JPS59161677A - 高圧ガスによる粒塊状物処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉱石、コークス等の粒塊物を高温、低温の高
圧ガスによって加熱、冷却等の処理を行なう高圧ガ°ス
による粒多１；状物処理装置に関するものである。

前記粒塊状物処理装置は、一般に回転するガス透過性の
環状格子上に粒塊状物を層状に収容し、高温あるいは低
温の高圧ガスを前記粒塊状物に流通させて熱交換する不
、う造になってお、す、種々の鉱石、金が化合物の加熱
冷却等の処理、具体的にはベレットの焼成、オイルシェ
ールの乾留、焼結羽（コークス＠）の冷却等の処理に有
効であって幅広く実用化されている・。

前記粒塊状物処理装置の従来例を説明すると、第１図（
環状ｎ４造休の一部横断部分のみを図示）（ｒ（示すよ
うに、内側環状部材（１）と外側環状部材（２）訃よび
その間に配設されたガス透過性の環状格子（３）とから
だシ粒塊状物（ａｌを収容する環状の回転枠（４）、該
回転枠（４）を案内し回転させる環状トンツク（５）と
車輪（６）、回転枠（４）の上側を覆い固定された環状
の上フート″（７）、回転枠（４）の下側を覆い固定さ
れた環状の下フード（８）、上フード（７）下部の内、
外周縁に設けられシール液（イ）を収容した環状のトラ
フ（１０す（ｉｏｂ）および回転枠（４）上部の内、外
環状部羽ｆｉ＋＋２１の内、外側に６設され前記シール
液（イ）中に没した環状のシール周側面（１１ａ）（１
１ｂ）とからなる上部の液シールトラフ機０Ｌ（１２）
、下ツー）”（８）上部の円、外周縁と回転枠（４）下
部の内、外環状部材ｆｌｌ＋２１の内、外側間に設けら
れた環状のトラフ（１３ａＸＬ３ｂ）および環状のシー
ル周側面（１４す（１４，Ａ）とからなる下部の液シー
ルトラフｒｌＨｉＷ　（１５）、および上、下フ’　（
７１（８）　Ｋ　設けたガス管（７ａＸ８ｂ）等によっ
て４，１ｉ、成され、処理用のガス（ｂ）は、ガス管（
８１２）あるいは（７ａ）側から高圧にて導入され環状
格子（３）および層状に堆積された粒塊状物（ａ）中を
流通し熱交換によ一シ加熱または冷却等の処理を行なう
構造になっており、また、上、下部の液シールトラフ機
構（１２）、（１５）は、トラフ内のシール液（イ）の
水頭によって高圧の内部ガスを大気から遮断し、上、下
フード（７）（８）内のガス漏洩を防止する役割をなし
ている。

しかし、従来の前記高圧ガスによる粒塊状物処理装置に
おいては、処理対象の粒塊状物の通気性が極めて悪い場
合の処理、ガス温度が高い場合の処理、ガス流速が速い
場合の処理に際し、粒塊状物の通気抵抗が極めて高くな
り上、下フード内のガス圧が極めて高圧になるだめ、図
示のような構造の液シールトラフ機構では実際上前記高
ガス圧に対回し得るシール液水頭を確保できずガス漏洩
を生じ、処理性能の低下、製品の品質劣化、ファン効力
の増加等をもたらし、有害ガスによる人的災害の発生な
どの欠点がある。例えば、オイルシェール乾留装とにつ
いて説明すると、オイルシェールの、堆積高さを１ｍに
するとそのシェール性状によって圧力損失が８００１ｍ
水柱圧に達することがあね、実際上の液シールドシフ機
構の高さは、前記水柱相当のシール液水頭のほかに圧力
変動のピーク率を考慮しかつトラフ、シール周側面に余
裕を設けることが必要であって、前記シール液水頭即ち
必要水頭の約１．５〜２倍大の１２００〜１６００別に
達するため、回転枠、車輪等に干渉しないよってして前
記液シールトラフ機構の必要高さを確保するためには、
回転枠、上、下フードの高さを大幅に高くすることが必
要となシ、装置が著しく大型化し太幅なコスト高および
動力の増加等となる欠点がある。

本発明は、従来の高圧ガスによる粒塊状物処理装置にお
ける前記のような欠点を解消するために開発されたもの
であって、内、外側環状部材とその間のガス透過性環状
格子とからなり粒塊状物を収容して口伝する環状の回転
枠と、該回転枠の上、下側を覆い固定された環状の上、
下フードと、核上、下７−ト８の下部あるいは上部の内
、外周縁と前記回転枠上、下部の内、外周　ｆ’５　Ｋ
設けた上、下の液シールトラフ機構とを具備し、前記下
フードあるいは上フード側から高圧ガスが供給される粒
塊状物処理装置において、少なくとも高圧側の前記液シ
ールトラフ機構を、環状トラフ内に環状仕切板を設けて
複数の内、外側環状液室を設け。

