JPS59163701A - 自動車用前照灯 - Google Patents
自動車用前照灯Info
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- JPS59163701A JPS59163701A JP3724583A JP3724583A JPS59163701A JP S59163701 A JPS59163701 A JP S59163701A JP 3724583 A JP3724583 A JP 3724583A JP 3724583 A JP3724583 A JP 3724583A JP S59163701 A JPS59163701 A JP S59163701A
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- Japan
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- light
- area
- paraboloid
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- reflected
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用前照灯に係り、特KH6ノ\ロゲンラ
ングやC−6/C−6ランプなどのように、光軸と直角
な水平方向のフィラメントを有するランプを光源として
用いた自動車用前照灯に関するものである。
ングやC−6/C−6ランプなどのように、光軸と直角
な水平方向のフィラメントを有するランプを光源として
用いた自動車用前照灯に関するものである。
第1図はこの種の自動車用前照灯の1例としてH6ハロ
ゲンランプを用いた自動車用前照灯を示し、図示したz
−2軸は当該前照灯の光軸である。
ゲンランプを用いた自動車用前照灯を示し、図示したz
−2軸は当該前照灯の光軸である。
図示の従来例は合成樹脂製のランプハウジング1の内面
に反射面を設けてリフレクタ2を構成している。上記の
ランプハウジング1とリフレクタ2とが別体に構成さり
、ている例もある。
に反射面を設けてリフレクタ2を構成している。上記の
ランプハウジング1とリフレクタ2とが別体に構成さり
、ている例もある。
上記のりフレフタ2は回転放物面に形成され、その焦点
付近KH6ハロゲンラング3を設けるとともに、その前
方開口部を覆ってレンズ4が取り付けられている。
付近KH6ハロゲンラング3を設けるとともに、その前
方開口部を覆ってレンズ4が取り付けられている。
第2図は上記のH6ハロゲンランプを前方側から矢印A
方向に見た外観図であり、図示のX−x軸は自動車の車
体に装着した場合の左右方向、Y−yaは同じく上下方
向を示している。
方向に見た外観図であり、図示のX−x軸は自動車の車
体に装着した場合の左右方向、Y−yaは同じく上下方
向を示している。
H6ハロゲンランプ3VCはメインフィラメント3aと
丈プフィラメント・3b tが設けられており、メイ7
フイラメン) 3aの光は主として夜間走行用の主投光
に用いられ、サブフイラメン) 3bの光は主として対
向車と擦れ違う際に自己車線を照明するための補助投光
に用いられる。このため、サブフイラメン) 3bの上
方に遮光板3c が設けられている。
丈プフィラメント・3b tが設けられており、メイ7
フイラメン) 3aの光は主として夜間走行用の主投光
に用いられ、サブフイラメン) 3bの光は主として対
向車と擦れ違う際に自己車線を照明するための補助投光
に用いられる。このため、サブフイラメン) 3bの上
方に遮光板3c が設けられている。
上記のりフレフタ2は、従来一般に単一の回転放物面で
構成されているので、メインフイラメン) 3aから出
た光もサブフイラメン) 3bから出た光も、光軸Z−
ZK沿ってほぼ平行に正面前方へ反射される。このため
、レンズ4をプリズムレンズに構成して、リフレクタに
よる反射光全若干下方に向けると共に左右に拡散しなけ
り、ばならない。
構成されているので、メインフイラメン) 3aから出
た光もサブフイラメン) 3bから出た光も、光軸Z−
ZK沿ってほぼ平行に正面前方へ反射される。このため
、レンズ4をプリズムレンズに構成して、リフレクタに
よる反射光全若干下方に向けると共に左右に拡散しなけ
り、ばならない。
H6ハロゲンランプ以外のランプであっても、X−X軸
とほぼ平行なフィラメントを有するランプにおいては同
様の問題がある。
とほぼ平行なフィラメントを有するランプにおいては同
様の問題がある。
レンズ4に形成したプリズムで、リフレクタによる反射
光を下方に向けるには上下に4°〜6°のステップ全般
ける必要があり、これに加えて左右に拡散するための水
平方行のRを設けねばならないので、レンズ肉厚が大き
くなり、ライザーも太きくなる。このため、(1)レン
ズ成形性が悪く、(11)ライザーからの光ダマリ、ム
ラなどのため配光上不利であり、(ii+)肉厚感があ
ってクリアー感が無いため商品価値が低いという不具合
を生じる0こうした不具合を解消するため、リフレクタ
による反射光がほぼ所望の配光パターンを形成するよう
に、リフレクタを複雑な多段共焦点形VC構成した前照
灯、及び、リフレクタを放物線形円筒に近似する多数の
曲面群で構成した前照灯なども提案されているが、リフ
レクタの反射面形状が複雑であるため製造コストが割高
になる上に製品品質の均一性の維持が容易でないという
不具合がある。
光を下方に向けるには上下に4°〜6°のステップ全般
ける必要があり、これに加えて左右に拡散するための水
平方行のRを設けねばならないので、レンズ肉厚が大き
くなり、ライザーも太きくなる。このため、(1)レン
ズ成形性が悪く、(11)ライザーからの光ダマリ、ム
ラなどのため配光上不利であり、(ii+)肉厚感があ
ってクリアー感が無いため商品価値が低いという不具合
