JPS5915677B2 - 筒状ピ−スの自動縫製搬出装置 - Google Patents

筒状ピ−スの自動縫製搬出装置

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JPS5915677B2
JPS5915677B2 JP10630080A JP10630080A JPS5915677B2 JP S5915677 B2 JPS5915677 B2 JP S5915677B2 JP 10630080 A JP10630080 A JP 10630080A JP 10630080 A JP10630080 A JP 10630080A JP S5915677 B2 JPS5915677 B2 JP S5915677B2
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JP
Japan
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sewing
finger
sewing machine
cylindrical
cylindrical piece
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JP10630080A
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勧 清水
「こう」 河原
伸 竹ノ内
賢太郎 山根
勝治 参田
静雄 河越
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Gunze Ltd
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Gunze Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ショーツ、ブリーフその他の2次加工縫製品
における全体として筒状形態をなす被縫製品(以下筒状
ピースと相称する)の自動縫製、並びに縫製を終了した
ピースを自動的に搬出する一連の操作を、特にその対人
能率の飛躍的向上の下に行なえるようにしたものに関す
る。
例えば筒状ピースの1例として、ショーツ、ズロース等
においては、片面2本針ミシン等を用いて、その穿口に
ゴム紐の挿通する袋状部分を縫製する所謂大神え部の縫
製作業が必須とされる。
この大神え工程は、周知のようにその穿口側端を3重に
折返して袋筒部を形成し、袋筒部を反転させる天引き工
程と、反転された袋筒部の一側を身生地側に縫着固定す
る大神え工程とから成るのであり、又同じく筒状ピース
でも、ブリーフ、トランクスや長ズボン下のようなもの
では、その袋筒部内に通常2本のゴム紐を挿通するため
、大神え縫着は袋筒部の中央部分に施す等の点で若干相
違するが、このような筒状ピースの大神え部の縫製作業
を自動的に行なうように、既成の工業用ミシンに必要な
自動機構を付加した自動縫製ミシンも、例えば本出願人
が先に出願に係る実開昭56−17069号において見
られるように、既に提案されている処である。
かかる自動縫製ミシンにおいては、作業者は通常筒状ピ
ースの穿口部分をミシンの押え金工に送り込む操作、自
動縫製が終了してミシン押え金その他の解放とミシンの
停止により、筒状ピースをミシン機外に取出す操作のみ
で足りるが、工業的量産に当っては、かかる自動縫製ミ
シンの管理を1人の作業者によって可及的多数台につい
て容易に行なえるようにすることが、対人能率の点でき
わめて重要事である。
即ち1人の作業者によって可及的多数のミシンを容易に
管理し、その故障の発見や補修、製品の搬出等について
最少の行動半径の下に充分なチェックができるようにす
ることは、生産される製品の綜合的なコストの面から、
稼動時間における労働力の有効な配分と軽減等の面から
等閑に付し難い処である。
本発明はこのような筒状ピースの自動縫製ミシンを集約
的に最少のスペース内に集め、それらによる個々の製品
を自動的に定位置において連続的に搬出することにより
、対合能率は変らなくても対人能率を飛躍的に向上させ
