JPS59156277A - タバコの充填容量の増加方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はタバコを発泡させてタバコの充填容量を増加す
る、即ち、タバコの嵩密度を低下する方法に関する。本
方法は、紙巻きタバコ用刻み充填材料（ｃｕｔ　ｆｉｌ
ｌｅｒ　）　　を処理するのに特に適してＸ、する。

タバコの葉は、乾燥する間に水分を失って縮み、その後
の貯蔵や刻み等の処理が、葉全体、特に、刻み充填料用
に用いられる薄い葉身部をこの縮んだ又はしほんだ状態
にさせるに寄与する。

１９７０年頃以前に、タバコの充填容量を増加するプロ
セスがいくつか提案又は提出された。我々が知る限りで
は、これらの提案のどれもが工業生産及び使用に具体化
する程十分に実用的なものでなかった。多くは経済的に
寒行できる程十分な発泡又は充填容量の増加を達成しな
かった；他は極めて多くの微粒子としさもなくば弱い葉
身をそこない、他方、他はタバコの葉の容易に発泡する
茎部にのみ適用できるが紙巻きタバコ用の刻み充填材の
主成分である葉身には適用できなかった。凍結乾燥等の
更に他の提案は手の込んだ高価な加工装置と極めて多額
の運転費用とを要するものであった。

例工ば、ダブリュ、ジエー、オーキンス（Ｗ、Ｊ。

）（ａｗｋｉｎｓ　）　Ｋ係る米国特許１．７８９．４
６５号は乾燥中に収縮した乾燥したタバコの容積を増加
する方法及び装置について説明している。この方法では
、乾燥及び状態調整したタバコに空気、二酸化炭素又は
水蒸気でよいガスを約１．４ｋｇ／Ｃｒ／１２　　の圧
力において接触させた後、圧力を急に解放してタバコ成
分をもとの容積ぐらいに発泡させる。その方法によりタ
バコの容積が約５〜１５％増加することがこの特許で述
べられている。

ロジャー　ジー、デ　ラ　バーブ（Ｒｏｇｅｒ　Ｚ。

ｄｅ　ｌａ　１３ｕｒｄｅ　）に係る一連の特許である
米国特許３、４０９．０２２号、同３．４０９．０２３
号、同３、４０’　９．０２７号、同３．４０９．０２
８号は、茎に種々の型の熱処理又はマイクロ波エネルギ
ーを用いる発泡操作を行うことによって喫煙製品に用い
るタバコの茎の実用性を高める種々のプロセスに関する
。しかし、タバコの茎を発泡させる方法は特に関係がな
（・、というのは、茎をふくらませることは極めて容易
だからである。

ウィリアム　エッチ、ジョーンソンに係る米国特許３．
７１０．８０２号及びアメリカンプランズ社に係る英国
明細書１．２９３．７３５号はタバコを発泡させる凍結
乾燥方法に関する。

これらのプロセスのどれもが刻み充填料を発泡させるの
に実用的でないことが分かった。

１９７０年に、７レドリツクンｙ　（Ｆｒｅｄｒｉｃｋ
ｓｏｎ）の米国特許３．５２４．４５１号（１９８１年
に再発行特許３０．（５９３号として再発行された）、
モーザーースチュワートの米国特許３．５２４．４５２
号が特許付与された。これらの特許はタバコに揮発性の
含浸剤を接触させた後に、熱ガス流を急速に通過させて
タバコに接触させることによって加熱して含浸剤を揮発
してタバコを発泡させるプロセスを記載している。これ
らのフラッシュ発泡プロセスがタバコ、特に刻み充填料
の充填容量を増加する工業上実用的な最初のプロセスで
あることが分かり、現在広く認められて世界中広範囲に
わたって工業的に活用されている。

これらのプロセスの変更が後に発行されたフレドリツク
ソンーヒツクマンの米国特許３．６８３．９３７号に記
載されている。この特許は、タバコに揮発性含浸剤の蒸
気をタバコの温度を支配圧力における含浸剤の沸点以上
に保ちながら接触させてタノ（コを液体状又は固体状の
含浸剤の何ら無い状態にした後、急速に降圧又は昇温し
て蒸気の解放条件を与えてタバコを発泡させることによ
りタノくコの充填容量を増加することを教示している。

。 アームストロングの米国特許３．７７１．５３３号は、
二酸化炭素とアンモニアガスとで現位置で炭酸アンモニ
ウムを生成するタバコの処理に関する。

次に、炭酸アンモニウムを加熱によって分解し、タバコ
の気泡内のガスを解放してタバコの発泡を引き起こして
いる。

一層最近になって、ラッチの米国特許４，２３５，２５
０号、バーブ等の米国特許４．２５８．７２　’９号、
サイクス等の米国特許４．．３３６，８１４号は、発泡
剤として特定の含浸剤、即ち二酸化炭素を用い、タバコ
に二酸化炭素のガス又は液体を接触させてタバコを含浸
した後、二酸化炭素を含浸したタバコを急速に加熱する
条件として二酸化炭素を揮発し、それによってタバコを
発泡させるプロセスを開示している。

