JPS5916242B2 - 太陽放射エネルギ−用反射鏡 - Google Patents
太陽放射エネルギ−用反射鏡Info
- Publication number
- JPS5916242B2 JPS5916242B2 JP49067198A JP6719874A JPS5916242B2 JP S5916242 B2 JPS5916242 B2 JP S5916242B2 JP 49067198 A JP49067198 A JP 49067198A JP 6719874 A JP6719874 A JP 6719874A JP S5916242 B2 JPS5916242 B2 JP S5916242B2
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- Japan
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- mirror
- radiant energy
- reflector
- solar radiant
- pieces
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- Expired
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、太陽放射エネルギーを反射させ焦点に置い
た吸収カプセルに吸収させるためのパラボラ型あるいは
シリンドリカル型反射鏡の風圧を低減せしめた太陽放射
エネルギー用反射鏡に関するものである。
た吸収カプセルに吸収させるためのパラボラ型あるいは
シリンドリカル型反射鏡の風圧を低減せしめた太陽放射
エネルギー用反射鏡に関するものである。
電磁波エネルギーの代表的なものは太陽放射エネルギー
であるが、地球軌道上における平均太陽放射強度は、約
O、IW/Cd(lkm平方で100万KWのエネルギ
ー)で、そのスペクトル曲線は第15図の曲線Iに示す
ように、波長0.5μm近傍に極大値を有し、黒体温度
(色温度)は59000にとなる。
であるが、地球軌道上における平均太陽放射強度は、約
O、IW/Cd(lkm平方で100万KWのエネルギ
ー)で、そのスペクトル曲線は第15図の曲線Iに示す
ように、波長0.5μm近傍に極大値を有し、黒体温度
(色温度)は59000にとなる。
この59000に近傍の太陽放射エネルギーを高効率で
熱エネルギーに変換できれば、高温熱量が得られること
になる。また、黒体温度j0(色温度)が700°にの
特性を曲線■として示してある。700°にに対応する
最大エネルギー強度を与える波長は4.5μm程度であ
り、この波長での強度は太陽放射エネルギーの最大強度
(O、5μm近傍)にくらべ極めて小さいことを示j5
し、太陽放射エネルギーの大部分は0.3〜2.0μm
の波長に集中している。
熱エネルギーに変換できれば、高温熱量が得られること
になる。また、黒体温度j0(色温度)が700°にの
特性を曲線■として示してある。700°にに対応する
最大エネルギー強度を与える波長は4.5μm程度であ
り、この波長での強度は太陽放射エネルギーの最大強度
(O、5μm近傍)にくらべ極めて小さいことを示j5
し、太陽放射エネルギーの大部分は0.3〜2.0μm
の波長に集中している。
さらに、この2つの曲線1、■は黒体温度(色温度)に
よつて最大放射強度を与える電磁波の波長が異なり、黒
体温度(色温度)が低くければ最大放射強度を与える波
j0長が長くなることを示している。第1図で横軸は波
長(μm)、縦軸は相対強度を示す。ところで、太陽放
射エネルギーは無尽蔵であると云つてよく、この太陽放
射エネルギーを効率良く吸収できれば、これを高温度の
熱量として直接05変換して、無公害の永久熱エネルギ
ー源として利用することができる。
よつて最大放射強度を与える電磁波の波長が異なり、黒
体温度(色温度)が低くければ最大放射強度を与える波
j0長が長くなることを示している。第1図で横軸は波
長(μm)、縦軸は相対強度を示す。ところで、太陽放
射エネルギーは無尽蔵であると云つてよく、この太陽放
射エネルギーを効率良く吸収できれば、これを高温度の
熱量として直接05変換して、無公害の永久熱エネルギ
ー源として利用することができる。
このような太陽放射エネルギーを高温度で効率よく吸収
するためにはパラボラ型あるいはシリンドリカル型反射
鏡で集光したエネルギーを吸収しi0なければならない
。
するためにはパラボラ型あるいはシリンドリカル型反射
鏡で集光したエネルギーを吸収しi0なければならない
。
しかし、これらの反射鏡で大きな問題となるのは風圧に
耐えるため極めて強固な反射鏡体を要すること、反射鏡
自体の重量が大であること、強風による風圧のために装
置が破損すること等がある点である。特に台風等の強風
のi5通路に設置されたような場合にはその被害も大と
なる。また、当然のことながら、設置する場所によつて
風圧にも大きな相違があり、反射鏡としてコーの均一構
造のものができない。
耐えるため極めて強固な反射鏡体を要すること、反射鏡
自体の重量が大であること、強風による風圧のために装
置が破損すること等がある点である。特に台風等の強風
のi5通路に設置されたような場合にはその被害も大と
なる。また、当然のことながら、設置する場所によつて
風圧にも大きな相違があり、反射鏡としてコーの均一構
造のものができない。
マイクロ波アンテナに使用される反射鏡が大型に構成で
きるのは、鏡面をメツシユ状に形成できるために風は吹
