JPS59164470A - サ−モスタツト式の湯水混合栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、衛生機器のうち感温機能により湯温全自動
的に調節し得るサーモスタット式の湯水混合栓の改良に
関する〇 従来、ＩＴｋ！、温＼体に湯、水の温度差を感知させ、
その感応による作動により弁体ｔｐｔ・動させて流体を
制御する方式の湯水混合栓としては特開昭５７−１２７
１７１号公報の第２図（本願図面の第６図及び第６＆図
）のものがある。

上記第６図及び部分拡大の第６ａ図に就−て説明すると
、バルブ本体５０に′ｉ、軸方向−側に給湯室５１及び
給水室５２と中央に吐出部に連絡する混合氷室５８管備
え、この混合氷室５８を横断して軸方向にライナー６４
を装尤し、該ライナー５４の先端に水弁座５６？開口し
て前記給水室５２に連通ずるように構成し、他方の湯弁
座５７′ｆｔ：前記Ｍ湯室５Ｎｔｌ！ｌのバルブ本体δ
Ｏに開口したねじ孔５８の盲蓋５９の内側に設けて＋ｉ
＋＋記水弁外水弁座５６隔全狭くして制御弁体６０ｆ）
幅を短かくするように対応させると共に、水弁〃５６の
内側に臨ませた感温体ケース６１の端面に偏心した通孔
６２を設けて肖り記制御弁体６０の接散の通孔５５と連
通させ、この制御弁体６０は前記給湯￥５１と給水室５
２を区画する１９：１Ｗ６６の弁案内孔６８に介在させ
て＃、温体６４に対応させである。

上記のものにあっては、弁案内孔６８のシール径りと、
制御弁体６ｏのシール時の有効径Ｄ１七の間に径差があ
るのと、制御弁体６ｏ自体のｌ１ｌｌか著しく狭くしで
あることとも爪なり、通水時に流体の圧力全受けるとこ
の圧力が弁案内孔８８に大きく作用して制御弁体６ｏを
圧力の小さい側へ作動せしめてしまう致命的な欠陥かあ
った。また、１み温体ケース６１の内径と、感温体６４
の外径とり空間″ｒが必要以上に広く設けであるために
、この空１１１ＩＴを移動する流体は流１過多による流
速の遅滞により、感温体６４の感応作用全署しく鈍化さ
せ、さいては流ｉＮ整に手＋ｍが掛ったν、調整のため
に流失する湯水の損失企大きくするなどの不都合が多か
った。

この発明は、上記の問題全解決し、制御弁体と弁案内孔
との対応関係を安定させることにより、止水の精度を高
めて湯水の漏れを防止し、併せて感温体ケースと制動弁
体との対応関係により、切換時の温度変化に迅速に感応
させることを目的とする。

この発明の基本的な構成は、軸方向の一関ＶＣ錫通路と
水通路を互いの延長端が上下に１表るように設け、それ
ぞれ湯水の供給源に通じるバルブ本体を形成し、このバ
ルブ本体内の湯通路及び水通路に沿って偏心にしたライ
ナー挿口金膜け、該ライナー挿口に沿って混合水ジャナ
ツト及び湯水のジャケットを軸方向の同心に連設し、こ
のライナー挿口に、感温体を備えたＩみ温体ケース及び
温度調節機構を内装したライナーを挿入し、その感温体
と向き合せた制御弁体の径とシールの有効径と全等しく
シ、この制御弁体全前記ライナーの弁案内孔に融通自在
に嵌合すると共に、該制御弁体と対応する弁体を流量調
整用の把手軸にねじ送り自在に連結し、ｍｆｌ記感温感
温体ケース面に前記制御弁体と突き合わされる突起によ
り切欠き全般けると共に、感温体の端部を制御弁体の内
部に僅かに突出するように臨ませ、その感温体とライナ
ーの一端に結合した温度θ１實如機構の作動子とを弾力
的に係合させ、その作動子に対応するナツトの間のスプ
リングと、弁室に介在させた制御弁体及び弁体の間のス
プリングと全弾力的に均衡させると共に、その弁体と湯
水供給側の把手軸とをねじ送シ自在に結合させ、感温体
の温度感知による作動により両弁体を応動させて湯温の
調整及び湯水の流量を適宜Ｖｃ［＋できるようにしたも
のである。