我々の知る限りでは、工業的に用いられてきているタバ
コの充填容量を増加するプロセスの全てが含浸剤を揮発
する加熱工程を必要としており、そのためエネルギーを
消費しかつ装置を必要とすることにより費用がかかる。

本発明の主要な目的は、加熱工程を必要としないで含浸
剤を揮発してタバコの気泡構造を発泡させるタバコの充
填容量の増加方法を扮供するものである。

発明の要約 本発明はタバコに発泡剤の蒸気を高温及び高圧条件で接
触させてから、圧力を解放して比較的短時間にほぼ大気
圧として、後に別の加熱工程を存在させずにタバコを発
泡させてタバコの充填容量を増加するこ、とかう成るタ
バコの充填容量の改良された増加方法を提供するもので
ある。

本発明の方法は、葉（茎と葉脈とを含む）、ストリップ
（茎を取゛り除いた葉）、又は巻きタバコ用刻み充填料
（紙巻きタバコ材料用に切断又は細断したストリップ）
の形を取る乾燥した（ｃｕｔｅｄ）タバコに適用するこ
とができる。刻み充填料の形を取るタバコが好ましい、
というのは、粒径か小さい程プロセスが一層有効になり
、かつまた、葉又はストリップの形を取る発泡したタノ
（コを後に裁断機又は破砕機にかけて加工するならば、
充填容量の増加の幾分かは失わするかもしれなり・から
である。

処理されるべきタバコは運搬及び加工の間の破損又は破
砕を最少にするために柔軟な状態にすべきである。タバ
コを柔軟にする従来の方法は含水量を約８〜３０％、好
ましくは約１０〜１６％の範囲に調整することであり、
この含水量は本発明により処理するタバコについて極め
て満足すべきものである。本発明によって加工する間に
タノくコから失われる水はほとんど無く、含水量の低下
は通常せいぜい約２〜４％であり、従って、約１３〜１
６％の含水量で出発すれば更に水分調整をする必要な（
紙巻きタバコ材料に適した水分の発泡したタバコとなる
。

本発明で使用し得る発泡剤はタバコに含浸するそれらの
不活性物質、如ち、タバコの気泡構造に十分に浸透し、
圧力を３６　ｋｇ／　、Ｂ２　　以上から下げて該物質
の固相を生成することなくかつ後の加熱工程無くしてタ
バコの気泡構造を発泡させる物質である。好適な発泡剤
は臨界温度が６０〜１５５゛℃、好ましくは３２〜１２
０℃の範囲の低沸点高揮発性化合物である。本明細書で
使用する如き「不活性」なる用語はタバコのいかなる成
分とも化学的に認め得る程に反応しないそれらの物質を
言う。好適な発泡剤はエタン、プロパン、プロピレン、
ｎ−ブタン、イソブタン等の軽質炭化水素、冷媒（Ｒｅ
ｆｒｉｇｅｒａｎｔ　）　１２　（ジクロルジフルオル
メタン）、冷媒２２（モノクロルジフルオルメタン）等
のハロゲン化炭化水素（ハロカーホン）ヲ含む。好適な
発泡剤の大気圧沸点は約−９００〜約２℃の範囲である
。発泡剤の混合物を用いても満足な結果が得られる。混
合物の場合の温度及び圧力の臨界値は、マグロ−ヒル出
版社発行、ロバートエッチ、べり−、セシルエツチ、チ
ルトン編集の［ケミカルエンジニアーズハンドブックＪ
第５版、３−２２７頁及びその後の頁に説明されている
方法を用いて適度の正確さで推定することができる。

本発明の方法は、含水量が約８〜約３０重量％、好まし
くは約１０〜約２０％のタバコを適当な圧力容器に入れ
、発泡剤を蒸気状で容器内に導°大してタバコに接触さ
せてタバコに発泡剤を含浸することによって行う。発泡
剤の導入に先立ってタシくコを入れた容器から空気のほ
とんどを除去することが望ましい。これは真空にするか
又は窒素等の不活性ガスでパージすることによって行う
ことができる。発泡剤蒸気は、昇圧する際に容器内に液
体発泡剤がほとんど又は少しも生成しないように、臨界
超過温度、即ち、発泡剤の臨界温度を超える温度で容器
に導入するのが好ましい。また、加熱蒸気を使用するこ
ともタバコを暖めるのに有用である。容器を加圧する間
、タバコの温度を発泡剤の蒸気−液体平衡温度よりも高
温に保つことが好ましいが、この間に発泡剤がかなりの
程度凝縮しそも害にならない。発泡剤の蒸気を発泡剤の
臨界温、度より約１４〜４２℃高い温度で導入すれば、
はとんどの場合においてタバコの入った容器を加圧する
間の発泡剤の過度の凝縮が防げる。加圧する間に過剰量
の凝縮液体発泡剤の生成を防止するのに必要な温度及び
圧力条件は温度−圧力エンタルピー線図を使用して容易
に確認することができる。達成するタバコの発泡度を最
大にするために、発泡剤加圧下にある間タバコの温度を
使用する発泡剤の臨界温度より約４２℃以上高くしない
ことが好ましい。

