孔を介
して空包に連通するようになされたマガジンスライドを
有している。マガジンスライドには、信号ロケットや、
起爆、ホイツスル、号包などの薬筒を受容するための複
数の開口を有しているＯこの種のピストルは、通常、ガ
スピストルや、信号、合図または善報を発するためのピ
ストルであり、例えば信号ロケットなどの特定の薬筒を
発射または発火させるだめのものである。

従来のこの種のピストルは一般に、６ＩＩＩ＋１１のフ
ロベルト式発火薬筒およびガス筒を受容するためのマガ
ジンを備えている。通常約１５ｍの直径を有−ｔ、ｂ信
号°″ど１を発射す′め′・銃身に信号ロケットを受容
するだめの開口を有す゛る挿入体が装備されている０こ
の挿入体は、ねじ保合によって、あるいは締シ嵌合によ
ってピストルの銃身に取付けられる。次いで、挿入体の
開口に発射すべき信号ロケットを装填する。。

ピストルを作動させると、空包が点火火花を発し、発火
孔（この場合は銃身自体の孔）を通して信号ロケットに
着火する０ しかしながら、そのようなピストルの場合は、信号ロケ
ットを一発発射するたびに新しい信号ロケットを装填し
なければならないという欠点がある０従って、そのよう
な信号ピストルは、片手で操作するのに不便であり、迅
速な発射を行うことができない。

発明の概要 本発明の目的は、数発の信号ロケットをその都度装填す
る必要なしに連続的に、しかも、簡単な操作で発射する
ととができる信号ピストルを提供することである。

本発明の他の目的は、構造が簡単で、経済的に製造する
ことができる信号ピストルを提供することである。

略述すれば、本発明は、複数の空包を受容するための少
くとも１つのマガジンと、該マガジンに作動的忙係合す
ることができ、マガジンをこま送シするための送り掛金
と、信号ロケット等を受容するための複数の開口を有し
、前記マガジンと組合わされたマガジンスライドとから
成シ、該開口の各々は、発火孔′を介して前記マガジン
の空包の対応する１つに連通せしめられており、該各開
口の長手軸線は、はぼ垂直に、または僅かに前方へ傾斜
した方向に延長していることを特徴とする信号を提供す
る。

本発明によれば、ねじ係合などにより銃身に装着される
、単一の信号ロケット受容開口だけを有する挿入体に代
えて、数個の信号ロケット受容開口を有するマガジンス
ライドの形とした挿入体が設けられる。このマガジンス
ライドは、マガジンと一体に作動され、発射ごとに、即
ちピストルの引金を引くたびに慣用の送り掛金により１
こまづつ送られるので、数発の信号ロケット等を連続的
に発射することができる０数個の空包が対応する発火孔
を介し、て信号ロケット受容開口に連通される。好まし
い実施例では、マガジンの空包の数と同数の信号ロケッ
ト受容開口を設ける◇ 各開口の長手軸線をほぼ垂直に、あるいは僅かに前方に
傾けて延長させ、ることにより、ピストルをほぼ水平に
握れば、自動的に信号ロケットが正しい発射方向に向け
られるという利点が得られる。

もちろん、開口の長手軸線は水平に延長するようにして
もよい。その場合、空包は、マガジン内に上下に順次に
配列される＠開口の長手軸線は、所望に応じて他の傾斜
角に配向することもできる。

本発明の一実施例によれば、マガジンスライドの下面に
、１つまたは複数の案内レールと嵌合スる案内溝を設け
、それによってマガジンスライドを、信号や警報ショッ
トを発射するための標準ガスピストル等の握、り部分に
装着することができる０マガジンスライドおよびマガジ
ンは、信号ロケットを発射するたびに慣用の態様で送シ
掛金機構により水平方向後方へこま送シすることができ
る。前記案内ノ（−またはレールは、ベース部材を有す
るものとし、そのベース部材をピンによって握、り部材
に連結すること力ぶてきる。案内バーは、ベース部材の
長手側面に結合し、マガジンスライドの上記案内溝に嵌
合するようにする。

慣用のピストルは、互いにピンなどにより枢着された下
方部分即ち握９部分と上方部分と力λら成っているＯマ
ガジンは下方部分と上方部分の間で案内によって案内さ
れ、ピストルの下方部分から突出した送り掛金によって
こま送シされる。ピストルの発火は、握υ部分から突出
した撃鉄によって行われる。