以下、この発明の構成を図に塙づ―て詳細に詩明する。

こり発明の実施例は、第１図乃主第５図に示すようにバ
ルブ本体ｌは、横長で軸方向に偏心させた後記のライナ
ー挿０２及び該ライナー挿口２より大きい内径て吐出方
間に曲りる混合水ジャケット８と、潟ジャケット４及び
水ジャケット４′とを同心に連投し、該励ジャケット４
及び水ジャケット４の壁面にけ湯人口５及び水入口６を
それぞれ開口し、その水ジャケット４′及びｉｉ１記ラ
イナー挿口２の各外端に内径の異なるＬト、雌ねじの絵
′合部７゜７ａを設ける。か６］ＩＩ回路８及び水通に
、　９は、ｉう化パルプ本体１のｌｌ１ｌｔ方向−側に
平行して設け、この湯通路８及び水通ｈ９け隔壁１ｏ全
以って平行する部分を上下に分ルｆされており、それぞ
れ内部で前記湯人口５及び水入口６に別々に連通し、外
部で湯沸ｄ昔と水道配管にそれぞれ通じている。前記ラ
イ＋−１１は円筒状で、一端の７ラング部４１を円筒状
のナツト１６を介して前記バルブ本体１の螺合部７に取
付けられており、他端の螺合部７ｂにはプラグ１９を介
して把手軸２８を回転自在に支承すると共に、該把手軸
２８と弁室２ＯＫ介在させた弁体１７とを螺合９７０に
よりねじ送り自在に結合し、その弁室２０と前記水入口
６に通じる湯側の弁座１８との間に制御弁体１８’を介
在させ、該制御弁体１８は、そのスプリング座２１と前
記弁体１７のスプリング坐２１との間のスプリング２２
の付勢により前記弁ＶＭ１３側へ常時接圧するように対
応させ、前記制御弁体１８は円筒形を呈して両端面にリ
ング状にした湯側のシール１５及び水側のシール１５を
設けると共に、両シール１５１１５の有効径りと制御弁
体１８の外径とを等しくシ、この制御弁体１８１ｄ、前
記ライナー１１の湯人口す及び水入口６の中間に設けて
内径を制御弁体１８の外径とほぼ等しくした弁案内孔２
４に摺動自在に介在させである。前記ライナー挿口２は
、バルブ本体ｌの内周面に所要の間隔を設けて環状に突
出させた複数個所のシール部２８全介して前記ライナー
１１を、バルブ本体ｌに偏心に保持するように円筒状の
ナラ）１６を以ってバルブ本体ｌの螺合部７に取外し可
能に取付けである。