本発明の方法において、ガス状発泡剤を、少くとも３６
ｋｇ／ｃＩｒＬ２、好ましくは臨界超過圧（叩ち、発泡
剤の臨界圧を超える圧力、より好ましくは５７ｋｇ／Ｃ
ｒＩＬ２　　を超える圧力、更に好ましくは７１ｋｇ／
　ｃｙｒｔ２　　を超える圧力でタバコに接触させる。

本方法で用いることのできる圧力の上限はわからない。

タバコを本方法により１　’　２　ｋｇ／　ｔｍｔ２　
　より低い圧力を用いて過度に破壊することなく満足し
得る程度にまで発泡させることができ、通常これよりも
高い圧力は必要でない。

発泡剤の圧力を３６　ｋｇ　／　ｃｒｒｉ２　　以上に
上げるのに時間、典型的には約１〜１０分を要し、かつ
発泡剤をガスとして導入するから、タバコに発泡剤を有
効に含浸するために、加圧下におけるそれ以上の保圧時
間をほとんど又は全く必要としない。低い圧力、例えば
３６〜５７　ｋｇ／　ｃｍ２　　を用いる場合、約１〜
１０分の短い時間その圧力を保った後降圧を開始するこ
とによりタバコの幾分か大ぎな発泡を達成することがで
きる降圧は、圧力を１秒〜１０分、好ましくは約６〜３
００秒、最適には約５〜３０秒以内に大気圧に又は大気
圧近くにまで下げるように比較的速い速度で行う。

降圧工程の間にタバコから取り除いた発泡剤ガスを、望
むならば、公知の手段によって回収し再使用することが
できる。降圧する間タバコから発泡剤が排出し、圧力な
０ケージ圧力にまで下げた後にタバコを圧力容器から取
り出す。驚いたことには、タバコを発泡させるか又はタ
バコを発泡状態に設定又は固定させるかのどちらかのた
めに、加圧の後の加熱工程を必要としない。後の加熱工
程の無いことからいくつかの利点が生ずる。これらの利
点の中で、揮発性成分が加熱によって駆逐されなかった
ことにより、一層高品質の発泡したタバコ製品となる。

その他の利点は、タバコの取り扱いが減少することによ
りそれに伴う破損が少くなると共に、設備及び運転費用
が安くなることである。

本発明は、広義には、タバコの充填容量の増加方法にお
いて、低沸点高揮発性発泡剤を使用する方法に関するも
のである。タバコを発泡状態に設定又は固体するために
いくつかの他のプロセスが必要とする加熱工程を必要と
しないで５０％以上の充填容量の増加を達成する。好適
な発泡剤は大気圧沸点が一９０°〜２℃の範囲の標準で
ガス状の炭化水素及びハロカーボンである。これらの化
合物の臨界温度は３０°〜１５５℃の範囲である。

好適な発泡剤の沸点及び臨界点を以下の表に掲載する。

臨　　界　　点 発泡剤　　　　沸点９℃　　　温度２℃　圧力、ｋｖ砿
２エタン　　　　　−８，９３２４９，９プロパン　　
　　−４２９７４６，４ プロピレン　　　−４７９２４７，１ インブタン　　　−１２１５５３７，２ｎ−ブタン　　
　−０，５１５２３８，７Ｒ−１２−３０−１１２４２
，０ Ｒ−２２’−４１９６５０，７ これらの化合物の混合物もまた発泡剤として使用するこ
とができる。しかし、操作を容易にするため、−腫の化
合物を少くとも約９０〜９５Ｘ含有する比較的純粋な発
泡剤を使用するのが好ましい。