前記内、外環状液室のシール液中に没した内、外シール
周側面を有し前記環状仕切板上から内外側の両シール液
面の一部を覆った密閉ガス室を前記環状トラフ上に対設
した構成にした点に特徴を有し、液シールトラフ機構を
、複数の内、外側環状液室と環状仕切板上からその内外
側の両シール液面を君２つた密閉ガス室を上ｌ１ｊｌ　
Ｉｃ対設した構成にすることによシ、ガスシール性能を
高めかつ小屋化し粒塊状物処理性能およびその信頼性を
向上させた高圧ガスによる粒塊状物処理製置を供する点
にある。

本発明は、前記の構成になってお探、上、下フードの下
部あるいは上部の内、外周縁と回転枠上、下部の内、外
周縁間に設けた上、下の液シールトラフ機Ｐｑにおいて
、少なくとも高圧側の液シールトラフ概袷を、環状トラ
フ内に環状仕切板を設けて複数の内、外側環状液室を設
け、前記内、外環状液室のシール液中に没した内、外シ
ール周側面２石し前記環状仕切板上から内、外側の両シ
ール液面の一部を覆った密閉ガス室を前記環状トラフ上
に対設した構成にしているので、前記密閉ガス室内のガ
ス圧によって内、外側環状液室内の個々の必要シール液
水頭が著しく小さくなシ、ガスシール性能が大幅に高め
られ粒塊物処理性能および信頼性が著しく向上されると
ともに、液シールトラフ機構の高さが大幅に短縮され装
置の小型化、低コスト化、駆動動力の低減などの経済上
の利点を有する。

以下、本発明の実施例を図示について説明する。

第２図に本発明の一実施例を示しており、図中（１）は
内τ１］環状部材、（２）は外側環状部材、（３）はガ
ス透過性の環状格子、（ＩＱ）、（２α）は環状配置の
内、外側枠材であって、前記内側環状部材（１）、外側
環状部材（２）、その間に配設された環状格子（３）お
よび円、外側枠材（１α）（２α）によって粒塊状物（
（ｔ）を層状に収容する回転枠（４）が構成され、該回
転枠（４）は内、外側トラック（５）と車輪（６）とに
よって案内され図示外の回転駆動機構によって回転され
る（１す造になっている。

まだ、図中（７１！ｄ回転枠（４）の上側を覆った環状
の上フード、（８）は回転枠（４）の下側をｍつだ環状
の下フードであって、上、下ツー）’（７１（８）ｉｄ
、図示のように構枠側に支持杆等の手段によって固定さ
れ高圧の処理用ガスのフート８となっておシ、高圧ガス
（Ａｌの導入あるいは排出用のガス管（７１１Ｘ８Ｑ）
が設けられている。

さらに、前記上、下フート”ｆ７１（８）の下部あるい
は上部の内、外周縁と前記回転枠（４ンの上、下部の内
、外周縁間には上部液シールトラフ機ｍ　（２０）と下
部液シールトラフ機構（３０）が配設されている。

前記の上部液シールトラン機構（２ｏ）は、図示のよう
に回転枠（４１における内側環状部材（１）の内側およ
び外側環状部材（２）の外側疋沿って環状トラフ（２１
ｆｆ）（２１ｂ）を設け、環状トラフ　（２１ａＸ２１
．６）内の中心線上に環状仕切板（２２）をそれぞれ設
けてシール液（イ）を収容した内、外側環状液室（２２
ｄ）、（２３ａ）、（２２ｂ）、（２３ｂ）を設けると
ともに、上フード（７）下部の内、外周縁には内外側に
適宜間隔を存してそれぞれ１対の環状の内、外シール周
側面（２４ＣＬ）、（２５α）、（２４ｂ）、（２５ｈ
）を設け、前記谷内、外シール周側面（２４ａ）、（２
５ａ）、（２４ｂ）、（２５ｈ）をそれぞれ対応した前
記内、外側環状液室（２２ａ）、（２３ａ）、（２２Ａ
）、（２３ｂ′、・内の中央部分にかつシール液（イ）
中に没した（り４成とし、前記上フード（７）の下部お
よび１対の内、外シール周側面（２４α）（２５す、（
２４ｂ）（２５ｂ）によって、環状仕切板（２２Ｘ２２
＞上から内、外側環状液室（２２ｄ）（２３Ｇ）、（２
２・う）（２３ｂ）の両シール液（イ）面の一部を覆っ
た密閉ガス室（２６ｃＬ）、（２６ｂ）を、環状トラフ
　（２１α）、（２１，６）上に対設した構成になって
いる。

前記の下部液シールトラフ根本゛ｑ（３０）Ｉ″ｉ、下
ツー）”（８１の上部り；１ｕに環状トラフを設け、回
転枠（４）の下部側に内、外シール周側面を設けている
点で前記上部液シールトラフ機構（２０）と相違１〜で
いる以外は全く同様な構成になっておシ、環状トラフ（
３１ｃ）（３１ｂ）、環状仕切板（３２）、シール液（
イ）を収容し７た内、外側環状ｔｉ室（３２α）、（３
３α）、（３２’６）、（３：３６）、内、外シール周
側面（３４す、（３５α）、（３４ｂ）、（３５ｈ）、
　および密閉ガス室（３６５り、（３６，６）によって
横波されている。