前記弁体１７け、把手軸２８を介してハンドル３８の操
作により、湯水の流通音Ｍｌ：続させるように連繋し、
制御弁体１８は、弁付１７の弾力的な用力を受けること
によって湯の流ｆｉ！全調節するように−１１の湯人口
５全経て：Ｉｆ、釦の増減と、同じく水入口６及び同６
′から前記制御弁体１８の内部を通　　　　゛す・該制
御弁体１８の内部に１０したｉＩ数個の通孔１４を経て
Ａ口１２に外する６ｉＣ棒の増蛾とを、後記のめど黒体
８０の作動に連繋して行なうように構成する。また、前
記弁体１７に作動させる把手旬１２８ね、Ｆｌｌ・記ラ
イナー１１の螺合部７ａに取付けたプラグ１９ａｉＣ血
退迎動自在に保持されている。別に設けた感温体ケース
２６は、第２図及び第５図に示すように前記制御弁体１
８と向合う流体の人口側の周縁に、籾数個所の突起２７
及び各突起２７による切欠き２７′を設けて制御弁体１
８による弁口１２の開弁初期または閉弁間際に於ける後
記の感１品体３０による感ｉＭ度を高めるように禍′成
し、このｙ温体ケース２ｆ３に液体または気体の感温媒
体を充填した通常のＩＩｒＩｒ温感温体８０体的に結合
させると共に、その感温部の先端が前記各突起２７より
長く伸びて前記制御弁体１８と向合ったときに該制御弁
体１８の弁口１２の内部へ所要長さ進出するようにした
対応関係と、作動室２９へ人口側から流入した流体が出
口４０．４０へ矢印Ｐ３のように＋ＩＩＩ＃）抜ける間
に、該作動室２９と感温体３０との狭隘な流りにより流
量を絞られる対応関係とによって感温体８０の温度ｌみ
知の性能全高められるように連繋させ、この感温体ケー
ス２６は０１１記ライナー１１の作動￥２９＆に摺動自
在に介在されている。温度調節用の把手軸２３は、第２
図に示すようにバッキング押え８８を介してライナー１
１の螺合ｇ（（７ｅに取付け、この把手軸２８と作動子
８２とは互いの雄スプライン都３５及び雌スプライン都
８６を以って結合されるスプラインｆＡ８５及び雌スプ
ライン都８６を有するナツト１６’を介してｎＩ〕記ナ
ツト１６に結合されており〜前記プラグ１９ｂと作動子
８２のＩ′ＩｔＩにスプリング２２全介在させ、このス
プリング２２′は、ｎＩＪ記ＩＩ８濡体８０が、作動室
２９を通１１４する流体の温度に感応して制御弁体１８
全応動させ、こり制御弁体１８の作動により湯、水音自
動的に増減するように連繋させである。そのスプリング
２２′の弾力は、１感温体８ｏと共に矢印Ｐ方向へ移動
する１ｅ温体ケース２６Ｖｃよって押圧されながら制御
弁体１８を支えている前記スプリング２２の弾力と均衡
に対応させて温度調節機構３７を構成する。

なお、前記把手軸２３′のバッキング押え３３と、把手
軸２８′との間に安全装置（図示省略）の押ボタン８４
全設けである。

いま、＼Ｘ濡ザ調節機構８７の弁体１７及び制御弁体１
８の向合った対応関係が第２図の位置にあるとき、熱湯
は第１図及び第８図に示す矢印Ｐ１のように湯通銘８全
通って端末に開口する混入口５を経て第２図の湯ジャケ
ット４に達し、その向合う側に開口するライナー１１周
面の混入口５から弁体１７及び制御弁体１８の間の隙間
を経て制諌弁体１８の内部に進入し、該制御弁体１８の
内端面に開口する各通孔１４′及び各通孔１番と通じて
いる弁口１２、さらにこの弁口１２と向合っている感温
体ケース２６０人口を通って該感湿体ケース２６の作！
！ＩＪ￥２９に達し、該作動室２９の内壁面に沿って狭
いｌｉｉ］ｖＡを残す程度に作動室２９に介在する感温
体８００表面全浸音列がら出口４０側へ移動して先付の
ものから該出口４０を通り、この出口４０と対向するラ
イナー１１の出口４０全紗で混合水ジャケット８へ進出
し、該混合水ジャケット８と通じている蛇口８９から熱
湯を放出する。