、作業者は単に素材を各ミシンの押え金工に送入するの
みで足りるようにして、その目的を達成できるようにし
たものであり、その特徴とする処は、筒状ピースの自動
縫製ミシンが回転テーブル上に同テーブルの回動中心に
対して等角度かつ放射状に列設された多頭縫製部と、該
多頭縫製部の回転テーブルの外側に配置され、そのベル
ト面が垂直とされた一対のベルトコンベアが水平方向に
平行状に対置され、かつコンベア一端側を支点として他
端側か開閉自在であると共に全体が上下方向に起伏自在
に設けられた筒状ピースの把持、引抜き用フィンガーと
、該フィンガーの下方に配置されると共にフィンガーに
よって把持された筒状ピースを平面的に支承する支承面
を持つ回動板が上下方向に可回動に設けられた積重ね部
材と、該積重ね部材の回動板上の筒状ピースを受取るコ
ンベアとから成る点にある。
以下図示の実施例について本発明を詳述すると、第1図
は本発明における多頭縫製部に用いる自動縫製ミシン1
例の要部外観図、第2図は本発明の多頭縫製部実施例の
縦断正面図、第3図は同筒状ピースの把持、引抜き用フ
ィンガーの斜面図、第4図は同フィンガーと積重ね部材
の関係位置説明図、第5図は同多頭縫製部とフィンガー
位置関係説明図を夫々示しているが、本発明においては
、自動縫製ミシンそのものの内容構造はもとより自由で
あり、それが筒状ピースの所要各部の自動縫製を行なう
ものならば適用可能であるが、第1図では先に述べた本
出願人の出願に係る処の実昭56−17069号におけ
る。
筒状ピースの穿口部分における天押え工程を行なうもの
を1例として示している。
即ち1はショーツ等の筒状ピースを示し2はミシン機台
、3はミシン押え金、4は縫製用ミシン針部を夫々示し
、筒状ピース1の天押え縫製を行なう穿口等の一側辺1
aは安定な走行を促すフィードローラ5、ミシン押え金
2及び生地端規制定規6等によってその一側辺1aが案
内されて所要の自動縫製を受けるのであり、その他7は
投受光器等による生地検出センサー、8は押え部材、9
は天引きの凸状縫目を引掛けるガイド球、10は筒状ピ
ース1の身生地を逃がすためのガイドバーを示しく詳細
は実昭56−17069号参照)、このような自動縫製
ミシンによる筒状ピース1の縫製に当り、本発明では第
2図示のような多頭のミシン11を用いるのである。
即ち第2図において、11は第1図で例示したような自
動縫製ミシンを示しているが、本発明ではベッド12上
に軸受13、回動管軸14を介してテーブル15を可回
動に設置し、この回転するテーブル15の上面に、複数
台(例えば4台以上等)の前記自動縫製ミシン11を、
何れも回動管軸14の回動中心に対し等角装置の放射状
に配設するのであり、このさいテーブル15上の該当位
置には夫々ガイドレール16を装設し、ミシン11の各
種制御機構、部材を内蔵した制御部11aを車輪17を
介して装脱自在に取付けるのであり、これは故障を生じ
たミシン11については、これを引き出し、代りのミシ
ン11を直ちに押込み状に取付け、生産性の低下を防ぐ
ようにしたものである。
尚この図例で回動管軸14の回転駆動に当っては、ベッ
ド12内にモータ等の原動機18、減速機19及びベル
ト、ブーり等による伝動部材20を配備して、テーブル
15を所定スピードの下に回動可能とし、尚テーブル1
5にはその周辺下面にローラ21を配設して、回転の円
滑軽快を期する。
又各ミシン11は夫々各自に専用モータ22を具備する
と共に、回動管軸14内には各種の必要な電気配線23
、圧縮エアその他の流体用配管24が通されて、各ミシ
ン11の制御部11a内に導入され電気配線23は電源
25、配電盤26等が接結され、配管24には接続ポー
ト27等が具備されるようにしである。
テーブル15は管軸14にキー嵌合等で固定され、軸受
13を共用すると共に42は管軸14の下部軸受座であ
る。
尚この回転テーブル15の回転速度及びミシン11の設
置台数は、その筒状ピース1に対する天押え工程その他
の必要な作業時間によって適宜決定されることはいうま
でもない。
更に本発明ではこの多頭縫製部のテーブル15の外側に
