JPS5915597A - 充填紙 - Google Patents

充填紙

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JPS5915597A
JPS5915597A JP11863482A JP11863482A JPS5915597A JP S5915597 A JPS5915597 A JP S5915597A JP 11863482 A JP11863482 A JP 11863482A JP 11863482 A JP11863482 A JP 11863482A JP S5915597 A JPS5915597 A JP S5915597A
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JP
Japan
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weight
paper
acid
filler
water
Prior art date
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Pending
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JP11863482A
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English (en)
Inventor
篠原 恒久
章 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 各種紙及び板紙はパルプあるいは故紙を原料として長網
抄紙機あるいは円網抄紙機にて抄紙し、湿潤プレス、ド
ライヤ一工程、そして必要に応じて最終的1(カレンダ
ー処理をすることによって一般的に製造されている。
この製紙工程においてパルプ及び故紙等のセルロース原
料に充填材を内添して抄紙することも既に印刷用紙等の
分野で普及している。
紙の地合いを改善し、紙の不透明度を向上させる目的で
主に充填材が内添されているが、セルロース原料のみに
比較して乾燥速度が向上し、乾燥エネルギーのコストダ
ウンが可能となり、更に、セルロース原料として高級な
晒クラフトパルプを使用する」二質紙においては安価な
充填拐の添加により、かなり紙の原料コストを低下させ
ることが出来る。
このようにセルロース原料に充填材を内添することは製
紙工業にとって非常に有益であり、木材の省資源の点か
らも今後更に推進されると考えられる。
しかしながら従来の技術では充填材の内添割合がセルロ
ース原料100重量部に対し、約10〜15重量部であ
り、特に不透明性の高いことが要求される書籍用の本文
用紙でも充填材の割合は約20重緻%である。充填材の
内添割合がこのように実用上限定されているのは充填材
の内添割合が高くなると充填材歩留り、紙力強度が顕著
に低下するためである、 そこで本発明者等は、従来のレベル以上に充填材を内添
しても、紙力強度及び充填材歩留りがそれ程低下しない
で高充填材含有紙が得られれば製紙工業において極めて
有意義と考え、鋭意検討した。その結果驚くべきことに
は、従来のレベル以上の充填材を内添しても、特定のカ
ルボキン変性ジエン系共重合体及び凝集剤を併用すれば
高い充填材歩留りで高い紙力強度の紙が得られることを
見い出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は(A)水分散性繊維:20車覇%〜7
5重肝%、(B)無機充填4’4 : 20重尾%〜7
0重量%、(C)共重合体のゲル含有率が20沖輸%す
、Fであるカルボキシ変性ジエン系共重合体ラテックス
0.5重量%〜20重鴫%、からなる100庫計%及び
(D)1凝集剤を必要成分として含む水分散液を作成し
、公知の製紙工程を経て得ら八る充填紙である。
本発明で用いられる水分散性繊維としては未晒クラフト
パルプ、晒クラフトパルプ等のケミカルパルプ、メカニ
カルパルプ、セミケミカルパルプ。
合成木材パルプ等のパルプ類及び回収故紙の一種以上を
使用することか特に好捷しいが、必要に(芯じてガラス