従って、本発明の構成は、この種の慣用のピストルの握
り部分をそのまま利用することを可能に１、ヒ述のベー
ス部材をピンなどにより握り部分に連結することができ
る。

この信号または合図ピストルの下方部分即ち握り部分１
は、慣用の形態のものであシここでは詳しく説明する必
要はない０２は引金、５は握り部分１に突設された送り
掛金である。送シ掛金３は、順次にショットを発射する
ために後述するマガジンスライド５を送るための掛金の
役割を果す０４は撃針または撃鉄である。マガジン（弾
倉）スライドまたは支持部材５の形とした挿入体が握υ
部分１上に装着されているＯマガジンスライド５の下方
部分、には案内溝６，７（第２および３図）が形成され
ている。マガジンスライド５は、両側に垂直壁を備えた
ベース部材または本体８を介して握り部分１に連結され
る０これらの垂直壁には複数の孔が穿設されておシ、そ
れらに対応する孔が握り部分１にも形成されているＯこ
れらの孔にピンまたはロッド９を、通すことによってベ
ース部材８を握り部分１に結合することができる。この
結合方法は、在来のピストルに慣用されている方法であ
るＯ従って、本発明の信号ピストルには、在来の握り部
分を改変する必要なしにそのまま利用することができる
〇 ベース部材８は、また、その２つの垂直壁の頂部に沿っ
て連結した水平な案内バーまたは部材１０を有している
０好ましい実施例では、案内バー１０は、ベース部材８
と一体とし、案内レールを構成するようにする。マガジ
ンスライド５は、その案内ｌ！１ｉ１６，７を介して案
内バー１０に装着することができる。

空包１２を受答するためのマガジン（弾倉）１１は、マ
ガジンスライド５に作動的に連結されている。その連結
は、マガジンスライド５に設けられたピボットピン２４
′に組合わされたピボット連結機構１３を介して行われ
る０このようにして、マガジン１１は、マガジンスライ
ド５を握り部分、１から引出した後、下方へ枢動または
折たたむことができるようになされている〇この構成は
、使用ずみの空の薬莢を簡単に押出すことができるとい
う利点を提供する・即ち、マガジン１１を単に下方へ枢
動させれば、薬莢をピンまたはそれに類する工具を用い
ることによって前方へ押出すことができる〇 マガジン１１とマガジンスライド５との好適な連結を可
能にするために、マガジン１１の前端に上向き肩部１４
が設けられている。肩部１４は、マガジンスライド５の
前壁に係合するか、あるいは該スライドに形成された補
完形状の凹部１／Ｃｆｆ１合するようになされている０
マガジンスライド５に設けられた孔内に小さい止め球１
５を含む止め機構が配設されている。球１５嬬、スライ
ド５の孔の表面から僅かに突出し、ばね１６によって押
圧され、肩部１４の対応する表面に圧接した状態に維持
される０球１５をスライド５の孔内に保持するために、
球を孔内に装着した後孔の直径を縮小させる。この技法
は当該技術分野において周知である。かくして、球１５
は、ばね１６のばね力によシ肩部１４の後面に圧接され
、マガジン１１は、この位置で閉鎖状態に保持される。

マガジンスジ・イド５とマガジン１１を一体の構造とし
てもよい。その場合は、マガジンスライド５の下面に孔
を設けるだけでよい。

散発の弾丸を順次に発射するためのマガジンスライド５
の送りは、マガジン１１に設けられた歯１７と、送、！
７掛金３との協同によりマガジン１１を、従ってマガジ
ンスライド５を移動させることＫよって周知の態様で行
われ、−発発射されるたびにマガジンおよびマガジンス
ライドが１こまづつ後方へ（第１図に矢印で示される方
向）移動される。

第２および４図から明らかなように、マガジンスライド
５け、各列に４個づ′つ、２列の開口１８を有している
０これらの開口１８は、マガジン１１および各対応す之
空包１２の上方かつ側方に配置されており、開口１８と
それぞれ対応する空包１２とを連通ずる１、斜めに延長
した発火孔ないし起爆チャンネル１９が設けられている
。この構成は、小さいスペースに信号ロケットまたは薬
筒２０を受容するための多数の開口を設けることを可能
にする。もちろん、開口１８は１列配置としてもよい。