を生じる0こうした不具合を解消するため、リフレクタ
による反射光がほぼ所望の配光パターンを形成するよう
に、リフレクタを複雑な多段共焦点形VC構成した前照
灯、及び、リフレクタを放物線形円筒に近似する多数の
曲面群で構成した前照灯なども提案されているが、リフ
レクタの反射面形状が複雑であるため製造コストが割高
になる上に製品品質の均一性の維持が容易でないという
不具合がある。
不発明は上記の事+Wに鑑みて為きれ、簡単な構成のり
フレフタにより、X−X1+[平行なフィラメントの光
を上下方向に関してほぼ所望の配光パターンに反射し得
る前照灯を提供することを目的とする。上記のように、
反射光が上下方向に関してほぼ所望の配光パターンにな
れば、レンズはこh−4左右に拡散すれば・足り、従っ
てレンズの成形性が良く、レンズのコストが安(、配光
上の不利が無く、商品価値を高めることができるように
なる。
フレフタにより、X−X1+[平行なフィラメントの光
を上下方向に関してほぼ所望の配光パターンに反射し得
る前照灯を提供することを目的とする。上記のように、
反射光が上下方向に関してほぼ所望の配光パターンにな
れば、レンズはこh−4左右に拡散すれば・足り、従っ
てレンズの成形性が良く、レンズのコストが安(、配光
上の不利が無く、商品価値を高めることができるように
なる。
上記の目的を達成するため、本発明は、リフレクタの反
射面を区分して、(+)右上部と左下部との組よりなる
区域、及び、(11)左上部と右下部との組よりなる区
域のいずれか一方の組の区域(以下、特定区域という)
を定め、上記の特定区域以外は回転放物面で構成し、か
つ、特定区域は上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点
装置くと共に上記の回転放物面の焦点軸よりも下向きの
焦点@を有する回転放物・面で構成し7たことe%徴と
する。ただし特定区域として上記の(1)項の区域を用
いるか(11)項の区域を用いるかは、当該前照灯を装
備した自動車を使用すべき地域の道路交通法規(右側通
行か左側通行か)に基づいて定める。
射面を区分して、(+)右上部と左下部との組よりなる
区域、及び、(11)左上部と右下部との組よりなる区
域のいずれか一方の組の区域(以下、特定区域という)
を定め、上記の特定区域以外は回転放物面で構成し、か
つ、特定区域は上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点
装置くと共に上記の回転放物面の焦点軸よりも下向きの
焦点@を有する回転放物・面で構成し7たことe%徴と
する。ただし特定区域として上記の(1)項の区域を用
いるか(11)項の区域を用いるかは、当該前照灯を装
備した自動車を使用すべき地域の道路交通法規(右側通
行か左側通行か)に基づいて定める。
次に、本発明の一実施例を第3図乃至第12図について
説明する。
説明する。
第3図は本発明の1実施例におけるリフレクタ2′の正
面図、第4図は上記リフレクタ2′のY−Y11j’r
面図、第5図は同じ<X−X断面図である。第6図は上
記のりフレフタ2′ヲ備えた自動車用前照灯の垂直縦断
面図である。
面図、第4図は上記リフレクタ2′のY−Y11j’r
面図、第5図は同じ<X−X断面図である。第6図は上
記のりフレフタ2′ヲ備えた自動車用前照灯の垂直縦断
面図である。
第3図に示すごとく、リフレクタ2′の反射面に左上部
。Plと右下部P2とを設定する。2aはランプ装着用
の開口部である。
。Plと右下部P2とを設定する。2aはランプ装着用
の開口部である。
上記の如く設定した左上sP1と右下sP2とからなる
特定区域以外の区域をP3と名利ける。
特定区域以外の区域をP3と名利ける。
上記の23区域の反射面は、第4図に示すように、垂直
断面が放物線p3となるような回転放物面に構成する。
断面が放物線p3となるような回転放物面に構成する。
上記の23区域の回転放物面は当該前照灯の光軸z−2
を焦点軸とするように構成する。図示のFは焦点距離、
fは焦点位置である。第6図に示すようIl′il″H
6ハロゲンランブ3はそのメインフイラメン)3aiは
ぼ焦点位置f[一致させて設置する。
を焦点軸とするように構成する。図示のFは焦点距離、
fは焦点位置である。第6図に示すようIl′il″H
6ハロゲンランブ3はそのメインフイラメン)3aiは
ぼ焦点位置f[一致させて設置する。
そして、特定区域P1及びP2は、第4図に示すごとく
(本図にはPlのみ現わされている)、前記の焦点位置
f6通り、光軸Z−Zff対して角θだけ下方に偏らせ
た軸Z′ヲ焦点軸とし、焦点位置を上記のfと一致させ
た回転放物面に形成する。pznその垂直断面のなす放
物線である。本例においては上記の角θの位は2.5°
である。本発明を実施する場合、角θを1°〜4°に構
成すると好結果が得られる。
(本図にはPlのみ現わされている)、前記の焦点位置
f6通り、光軸Z−Zff対して角θだけ下方に偏らせ
た軸Z′ヲ焦点軸とし、焦点位置を上記のfと一致させ
た回転放物面に形成する。pznその垂直断面のなす放
物線である。本例においては上記の角θの位は2.5°
である。本発明を実施する場合、角θを1°〜4°に構
成すると好結果が得られる。
以上のように構成したりフレフタ2′ニよって、焦点f
付近から発した元が反射されたときの光路を次に説明す
る。
付近から発した元が反射されたときの光路を次に説明す
る。
前記のとと<、狩g区域(P1+P2)の回転放物面の
焦点軸z’rrs、上下方向に角θだけ振れているが、
左右方向には振れていないので、光路の平面投影は@5
図の如くになり、P3の回転放物面による反射光矢印V
も、Plの回転放物面による反射光矢印りも、共に光軸
Z−2と平行に前方正面に向かう。
焦点軸z’rrs、上下方向に角θだけ振れているが、
左右方向には振れていないので、光路の平面投影は@5
