JPS5915592Y2 - 雨戸サツシのガイド連結構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、雨戸サツシのガイド連結構造に関するもの
で、その目的とするところは、戸袋皿板と雨戸下枠とに
戸板を案内規制するところのガイドを一連に設けるよう
にした雨戸サツシにおいて、これら戸袋皿板と雨戸下枠
に設けた両ガイドを簡単な構造と手数をもって確実かつ
一体に連結することにある。

以下、本考案の一実施例を図面について説明すれば、１
はその一側に戸袋皿板２を連接して所定の雨戸サツシを
組成する金属製の雨戸下枠で、その室内側上方には戸板
３に突設した腕４を掛合して戸板３をこの雨戸下枠上に
沿って案内摺動するガイド５を設けである。

６は戸袋皿板２に設けたガイドで、前記雨戸下枠１に設
けたガイド５と一連し、戸袋皿板２内における戸板３を
規制することにある。

７は戸袋皿板２のガイド６に或した０字形溝８と雨戸下
枠１のガイド５に威したパイルポケット９とに嵌着する
嵌子１０．１１をその両端に突設した天壁１２と前壁１
３より成る断面り字形のピースで、嵌子１０，１１をガ
イド６．５の０字形溝８とパイルポケット９に嵌着する
ことによって、これら両ガイド６．５を一体に連結する
。

なお、前壁１３の内面をガイド５側に向けて厚内にして
いるのは、戸袋皿板２における戸板３の収納引出しを容
易にするためである。

また、天壁１２の一端をガイド５側に延設しであるのは
、ピース７とガイド５との連結を一層強固ならしめるた
めである。

本案において、戸袋皿板と雨戸下枠に設けたガイドは、
そのＣ字形溝とパイルポケットとに嵌着する嵌子を両端
に突設した天壁と前壁より成る断面り字形のピースを媒
体として一体に連結されるものであるから、戸板の収納
引出しはこのピースを境として円滑かつ迅速に行なわし
めることができると共に、両ガイドを簡単なビスの嵌着
作業を以て確実に連結することにより、戸袋皿板と雨戸
下枠との連接及びその連接作業をも容易な確実ならしめ
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本案実施の一例を示すもので、第１図は雨戸下枠
の縦断面図、第２図は戸袋皿板の縦断面図、第３図は連
結状態を示す正面図、第４図はピースの斜視図、第５図
は同上底面図、第６図は第３図のＡ−Ａ’断面図である
。 主な符号の説明、１は雨戸下枠、２は戸袋皿板、５と６
はガイド、７はピース、８はＣ字形溝、９はパイルポケ
ット、 １０と１１は嵌子、 １２は天壁、 １３は前壁。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 戸袋皿板と雨戸下枠とに設けたガイドを、この戸袋皿板
   のガイドに或したＣ字形溝と雨戸下枠のガイドに威した
   パイルポケットとに嵌着する嵌子をその両端に突設した
   天壁と前壁より威る断面り字形のピースをもって一体に
   連結するようにして成る雨戸サツシのガイド連結構造。