繊維、ロックウール等の無機しり維、ポリエステル、ナ
イロン等の合成繊維、セラミック繊維及び麦わら、木綿
〈づ等も併用出来る。
水分散性繊維の割合は20軍量%〜75重量%が好まし
く、特に40重量%〜60重轍%が好まし7い、、 2
 [1重尾%未満の場合は紙力強度が極端に低−トし、
75屯M%を越える場合は充填材の内添効果か低く好ま
しくない。
」\究明において用いられる充填材としては酸化チタン
、シリカ、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カル/ラム、
硫14タカルシウム、硅酸カルシウム、酸化力ルンウム
、fill) Wアルミニウム、ケイソウ土、クレー、
水酸化マグネシウム、タルク等の無機充填材か挙げられ
るが、炭酸カルシウム、クレーおよびタルクか適してい
る、無機充填材の使用割合1J10重階%〜70重袖%
が好ましい、200庫計・31未満では充填材の内添効
果が低く、又70重歇%を越える1合は紙力強度が顕著
に低下し好ましくない、。
本発明において用いる共重合体ラテックスは充11戸イ
”4内添による紙力強度の低下を抑制し、充填材歩留り
を向上させる目的で使用され、本発明を達成」−る上で
重装な役割を果している。
」―記目的を最も効果的に達成するためにはゲル含有■
が20車歇%以−ヒを有し、不飽和カルシボン酸及rノ
・ジエン系rゼ爾体を共重合体構成成分として波相して
得られるカルボキン変性ジエン系共重合体ラテックスで
あることが要求される。共重合体のゲル含有基か20−
Φ昂%未尚の腸合紙力強度が顕著に低寸し好捷しくない
3.なお本発明で用いられるゲル含有−とはトルエンろ
Q CC中に共重合物(固体)を0.59−添加し、据
とり器で約4時間(W拌溶解させ、200メツシユの金
網でfj過し、金網上にI−1別された共−Φ合体を乾
燥して秤部し、もとの共重合体にゾ;Jする型組割合で
示したものであ乙。
カルホキン変慴ジエン系共重合体ラテックスはゲタジエ
ン、イノプレン、クロロプレン等のジエン糸り6 量体
、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸等の不飽和カルボン酸単量体及び曲の共重合
可能な単量体を公知の乳化改行1去に」、って共重合し
て得られる。他の共重合(可能な単1体どしてはスチレ
ン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ジビニルベ
ンゼン等の芳香族ビニル化合物、β−ヒドロキノエチル
アクリレ−ト等のヒドロキシアルキルエステル、グリシ
ジルメタクリレート、グリシジルアクリレート等のグリ
シジル基を有するビニル化合物、アクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド等のアミF基を有するビニル
化合物、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等ビニルエス
テル類、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、
エチルアクリレート、ブチルアクリレート等のアルキル
アクリレート類、ジオクチルマレート、ジオクチルフマ
レート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、アクリ
ロニトリル、メタクリレートリル等が挙げられる。
上記のジエン系単量体、不飽和カルボン酸及び他の共重
合可能な単量体から得られる本発明のカルボキシル変性
ジエン系共重合体ラテックスのうちでもジエン系単量体
としてブタジェン、不飽和カルボン酸としてフマル酸、
イタコン酸、マレイン酸から選ばれる不飽和ジカルボン
酸−神以上、及びその他の共重合可能な単量体としてス
チレン、アクリロニトリル、メチルメタクリレートから
選ばれる一神以上を用いて得られる共重合体ラテックス
か高い紙力強度を力え、最も好捷しい。
各単層体の配合割合は特に限定されるものではないかジ
エン系弔量体30重敏%〜6o重搦%、ゴ・飽711カ
ルホ/部シ0.5庫量%〜5 fij丘%の範囲で用い
/ζ」帽辷口・好寸しい、ジエン系qt帛体の割合が高