その場合は、開口をマガジン１１の真−ヒに配置するこ
とができる。実用上の観点からみて、マガジンスライド
およびマガジンの長さを所望に応じて選定することがで
きるので、図示の数よシ多数の空包１２、従って信号ロ
ケット２０を装填し直す必要なしに連続して発射するこ
とができるように構成することができる。第４図に示さ
れるように、発火孔１９は、それぞれ交互に右側の開口
１８と左側の開口１８に通じている。従って、図示の実
施例では、信号ロケット２０を次々に迅速に左右の列か
ら交互に空包１２の数と同数だけ発射することができる
０もちろん、人の注意を惹くように他のいろいろなタイ
プのロケットを用いることができ石０ マガジンスライド５を案内バー１０に沿って正確に案内
するため延、１個または数個、好ましくは２個の球２１
を横に並べて配置し、各球の側面にはね（図示せず）を
°圧接させ、先に述べだ球１５とばね１６の構成と同じ
機能を果すようにする０球２１は、対応する案内、＋＜
−１０゜の表面から僅かに側方に突出させて対応するス
ライド５の面に圧接させ、それによって、ピストルを斜
め位置に保持したときにはマガジンスライド５が案内バ
ー１０から滑り落らることかないようにする。ただし、
球２１の、スライド５０面に対する接触圧は、送シ掛金
３による適正な送シ動作を阻止することがないように定
める０ マガジン１１に空包１２を装填した後、マガジンスライ
ド５を握シ部分１上へ滑らせて装着する前または装着す
る際に装填された空包１２が落下するのを防止するため
に１例えば第３図に点線で示されるような合成材または
プラスチック材製のカバー２２を設けることができるＯ
この場合、空包１２をマガジン１１に装填した後マガジ
ンスライドを表裏逆にして保持した状態でカバー２２の
両側縁をスライド５の溝６および７に挿入する。次に１
．マガジンスライド５を第３図に示されるように正しい
位置に戻し、その前端から握り部分１上へ案内／（−１
０，１０に当てがって前方へ滑入させれば、案内）（−
ｉ　ｏ　、　ｉ’ｏがカバー２２を後方へ押出しながら
マガジンスライド５の溝６，７に嵌入する。

ただし、カバー２２は本発明の必須要件ではない。カバ
ーを使用しない場合は、各空包をそれぞれマガジン１１
内にプレス嵌めによって装填するように構成するか、あ
るいは、マガジンスライドを握り部分に滑らせて装着す
る際空包が落ちないようにピストルを逆さに保持するよ
うにすればよい。

第１図に示されるように、各開口１８の長手軸線はほぼ
垂直ないし前方に僅かえ傾斜して延長して訃り、好適な
発射角度が得られるようになされている０いろいろな種
類および直径の信号または合図ロケットを装填すること
ができるように開口１８は下方に向って僅かに径が小さ
゛くなる円錐形とするのが好ましいり マガジンスライド５は、ダイキャストアルミで製造する
ことができる。ダイキャストアルミは、大量、生産に適
した経済的材料であり、シかも、正確に成形することが
できる。

信号ロケット、起爆、ホイツスル、号鉋薬筒などのいろ
いろな直径のものを受容することができるように開口１
８を円錐形とする代シに、第５〜６図の一施例における
ようＫ、頂部案内２３を用いることもできる。頂部案内
２３は、マガジンスライド５の長手方向に開口１８の間
忙延設され、その下面には、その全長に亘って延長した
断面半円形の溝の形とした凹部２４が設けられている。