本発明のタバコの発泡方法を実施するために、約６〜３
００秒％の範囲の含水量を有するタバコをガスの導入及
び抜き出し用導管を１つ以上付けた圧力容器内に閉じ込
める。可燃性の発泡剤を使用する際の安全性を高めかつ
容器に導入する発泡剤の希釈を低減するために、発泡剤
を導入するに先立ってタバコの入った容器から空気のほ
とんどを除去するのが好ましい。これは容器を窒素又は
発泡剤等の不活性ガスでパージするか、又は真空を用い
ることによって行うことができる。容器から空気を真空
排気して、適当には水銀約１２５籠の絶対圧にするのが
好ましい。次に、発泡剤を容器に導入してタバコに接触
させるが、発泡剤を導入する際の温度レキ発泡剤の臨界
温度と臨界温度より約４２℃高い温度とり間の範囲内に
する。容器内のタバコの調圧を続けて発泡剤圧を少くど
も約３６ｋｇ／ｃＩｒＬ２、好ましく　ハ約５７　ｋｇ
／　、ｘ２　　、Ｊ：　’）　モＸく、最も望ましくは
約７１　ｋｇ　／　ｃｔｒｔ２　　よりも高くする。発
泡剤纜よるタバコの含浸は、通常所望ρ圧力に遂する時
間に、よって十分に完全であるが、３６〜５７　ｋｇ　
／　ｃｔｒｔ２　　の範囲の低い圧力を用いる場合には
、降圧を開始するに先立って圧力を約１〜１０分間保つ
のが有利であるかもしれな＼′・。次に、容器内の圧力
を、発泡剤ガスを絞り弁により抜き出して１秒〜１０分
の時間内、好ましには３〜３００秒の時間内、最も望ま
しくは約５〜３ｏ秒の内にほぼ大気圧にまで減圧する。

次に、容器を開けて発泡したタバコを容器から取り出す
。タバコを発泡した状態に設定又は固定するのに更に加
熱工程を必要としない。発泡したタバコは従来の手段に
よって容易に周囲温度に調整することができる。降圧工
程の間に容器から抜き出した発泡剤ガスを、望むならば
従来の手段によって回収することができる。

発泡が起きる現象は完全に理解されていないが、タバコ
のｊ−も有効な発泡は、降圧する開発泡剤の少くとも一
部がタバコ内で液又は凝縮相に変わった後、更に減圧す
るにつれて蒸発する場合に行われるようである。プロセ
ス中のどの点でタバコの発泡が起きるのかは知らないが
、降圧するｔｉ４）に起きると考えられる。降圧が完了
した後に圧力容器を開けてタバコを回収すれは、タバコ
は漁いたことに気泡構造に損傷を受けることなく、充填
容量が５０Ｘ以上増加した発泡状態で見出される。

１００Ｘを越えて１５０％以上にまで至る充填容量の増
加が本方法を用いることによって達成された。

本明細書で用いる如きタバコの含水量は、対流炉内で１
００℃において１５分間加熱する際のタバコの重量％減
として表わす。本明細書で用いる如きタバコの充填容量
は、内径が約２５ｔｍｎの目盛り付１００ミリリッター
シリンダーと直径約２４闘、重さ約ａ　ｏ　ｚ５，９で
シリンダー内を滑走可能に位置させたピストンとから本
質的に構成される測定器を用いて測定した。タバコの３
ｇ試料をシリンダー内に・入れ、その上にピストンを位
置させた。

ピストンによって加えられた重力は約０．１６ｋＣ４／
ｃｍ２（２，３ｐｓｉ　）の圧力に相当した。試料の充
填値、又は充填容量はシリンダー内のタバコの３ｇ試料
をその上にピストンの重量が３分間作用した後圧縮した
容積であった。この圧力は、紙巻きタバコにおいて通常
包装紙によりタバコに加えられる圧力に近い圧力に相当
する。夕づコの含水量はこの方法によって測定される充
填値に影響を及はす。従って、発泡前後の両方のタバコ
の比較充填容量は、本質的に同一の含水量を有するタバ
コについて求めた。充填容量の増加％又は発泡％は、発
泡した試料の充填容量から未発泡の対照試料の充填容量
を引いて−この差を対照試料の充填容量で割り、この商
に１００を掛けて算出した。

本発明を一層完全に理解するため、本発明を実施する手
順の特定め実施例を今参照する。

実施例１ タバコの発泡実検を、１００１（ｇ／　ＣＩｎ２　　を
越える圧力を入れることのできる容積が４．５）の圧力
容器から成る装置を用いて行った。この容器は容易に開
閉してタバコの出し入れができるものであった。熱塾′
対を容器の内側に叡り付けて容器の内容物の温度を測定
し、かつ圧力計が容器内の圧力を指した。加熱器及び１
２’０〜１３０℃の温度に保っだ液浴に浸漬したチュー
ブコイルを通して発泡剤を容器内に導入した。絞り弁を
伺けたチューブ管路を通して発泡剤の蒸気を容器から抜
き出した。

バーレー及び熱風乾燥した（　ｆｌｕｅ−ｃｕｒｅｄ　
）　　タバコの巻きタバコ用充填料ブレンド約４５０ｇ
を容器に入れ、容器を閉止して釉々の発泡剤を用いる実
験を行った。次に真空を用いて容器内をほぼ絶対圧１ｌ
２５−１３０ａＩ−Ｉ　　に減圧した。次に、発泡剤を
加熱器及びチューブコイルにより容器に導入して容器内
の所望の圧力に達した。発泡剤を最初に導入してから所
望の圧力を達成するまでの時間を本明細書中加圧時間と
して表わす。容器内の温度及び圧力を最高圧力に達した
時に指示計器から読み、本明細書中室温及び室圧として
表わす。