図の如くになり、P3の回転放物面による反射光矢印V
も、Plの回転放物面による反射光矢印りも、共に光軸
Z−2と平行に前方正面に向かう。
しかし、上記の如< Pt + P2の回転放物面の焦
点軸が角θだけ下方に振れているため、これらの判定区
域Pi + P2の回転放物面で反射した光矢印りの立
面投影は、第4図に示すように角θだけ下方に向けて反
射される。その他の区域P3の回転放物面による反射光
矢印2は水平に反射される。
点軸が角θだけ下方に振れているため、これらの判定区
域Pi + P2の回転放物面で反射した光矢印りの立
面投影は、第4図に示すように角θだけ下方に向けて反
射される。その他の区域P3の回転放物面による反射光
矢印2は水平に反射される。
第7図に斜線を付して示したEmt u 、Pi 区域
の回転放物面で反射てれたメインフィラメントの光の配
光エリアである。斑点−を付して示した一〇は対比のた
めに付記したもので、21区域の回転放物面の焦点軸2
/=1下方に振らなかった場合の配光エリアである。図
において左右の線H−Hおよび上下の線■−■に付記し
た数字は光軸z−2に対する振れ角(単位度)を示して
いる0 第8図に斜線を付して示したESlは、21区域の回転
放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリア
である。斑点を付して示したEs□は21区域の回転放
物面の焦点軸z′ヲ下方に振らなかった場合の配光エリ
アである。
の回転放物面で反射てれたメインフィラメントの光の配
光エリアである。斑点−を付して示した一〇は対比のた
めに付記したもので、21区域の回転放物面の焦点軸2
/=1下方に振らなかった場合の配光エリアである。図
において左右の線H−Hおよび上下の線■−■に付記し
た数字は光軸z−2に対する振れ角(単位度)を示して
いる0 第8図に斜線を付して示したESlは、21区域の回転
放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリア
である。斑点を付して示したEs□は21区域の回転放
物面の焦点軸z′ヲ下方に振らなかった場合の配光エリ
アである。
第9図に斜線を付して示したEm2ば、22区域の回転
放物面で反射さり、たメインフィラメントの光の配光エ
リアである。斑点を付して示したEm6は対比のために
付記したもので、22区域の回転放物面の焦点軸2/−
1,下方に振らなかった場合の配光エリアである。
放物面で反射さり、たメインフィラメントの光の配光エ
リアである。斑点を付して示したEm6は対比のために
付記したもので、22区域の回転放物面の焦点軸2/−
1,下方に振らなかった場合の配光エリアである。
第10図に斜線を付して示したES2は、pz区域の回
転放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したEs6は22区域の回転
放物面の焦点軸z′全下方に振らなかった場合の配光エ
リアである。
転放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したEs6は22区域の回転
放物面の焦点軸z′全下方に振らなかった場合の配光エ
リアである。
本実施例においては、上述のごとく特定区域(pi及び
Pz )の回転放物面による反射光が水平よりも下方に
向いており、特定区域以外の23区域の回転放物面によ
る反射光は水平となる。従って、これらの反射光をレン
ズで左右に拡散略せると、メインフィラメントの光は容
易に第11図のような配光パターンICなり、サブフィ
ラメントの光(1容易に第12図のような配光パターン
となる。
Pz )の回転放物面による反射光が水平よりも下方に
向いており、特定区域以外の23区域の回転放物面によ
る反射光は水平となる。従って、これらの反射光をレン
ズで左右に拡散略せると、メインフィラメントの光は容
易に第11図のような配光パターンICなり、サブフィ
ラメントの光(1容易に第12図のような配光パターン
となる。
第11図に示したEllll + 2は、第7商に示し
たエリアFJn1の反射光と第9図に示したエリアEm
2の反射光とによって形成される投射光のエリアである
。
たエリアFJn1の反射光と第9図に示したエリアEm
2の反射光とによって形成される投射光のエリアである
。
また、第11図のエリア飾3ば、メインフィラメントの
光がリフレクタの23区域で反射された光によって形成
される投射光のエリアである。
光がリフレクタの23区域で反射された光によって形成
される投射光のエリアである。
第12図に示したES112は、第8図に示したエリア
Es1の反射光と第10図に示したエリアES2の反射
光とによって形成される投射光のエリアである。
Es1の反射光と第10図に示したエリアES2の反射
光とによって形成される投射光のエリアである。
また、第12図のエリアEsaは、サブフィラメントの
光がりフレフタの23区域で反射された元によって形成
される投射光のエリアである。
光がりフレフタの23区域で反射された元によって形成
される投射光のエリアである。
以上に説明したように1本実施例の自動車用前照灯にお
いてに、リフレクタ2′で反射ζ)またサブフィラメン
トの光が第8図のエリアEs1及び第10図のエリアE
s2のごとく下向き方向となるので、これらの反射光を
レンズにより第12図の投光エリアES1+2のどさく
調整する場合、反射光を更に下方に屈折させるためのプ
リズムを設ける必璧が無く、左右に拡散させるためのR
を設ければ足りる。
いてに、リフレクタ2′で反射ζ)またサブフィラメン
トの光が第8図のエリアEs1及び第10図のエリアE
s2のごとく下向き方向となるので、これらの反射光を
レンズにより第12図の投光エリアES1+2のどさく
調整する場合、反射光を更に下方に屈折させるためのプ
リズムを設ける必璧が無く、左右に拡散させるためのR
