JPS5916484B2 - 不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法 - Google Patents

不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法

Info

Publication number
JPS5916484B2
JPS5916484B2 JP5390681A JP5390681A JPS5916484B2 JP S5916484 B2 JPS5916484 B2 JP S5916484B2 JP 5390681 A JP5390681 A JP 5390681A JP 5390681 A JP5390681 A JP 5390681A JP S5916484 B2 JPS5916484 B2 JP S5916484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separation membrane
membrane tube
separation
defective
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5390681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57167703A (en
Inventor
国男 島野
秀明 日置
正行 畑中
定美 永柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Momentive Performance Materials Japan LLC
Nagayanagi Co Ltd
Original Assignee
Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Toshiba Silicone Co Ltd
Nagayanagi Co Ltd
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Genshiryoku Jigyo KK, Toshiba Silicone Co Ltd, Nagayanagi Co Ltd, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Priority to JP5390681A priority Critical patent/JPS5916484B2/ja
Publication of JPS57167703A publication Critical patent/JPS57167703A/ja
Publication of JPS5916484B2 publication Critical patent/JPS5916484B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子力設備から発生する放射性希ガスを分離濃
縮する場合等に使用される中空膜分離モジュールの不良
品の欠陥を修正して再生する方法に関する。
一般にこの種の中空膜分離モジュールは第1図に示す如
く構成されている。
すなわち、1は筒状をなす本体であって、この本体1内
には多数の分離膜管2・・・・・・が挿通されている。
これら分離膜管2・・・・・・はシリコーンゴム、ポリ
エチレン、多孔質酢酸セルロース、多孔質エチルセルロ
ース、ポリメチルペンテン、ポリブタジェン、アクロン
、ポリエステル等ガス透過性の材料で形成され、細径の
中空管状をなしている。
そして、上記本体1の両端部内面と分離膜管2・・・・
・・の両端部外周面との間にはそれぞれ樹脂が充填され
、この本体の両端部を閉塞するとともに分離膜管2・・
・・・・の両端部を埋設密封して端末密封部3,3を形
成している。
そして上記分離膜管2・・・・・・の両端部はこれら端
末密封部3,3の端面にそれぞれ開口している。
そして、上記本体1の両端部にはそれぞれフランジ部4
,4が形成され、これらフランジ部4,4にはそれぞれ
端板部材5,5が取付けられている。
そして、上記端板部材5,5には供給ノズル6および排
出ノズル7が設けられ、また上記本体1の周壁部には透
過ノズル8が設けられている。
そして、分離すべき混合ガスは供給ノズル6から分離膜
管2・・・・・・内に加圧供給さべこの分離膜管2・・
・・・・内を通って排出ノズル7から排出される。
そして供給された混合ガスは分離膜管2・・・・・・を
通過する際にその一部がこれら分離膜管2・・・・・・
の管壁を透過して本体1内に流出し、透過ノズル8より
排出される。
そしてこの混合ガスが分離膜管2・・・・・・を透過す
る際には成分毎にその透過率が異なるため、排出ノズル
7、透過ノズル8から流出するガスの成分が変り、この
ようにして特定成分のガスを分離したり、あるいは特定
成分のガスを濃縮する。
ところで、このような中空膜分離モジュールを製造する
場合には多数の分離膜管2・・・・・・が使用されるが
、これらの分離膜管2・・・・・・の中には内部が閉塞
されている不良品が含まれている場合があり、また樹脂
を充填して端末密封部3,3を形成する際に分離膜管2
・・・・・・が閉塞されてしまうことがある。
そして、このように分離膜管2・・・・・・に閉塞部9
.9が形成されると、この閉塞された分離膜管2.2内
に供給された混合ガスはすべての成分ガスが一緒に透過
してしまい、分離能力が低下する不具合が生じる。
このため、従来はこのような分離膜管2・・・・・・の
閉塞等の欠陥が検査により発見された場合にはその分離
膜管2・・・・・・全体を廃棄しており、製品の歩留り
が悪い不具合があった。
本発明は以上の事情にもとづいてなされたもので、その
目的とすると斤ろは分離膜管閉塞の欠陥のある不良の中
空膜分離モジュールの欠陥を修正し、これを再生する方
法を得ることにある。
以下本発明を第2図ないし第6図に示す一実施例にした
がって説明する。
まず、第2図に示す如く分離膜管2・・・・・・に閉塞
部9,9のある不良の中空膜分離モジュールの一端側の
フランジ部4に端板部材5を取付け、他端側の端末密封
部3の端面に未硬化の接着剤10を塗布する。
この場合、接着剤10は端末密封部3の端面に押圧しな
がら塗布し、この未硬化の接着剤10が分離膜管2・・
・・・・の端部内に所定の深さまで充填されるようにす
る。
次に一端側に取付けた端板部材5のノズル6から第3図
に示す如く分離膜管2・・・・・・内に所定圧力のガス
を供給し、この圧力によって分離膜管2・・・・・・の
他端部内に充填されている未硬化の接着剤10を押し出
して除去する。
そしてこの場合、閉塞部9.9のある分離膜管2,2で
は加えられた圧力は他端部にまで伝わらないので、この
閉塞部9゜9のある分離膜管2,2の他端部内に充填さ
れている接着剤10は押し出されずそのまま残留する。
そして、この残留した接着剤10を硬化させ、この閉塞
部9,9のある分離膜管2,2の他端部を閉塞する。
次に第4図に示す如く一端側に取付けた端板部材5を取
外し、他端側に端板部材5を取付ける。
そして、前記と同様にして一端側の端末部材3の端面に
未硬化の接着剤10を塗布し、分離膜管2・・・・・・
の一端部内に未硬化の接着剤10を充填する。
そして第5図に示す如く、前記と同様にして端板部材5
のノズル7から所定圧力のガスを分離膜管2・・・・・
・内に供給し、これら分離膜管2・・・・・・の一端部
内に充填されている未硬化の接着剤10を圧力によって
押し出して除去する。
この場合、閉塞部9,9のある分離膜管2,2は圧力が
一端部まで伝わらないので、一端部内に充填されている
接着剤10は押し出されずにそのまま残留する。
そしてこの残留した未硬化の接着剤10を硬化させ、閉