、前記各ミシン11上で縫製を受ける筒状ピース1を自
動的に取り出し、かつ搬送する機構が設置される。
これらは第3.4,5図に夫々示すようなものである。
即ち第3,4図において、28は把持、引抜き用フィン
ガーであり、同フィンガー28は1対のフィンガー28
a ) 28 bに、夫々ベルトコンベア29a、2
9bが夫々ホイル30群によって第3図において矢印a
方向に循環回走自在に装設され、一方のフィンガー28
aは支柱31の上端に枢軸32により上下方向に回動し
て第4図実線より鎖線に示すように矢印す方向に起伏自
在に支持され、他方のフィンガー28bはこのフィンガ
ー28a上に設置した駆動シリンダ33のピストンロッ
ド33aに支持されることにより、フィンガー28bは
フィンガー28aに対し第3図矢印Cのように一端側が
扇形に開放し、又接合自在とされるのである。
フィンガー28aの起伏のためには第4図示のように駆
動シリンダー34ピストンロツド34a及びリンク35
が設けられ、又フィンガー28a上にはベルトコンベア
28a 、28bの駆動用モータ36が設置される。
前記支柱31を利用してこのフィンガー28の背面には
積重ね部材37が可動的に設けられる。
部材37は支柱31にロータリシリンダ38等の回転機
構を介して可回動に設けた回動軸39に、前記フィンガ
ー28により一側を把持された筒状ピース1を、平面的
に受承する支承面40aを持つ回動板40がフィンガー
28に向って往復回動自在に設けられたものであり、第
5図に多頭縫製部における自動縫製ミシン11とこれら
フィンガー28及び積重ね部材37の位置関係が示され
、41は積重ね部材37上より筒状ピース1が移送され
るコンベアを示している。
尚以上に示したフィンガー28における各駆動機構や積
重ね部材37における駆動機構、更には回転テーブル1
5の回動機構等は、もとより図例のみに止まらず、自由
に設計できることはいうまでもない。
本発明による自動縫製作業は以下のようにして行なわれ
る。
即ち作業者は、回転テーブル15の回動によって一定の
作業位置にある作業者の手前に回動してくる各自動縫製
ミシン11のミシン押え金工に筒状ピース1の所定部位
を、例えば第1図示のように供給してやることにより、
各ミシン11において筒状ピース1に対する大神え工程
その他の所要縫製加工は自動的に進行し、かくしてミシ
ン1が縫製の完了した筒状ピース1と共に、把持、引抜
き用フィンガー28位置に来た時、光電管その他のセン
サ一部材によって筒状ピース1の到達を検知すると共に
、第3図示のようにシリンダ33によって扇形に開放姿
勢となっているフィンガー28 a t 28 b間に
垂下状態で入り込んだ筒状ピース1の一側一端を、シリ
ンダ33の作動によるフィンガー28a 、28bの閉
合によって把持すると共に、フィンガー28aのシリン
ダ34の起動による枢軸32を支点としての上方回動に
より、フィンガー28bも同行し、フィンガ−2B全体
がミシン縫製台高さと同一レベルの水平姿勢となる。
このさい所要縫製部分、例えば穿口等の腰回り部分は尚
ミシン押え金に挟止されている(但し、ミシンは縫製完
了と共に自動的に縫製運動は停止している)。
次いで、ミシン押え金3、第1図の場合でいえば押え金
3の他にフィードローラ5等の生地押え部材は一斉に解
放され、同時に水平姿勢となったフィンガー28側では
モータ36の起動と共に、1対の把持ベルトコンベア2
9 a t 29 bは第3図矢印a方向に駆動されて
把持された一端側よりそのピース1の一側全長に亘って
コンベア29a 、29b内に進入して把持され、筒状
ピース1はそのピース−側を把持された姿勢でミシン1
1側より抜き取られることになる。
同時に抜取られた筒状ピース1は把持−側を上端として
垂直姿勢状に垂下して吊持され、テーブル15の外側に
位置し、この位置で再び1対のフィンガー28a、28
b、従ってベルトコンベア29a、29bを開放してや
れば(シリンダ33による扇形開放)、把持を解かれた
筒状ピース1は落下しようとするが、これとタイミング
を合わせて積重ね部材37の回動板40をフィンガー2
