JPS59163182A - 貯液タンク - Google Patents

貯液タンク

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JPS59163182A
JPS59163182A JP58028912A JP2891283A JPS59163182A JP S59163182 A JPS59163182 A JP S59163182A JP 58028912 A JP58028912 A JP 58028912A JP 2891283 A JP2891283 A JP 2891283A JP S59163182 A JPS59163182 A JP S59163182A
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JP
Japan
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tank
inner tank
liquid storage
storage tank
liquid
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JP58028912A
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JPH0335195B2 (ja
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長屋 洋司
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  発明の技術分野 本発明は、LNGやLPG等の液化ガスや石油等の液体
を貯液する際に用いるに好適な貯液タンクに係り、特に
、内槽と内槽を取り巻く形で設けられた外槽を有する貯
液タンクに関する。
Φ)技術の背景 通常、この種の貯液タンクにおいては、液体を貯液する
内槽に亀裂伝播停止特性のない材料を用いた場合、何ら
かの原因で亀裂が生じると、内槽の縦方向に瞬時に亀裂
が伝播し、内槽が破壊に至る。すると、内槽内に貯液さ
れていた液体は激しい勢いで外槽に向けて流出、衝突し
、外槽に過大な動液圧が作用し、外槽をも破壊の危機に
至らしめる可能性が高い。
(C)  従来技術と問題点 従来、こうした対策として、外槽の周囲に盛土をして、
盛土の重量を利用して動液圧に対抗しようとする構造が
用いられてきているが、この構造は、軟弱地盤には不向
きであり、地震時における盛土の安定性に不安が残る。
また、特開昭57−6200号においでは、内外槽間に
、緩衝パネルを設置し、流出する液体の動液圧を緩和さ
せる構造が提案されているが、緩衝パネルや外槽に作用
する渦巻き流による動液圧の大きさが未知数であり、直
ちに信頼性の高い構造を得ることは極めで疑しい不都合
がある。
また、実開昭57−64491号には、外槽内面に竪突
条を設け、液動圧を緩和させようとする構造が提案され
ている。しか肱この構造も、竪突条が外槽に一体で形成
される以上、外槽の強度に不安が残るものである。
更に、特開昭57−6B387号においでは、外槽と内
槽の間に、テトラポット等の固形体を配設する方法が提
案されているが、通常、内外槽間の距離は1〜2m程度
であることを考える、と、設置は困難が伴なうものと考
えられ、実用的ではない。
また、実開昭56−113300号及び実公昭57−2
0959号においては、内槽を囲む形の緩衝部材等を設
置する構造が提案されているが、緩衝部材がどの程度動
液圧に耐えられるか問題が多い。
しかも、以上の例は、全て、内槽からの液体の急激な流
出を前提とし、その動液圧をいかに緩衝させるかを問題
としており、内槽自体の急激な破壊を防止せんとする方
策は何ら考慮されていないのが現状である。
(d)  発明の目的 本発明は、上記事情に鑑み、内槽に生じた亀裂の伝播拡
大を効果的に抑止し、内槽からの急激な液体の流出自体
を防止することにより、外槽の、流出液体の動液圧によ
る破壊を防止し得る、貯液タンクを提供することを目的
とするものである。。
(e)  発明の効果 即ち、本発明は、内槽外周面下部に、内槽の変形抑止部
材を、亀裂による内槽外径の拡大を阻止し得る程度に近
接して設けて構成される。
(f)  発明の実施例 以下、図面に示す実施例に基き、本・発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明による貯液タンクの一実施例を示す、タ
ンク底部付近の側断面図、第2図は第1図の貯液タンク
の平面図、第3図は本発明の他の実施例を示す、タンク
底部付近の側断面図、第4図は本発明の別の実施例を示
す、タンク底部付近の側断面図、第5図は第4図の貯液
タンクの平面図、第6図は本発明の更に別の実施例を示
す、タンク底部付近の側断面図、第7図は第6図の貯液
タンクの平面図、第8図は本発明の更に別の実施例を示
す、タンク)丘部付近の側断面図である。
貯液タンク1は、第1図及び第2図に示すように、ベー
ス2上に設けられた底板3を有しでおり、底板3上には
上部の閉門された円筒形の内槽5が設置されている。ベ
ース2の周囲には、内槽外周面5aに沿って多数の支持
柱6が植設されており、各支柱6には、第1図上丁方向
に複数のブラケット6aが内槽外周面5a方向に突設さ
れている。各ブラケット、6aには変形抑止部材である
鋼製のロープ7が、内槽外周面5a下部に近接する形で
無端環状に設置されており、また内槽5の周囲には、一
定の距離を置いて円筒状の外槽9が内槽5を取り囲む形
で設置されている。
貯液タンク1は、以上のような構成を有するので、LP
G、L’NG、石油等の液体を内部に貯液した内槽5下
部に亀裂が生じたとすると(通常、亀裂は、圧力の最も
高く作用する内槽F部に生じる場合が殆であり、また当
該部分は底板3と内槽外周面5aとの接合部分5Cも存
在することから構造上の問題も多い9)、当該亀裂部分
から内槽5内の液体が外部に流出を開始し、その際の圧
力等から亀裂はさらに拡大してゆく3、しかし、亀裂は
通常、内槽5の母線方向、即ち第1図ト下方向に生じる
ので、亀裂が生じそれが拡大しでゆくと、内槽5の外径
りが拡大してゆく。しかし、内槽5の外周面5aには鋼
製ノロープ7が設置されでいるので、内槽5はロープ7
によってたかをはめられた形となり、ある程度以上の外
径りの拡大、従って亀裂の拡大は未然に防止され、内槽
5から流出する液体の量も僅かで済み、内槽5の全面的
な破壊や急激な内部液体の流出は防止される。