この熱湯供給中に、その温度全作動室２９内で感知した
恣ｔｈｈ体３０は、その感応特性及び作動室２９の内壁
との間隔的な対応関係により迅速に作動するので、との
ｌμ温体３０と一体の感温体ケース２６が同一方向へ同
様に移動し、感温体ケース２６の端面と第２図のように
接触している制御弁体１８を同一方向へ押圧する。した
がって制御弁体１８と弁体１７との間隔が適宜に狭めら
れ、反対側の制御弁体１８と弁口１２との１１１隔が広
げられるので、矢印Ｐ２の紅路で水ジャケット４に透し
て瞬る冷水が水入口６．６から弁口１２に進出し、この
弁口１２′ｆｔ経て前述のように感温体ケース２６０作
動室２９を通過する間に、先の熱湯と適宜に混合されな
がら出口４０．４０及び混合水ジャクケラト８全糾て蛇
口３９へ流出する。この際、制御弁体１８のシール１５
が弁座１３から僅かに離脱した時点では、水入口６から
流入する冷水は碕濡体ケース２６０端の突起２７による
切欠き２７′から逸早く作動ｇ２９Ｖｃ進入するので、
感温体８０は冷水流入による温度低下全敏速に感知して
ｎｉｔ記と反太ｊ方向へ迅速に応動し、制御弁体１８と
弁体１７との間隔を自動的にｍｒｌｉｉＬ−て適温の温
湯を蛇口８９から供給する。この温度調整中の感温体８
０け、その端部の案内子８１を介して弾力的に係合され
ている作動子８２に支えられているのと、弁体１７と１
ｌＩ１１Ｂ弁体１８の闇を融通自在に分離しているスプ
リング２２．２２の弾力的均衡により作動するので、温
度調整は容易であるが、さらに微調整を必要とするとき
は、ハンドル８８を操作して把手軸２８をねじ込み方向
へ回転させると、その雄スプラインｓ８５と係合するプ
ラグ１９ｂが矢印Ｐ方向へ移動してスプリング２２′全
圧縮し、その圧力を作動子８２を介して感温体ＳＯに加
え、該感温体８０の作動範囲を縮少して微ｒｌｉ整全行
なう。

次に、湯水の使用を滅魚するためにハンドル８８を所定
の方向に操作し、弁体１７を以って制御弁体１８を弁座
１３側へ加圧して混入口５′及び水入に ／１Ｙ−′ 口６を狭隘した場合に、制御弁体１８は、その外径りと
シール１５．１５’の作用詩り有効径を等しくすること
により、外径りとシール１５．１６の有効径に受ける圧
力を等しくしたので、制御弁体１８は、湯と水の圧力差
によって容易に変動することがなり。従って設宏温度韻
を安定的に維持できる。

また、経年使用により弁体１７．制御弁体）８゜弁室２
０及び弁座１８など相互の対応面に湯水の垢とか異物か
介在して湯温の微Ｊ、を整を阻害するようなときは、ハ
ンドル８８全操作して弁体１７を進退方向へ数回往復さ
せながら結水すれば湯水の垢とか異物全容易にυト除で
きる。

なお、湯水全停止するにはハンドル８８をねじ込み方向
へ操作すれば、第２図に示す把手軸２３か矢印Ｐの逆方
向へ移動し、その端面により弁体１７全ｊｔｉｌｌ　ａ
弁体１８側へ押付けるので、熱湯は弁口１２の一次圧側
で、冷水は水ジャケット４の一次圧側で、いずれも別々
に止水されて待機する。

この発明は、上記の構成であるから、以下の利点全有す
る。

（１）　　熱湯及び冷水全何れも一次圧側で別々に止水
するので、圧力に勝る冷水が湯帥器へ逆流したり、その
温度低下による熱量の損失とか他人を消してしまう危険
を未然に防止できる。

（功　制御弁体はその外径と両端に設けたシールの作用
時の有効径とを等しい径にすることにより、外径とシー
ルの有効径に受ける圧力全等しくしたので、制御弁体１
８は、湯と水の圧力差によって容易に変動せず、ひいて
は設定温度値を安定的に維　４□持できる。