を設ければ足りる。
そして、上記のように構成したレンズによりメインフィ
ラメントから出た光を拡散させると第11図のように所
望の主投光配光パターンが得らね、る。
ラメントから出た光を拡散させると第11図のように所
望の主投光配光パターンが得らね、る。
以上詳述したように、本発明によね−ば、X−X軸に平
行なフィラメントe有する自動車用前照灯において、リ
フレクタによる反射光が上下方向に関してほぼ所望の配
光パターンとなるので、こhを調整するためのレンズ構
成が簡単で済み、レンズの成形性が良く、レンズのコス
トが安く、配光上の不利が無く、シかも外観的篩品価値
を高め得るという優れた実用的効果を奏する。
行なフィラメントe有する自動車用前照灯において、リ
フレクタによる反射光が上下方向に関してほぼ所望の配
光パターンとなるので、こhを調整するためのレンズ構
成が簡単で済み、レンズの成形性が良く、レンズのコス
トが安く、配光上の不利が無く、シかも外観的篩品価値
を高め得るという優れた実用的効果を奏する。
第1図はH6ハロゲンランプを用いた自動車用前照灯の
垂直縦断面図、第2図は上記のH6ノ・ロゲンランプを
第1図の矢印A方向に見た外観図、第3図乃至第12図
は本発明の一実施例を示し、第3図はりフレフタの正面
図、第4図は同X−X断面図、第5図は同X−X断面図
、第6図は垂直縦断面図、第7図乃至第10図はりフレ
フタによる反射光の配光パターンを示す図表、第11図
及び第12図はレンズ全通過した光の配光パターンを示
す図表である。 1・・・ランプハウジング、2,2′・・・リフレクタ
、2a−−−ランプ装着用の開口部、3・・・H6ハロ
ゲンランプ、3a・・・メインフィラメント、3b・・
・サブフィラメント、3c・・・遮光板、4.4’・・
・レンス〇特許出願人、市光工業株式会社 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第1 図 第2図 aY 第4図 第7ト1 第8図 第91 第10図 第u i契 第12図 Es、、2 手続補正書く自発) 昭和5S年、4月2b日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和5g 年特願 第372jj号 2、発明の名称 自動車用前照灯 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人住所(
居所)東京部品ノ11区東五反田5丁目togtg号氏
名(名称) (oia)市光工築株式会社4、代理人 (補正) 明 細 書 発明の名称 自動車用前照灯 特許請求の範囲 回転放物面状のりフレフタの焦点付近に、光軸と直角方
向の水平なフィラメントを備えたランプを1隼てなる自
動車用前照灯において、リフレクタの反射面を区分して
、(1)右上部と左下部との組よりなる区域、及び、
(II)左上部と右下部との組よりなる区域の、いずれ
か一方の組の区域(以下、特定区域という)を定め、上
記の特定区域以外は回転放物面で構成し、かつ、特定区
域は上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点を置くと共
に上記の回転放物面の焦点軸よシも下向きの焦点軸を有
する回転放物面で構成したことを特徴とする自動車用前
照灯。 発明の詳細な説明 本発明は自動車用前照灯に係り、特にH6ハロゲンラン
プやC−6/C−6ランプあるいは06ランプなどのよ
うに、光軸と直角な水平方向のフィラメントを有する0
6タイプランプを光源として用いた白筒1図はこの種の
自動車用前照灯の1例としてC6106ランプを用いた
自動車用前照灯を示し、図示したZ−Z軸は当該前照灯
の光軸である。 図示の従°来例は合成樹脂製のり7レクタボデイlの内
面に反射面を設けてり7レクタ2を構成している。 上記のりフレフタ2は回転放物面に形成され、その焦点
付近にC6/C6ランプ3を設けるとともに、その前方
開口部を覆ってレンズ4が取シ付けられている。 尚この例に限ることなく、従来の前照灯のタイプにはり
フレフタ2を角度調節自在に支持したランプハウジング
の前面開口部にレンズ4を取付け、リフレクタ2の前面
開口を覆うようにしたものがある。 第2図は上記のC6/C6;lyランプ前方側から矢印
A方向に見た外観図であp1図示のX−X軸は自動車の
車体に装着した場合の左右方向、Y−Y軸は同じく上下
方向を示している。 C6/C6ランプ3にはメインフィラメント3aとサブ
フィラメント3bとが設けられており、メインフイラメ
ン)3aの光は主として夜間走行用の主投光に用いられ
、サブフィラメント3bの光は主として対向車と擦れ違
う際に自己車線を照明するための補助投光に用いられる
。このため、サブフイラメンl−3bの上方に遮光板3
Cが設けられている。 上記のりフレフタ2は、従来一般に単一の回転放物面で
構成されているので、メインフィラメント3aから出た
光もサプフイラメン)3bから出た光も後述する特定区
域に相当する部分では、光軸ZZ K Gつてほぼ平行
に正面前方へ反射される。 このため、レンズ4をプリズムレンズに構成して、リフ
レクタによる反射光を若干下方に向けると共に左右に拡
散しなければならない。C6106ランプ以外のランプ
であっても、X−X軸とほぼ平行なフィラメントを有す
る06タイプランプにおいては同様の問題がある。 レンズ4に形成したプリズムで、IJ7レクタによる反
射光を下方に向けるには上下に4°〜6°のステップを
設ける必要がオシ、これに加えて左右に拡散するだめの
水平方行の几を設けねばならないので、レンズ肉厚が大
きくなシ、ライザーも大きくなる。このため、(1)レ
ンズ成形性が悪<、(l+)ライザーからの光ダマリ、
ムラなどのため配光上不利であり、(Ill)肉厚感が
あってクリアー感が無いため商品価値が低いという不具
合を生じる。 こう/した不具合を解消するため、リフレクタによる反