くなると紙力輝度か低下する傾向になり、逆に/エン余
栄量体の配a割ばかかなり低くなると歩留りが低下する
ようになり、又不飽和カルボン酸の酊゛合割合が非常(
fこ少ない場合は紙力強度が低下し一不力包和1)ルボ
/自νの配合側aが高い場合は凝集剤か多量゛必要とな
り、充填剤歩留りも低下する、本発明のカルボキシル変
性ジエン系共重合体ラテックスの使用割合は0.5重騎
%〜20重量%(固形分換駒)の範囲で用いる必要があ
る。0.5重量%未満の場合は紙力強度の向上割合が湘
著でなく、平/冴性も低下する3、20車計%を越える
場合は充填7紙が柔らかくなり、紙力強度の向上割合も
Qlとんとない。
本発明のカルボキシル変性ジエン糸共1j8合体は通常
の乳化重合法によって容易に得ることが出来る。乳化重
合に用いられる乳化剤としてはドテシルベンゼンスルフ
オン酸ソーダ、ラウリル硫酸ソーダ、ナトリウムジオク
チルスルフォザクシネ−1・、ジナトリウムドデシルジ
フェニール、エーテルジスルフオネ−1・等のアニオン
乳化剤、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
等のノニオン乳化剤等が挙げられる9M↓合−l始剤と
しては過硫酸塩あるいはこれに亜伽酸塩捷たは重亜瞳酸
塩などの還元剤を組み合わぜ/゛こレトソクス系)独媒
、有機ハイドロパーオキサイド等が用いられる。
その他連釧移動剤、電#質、キレ−1・剤、緩衝剤、p
H調整剤等を必要に応じて用いることが出来る。これら
の乳化前、重合開始剤、分子量調節剤その他の助剤およ
び単量体1rJ、重合開始前に全部仕込むか、捷だは一
部を重合開始前に仕込み、残りを重合中に連続的”また
は非連続的に添加するか、あるいはまた神ラテックスの
存在下あるいは存在しない状態で重合開始とともに連続
的または非連続的に添加する等の公知の方法で用いられ
る。
本ジ1−明のへ1集削は抄紙前の水スラリー中に存在す
るラテックス、あるいは充填拐、繊維を不安定化し、抄
紙に都aの良い程1隻の大きさの凝集体くフロック)を
形成させる目的で1月いられる。このような役割を果す
渇し集剤としては水溶性無機J!たとえば側口4会アル
ミニウム、ミョウバ/、塩化カル/ラムお・よひ塩化マ
グネンウム等、カチオン性ラテックス、水溶性イオン性
有機重合体、たとえばポリエチレンイミノおよび神々の
イオン性ポリアクリルアミド、アクリルアミドとジメチ
ルアンモニウムクロリド等か挙げられる。
凝集剤の使用量は特に限定されるものではなく、使用す
るラテックスの種類、割合いによって犬きく影欄〉され
、通常はラテックスが十分に繊維あるいは充jirJ、
 tgに定着する捷で添加される。凝集剤の添J+11
方法も特に限定されるものではなく、ラテックスの添υ
If f)fJでもラアツクス添加後でも良く、1だ連
続的1・こあるいは非連続的に添加することも出来る。
本分5明を実砲する」二て製紙工業で通常便用される添
加剤例えばセルロース誘導体、各種酸化防止剤、防カビ
剤、殺菌剤、pH調整剤、水溶性0有機染料、水分散性
着色顔料、澱粉、非イオン性アクリルアミド共重合体、
メラミンホルムアルデヒ゛ド樹脂・尿素ホルムアルデヒ
ド樹脂・エポキシ樹脂等の架橋性樹脂、アニオンあるい
はカチオン性乳化剤、その他の紙力増強剤等およびジカ
ルボン酸、アルキルケテンニ景体、ワックスエマルジョ
ン、ロジン等のサイズインク剤等を必要忙応じて添加す
ることが出来る、 このようにして得られる本発明の充填紙は各種有機高分
子物質による表面サイズインク、顔料及び力°ルボキシ
変性スチレン・ブタジェン共重合体ラテックス等のバイ
ンダー等からなる紙被棲用コンパランド(カラー)によ
る塗布が可能で、特に印刷用原紙、板紙、及び石コウボ
ード原紙壁紙等に有利に使用出来る。
以下に実施例をあげて本発明を更に詳しく説明するが、
実施例中の部および%はすべて重量部および重量%を意
味する。
実施例及び比較例 窒素置換した抄拌機を備えた温度調節可能な加圧反応器
で水110部、ドブフルベンゼンスルフォン酸ソーダ5
部、重炭酸ソーダ0.9部、過硫酸ソーダ1.2部、表
1に示す単1体100部および連3的移動剤からなる配
合組成物を70°Cで15時間ル合反15、させ、スチ