き抜けてしまい風圧として受けることが少ないからであ
る。
きるのは、鏡面をメツシユ状に形成できるために風は吹
き抜けてしまい風圧として受けることが少ないからであ
る。
しかし、太揚放射エネルギーの反射鏡としては太陽光を
反射しなければならず、メツシユ状に形成したのでは何
んの役にも立たない。
反射しなければならず、メツシユ状に形成したのでは何
んの役にも立たない。
この発明は、土述の点にかんがみなされたもので、パラ
ボラ型あるいはシリンドリカル型の反射鏡の鏡面を円周
方向または長さ方向に分割して複数個の鏡面片とし、こ
れらの各鏡面片を風が吹き抜けられるような空間をもた
せ、また、吸収効率を損なわないように配置するととも
に、機械的強度を維持させて反射鏡を構成したものであ
る。
ボラ型あるいはシリンドリカル型の反射鏡の鏡面を円周
方向または長さ方向に分割して複数個の鏡面片とし、こ
れらの各鏡面片を風が吹き抜けられるような空間をもた
せ、また、吸収効率を損なわないように配置するととも
に、機械的強度を維持させて反射鏡を構成したものであ
る。
以下図面を参照してこの発明を説明する。第2図、第3
図はこの発明の一実施例を示すもので、パラボラ型反射
鏡の平面図および側断面図である。
図はこの発明の一実施例を示すもので、パラボラ型反射
鏡の平面図および側断面図である。
これらの図でMl,m2,m3は分割された鏡面片で、
1は鏡面片M,,m2,m3が装置として組立られたパ
ラボラ型反射鏡の全体構成を示す。2は鏡面片Ml,m
2,m3を支持する帯状支持具、3は同じく支持部材、
4は風が吹き抜けるに十分な通風部、5は鏡面片M,,
m2,m3の曲面を構成する放物面A,b,cの焦点位
置に置かれた吸収カプセル、Eは太陽放射エネルギーで
ある。
1は鏡面片M,,m2,m3が装置として組立られたパ
ラボラ型反射鏡の全体構成を示す。2は鏡面片Ml,m
2,m3を支持する帯状支持具、3は同じく支持部材、
4は風が吹き抜けるに十分な通風部、5は鏡面片M,,
m2,m3の曲面を構成する放物面A,b,cの焦点位
置に置かれた吸収カプセル、Eは太陽放射エネルギーで
ある。
鏡面片Ml,m2,m3はそれぞれ吸収カプセル5に焦
点を結ぶような特性すなわち、そのような特性である曲
率の異なる放物面の一部からなる曲面を有しており、帯
状支持具2にその一端を固着し、他端は適宜な支持部材
3で鏡面片Ml,m2,m3のそれぞれに十分に風が吹
き抜けられるような通風部4を保つようにしてパラボラ
型反射鏡1が構成される。いま、第3図に示すように、
太陽放射エネルギーEが照射されるとそれぞれの鏡面片
Ml,m2,m3からの反射エネルギーは、その特性に
従つて吸収カプセル5に吸収されることになり、一体に
形成された反射鏡に比較し、効率も低減することはない
。
点を結ぶような特性すなわち、そのような特性である曲
率の異なる放物面の一部からなる曲面を有しており、帯
状支持具2にその一端を固着し、他端は適宜な支持部材
3で鏡面片Ml,m2,m3のそれぞれに十分に風が吹
き抜けられるような通風部4を保つようにしてパラボラ
型反射鏡1が構成される。いま、第3図に示すように、
太陽放射エネルギーEが照射されるとそれぞれの鏡面片
Ml,m2,m3からの反射エネルギーは、その特性に
従つて吸収カプセル5に吸収されることになり、一体に
形成された反射鏡に比較し、効率も低減することはない
。
このように構成されたパラボラ型反射鏡をしつかりした
筐体に取付ければ、強風の通路等に設置しても風は通風
部4から十分に吹き抜けるので鏡面に受ける風圧に対し
ては十分に耐久性をもつた反射装置を得ることができる
。
筐体に取付ければ、強風の通路等に設置しても風は通風
部4から十分に吹き抜けるので鏡面に受ける風圧に対し
ては十分に耐久性をもつた反射装置を得ることができる
。
第4図、第5図はシリンドリカル型反射鏡をこの発明に
適用した実施例で、Mt,m′2,m′3は分割された
鏡面片で、それぞれ共通の一つの焦線を結ぶように構成
されており、他は第3図と同じである。
適用した実施例で、Mt,m′2,m′3は分割された
鏡面片で、それぞれ共通の一つの焦線を結ぶように構成
されており、他は第3図と同じである。
この場合はシリンドリカル型反射鏡であるので長さ(軸
)方向に分割した鏡面片m″1,mc,m′3を帯状支
持具2と支持部材3を用いて通風部4を十分にとつて構
成したもので、動作については第3図の実施例と同じで
ある。
)方向に分割した鏡面片m″1,mc,m′3を帯状支
持具2と支持部材3を用いて通風部4を十分にとつて構
成したもので、動作については第3図の実施例と同じで
ある。
第6図、第7図は分割した鏡面片イ,,Mf2,嶋の関
係が第3図の実施例と異なつた配置をした実施例であり
、通風抵抗が小さい特徴を持つている。
係が第3図の実施例と異なつた配置をした実施例であり
、通風抵抗が小さい特徴を持つている。
他は第3図と同じである。なお、上記実施例では鏡面を
Ml7m27m3)MC,ml,m″3の鏡面片にそれ
ぞれ3分割したものを示してあるが、この分割数はこれ
に限定されるものではなく、風圧に対して十分耐えうる
ものならばよい。
Ml7m27m3)MC,ml,m″3の鏡面片にそれ
ぞれ3分割したものを示してあるが、この分割数はこれ
に限定されるものではなく、風圧に対して十分耐えうる
ものならばよい。
以上詳細に説明したようにこの発明は、曲率の異なる曲
面を有する複数の鏡面片を相互に通風部を形成して配置