8方向に向って伏倒状に回動させることにより、回動板
40の支承面40aが筒状ピース1をその平面状に開展
姿勢のままで受は取りつつ回動して、筒状ピース1はコ
ンベヤ41上に開展姿勢のもとに整然と搬出かつ積み重
ねられてゆくことになる。
この搬出が終れば積重ね部材37は旧の起立姿勢に戻り
、又フィンガー28も扇形開放姿勢の下に水平から前傾
状態に戻って、次のミシン11の回動による縫製完了の
筒状ピース1に備えることになる。
本発明は以上の通りであって、回転テーブル15上に自
動縫製ミシン11を中心より等分配量の放射状に列設す
ることにより、多頭数のミシン11を集約的に1箇所の
作業空間にコンパクトに集めることにより、1人の作業
者によって多数のミシン11の保守管理、即ち各ミシン
の運転状態縫製その他の作業進歩状態を容易に監視でき
、不調のミシンの発見、糸切れ、糸継ぎ、筒状P−スの
位置狂い等の簡単なトラブルの補修等も迅速容易に最小
の行動半径のもとに迅速に処理でき、又故障のミシンに
対しては代りのミシン11を直ちに交換することも容易
であり、狭い作業空間内での効率の良い作業が手順よく
行なえる。
又その各ミシン11よりの製品取り出しも、フィンガー
28の開閉による一端把持、ベルトコンベア29による
ピース−側の完全把持とミシン11側よりの抜き取りが
自動的に行なえ、かつフィンガー2B上の筒状ピース1
も、可回動な積重ね部材37の回動板40により、筒状
ピース1を平面的に展開した姿勢のもとての搬出積層が
確実容易に得られるのであり、これにより対人能率は多
数のミシンを単に直列状に並設する型式等に比し、飛躍
的に増大されることは明らかであり、作業者に対し過大
な労働内容を余儀なくされることなく、多頭数のミシン
のメンテナンスをきわめて容易に行なえるもので、筒状
ピースに対する各種の自動縫製加工を更に効率的に進行
させるものとして優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する自動縫製ミシン1例の説明図
、第2図は本発明装置実施例の多頭縫製部の縦断正面図
、第3図は同フィンガー実施例の斜面図、第4図は同フ
ィンガー、積重ね部材の正面図、第5図は同多頭縫製部
と製品把持、引抜き及び積重ね各部材の位置関係を示す
説明図である。 11・・・・・・自動縫製ミシン、15・・・・・・回
転テーブル、2B・・・・・・把持・引抜きフィンガー
、37・・・・・・積重ね部材、1・・・・・・筒状ピ
ース、28 a y 28 b・・・・・・フィンガー
、29at29b・・・・・・ベルトコンベア、40・
・・・・・回動板、40a・・・・・・支承面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状ピースの自動縫製ミシンが回転テーブル上に同
    テーブルの回動中心に対して等角度かつ放射状に列設さ
    れた多頭縫製部と、該多頭縫製部の回転テーブルの外側
    に配置されると共にそのベルト面が垂直とされた一対の
    ベルトコンベアが水平方向に平行状に対置され、かつコ
    ンベア一端側を支点として他端側か開閉自在であると共
    に全体が上下方向に起伏自在に設けられた筒状ピースの
    把持、引抜き用フィンガーと、該フィンガーの下方に配
    置されると共にフィンガーによって把持された筒状ピー
    スを平面的に支承する支承面を持つ回動板が上下方向に
    可回動に設けられた積重ね部材と、該積重ね部材の回動
    板上の筒状ピースを受取るコンベアとから成ることを特
    徴とする筒状ピースの自動縫製搬出装置。
JP10630080A 1980-07-31 1980-07-31 筒状ピ−スの自動縫製搬出装置 Expired JPS5915677B2 (ja)

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JPS5731892A JPS5731892A (en) 1982-02-20
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