さらに、前記密閉ガス室（２６ｃ）、（２６，６）、（
３６α）、（３６ｂ）には、それぞれ配管（４１）を介
しガスボンベ等の加圧装置（４０）に連通されており、
前記各密閉ガス室内を装置内の高圧ガスと大気とのほぼ
中間のガス圧にする構成になっている。

なお、上フード（７）側には粒塊状物（ａｌの供給口部
（１示省略）′ｆ：設け、また、下ツー１−”（８）側
には、環状格子（３）の一部を回転させるなどの手段に
よって落下された処理済の粒塊状物（、）の取出口部（
図示省略）が設けられて−いる。

図示した実施例は、前記のような構成になっており、回
転枠（４）の環状格子（３）上に図示のように処理対象
の粒塊状物（１）を層状に堆積して収容し、図示外の回
転駆動機構によって回転枠（４）を緩速度でツ旧云しつ
つ、かつ、例えば、下ツー）″（８１のガス管（８Ｑ）
４ｔｔｉから高圧の処理用ガスを導入し、その高圧によ
って下フード（８）ｆｉＩＩから環状格子（３）および
粒塊状物（α）中を流通させて加熱、冷却等の処理を行
なったのち、同ガスは上フ・−ド（７）を介しガス管（
７α）から取出される。

前記の使用例の場合は、下７−ド（８）内が高圧ガスと
なり、例えば８００龍水柱圧とすれば、下部液シールト
ラフ機構（３０）において、密閉ガス室（３６ｃｔ）（
３６ｂ）内のガス圧を加圧装置（４０）によって約４０
０朋水柱圧にして使用する。この場合内、外側環状液室
（３２す、（３２ｂ）、（３３α）、（３３ｂ）におけ
る必要なシール液（イ）水頭は、前記密閉ガス室（３６
ａ）（３４５６）内のガス圧によってそれぞれ約４００
πｍ程度となり従来機（ｊ９に比べ約係で十分なガスシ
ール機能が得られること（１（なり、上部液シールトラ
フ機構（２０）においても同様に、上フード（７１内の
ガス圧に対比、芒せて密閉ガス室（２６す（２６７Ｉ）
内のガス圧なノッ「定値に確保することによって同様な
ガスシール機能が得られ、ガスシール性能が大幅に高め
られ、粒塊状！Ｖ／Ｊ（α）の処理性能、信頼性が著し
く向上される。従って、木矢前例の畝シールトラフ機構
（２０）（３０）け、前記水頭の減少によって大幅に上
下高を縮小でき、大幅な装置の小型化、低コスト化等の
経済上の利点が得られる。

なお、前記実施例においては、環状トラフ内に１個の環
状仕切板を設けた場合について説明したが、２個の環状
仕切板を配設して環状トラフ内を複数の内、中、外の原
状液室ｖｃシかつ２個の密閉ガス室を設けることも可能
であって、ぢらに前記作用効果を高めることができると
ともに、一方のフード側のガス圧があまり高くならない
場合には、高圧側（前記説明では下トラフ側）の液シー
ルトラフ機構のみを前記の実施例の構成にすることも可
能である。

以上本発明を実施例νこつ込て説明しプζが、勿論本発
明はこのような実施例にだけ局限されるものではなく、
本発明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計９改変を
施しうるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の粒塊状物処理装置における環状構造体の
一部縦断面図、鴻２図は本発明の一実施例を示す環状構
造体の一部のみの縦断面図である。 １：内外環状部材　　　２：外側環状部材３：環状格子
　４：環状回転枠　　７二上フード８二下７　　）’　
　２１ａ、２ｆ６，３１ａ、３１ｂ：環状トラフ２２．
３２　：環状仕切枠 ２２ａ、２２／＋、２３ａ、２３ｂ、３２ａ、３２ｂ、
３３ａ、３３ｂ：ｐｌｉ外側環状液室２４Ｑ、２４ｈ、
２５ａ、２５ｂ、３４ｃｔ、３４ｂ、３５ｃｔ、３５ｂ
　：ｔ’％外シール周側面２６（Ｌ、２６ｂ、３６ｔｔ
、３６ｂ　：密閉ガス室第１図 １ 第２図 １；

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内、外側環状部材とその間のガス透過性環状格子とから
   なシ８ａ塊状物を収容して回転する環状の回転枠と、該
   回転枠の上、下側を覆い固定された塊状の上、下フード
   と、核上、下フードの下部あるい１ｄ上部の内、外周縁
   と前記回転枠上、下部の内、外周線間に設けた上、下の
   液シールトラフ機構とを具備し、前記下フードあるいは
   上フード側から重圧ガスが供給される粒塊状物処理装置
   において、少なくとも高圧側の前記液シールトラフ機構
   を、環状トラフ内に環状仕切板を設けて複数の内、外側
   環状液室を設け、前記Ｐハ外環状液室のシール液中に没
   しだ円、外シール周側面を有し前記環状仕切板上から内
   、外側の両シール液面の一部を覆った密閉ガス室を前記
   環状トラフ上に対設した４１“ｑ成にしたことに特徴を
   有する高圧ガスによる粒塊物処理装置。