したので、装置の軽量化とともに機械的強度が増大し、
設置場所によつて異なる風圧に対しても十分耐えること
ができるなど多くの利点を有するものである。
面を有する複数の鏡面片を相互に通風部を形成して配置
したので、装置の軽量化とともに機械的強度が増大し、
設置場所によつて異なる風圧に対しても十分耐えること
ができるなど多くの利点を有するものである。
第1図は太陽放射エネルギーのスペクトル曲線、第2図
〜第5図はこの発明の一実施例を示すもので、第2図、
第3図はパラボラ型反射鏡の場合を示す平面図およびX
−X線による側断図、第4図、第5図および第6図、第
7図はそれぞれシリドリカル型反射鏡の場合を示す平面
図および側面図である。 図中、Ml,m2,m3,m′1,m′2,m′3は鏡
面片、2は帯状支持具、3は支持部材、4は通風部、5
は吸収カプセルである。
〜第5図はこの発明の一実施例を示すもので、第2図、
第3図はパラボラ型反射鏡の場合を示す平面図およびX
−X線による側断図、第4図、第5図および第6図、第
7図はそれぞれシリドリカル型反射鏡の場合を示す平面
図および側面図である。 図中、Ml,m2,m3,m′1,m′2,m′3は鏡
面片、2は帯状支持具、3は支持部材、4は通風部、5
は吸収カプセルである。
Claims (1)
- 1 太陽放射エネルギーを集光するためのパラボラ型あ
るいはシリンドリカル型反射鏡において、反射鏡の鏡面
をそれぞれ曲率の異なつた複数個の鏡面片で構成し、こ
れら各鏡面片の相互間に通風部を設けるとともに、各鏡
面片のそれぞれが共通の一つの焦点または焦点線を結ぶ
ように構成したことを特徴とする太陽放射エネルギー用
反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49067198A JPS5916242B2 (ja) | 1974-06-14 | 1974-06-14 | 太陽放射エネルギ−用反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49067198A JPS5916242B2 (ja) | 1974-06-14 | 1974-06-14 | 太陽放射エネルギ−用反射鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50159746A JPS50159746A (ja) | 1975-12-24 |
JPS5916242B2 true JPS5916242B2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=13337956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49067198A Expired JPS5916242B2 (ja) | 1974-06-14 | 1974-06-14 | 太陽放射エネルギ−用反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916242B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0119283Y2 (ja) * | 1984-06-05 | 1989-06-05 | ||
JPH059763Y2 (ja) * | 1988-04-04 | 1993-03-10 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159967U (ja) * | 1979-05-07 | 1980-11-17 | ||
JPS56133554A (en) * | 1980-03-03 | 1981-10-19 | Nitto Kohki Co Ltd | Solar heat collector |
EP1997154A2 (en) * | 2006-03-08 | 2008-12-03 | Light Prescriptions Innovators, LLC. | Multi-junction solar cells with a homogenizer system and coupled non-imaging light concentrator |
JPWO2011114861A1 (ja) * | 2010-03-18 | 2013-06-27 | コニカミノルタ株式会社 | 太陽光集光用ミラー、それを用いたトラフ式太陽熱発電装置及びトラフ式太陽光発電装置 |
JP2013117339A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Crystal System:Kk | ディッシュ型太陽光集光装置及びそれを用いた太陽熱発電装置 |
-
1974
- 1974-06-14 JP JP49067198A patent/JPS5916242B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0119283Y2 (ja) * | 1984-06-05 | 1989-06-05 | ||
JPH059763Y2 (ja) * | 1988-04-04 | 1993-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50159746A (ja) | 1975-12-24 |
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