なお、通常の状態では、ロープ7は、内槽5に対して1
何ら拘束作用を及ぼすものではないので(即ち、ロープ
7には通常の状態で、何らの引っ張り応力も作用してい
ない。)、万一の流出時ニ、ロープ7が降伏するまで、
最大限に、内槽5の変形を阻止することができ、極めて
強力な変形防止効果を発揮することができる9また、上
述の実施例は、内槽5の変形抑止部材である鋼製のロー
プ7を支持する支持部材、即ち支持柱6を内槽5とは別
個に設けた場合について述べたが、第3図に示すように
、内槽外周面5aに複数のブラケッ)5dを設置し、該
ブラケッ)5d上にロープ7を支持する形としてもよい
、。
また、変形抑止部材は、内槽5の亀裂に基く外径りの拡
大変形を阻止し得る限り、ロープ7に限らず、どのよう
なものでもよく、例えば、第4図及び第5図に示すよう
に、無端帯状の鋼製のバンド10を溶接等により支持柱
6に接合した形で設けてもよく、更に、第6図及び第7
図に示すように、内槽5の周囲を取り巻く形で壁11を
設置しても、また更には、第8図に示すように、外槽9
の下部内面9aを、内槽外周面5a側に突出させるよう
に構成することも当然可能である。しかし、いずれの場
合も、各変形抑止部材と内槽外周面5a間の距離りが、
内槽5の亀裂による外径りの拡大を十分に阻1Fし得る
程度に近接して設ける必要のあることは勿論である7、 (g)  発明の詳細 な説明したように、本発明によれは、内槽外周面53下
部に、ロープ7、バンド10.壁11等の内槽5の変形
抑止部材を、亀裂による内槽外径りの拡大を阻止し得る
程度に近接して設けたので、内槽5に亀裂が生じそれが
拡大しようとしても、変形抑止部材によってその拡大が
阻止され、亀裂の伝播を効果的に抑止し、内槽5内の液
体の急激な流出及びそれに伴なって生じる外槽9の破壊
等の危険を未然かつ効果的に防止することができる1、
従って、液体の急激な流出に備えて外槽9の外部に盛土
をしで外槽9の強度を強化したり、緩衝パネル、竪突条
、固形体、緩衝部材等を、外槽内面又は内外槽間に設け
るといった事後処理的な方策よりも、より安全で万一の
際の被害の少ない貯液タンク1の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による貯液タンクの一実施例を示す、タ
ンク底部付近の側断面図、第2図は第1図の貯液タンク
の平面図、第3図は本発明の他の実施例を示す、タンク
底部付近の側断面図、第4図は本発明の別の実施例を示
す、タンク底部付近の側断面図、第5図は第4図の貯液
タンクの平面図、第6図は本発明の更に別の実施例を示
す、タンク収部付近の側断面図、第7図は第6図の貯液
タンクの平面図、第8図は本発明の更に別の実施例を示
す、タンク底部付近の側断面図である。 ■・・・・・・・・・・・貯液タンク 5・・・・・・・・・内 槽 7・・・・・・・・・・変形抑止部材(ロープ)9・・
・・・・・・・・外 槽 9a・・・・・・・・変形抑止部材(外槽下部内面)1
0・・・・・・変形抑止部材(バンド)11・・・・・
・・・・変形抑止部材(壁)D・・・・・・・・・・外
径 特許出願人    三井建設株式会社 代理人 弁理士相田伸二 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部に液体を貯液し得る内槽を有し、前記内槽を取り囲
    む形で外槽の設けられた貯液タンクにおいて、前記内槽
    外周面下部に、内槽の変形抑止部材を、亀裂による内槽
    外径の拡大を阻止し得る程度に近接して設けたことを特
    徴とする貯液タンク。
JP58028912A 1983-02-23 1983-02-23 貯液タンク Granted JPS59163182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58028912A JPS59163182A (ja) 1983-02-23 1983-02-23 貯液タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58028912A JPS59163182A (ja) 1983-02-23 1983-02-23 貯液タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59163182A true JPS59163182A (ja) 1984-09-14
JPH0335195B2 JPH0335195B2 (ja) 1991-05-27

Family

ID=12261607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58028912A Granted JPS59163182A (ja) 1983-02-23 1983-02-23 貯液タンク

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JP (1) JPS59163182A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51118110A (en) * 1975-04-11 1976-10-16 Chiyoda Chem Eng & Constr Co Ltd Corner parts of spheric tank assembled on the spot
JPS57163673A (en) * 1981-03-31 1982-10-07 Nippon Kokan Kk Double hull type aerohydrous oil tank

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51118110A (en) * 1975-04-11 1976-10-16 Chiyoda Chem Eng & Constr Co Ltd Corner parts of spheric tank assembled on the spot
JPS57163673A (en) * 1981-03-31 1982-10-07 Nippon Kokan Kk Double hull type aerohydrous oil tank

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JPH0335195B2 (ja) 1991-05-27

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