発泡剤を容器からガス抜きし始めるに先立って容器が室
圧にある時間を本明細書において含浸時間として表わす
が、発泡剤によるタバコの含浸ば、また加圧中にも起き
ることがわかる。含ｐ９　Ｍ間が有るならは、その最後
に、絞り弁を開け、発泡剤を茶器からガス抜きして容器
内の圧力を天性的に大気圧に１で減圧した。ガス抜きが
起きた間の時間を本明細書において降圧時間として表わ
す。

容器のガス抜きを完結した時に、容器を開けて発泡状の
タバコを取り出した。一般的に言えば、降圧を完了した
際のタバコの温度は実験による試験の量比到達した室温
よりも１５０〜６５℃低い範囲であった。発泡したタバ
コを周囲温度に至らせてから、含水量及び充填容量の測
定を行った。

下記の第１表に使用した条件及び得られた充填容＝けの
増加に関する代表的な実験を掲載する。表に掲載したタ
バコの含水量は、未発泡試料を圧力容器に入れた際の重
量％で表わした水分％である。

各実験の降圧時間は５〜２０秒であった。

エタン　　　１５．９　　６０　　８５　　０−５５　
　　３−０　　　６５プロピレン　１９．５　　１２３
　１０６　１−３６　　　４−２４　　　９３プロピレ
ン　１６．６　　１１８　１０６　　１−３４　　　４
−２４　　　８４Ｒ−２２１６，６１２９１０６１−１
６４−４４５３Ｒ−，２２１ｉ、４　　Ｉ２７”１０６
　１−２０　　６−０　　５０’Ｒ−１２１６，０１２
９９６４−３６１−３０１０６Ｒ−’ｉ２　　　１４．
８　　１２６　　１０６　　　５−２５　　　２−３４
　　１１１Ｒ−１２１７Ｊ　　１２７　１０６　５−３
８　　２−３４　１３３プロパン　　１３６９６　　４
３　　１−０５　　　６−８　　　６５プロパン　　１
／＞５　　１００　　５２　　５−５０　　　６−０　
　　９１プロパン　　１５．６　１０７　　５７　　４
−ｏ　　　　ろ−３０９５プロパン　　１７．３　１１
０　　６４　　１−１８　　’０−０　　　９０プロパ
ン　　１５．８　１１３　　８５　　１−４７　　０−
４８　１０１プロパン　　１７．８　１２５　　９６　
　２−０４　　１−３０　１２３プロパン　　１９．５
　１２４　１０６　　２−４０　　２−３４　１３７プ
ロパン　　１６．４　１２４　１０６　　２−１２　　
２−３４　１５９苦推定 実ブイ１１　例　２ 含水量４：が１３．８％の巻きタノ（コ用刻み充填料ブ
レンドを実験室用小圧力容器に入れて次の重量％の組成
を有する軽質炭化水累の混合物で加圧した二メタン０，
６７％、エタンｌ　５１　Ｘ　ｓブロノくン９０．１７
％、ｎ−ブタン０．１％、イソブタン１５５％。この発
泡剤混合物についての臨界温度及び臨界圧を計算して、
それぞれ９２℃及び５０　即／ａｍ２であった。容器を
この混合物で加圧して室圧４０ｋｇ／ｃｒ／Ｌ２　　と
し、この時の室温は８５℃であった。

６分の含浸時間後に発泡剤を容器から１分の降圧時間の
内にガス抜きした。タバコを容器から取り出したところ
、充填容量が未発泡試料よりも１０９％増加しているこ
とが分かった。

本発明の特定の実施態様を先に説明してきたが、本発明
の精神及び範囲から逸脱することなくその他の変更態様
を行い得ることは当然明らかであろ手　続　油　市　書
（方式） ％式％ 事件の表示　昭和５８年特　願第１８４５９２号発明の
名称　　タバコの充填容量の増加方法補正をする者 事件との関係　　　　　　　　　　　特許出願人名称　
　　アール・ジエイ・レノルズ・タバコ・カンノぐニー
代理人 電話２７３−６４３６番　１　、。

補正の対象 補正の内容　　別紙の通り 明細書の浄書（内容に変更なし） 手続袖正和− 事件の表示　昭和５８年特　願第１８４５９２　号容 発明の名称　　タバコの充填′真封の増加方法補正をす
る者 事件との関係　　　　　　　　　　　特許出願人名称　
　アール・ジエイ・レノルズ・タバコ・カンパニー代理
人 〒１０３ 補ｉ１：、の対象 １糟つ剣弊→晴吠←叱 明細書の発明ｆ４−’４；Ｆ＝＝特許請求の範囲・発明
の詳細な説明の欄補正の内容　　別紙の通り ｔ　特許請求の範囲を次の通り訂正する。

