JPS5915810Y2 - 床面貫通管用カバ− - Google Patents
床面貫通管用カバ−Info
- Publication number
- JPS5915810Y2 JPS5915810Y2 JP6255279U JP6255279U JPS5915810Y2 JP S5915810 Y2 JPS5915810 Y2 JP S5915810Y2 JP 6255279 U JP6255279 U JP 6255279U JP 6255279 U JP6255279 U JP 6255279U JP S5915810 Y2 JPS5915810 Y2 JP S5915810Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cylinder
- divided pieces
- concrete
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床面貫通管用カバーに関する。
従来、この種カバーとして例えば金属製の筒体からなり
、これを水平方向に架設した枠板上面に取付けて該筒体
の外方で該枠板の上面にコンクリート打込み、該コンク
リートを養生させてこれと前記筒体とが強固に結着して
から、前記枠板に形成した孔とその上方の筒体内に管を
貫通させて配管し、該管外側と筒体内側との間隙にモル
タルを埋込みその後枠板を撤去して床面に管を貫通する
施工を行っている。
、これを水平方向に架設した枠板上面に取付けて該筒体
の外方で該枠板の上面にコンクリート打込み、該コンク
リートを養生させてこれと前記筒体とが強固に結着して
から、前記枠板に形成した孔とその上方の筒体内に管を
貫通させて配管し、該管外側と筒体内側との間隙にモル
タルを埋込みその後枠板を撤去して床面に管を貫通する
施工を行っている。
然し乍ら、この施工においてコンクリートを打込むとき
に該コンクリートの一部が筒体内に流れ込んで該筒体内
側に結着し、その後鉄筒体内に管を貫通するときにこの
結着したコンクリートがその管の貫通を妨げる不都合が
あった。
に該コンクリートの一部が筒体内に流れ込んで該筒体内
側に結着し、その後鉄筒体内に管を貫通するときにこの
結着したコンクリートがその管の貫通を妨げる不都合が
あった。
本考案はこの不都合を解消したカバーを提供することを
目的とするもので、筒体１の下端内周にその全周に亘っ
て中心部に向けて延びる可撓性分割片２を夫々隣り合う
分割片２，２間士が互いに接するように突設し、これら
分割片３を、管４の貫通後のモルタル６の受部に形成す
ると共に該筒体１の上端に蓋体３を載置して成る。
目的とするもので、筒体１の下端内周にその全周に亘っ
て中心部に向けて延びる可撓性分割片２を夫々隣り合う
分割片２，２間士が互いに接するように突設し、これら
分割片３を、管４の貫通後のモルタル６の受部に形成す
ると共に該筒体１の上端に蓋体３を載置して成る。
図面において、筒体１は例えば金属材或いは合成樹脂材
により形成した。
により形成した。
各分割片２は薄肉の金属板或いは合成樹脂板からなって
これに可撓性を付与するようにした。
これに可撓性を付与するようにした。
そして各分割片２は第１図示の如くその先端部を斜上方
に向けて形成して管４の挿入を容易に行えるようにし、
又第２図示の如く左右隣り合う分割片２．２が互に接す
るように設けられて後述する如くモルタルを埋込んだと
きにこれら分割片２，２間から該モルタルが流出しない
ようにした。
に向けて形成して管４の挿入を容易に行えるようにし、
又第２図示の如く左右隣り合う分割片２．２が互に接す
るように設けられて後述する如くモルタルを埋込んだと
きにこれら分割片２，２間から該モルタルが流出しない
ようにした。
蓋体３は金属板或いは合成樹脂板をプレス加工等の手段
により成形されるもので、中央部において下方に凹入さ
せてその周側を前記筒体１の内側に当接させると共に周
縁部において外方に屈曲させてその下面を該筒体１の上
端に当接するようにした。
により成形されるもので、中央部において下方に凹入さ
せてその周側を前記筒体１の内側に当接させると共に周
縁部において外方に屈曲させてその下面を該筒体１の上
端に当接するようにした。
５は該筒体１の下端に形成した鍔を示す。
次に施工につき説明すると、筒体１の上端に蓋体３を載
置した状態で第３図示の如く枠板６上に取付ける。
置した状態で第３図示の如く枠板６上に取付ける。
そして筒体１の外方で該枠板６の上面に第４図示の如く
コンクリートを打込む。
コンクリートを打込む。
このときこの打込み圧が大きくてコンクリートが飛び散
っても蓋体３が筒体１に載置されているので該コンクリ
ートの飛抹が該筒体１内に流入することはない。
っても蓋体３が筒体１に載置されているので該コンクリ
ートの飛抹が該筒体１内に流入することはない。
その後コンクリートが養生されてから枠板６を撤去し、
第５図示の如く筒体１内に下方から管４を貫入していき
その外側で分割片３を押し拡げると共に上端で蓋体３を
押し上げ排除する。
第５図示の如く筒体１内に下方から管４を貫入していき
その外側で分割片３を押し拡げると共に上端で蓋体３を
押し上げ排除する。
そして鉄管４が貫通し終えてから筒体１の内側と管４の
外側との間隙にモルタルを埋込み施工が完了する。
外側との間隙にモルタルを埋込み施工が完了する。
このように本考案によると筒体１があるので、コンクリ
ート打込みによる床面の施工に際して該筒体１により管
４の貫通空間が確保されると共に該筒体１の上端に蓋体
３が載置されているので、該筒体１内にコンクリートの
流入がなくかくてその後に行う管４の貫通を妨げること