ームストリッピングを行なって残宙モノマーを除去し、
約43〜46%の固形分を有するジエン系共重合体ラテ
ックスA−1を得、た。得られたラテックスを用いて下
記に示す方法により充填紙を作成し、歩留り、紙力強度
を測定した。
(1)充j−紙の作成 晒クラフトバルブ(針葉樹)を叩解機にて叩解し、カナ
ダイアンフリネース(JIS P8121  規定)が
500CCになるように繊維長を調整する。
次いで上記パルプスラリーを0.4部濃度に調整し、パ
ルプ、充填拐及びラテックス100部(固形分)If(
hJし0.5部11こ相当するカチオン性ポリアミドエ
ピクロルヒドリン4u脂(商品名に3部mene 55
7 。
バーキーレス社製)を添加し、そして表2に示す配合割
合の充填材(タルク:輸入タルク9μ径。
炭酸カルシウム二重質1級7μ径、クレーニジヨーシア
カオリンクレー)とラテックス(20%固形分濃度に希
釈)を順次、ト記パ″ルプスラリーに指押しながら添加
し、最後にスラリー中の水が透明になるまで5%硫酸ア
ルミニウム水溶液を徐々に添加し、ラテックスを定着さ
せた。このようにして得られた水スラリーを角型シート
マシン(80メツシユスクリーン使用)に移し、水を加
えて0.14%のスラリー濃度に調整し、水を除去し、
湿潤紙を得、ドラム乾燥機にて110℃で乾燥した。得
られた充填紙の坪量は約6’CJff/m2〜905’
/m2であった。
(2)物性の測定 囚歩留り 使用した充填材、ラテックス(固形分)、繊維及びその
他の助剤の合計重機に対して、得られた充填紙(乾燥重
量)の割合を%で衣示した値、抄紙工程で排水液中に流
失する王たる原料は充填材と見なしている。
(B)紙力強度 得られた充填紙サンプルを1.5川幅の短冊に切り、引
張試験様にて、50 #III+ /分の速度で引張っ
た時の破断強度(KS’ / att、2)を測定した
表2の評価結果より、繊維にかなりの充填材を添加して
も本発明のカルボキシ変性ジエン系共重合体ラテックス
を併用することによって、歩留り、紙力強度の低下を顕
著に抑制することが明らかである。
また、併用するジエン系共重合体ラテックスとして本発
明の範囲内のカルボキシ変性ジエン系共重合体ラテック
スを本発明の使用レーベル範囲内で月」いた場合に最も
効果的に歩留りと紙力強度を同時j・て改良することが
明らかである。使用する不飽和カルボン酸としてモノカ
ルボッ酸よりジカルボン酸を用いた場合の方がより効果
的であることもわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(A)水分散性繊維=20重量%〜75重量%(
    B)無機充填材=20重量%〜70重量%(C)共重合
    体のゲル含有率が20重量%以上であるカルボキシ変性
    ジエン系共重合体ラテックス0.5重量%〜20重歇% (6)凝集剤 (5)〜(C)の100重量%及び■)を必要成分とし
    て含む水分散液を作成し、公知の製紙工程を経て得られ
    る充填紙。 (2)水分散性繊維が主としてパルプおよび/または回
    収故紙からなる特許請求範囲第1項記載の充填紙。 (ろ)カルボキシ変性ジエン系共重合体ラテックスがア
    クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレ
    イン酸から選ばれる少なくとも一種以上の不飽和カルボ
    ン酸とブタジエ/及びその他の共重合可能な単量体とを
    通常の乳化市会法によって重合して得られることを特徴
    とする特許請求範囲第1項記載の充填紙。
JP11863482A 1982-07-09 1982-07-09 充填紙 Pending JPS5915597A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140065U (ja) * 1989-04-26 1990-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140065U (ja) * 1989-04-26 1990-11-22

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