（８）弁体と把手軸を螺合部によりねじ送り自在に連結
したので、弁体、制御弁体、弁室及び弁座など相互の対
応面に湯水の垢が付着したり、異物が引掛って湯温の微
調整を阻害するようなときには、ハンドル全操作して弁
体全進退方向へ数回往復連動させながら給水することに
より、湯水の垢とか異物全簡単に排除できる。

（→　感温体ケースの制御弁体と向合う端ｍＩに、複数
個の突起による切欠きを設けると共に感温体ケースの作
動室と、感温体との間隙を流体の流通に差支えない程度
に可能な限り狭隘にしたので、急激なハンドルの切換え
にも感湿体を敏感に応動させて温度調整全円滑に行なう
ことができる。

（５）　　従来のものと比較してハンドルの誤操作を皆
無にできるはかりでなく、簡略な機構による生産性の向
上、ひいては輸送、包装などの原曲過程の経費を大幅に
節減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明バルブ本体の一部破〜］した平面図、
第２図は、正１面図、第８図（イ）は、第１図のＡ−Ａ
線の断面図、（ロ）は第２図のＢ−Ｂ線の断面図、（ハ
）蝶同じく０−０線の断面図、第４図（イ）。 （ロ）は、制御弁体の拡大断面図及び側面１゛４、第５
図は、感温体ケースの一部破断した拡大側面＠視図、第
６図及び第６ａ図は、従来技術の詩明図である。 （主要部分の符号の説明） １−一一一パルブ本体　２−一一一うイナー挿ロ８−−
−−混合水ジャケット ４−−−−？ｉｈジャケット　４−〜−−水ジャケット
８−−−−湯通路　　　　９−−一一水通トｒ１１−−
−−ライナー　１２−−−一部　ロ１Ｂ−−−−弁　座
　１５，１５−−−−シール１　？　−−−一部　体　
　１８−−−一制御弁体１９ｂ−−−−プラグ　２０−
−−一部　室２３．２３−−−一把手軸 ２６−−−−恣温体テース　２　？　−−−一部　起２
７’−−−−切欠き　　２９−−−一作動室３（ノー一
−一愁温体　　８１−−−一案内子８２−−−一作動子 ８７−−−一温度調節機構 特許出願人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　湯人口、水入口及び両人口に通じる弁室を備
   えると共に、感温体を内装する感温体ケースを作動室に
   摺動自在に介在させたライナー全段け、このライナーを
   、バルブ本体の湯通銘、水通路に通じる湯ジャケット、
   水ジャケット及び混合水ジャケットなどに包囲されたラ
   イナー挿口に装着したことを特徴とするサーモスタット
   式の湯水混合栓。 ＋２）　　ｆＩｉＪ、ｉｔ！湯人口、水入口及び感温体
   ケースの作動室に曲じる弁室に制御弁体と流ｉＩｔ繊整
   側の把手軸にねじ送り自在に連結した弁体とを反撥方向
   に弾装した特許請求の範囲第１項記載のライナー。 （８）　　両端面に、湯側の弁体の弁座に対応するシー
   ル及び水側の弁座に対応するシールを備え、この両シー
   ルの作用時の有効径と、この両シール間の外径とを等し
   絶径にしたことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
   の制御弁体。 （尋　端面に複数突起による切欠きを備えた作動室に、
   所要の感温媒体による感温体を内装し、該感湿体の外径
   と作動室との間隙を流体の流通性を阻害しない程度に狭
   隘にすると共に、感温体の端部を制御弁体の弁口に僅か
   に臨ませるように対応させた特許請求の範囲第１項記載
   の１鉄部体ケース。 （５ン　　一端に、前記感温体の案内子と弾力的に対応
   させた作動千全有するプラグ全内装し、該プラグと温度
   ９１１節用の把手軸とを軸方向の往復運動自在に連繋さ
   せて湯温を微調整できるように介在させた特許請求の範
   囲第２項記載のライナー。