「特許請求の範囲 ｔ　タバコを不活性なガス発泡剤に少くとも５６ｋｔ／
ｃｒｒ？の圧力及び該発泡剤の臨界温度以下約り０℃〜
該臨界温度以上４２℃の範囲内の温度で接触させた後、
１秒〜１０分の時間圧力を開放してタバコを発泡させる
ことから成るタバコの充填容量を少くとも５０％増加す
る方法。

２、　前記接触を前記発泡剤の臨界温度〜該臨界温度以
上約４２°Ｃの範囲内の温度で行う特許請求の範囲第１
項記載の方法。

五　前記接触を約５７ｋｙ／ｃｍ２以上の圧力で行う特
許請求の範囲第１又は２項記載の方法。

４、　前記接触を約５フイ／ｃｒｎｔ以上の圧力で行い
、前記時間が６〜５００秒である特許請求の範囲第１又
は２項記載の方法。

５、　前記接触を約５７　ｋｆ／ｃｍ”以上の圧力で行
い、前記時間が３〜３００秒であり、前記発泡剤を大気
圧沸点が一９０°〜２℃の範囲内の炭化水素及びハ四カ
ーボンから成る種類より選ぶ特許請求の範囲第１旦又は
策２項記載の方法。

６．　タバコに不活性な発泡剤の蒸気を敵側の臨界超過
圧で含浸した後、圧力を下げて発泡剤がタバコの気泡構
造を発泡させるようにし、発泡剤を排出させてタバコを
更に加熱することを必要としないタバコの充填容量の増
加方法。

Ｚ　タバコに低沸点高揮発性の不活性発泡剤を敵側の圧
力及び温度の臨界超拳条件で含浸した後、圧力を下げて
発泡剤をそこから排出させてタバコを更に加熱すること
なくタバコの気泡構造を少くとも５０％発泡させること
から成る巻きタバコ用刻み充填タバコの充填容量の増加
方法。

＆　タバコを圧力容器に入れ、該′容器に低沸点高揮発
性不活性ガス発泡剤を導入してタバコに接触させ、圧力
を発泡剤の臨界圧以上に上げて発泡剤を凝縮度の萬い状
態でタバコの気泡構造に十分に透過させた後、降圧して
発泡剤をその凝縮度の高い状態から発泡した蒸気状に変
え、発泡剤をそこから排出させて気泡構造を少くとも５
０％発泡きせることから成るタバコの気泡構造の発泡に
よる巻きタバコ用刻み充填タバコの充填容量の増加方法
。

９　タバコを炭化水素及びハロカーボンから成る種類よ
り選ばれる不活性ガス発泡剤に少くとも３６　ｋｇ／ｅ
ｒｒ？の圧力及び該発泡剤の支配圧力における蒸気−丸
体平衡より高い温度に５いて接触させた後、圧力を１秒
〜１０分の時間解放して該発泡剤をタバコから排出させ
てタバコの気泡構造を発泡ぎせることから成るタバコの
充填容量の増加方法。

１１１　　前記時間が６〜３００秒である特許請求の範
囲第９項記載の方法。

１１　　前記時間が５〜２０秒である特許ＨＲ求の範囲
第９項記載の方法。

１２、　　前記接触を約ムユｋｆ／ｃｒｒ？以上の圧力
で行う特許請求の範囲第９項記載の方法。

１３、　　含水量が１〜５０重量％の範囲内のタバコを
臨界温度が６０〜１５５°Ｃの炭化水素及びハロカーボ
ンから成る種類より選ばれる常態でガス状の不活性な発
泡剤に接触させ２、該接触を約５６ｋｌ−／ｃｒｎ２　
以上の圧力及び該発泡剤の臨界温度以下２０°Ｃ〜該臨
界温度以上４２°Ｃの範囲内の温度で行って該発泡剤で
含浸したタバコを与え、圧力を１秒〜１０分の時間内に
ほぼ大気圧にまで降圧するような速度で前記発泡剤を前
記含浸タバコより放出して別の加熱工程を存在させるこ
となくタバコの気泡構造を発泡させることから成るタバ
コの充填容量を５０％以上増加する方法。

１４、　　タバコを臨界温度が３０〜１５５°Ｃの範囲
の炭化水素及びハロカーボンから成る群より選ばれる不
活性な蒸気状発泡剤に接触させ、該接触を該発泡剤の臨
界温度に等しい−か又はそれ以上の温度及び少くとも約
５６ｋＩＰ／σ２の圧力で行ってタバコを含浸させ、降
圧して該発泡剤の少くとも一部を液相に移させてタバコ
内で凝縮ざ＃、降圧を続けて約１０分以内にほぼ大気圧
とし、発泡剤を気化させかつタバコより分離ぎせてタバ
コを発泡させることから成るタバコを発泡させてタバコ
の充填容量を増加する方法。