がなく而もその管４の貫通に伴って蓋体が自動的に撤去
されて施工が容易であり、更に筒体１の下端内周にその
全周に亘って中心部に向けて延びる可撓性分割片２をそ
れぞれ隣り合う分割片２，２同士が接するように突設し
モルタル受部に形成したので、貫通後の管と筒体との間
にモルタル６を埋込んでも該モルタル６が下方に流出す
ることがない効果を有する。
ート打込みによる床面の施工に際して該筒体１により管
４の貫通空間が確保されると共に該筒体１の上端に蓋体
３が載置されているので、該筒体１内にコンクリートの
流入がなくかくてその後に行う管４の貫通を妨げること
がなく而もその管４の貫通に伴って蓋体が自動的に撤去
されて施工が容易であり、更に筒体１の下端内周にその
全周に亘って中心部に向けて延びる可撓性分割片２をそ
れぞれ隣り合う分割片２，２同士が接するように突設し
モルタル受部に形成したので、貫通後の管と筒体との間
にモルタル６を埋込んでも該モルタル６が下方に流出す
ることがない効果を有する。
第１図は本考案カバーの１例の縦断面図、第２図はそれ
の底面図、第３図乃至第６図は本考案カバーによる施工
状態を示す裁断側面図である。 １・・・・・・筒体、２・・・・・・分割片、３・・・
・・・蓋体。
の底面図、第３図乃至第６図は本考案カバーによる施工
状態を示す裁断側面図である。 １・・・・・・筒体、２・・・・・・分割片、３・・・
・・・蓋体。
Claims (1)
- 筒体１の下端内周にその全周に亘って中心部に向けて延
びる可撓性分割片２を夫々隣合う分割片２．２間士が互
いに接するように突設し、これら分割片３を、管４の貫
通後のモルタル６の受部に形成するとともに該筒体１の
上端に蓋体３を載置して戒る床面貫通管用カバー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255279U JPS5915810Y2 (ja) | 1979-05-12 | 1979-05-12 | 床面貫通管用カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255279U JPS5915810Y2 (ja) | 1979-05-12 | 1979-05-12 | 床面貫通管用カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55163586U JPS55163586U (ja) | 1980-11-25 |
| JPS5915810Y2 true JPS5915810Y2 (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=29296556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255279U Expired JPS5915810Y2 (ja) | 1979-05-12 | 1979-05-12 | 床面貫通管用カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915810Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3300779C2 (de) * | 1983-01-12 | 1984-12-06 | Fa. A. Raymond, 7850 Lörrach | Kabelschelle für variable Durchmesser |
-
1979
- 1979-05-12 JP JP6255279U patent/JPS5915810Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55163586U (ja) | 1980-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN206495501U (zh) | 一种现浇混凝土楼板预留孔洞模板 | |
| JPS5915810Y2 (ja) | 床面貫通管用カバ− | |
| JPS5922180Y2 (ja) | コンクリ−ト型枠間隔保持装置 | |
| US2192104A (en) | Burial vault with metal lining | |
| US2274108A (en) | Burial vault | |
| JPS6110344U (ja) | 鋼管杭の防蝕構造 | |
| JPS6127422Y2 (ja) | ||
| JPS6212739Y2 (ja) | ||
| JPH0539153Y2 (ja) | ||
| JPS5835708Y2 (ja) | 頭部補強コンクリ−ト杭 | |
| JPS6229433Y2 (ja) | ||
| JPS6038773Y2 (ja) | 排水材 | |
| JPS5821044U (ja) | 複合パイル | |
| JPS5885653U (ja) | 鋼管杭用ブレキヤストコンクリ−ト製杭キヤツプ | |
| JPH0191191U (ja) | ||
| JPS582374U (ja) | 水力機械 | |
| JPH0218567U (ja) | ||
| JPH0297477U (ja) | ||
| JPS616543U (ja) | Ｐｉｐ工法における充填材止水装置 | |
| JPH0293354U (ja) | ||
| JPH025420U (ja) | ||
| JPS6391530U (ja) | ||
| JPS6211790U (ja) | ||
| JPS62131026U (ja) | ||
| JPH01149994U (ja) |