塞部9,9のある分離膜管2,2の一端部を閉塞する。
そして、両方のフランジ部4.4に端板部材5,5を取
付け、再生を完了する。
そして、このようにすることにより閉塞部9,9のある
分離膜管2,2の両端部は接着剤10により閉塞される
ので、この閉塞部9,9のある分離膜管2,2内には分
離すべき混合ガスは流入しない。
したがってこのような閉塞部9,9のある分離膜管2,
2内に供給された混合ガスがすべての成分が一緒に透過
して分離能力が低下することはなく、再生、使用が可能
となるものである。
なお、本発明は上記の一実施例には限定されなG)。
たとえば本発明は製造時において欠陥が発見された製品
の再生に限らず、使用後に分離膜管閉塞の欠陥が発見さ
れあるいは欠陥が生じた場合の再生にも適用できるもの
である。
また、本発明はガス分離用のものに限らず、血液とガス
のような液−ガス間のガス交換用のものにも適用するこ
とができる。
上述の如く本発明は端末密封部の端面に未硬化の接着剤
を塗布上で分離膜管の端部を閉塞し、反対側の端末密封
部の端面から分離膜管内に圧力を供給して閉塞部のある
分離膜管以外の端部を閉塞している接着剤を除去し、閉
塞部のある分離膜管の端部に残留した接着剤を硬化させ
てこの閉塞部のある分離膜管の端部を閉塞するものであ
る。
したがって分離すべき流体が閉塞部のある分離膜管内に
流入することがないため、このような閉塞部のある分離
膜管内に供給された流体のすべての成分が一緒に透過し
て分離性能を低下させることが防止でき、分離膜管閉塞
の欠陥のある不良中空分離膜モジュールを再生使用でき
る等その効果は犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は中空膜分離モジュールの構造を示す縦断面図、
第2図ないし第6図は本発明の一実施例を工程順に説明
する中空膜分離モジュールの縦断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・分離膜管、3・・
・・・・端末密封部、5・・・・・・端板部材、9・・
・・・・閉塞部、10・・・・・・接着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状の本体と、この本体の両端部に設けられた端末
    密封部と、上記本体内に挿通され両端部が上記端末密封
    部を貫通しこれら端末密封部の端部に開口した複数本の
    分離膜管とを備えた中空膜分離モジュールの閉塞した分
    離膜管の欠陥を修正するものにおいて、上記端末密封部
    の端面に未硬化の接着剤を塗布してこの未硬化の接着剤
    を上記分離膜管の端部内に充填する工程と、反対側の端
    末密封部の端面から上記分離膜管内を加圧しこの圧力に
    よって閉塞された欠陥のある分離膜管以外の正常な分離
    膜管の端部内に充填された未硬化の接着剤を除去する工
    程と、上記閉塞された欠陥のある分離膜管の端部内に残
    った接着剤を硬化させてこの欠陥のある分離膜管の端部
    を閉塞する工程とを具備したことを特徴とする不良中空
    膜分離モジュールの再生方法。
JP5390681A 1981-04-10 1981-04-10 不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法 Expired JPS5916484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5390681A JPS5916484B2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10 不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5390681A JPS5916484B2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10 不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57167703A JPS57167703A (en) 1982-10-15
JPS5916484B2 true JPS5916484B2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=12955753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5390681A Expired JPS5916484B2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10 不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5916484B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57167703A (en) 1982-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4113627A (en) Process for making hermetically sealed filter units and filters made thereby
EP0679490B1 (en) Process for making hermetically sealed filter units
JPH05192542A (ja) スパイラル状巻回半透性膜カートリッジ並びにその製造方法及び一体型分離装置
CN113260448B (zh) 螺旋卷绕的过滤装置及其制造方法
US20020168491A1 (en) Hollow fiber membrane contactor and method for making same
JPS5916484B2 (ja) 不良中空膜分離モジユ−ルの再生方法
JPH0217924A (ja) 中空糸膜ろ過装置の逆洗方法
JPS60103971A (ja) 半透性中空フアイバを具備する装置
WO1985000989A1 (en) Improved dialyzer side ports and manufacturing method
JPH0884914A (ja) 中空糸膜モジュール
JPH08290043A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法及び中空糸膜モジュール
JPH0549875A (ja) 中空糸膜モジユール
JPS6362243B2 (ja)
JP3093841B2 (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法
JP2010221132A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法
JP2882649B2 (ja) 中空系膜モジュールの補修方法
JPH01145069A (ja) 中空糸型血液浄化装置およびその製造方法
JPH0447582B2 (ja)
JP2001252534A (ja) 中空糸膜モジュールおよび中空糸膜モジュールの製造方法
JPH05168867A (ja) 中空糸膜モジュ−ルの製造方法
JP3317467B2 (ja) 中空糸膜モジュ−ル
JPS6084106A (ja) スパイラル型流体分離装置の製造方法
JPS6090008A (ja) 中空糸型膜分離装置の製造方法
JPS59130503A (ja) 流体分離装置の製造方法
JP2003080038A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法