１５、　　前記接触を少くとも約５７に＃１０ｒ？の圧
力で行う特許請求の範囲第１・７項記載の方法。

１６、　　タバコをエタン、プロパン、プロピレン。

冷媒１２．冷媒２２．イソブタン、ｎ−ブタン及びこれ
らの混合物から成る群より選ばれる不活性な蒸気状発泡
剤に、該発泡剤の臨界温度以下２０°Ｃ〜該臨界温度以
上４２℃の温度及び該発泡剤の臨界圧より約４．５ｋｙ
／ｃｍ’低い圧力よりも高い圧力で接触させてタバコを
含浸し１１発泡剤をガス抜きして一定速度で降圧してタ
バコにかかる発泡剤圧を１秒〜約１０分の時間内に実質
的に大気圧、とし、発泡剤をタバコから排出させてタバ
コを発泡ぎせることから成るタバコの充填容量の増加方
法。

１Ｚ　　タバコを圧力容器に閉じ込め、臨界温度が３０
〜１５５°Ｃの範囲の炭化水素及びハロゲン化炭化水素
から成る種類より選ばれる不活性なガス状発泡剤の十分
な量を該容器に導入して該発泡剤を実質的に蒸気相に保
ちながら該容器内を加圧して約ム１　ｋｆ／ｌｙｒ？以
上とし、ガス状発泡剤を一定速度で該容器から放出し該
容器内を降圧して１秒〜１０分の時間内に実質的に大気
圧としてタバコを発泡させることから成るタバコの充填
容量の増加方法。

１８、　　前記時間が６〜３００秒である特許請求の範
囲第１７項記載の方法。

１９、前記発泡剤をエタン、プロパン、プロピレン、冷
媒１２．冷媒２２．イソブタン、ｎ−ブタン及びこれら
の混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第１７項記
載の方法。