射光がほぼ所望の配光パターンを形成するように、リフ
レクタを複雑な多段共焦点形に構成した前照灯、及び、
リフレクタを放物線形円筒に近似する多数の曲面群で構
成した前照灯なども提案されているが、す7レクタの反
射面形状が複雑であるため製造コストが割高になる上に
製品品質の均一性の維持が容易でないという不具合があ
る。 本発明は上記の事情に鑑みて為され、簡単な構成のりフ
レフタにより、x−x軸に平行なフィラメントの光を上
下方向に関してほぼ所望の配光パターンに反射し得る前
照灯を提供することを目的とする。上記のように、反射
光が上下方向に関してほぼ所望の配光パターンになれば
、レンズはこれを左右に拡散すれば足り、従ってレンズ
の成形性が良く、レンズのコストが安く、配光上の不利
が無く、商品価値を高めることができるようになる。 上記の目的を達成するため、本発明は、リフレクタの反
射面を区分して、(1)右上部と左下部との組よりなる
区域、及び、(i)左上部と右下部との組よシなる区域
のいずれか一方の組の区域(以下、特定区域という)を
定め、上記の特定区域以外は回転放物面で構成し、かつ
、特定区域は上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点を
置くと共に上記の回転放物面の焦点軸よシも下向きの焦
点軸を有する回転放物面で構成したことを特徴とする。 ただし特定区域として上記の(1)項の区域を用いるか
(11)項の区域を用いるかは、当該前照灯を装備した
自動車を使用すべき地域の道路交通法規(右側通行か左
側通行か)に基づいて定める。 次に、本発明の一実施例を第3図乃至第12図について
説明する。 第3図は本発明の1実施例におけるリフレクタ2′の正
面図、第4図は上記リフレクタ2′のY−Y断面図、第
5図は同じ(X−X断面図である。第6図は上記のりフ
レフタ2′を備えた自動車用前照灯の垂直縦断面図であ
る。 第3図に示すごとく、リフレクタ2′の反射面に左上部
P□と右下部P2とを設定する。2aはランプ装着用の
開口部である。 上記の如く設定した左上部P0と右下部P2とからなる
特定区域以外の区域をP3と名付ける。 上記の23区域の反射面は、第4図に示すように、垂直
断面が放物線pとなるような回転放物面に構成する。上
記の23区域の回転放物面は当該前照灯の光軸Z−2を
回転軸とするように構成する。図示のFは焦点距離、f
は焦点位置でおる。第6図に示すようにC6/C6ラン
プ3はそのメインフィラメント3aをほぼ焦点位置fに
一致させて設置する。 そして、特定区域P1及びP2は、第4図に示すごとく
(本図にはP□のみ現わされている)、前記の焦点位置
fを通シ゛、光軸z ’−zに対して角θだけ下方に偏
らせた軸Z′を回転軸とし、焦点位置を上記のfと一致
させた回転放物面に形成する。pはその垂直断面のなす
放物線である。本例においては上記の角θの位は2.5
°である。本発明を実施する場合、角θを1°〜4°に
構成すると好結果が得られる。 以上のように構成したり7レクタ2′によって、焦点f
付近から発した光が反射されたときの光路を次に説明す
る。 前記のごとく、特定区域(P1+P2)の回転放物面の
回転軸Z′は、上下方向に角θだけ振れているが、左右
方向には振れていないので、光路の平面投影は第5図の
如くになり%pHの回転放物面による反射光矢印2も、
Pの回転放物面による反射光重 矢印りも、共に光軸Z−2と平行に前方正面に向かう。 しかし、上記の如(Pl、P2の回転放物面の回転軸が
角θだけ下方に振れているため、これらの特定区域P□
、P2の回転放物面で反射した光矢印りの立面投影は、
第4図に示すように角θだけ下方に向けて反射される。 その他の区域P3の回転放物面による反射光矢印rは水
平に反射される。 第7図に斜線を付して示したEm□は、21区域の回転
放物面で反射されたメインフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したBmoは対比のために付
記したもので、P工区域の回転放物面の回転軸Z′を下
方に振らなかった場合の配光エリアである。図において
左右の線H−Hおよび上下のaV−Vに付記した数字は
光軸Z−Zに対する振れ角(単位度)を示している。 第8図に斜線を付して示したEs□は、P□区域の回転
放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリア
である。斑点を付して示したESoはPよ区域の回転放
物面の回転軸Z′を下方に振らなかった場合の配光エリ
アである。 第9図に斜線を付して示したEm2は、22区域の回転
放物面で反射されたメインフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したEm′、Jf′r、。 対比のために付記したもので、22区域の回転放物面の
回転軸2′を下方に振らなかつ゛た場合の配光エリアで
ある。 第10図に斜線を付して示したEs2は、22区域の回
転放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したEs1oは22区域の回
転放物面の回転軸Z′を下方に振らなかった場合の配光
エリアである。 本実施例においては、上述のごとく特定区域(P及びP
2)の回転放物面による反射光が水平よりも下方に向い
ており、特定区域以外の23区域の回転放物面による反
射光は水平となる。従って、これらの反射光をレンズで
左右に拡散させると、メインフィラメントの光は容易に
第11図のような配光パターンになり、サブフィラメン
トの光は容易に第12図のよう々配光パターンとなる。 第11図に示した左□、2は、第7図に示したエリアE
mの反射光と第9図に示したエリアEm 2の反射光と
によって形成される投射光のエリアである。 また、第11図のエリアEm3は、メインフィラメント