一方、凹部２４に対向して、マガジンスライド５に四部
２４と同じ長さで同じ径の半円形の溝の形とした凹部２
５が設けられている。案内２３の両端はね°じ２６によ
ってスライド５に固定されている０凹部２４と２５によ
って画定される空所には弱いコイルばね２７が配設され
、両端を案内２３のそれぞれの端部に固定されている０
案内２６の両側縁の、開口１８にオーバーラツプする部
分には、それぞれの開口１８に対応して、該開口の直径
よシ僅かに大きい径の側部円弧状切欠き２８が設けられ
ている。コイルばね２７の直径は、ばねの両側部が側部
切欠き２８内へ僅かに突出し、開口１８へ張出すように
定めてあ′る０これによって、いろいろ外直径の異る信
号ロケットが開口１８内にしつかシと保持される・なぜ
なら、ロケットが開０１８内へ挿入されると、ばね２７
がロケットによって押広げられ緊張されるからである〇
開口１８内へ張出したばね２７のばね作用により、ロケ
ットまたは薬筒の側面が側圧を受け、しっかりと保持さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の信号ピストルの側面図であり、一部は
第２図の線Ｉ〜■に沿ってみた断面図で示されている。 第２図は、第４図の線■−■に沿ってみた断面図、第５
図は、本発明の一実施例のマガジンスライドの正面図、
第４図はマガジンスライドの上からみた平面図、第５図
は本発明の別の実施例によるマガジンスライドの上から
みた平面図、第６図は第５゛図の線■−■に沿ってみた
断面図である。 図中、１は握り部分、３は送り掛金、５はマガジンスラ
イド、６．７は案内溝、８はベース部材、１０は案内バ
ー、１１はマガジン、１２は空包、１３　、２４’はピ
ボット連結機構、１４は肩部、１５は玉、１６はばね、
１８は開口、１９は発火孔、２２はカバー、２３は頂部
案内。 特許出願人 イーエムーグーイースポートジエラート　ゲーエムペー
ハー−、、ニー、’、ｒ 〜ｆ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　複数の空包を受容するための少くとも１つのマガ
   ジンと、該マガジンに作動的に係合することができ、マ
   ガジンをこま送りするための送り掛金と、信号ロケット
   等を受容するための複数の開口を有し、前記マガジンと
   組合わされたマガジンスライドとから成り、゛該開口の
   各々は、発火孔を介して前記マガジンの空包の対応する
   １つに連通せしめられており、該各開口の長手軸線は、
   はぼ垂直にまたは僅かに前方へ傾斜した方向に延長して
   いることを特徴とする信号ロケット等のだめの信号ピス
   トル。 ２）前記開口は、少くとも２列に配列して前記マガジン
   スライドに設けられている特許請求の範囲第１項記載の
   信号ピストル。 ３）前記開口の２列は平行な列であり、前記マガジンは
   、それらの列の下方で該２つの列の間に配置されておシ
   、前記空包と該開口とを連通ずる前記各発火孔′は斜め
   に延長している特許請求の範囲第２項記載の信号ピスト
   ル。 ４）　　前記ｇマガジンを前記マガジンスライドの下面
   に枢動自在に連結するためのピボット連結機構が設けら
   れておシ、該マガジンを該ピボット連結機構のピボット
   軸線の周シに枢動させることができるようにした特許請
   求の範囲第１項記載の信号ピストル。 ５）前記ピボット連結機構は、前記マガジンスライドの
   対応する後端面に延設された水平ピボットピンを含むも
   のであわ、前記マガジンの、該ピンのある側とは反対側
   の端部に、マガジンスライドの前端面と協同してクラン
   プ作用をするようになされた上向き肩・部が形成されて
   いる特許請求の範囲第４項記載の信号ピストル。 ６）前記マガジンスライドの前端面にばねと玉との組合
   せから成る止め部材が設けられており、該玉は、該前端
   面から所定量だけ突出しておシ、該ばねが該玉を前記上
   向き肩部に圧接させている特許請求の範囲第５項記載の
   信号ピストル。 ７）前記＝ガジ７響、イ、・。Ｔカ’にイ内溝ヵ８設、
   けられておシ、該ピストルの握り部分に連結することが
   できる少くとも１つの案内レールが設けられ、前記案内
   溝に摺動自在に嵌合するよう忙なされている特許請求の
   範囲第１項記載の信号ピストル。 ８）前記案内レールは、前記握り部分にピンによって連
   結されたベース部材と１．該ベース部材の長手側面に水
   平に延長する案内バーを備えており、該案内バーが、前
   記マガジンスライドの案内溝に摺動自在に嵌合するよう
   になされている特許請求の範囲第７項記載の信号ピスト
   ル０９）前記案内バーに、球とばねとから成る止め部材
   が設けられており、核球は、該案内バーの対応する表面
   から突出し、前記マガジンスライドに設けられた案内溝
   の対応する壁に該ばねによって圧接されるようになされ
   ている特許請求の範囲第８項記載の信号ピストヲ０ １０）前記案内溝は、前記マガジンスライドの下面に前
   記マガジンの側方に配置されており、前記マガジンに装
   填した空包を覆うためΩカバーを該案内溝に滑入させる
   ことが−できるようになされており、該カバーは、マガ
   ジンスライド全前記握り部分に滑り装着させるにつれて
   核案内溝から押出されるようになされている特許請求の
   範囲第９項記載の信号ピストル０ １１）前記複数の開口の間で長手方向に頂部案内が配設
   されておシ、該案内のＦ面には長手一方向に、延長する
   凹部が形成され、該開口にオーバーラツプする該案内の
   側縁部分には側部切欠きが形成さルており、前記凹部内
   に該側部切欠へはみ出すようにしてばねが配設されてい
   る特許請求の範囲第１項記載の信号ピストル。 １２）前記マガジンスライドとマガジンとは一体構造と
   １−て形成されている特許請求の範囲第１項記載の信号
   ピストル。