２０、　　前記時間が５〜■秒である特許請求の範囲第
１９項記載の方法。」 ２、　明細書１６頁９行の１できる」を「できる。」に
訂正する。

３、−　同１７頁下から５行目の「標準」を「常態」に
訂正する。

４、　同１９頁８行の「発泡剤の臨界温度」を「発泡剤
の臨界温度より約２０℃低い温度」に訂正する。

５、　同１９頁１０行の「発泡剤圧を」を「発泡剤圧を
その臨界圧より約４．５　ｋｇ／ｃｍ”低い圧力よりも
高くかつ」に訂正する。

６　同２０頁９行の「完全に」を「完全には」に訂正す
る。

ｌ　同２０頁１１行の「液」を「液体」に訂正する。

８、　同２３頁下から８行の「有るならば」を「有る場
合には」に訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　タバコを不活性なガス発泡剤に少（とも３６ｋｇ
   ／ＣＴＬ２の圧力及び該発泡剤の臨界温度以下約り０℃
   〜該臨界温度以上４２℃の範囲内の温度で接触させた後
   、１秒〜１０分の時間開放してタノクコを発泡させるこ
   とから成るタバコの充填容量を少くとも５０％増加する
   方法。 ２、前記接触を前記発泡剤の臨界温度〜該臨界温度以上
   約４２℃の範囲内の温度で行う特許請求の範加第１項記
   載の方法。 ６、　前記接触を約５７　ｋｇ　７　ａｍ、’　以上の
   圧力で行う特許請求の範囲第１又は２項記載の方法。 ４　前記接触を約５７ｋｇ／ｃ１ｒＬ２　以上の圧力で
   行い、前記時間が３〜６００秒である特許請求の範囲第
   １又は２項記載の方法。 ５、　前記接触を約５７１（ｇ／ｃＩＩ１２　　以上の
   圧力で行い、前記時間が３〜３００秒であり、前記発泡
   剤を大気圧沸点が一９０°〜２　ＡＣの範囲内の炭化水
   素及びへロカーボンから成る種類より選ぶ特許請求の範
   囲第１又は２項記載の方法。 ６　タバコに不活性な発泡剤の蒸気を膣剤の臨界超過圧
   で含浸した後、圧力を下り゛て発泡剤がタバコの気泡構
   造を発泡させるようにし、発泡剤を排出させてタバコを
   更に加熱することを必要としないタバコの充填容量の増
   加方法。 Ｚ　タバコに低沸点高揮発性の不活性発泡剤を膣剤の圧
   力及び温度の臨界超過条件で含浸した後、圧力を下げて
   発泡剤をそこから排出させてタバコを更に加熱すること
   なくタバコの気泡構造を少くとも５０％発泡させること
   から成る巻きタバコ用刻み充填タバコの充填容量の増加
   方法。 ８、　タバコを圧力容器に入れ、該容器に低沸点高揮発
   性不活性ガス発泡剤を導入してタバコに接触させ、圧力
   を発泡剤の臨界圧以上に上げて発泡剤を凝縮度の高い状
   態でタバコの気泡構造に十分に透過させた後、降圧して
   発泡剤をその凝縮度の高い状態から発泡した蒸気状に変
   え、発泡剤をそこから排出させて気泡構造を少くとも５
   ０％発泡させることから成るタバコの気泡構造の発泡に
   よる巻きタバコ用刻み充填タバコの充填容量の増加方法
   。 ９　タバコを炭化水素及びノ・ロカーボンから成る種類
   より選ばれる不活性ガス発泡剤に少くとも３６　ｋｇ／
   　ｃｍ２　　の圧力及び該発泡剤の支配圧力における沸
   点以上の温度において接触させた後、圧力を１秒〜１０
   分の時間解放して該発泡剤をタバコから排出させてタバ
   コの気泡構造を発泡させることから成るタバコの充填容
   量の増加方法。 １０　　前記時間が３〜６００秒である特許請求の範囲
   第９項記載の方法。 １１、　　前記時間が５〜２０秒である特許請求の範囲
   第９項記載の方法。 １２、　　前記接触を約７０ｋｇ／Ｃ１ｒＬ２　　以上
   の゛圧力で行う特許請求の範囲第９項記載の方法。 １６、　　含水量が１０〜６０重量％の範囲内のタバコ
   を臨界温度が３０〜１５５℃の炭化水素及びノ１０カー
   ボンから成る種類より選ばれる通常ガス状の不活性な発
   泡剤に接触させ、該接触を約３６ｋｌ！／ｃＩＩＬ２　
   　以上の圧力及び該発泡剤の臨界温度以下２０℃〜該臨
   界温度以上４２℃の範囲内の温度で行って該発泡剤で含
   浸したタバコを与え、圧力を１秒〜１０分の時間内にほ
   ぼ大気圧にまで降圧するような速度で前記発泡剤を前記
   含浸タバコより放出して別の加熱工程を存在させること
   なくタバコの気泡構造を発泡させることから成るタバコ
   の充填容量を５０％以上増加する方法。 １４　　タバコを臨界温度が３０〜１５５℃の範囲の炭
   化水素及びハロカーボンから成る群より選ばれる不活性
   な蒸気状発泡剤に接触させ、該接触を該発泡剤の臨界温
   度に等しいか又はそれ以上の温度及び少くとも約３６．
   ｋｇ／’α２　の圧力で行ってタバコを含浸させ、降圧
   して該発泡剤の少くとも一部を液相に移させてタバコ内
   で凝縮させ、降圧を続けて約１０分以内にほぼ大気圧と
   し、発泡剤を気化させかつタバコより分離させてタバコ
   を発泡させることから成るタバコを発泡させてタバコの
   充填容量を増加する方法。 １５、前記接触を少くとも約５７ｋｇ／ｃｒｒＬ２　　
   の圧力で行う特許請求の範囲第１７項記載の方法。 １６、　　タバコをエタン、プロパン、プロピレン。 冷媒１２．冷媒２２．インブタン、ｎ−ブタン及びこれ
   らの混合物から成る群より選ばれる不活性な蒸気状発泡
   剤に、該発泡剤の臨界温度以下２０００〜該臨界温度以
   上４２℃の温度及び該発泡剤の臨界圧より約４．５　ｋ
   ｇ　／　ｃｍ２　　低い圧力よりも高い圧力で接触させ
   てタバコを含浸し、発泡剤をガス抜きして一定速度で降
   圧してタバコにかかる発泡剤圧を１秒〜約１０分の時間
   内に実質的に大気圧とし、発泡剤をタバコから排出させ
   てタバコを発泡させることから成るタバコの充填容量の
   増加方法。 １Ｚ　　タバコを圧力容器に閉じ込め、臨界温度が３０
   〜１５５℃の範囲の炭化水素及びノ為ロゲン化炭化水素
   から成る種類より選ばれる不活性なガス状発泡剤の十分
   な量を該容器に導入して該発泡剤を実質的に蒸気相に保
   ちながら該容器内を加圧して約７１１　ｋＧ　／　ｃｍ
   ２　　以上とし、ガス状発泡剤を一定速度で該容器から
   放出し該容器内を降圧して１秒〜１０分の時間内に実質
   的に大気圧としてタバコを発泡させることから成るタバ
   コの充填容量の増加方法。 １８、前記時間が３〜３００秒である特許請求の範囲第
   １７項記載の方法。 １９　　前記発泡剤をエタン、プロパン、プロピレン、
   冷媒１２．冷媒２２．イソブタン、ｎ−ブタン及びこれ
   らの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第１７項
   記載の方法。 ２［１，前記時間が５〜２０秒である特許請求の範囲第
   １９項記載の方法。