の光がリフレクタの23区域で反射された光によって形
成される投射光のエリアである。 第12図に示したEs□、2は、第8図に示したエリア
Es□の反射光と第10図に示したエリアE s xの
反射光とによって形成される投射光のエリアである。 また、第12図のエリアE s aは、サブフィラメン
トの光がり7レクタの23区域で反射された光によって
形成される投射光のエリアである。 以上に説明したように、本実施例の自動車用前照灯にお
いては、リフレクタ2′で反射されたサブフィラメント
の光が第8図のエリアEs□及び第1O図のエリアEs
2のごとく下向き方向となるので、これらの反射光をレ
ンズによシ第n図の投光エリアEs□、2のごとく調整
する場合、反射光を更に下方に屈折させるためのプリズ
ムを設ける必要が無く、左右に拡散させるためのRを設
ければ足りる。 そして、上記のように構成したレンズによりメインフィ
ラメントから出た光を拡散させると第11図のように所
望の主投光配光パターンが得られる。 以上詳述したように、本発明によれば、’x−x軸に平
行なフィラメントを有する自動車用前照灯において、リ
フレクタによる反射光が上下方向に関してほぼ所望の配
光パターンとなるので、これを調整するだめのレンズ構
成が簡単で済み、レンズの成形性が良く、レンズのコス
トが安く、配光上の不利が無く、シかも外観的商品価値
を高め得るという優れた実用的効果を奏する。 図面の簡単な説明 第1図は06タイプランプを用いた自動車用前照灯の垂
直縦断面図、第2図は上記の06106ランプを第1図
の矢印入方向に見た外観図、第3図乃至第12図は本発
明の一実施例を示し、第3図はりフレフタの正面図、第
4図は同X−X断面図、第5図は同X−X断面図、第6
図は垂直縦断面図、第7図乃至第10図はりフレフタに
よる反射光の配光パターンを示す図表、第11図及び第
12図はレンズを通過した光の配光パターンを示す図表
である。 1・・・リフレクタボディ、2.2’・・・す7レクタ
、2a・・ランプ装着用の開口部、3・・・C6/C6
ランプ、3a・・・メインフィラメント、 3b・・・
サブフィラメント、3C・・・遮光板、4.4’・・・
レンズ。 第4図 〃′
垂直縦断面図、第2図は上記のH6ノ・ロゲンランプを
第1図の矢印A方向に見た外観図、第3図乃至第12図
は本発明の一実施例を示し、第3図はりフレフタの正面
図、第4図は同X−X断面図、第5図は同X−X断面図
、第6図は垂直縦断面図、第7図乃至第10図はりフレ
フタによる反射光の配光パターンを示す図表、第11図
及び第12図はレンズ全通過した光の配光パターンを示
す図表である。 1・・・ランプハウジング、2,2′・・・リフレクタ
、2a−−−ランプ装着用の開口部、3・・・H6ハロ
ゲンランプ、3a・・・メインフィラメント、3b・・
・サブフィラメント、3c・・・遮光板、4.4’・・
・レンス〇特許出願人、市光工業株式会社 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第1 図 第2図 aY 第4図 第7ト1 第8図 第91 第10図 第u i契 第12図 Es、、2 手続補正書く自発) 昭和5S年、4月2b日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和5g 年特願 第372jj号 2、発明の名称 自動車用前照灯 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人住所(
居所)東京部品ノ11区東五反田5丁目togtg号氏
名(名称) (oia)市光工築株式会社4、代理人 (補正) 明 細 書 発明の名称 自動車用前照灯 特許請求の範囲 回転放物面状のりフレフタの焦点付近に、光軸と直角方
向の水平なフィラメントを備えたランプを1隼てなる自
動車用前照灯において、リフレクタの反射面を区分して
、(1)右上部と左下部との組よりなる区域、及び、
(II)左上部と右下部との組よりなる区域の、いずれ
か一方の組の区域(以下、特定区域という)を定め、上
記の特定区域以外は回転放物面で構成し、かつ、特定区
域は上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点を置くと共
に上記の回転放物面の焦点軸よシも下向きの焦点軸を有
する回転放物面で構成したことを特徴とする自動車用前
照灯。 発明の詳細な説明 本発明は自動車用前照灯に係り、特にH6ハロゲンラン
プやC−6/C−6ランプあるいは06ランプなどのよ
うに、光軸と直角な水平方向のフィラメントを有する0
6タイプランプを光源として用いた白筒1図はこの種の
自動車用前照灯の1例としてC6106ランプを用いた
自動車用前照灯を示し、図示したZ−Z軸は当該前照灯
の光軸である。 図示の従°来例は合成樹脂製のり7レクタボデイlの内
面に反射面を設けてり7レクタ2を構成している。 上記のりフレフタ2は回転放物面に形成され、その焦点
付近にC6/C6ランプ3を設けるとともに、その前方
開口部を覆ってレンズ4が取シ付けられている。 尚この例に限ることなく、従来の前照灯のタイプにはり
フレフタ2を角度調節自在に支持したランプハウジング
の前面開口部にレンズ4を取付け、リフレクタ2の前面
開口を覆うようにしたものがある。 第2図は上記のC6/C6;lyランプ前方側から矢印
A方向に見た外観図であp1図示のX−X軸は自動車の
車体に装着した場合の左右方向、Y−Y軸は同じく上下
方向を示している。 C6/C6ランプ3にはメインフィラメント3aとサブ
フィラメント3bとが設けられており、メインフイラメ
ン)3aの光は主として夜間走行用の主投光に用いられ
、サブフィラメント3bの光は主として対向車と擦れ違
う際に自己車線を照明するための補助投光に用いられる
。このため、サブフイラメンl−3bの上方に遮光板3
Cが設けられている。 上記のりフレフタ2は、従来一般に単一の回転放物面で
構成されているので、メインフィラメント3aから出た
光もサプフイラメン)3bから出た光も後述する特定区
域に相当する部分では、光軸ZZ K Gつてほぼ平行
に正面前方へ反射される。 このため、レンズ4をプリズムレンズに構成して、リフ
レクタによる反射光を若干下方に向けると共に左右に拡
散しなければならない。C6106ランプ以外のランプ
であっても、X−X軸とほぼ平行なフィラメントを有す
る06タイプランプにおいては同様の問題がある。 レンズ4に形成したプリズムで、IJ7レクタによる反
射光を下方に向けるには上下に4°〜6°のステップを
設ける必要がオシ、これに加えて左右に拡散するだめの
水平方行の几を設けねばならないので、レンズ肉厚が大
きくなシ、ライザーも大きくなる。このため、(1)レ
ンズ成形性が悪<、(l+)ライザーからの光ダマリ、
ムラなどのため配光上不利であり、(Ill)肉厚感が
あってクリアー感が無いため商品価値が低いという不具
合を生じる。 こう/した不具合を解消するため、リフレクタによる反
射光がほぼ所望の配光パターンを形成するように、リフ
レクタを複雑な多段共焦点形に構成した前照灯、及び、
リフレクタを放物線形円筒に近似する多数の曲面群で構
成した前照灯なども提案されているが、す7レクタの反
射面形状が複雑であるため製造コストが割高になる上に
製品品質の均一性の維持が容易でないという不具合があ
る。 本発明は上記の事情に鑑みて為され、簡単な構成のりフ
レフタにより、x−x軸に平行なフィラメントの光を上
下方向に関してほぼ所望の配光パターンに反射し得る前
照灯を提供することを目的とする。上記のように、反射
光が上下方向に関してほぼ所望の配光パターンになれば
、レンズはこれを左右に拡散すれば足り、従ってレンズ
の成形性が良く、レンズのコストが安く、配光上の不利
が無く、商品価値を高めることができるようになる。 上記の目的を達成するため、本発明は、リフレクタの反
射面を区分して、(1)右上部と左下部との組よりなる
区域、及び、(i)左上部と右下部との組よシなる区域
のいずれか一方の組の区域(以下、特定区域という)を
定め、上記の特定区域以外は回転放物面で構成し、かつ
、特定区域は上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点を
置くと共に上記の回転放物面の焦点軸よシも下向きの焦
点軸を有する回転放物面で構成したことを特徴とする。 ただし特定区域として上記の(1)項の区域を用いるか
(11)項の区域を用いるかは、当該前照灯を装備した
自動車を使用すべき地域の道路交通法規(右側通行か左
側通行か)に基づいて定める。 次に、本発明の一実施例を第3図乃至第12図について
説明する。 第3図は本発明の1実施例におけるリフレクタ2′の正
面図、第4図は上記リフレクタ2′のY−Y断面図、第
5図は同じ(X−X断面図である。第6図は上記のりフ
レフタ2′を備えた自動車用前照灯の垂直縦断面図であ
る。 第3図に示すごとく、リフレクタ2′の反射面に左上部
P□と右下部P2とを設定する。2aはランプ装着用の
開口部である。 上記の如く設定した左上部P0と右下部P2とからなる
特定区域以外の区域をP3と名付ける。 上記の23区域の反射面は、第4図に示すように、垂直
断面が放物線pとなるような回転放物面に構成する。上
記の23区域の回転放物面は当該前照灯の光軸Z−2を
回転軸とするように構成する。図示のFは焦点距離、f
は焦点位置でおる。第6図に示すようにC6/C6ラン
プ3はそのメインフィラメント3aをほぼ焦点位置fに
一致させて設置する。 そして、特定区域P1及びP2は、第4図に示すごとく
(本図にはP□のみ現わされている)、前記の焦点位置
fを通シ゛、光軸z ’−zに対して角θだけ下方に偏
らせた軸Z′を回転軸とし、焦点位置を上記のfと一致
させた回転放物面に形成する。pはその垂直断面のなす
放物線である。本例においては上記の角θの位は2.5
°である。本発明を実施する場合、角θを1°〜4°に
構成すると好結果が得られる。 以上のように構成したり7レクタ2′によって、焦点f
付近から発した光が反射されたときの光路を次に説明す
る。 前記のごとく、特定区域(P1+P2)の回転放物面の
回転軸Z′は、上下方向に角θだけ振れているが、左右
方向には振れていないので、光路の平面投影は第5図の
如くになり%pHの回転放物面による反射光矢印2も、
Pの回転放物面による反射光重 矢印りも、共に光軸Z−2と平行に前方正面に向かう。 しかし、上記の如(Pl、P2の回転放物面の回転軸が
角θだけ下方に振れているため、これらの特定区域P□
、P2の回転放物面で反射した光矢印りの立面投影は、
第4図に示すように角θだけ下方に向けて反射される。 その他の区域P3の回転放物面による反射光矢印rは水
平に反射される。 第7図に斜線を付して示したEm□は、21区域の回転
放物面で反射されたメインフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したBmoは対比のために付
記したもので、P工区域の回転放物面の回転軸Z′を下
方に振らなかった場合の配光エリアである。図において
左右の線H−Hおよび上下のaV−Vに付記した数字は
光軸Z−Zに対する振れ角(単位度)を示している。 第8図に斜線を付して示したEs□は、P□区域の回転
放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリア
である。斑点を付して示したESoはPよ区域の回転放
物面の回転軸Z′を下方に振らなかった場合の配光エリ
アである。 第9図に斜線を付して示したEm2は、22区域の回転
放物面で反射されたメインフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したEm′、Jf′r、。 対比のために付記したもので、22区域の回転放物面の
回転軸2′を下方に振らなかつ゛た場合の配光エリアで
ある。 第10図に斜線を付して示したEs2は、22区域の回
転放物面で反射されたサブフィラメントの光の配光エリ
アである。斑点を付して示したEs1oは22区域の回
転放物面の回転軸Z′を下方に振らなかった場合の配光
エリアである。 本実施例においては、上述のごとく特定区域(P及びP
2)の回転放物面による反射光が水平よりも下方に向い
ており、特定区域以外の23区域の回転放物面による反
射光は水平となる。従って、これらの反射光をレンズで
左右に拡散させると、メインフィラメントの光は容易に
第11図のような配光パターンになり、サブフィラメン
トの光は容易に第12図のよう々配光パターンとなる。 第11図に示した左□、2は、第7図に示したエリアE
mの反射光と第9図に示したエリアEm 2の反射光と
によって形成される投射光のエリアである。 また、第11図のエリアEm3は、メインフィラメント
の光がリフレクタの23区域で反射された光によって形
成される投射光のエリアである。 第12図に示したEs□、2は、第8図に示したエリア
Es□の反射光と第10図に示したエリアE s xの
反射光とによって形成される投射光のエリアである。 また、第12図のエリアE s aは、サブフィラメン
トの光がり7レクタの23区域で反射された光によって
形成される投射光のエリアである。 以上に説明したように、本実施例の自動車用前照灯にお
いては、リフレクタ2′で反射されたサブフィラメント
の光が第8図のエリアEs□及び第1O図のエリアEs
2のごとく下向き方向となるので、これらの反射光をレ
ンズによシ第n図の投光エリアEs□、2のごとく調整
する場合、反射光を更に下方に屈折させるためのプリズ
ムを設ける必要が無く、左右に拡散させるためのRを設
ければ足りる。 そして、上記のように構成したレンズによりメインフィ
ラメントから出た光を拡散させると第11図のように所
望の主投光配光パターンが得られる。 以上詳述したように、本発明によれば、’x−x軸に平
行なフィラメントを有する自動車用前照灯において、リ
フレクタによる反射光が上下方向に関してほぼ所望の配
光パターンとなるので、これを調整するだめのレンズ構
成が簡単で済み、レンズの成形性が良く、レンズのコス
トが安く、配光上の不利が無く、シかも外観的商品価値
を高め得るという優れた実用的効果を奏する。 図面の簡単な説明 第1図は06タイプランプを用いた自動車用前照灯の垂
直縦断面図、第2図は上記の06106ランプを第1図
の矢印入方向に見た外観図、第3図乃至第12図は本発
明の一実施例を示し、第3図はりフレフタの正面図、第
4図は同X−X断面図、第5図は同X−X断面図、第6
図は垂直縦断面図、第7図乃至第10図はりフレフタに
よる反射光の配光パターンを示す図表、第11図及び第
12図はレンズを通過した光の配光パターンを示す図表
である。 1・・・リフレクタボディ、2.2’・・・す7レクタ
、2a・・ランプ装着用の開口部、3・・・C6/C6
ランプ、3a・・・メインフィラメント、 3b・・・
サブフィラメント、3C・・・遮光板、4.4’・・・
レンズ。 第4図 〃′
Claims (1)
- 回転メ物面状のりフレフタの焦点付近に、光軸と直角方
向の水平なフィラメントを備えたランプを設けるととも
に、リフレクタの前方開口部をレンズで覆ってなる自動
車用前照灯において、リフレクタの反射面を区分して、
(1)右上部と左下部との組よりなる区域、及び、(1
1)左上部と右下部との組よりなる区域の、いずれか一
方の組の区域(以下、特定区域という)を定め、上記の
特定区域以外は回転放物面で構成し、かつ、特定区域は
上記の回転放物面の焦点位置付近に焦点を置くと共に上
記の回転放物面の焦点軸よりも下向きの焦点軸を有する
回転放物面で構成したことを特徴とする自動車用前照灯
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3724583A JPS59163701A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 自動車用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3724583A JPS59163701A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 自動車用前照灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163701A true JPS59163701A (ja) | 1984-09-14 |
JPH0337244B2 JPH0337244B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=12492233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3724583A Granted JPS59163701A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 自動車用前照灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59163701A (ja) |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP3724583A patent/JPS59163701A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337244B2 (ja) | 1991-06-05 |
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