JPS5915561B2 - スロツトアレイアンテナ - Google Patents
スロツトアレイアンテナInfo
- Publication number
- JPS5915561B2 JPS5915561B2 JP6623479A JP6623479A JPS5915561B2 JP S5915561 B2 JPS5915561 B2 JP S5915561B2 JP 6623479 A JP6623479 A JP 6623479A JP 6623479 A JP6623479 A JP 6623479A JP S5915561 B2 JPS5915561 B2 JP S5915561B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- slot
- conductive plate
- array antenna
- elongated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0037—Particular feeding systems linear waveguide fed arrays
- H01Q21/0043—Slotted waveguides
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、簡単な構成で給電回路での電力損失の少ない
スロットアレイアンテナに関するものである。
スロットアレイアンテナに関するものである。
従来、この種のアンテナとしては、マイクロストリップ
線路を用いたスロットアレイアンテナが用いられていた
。
線路を用いたスロットアレイアンテナが用いられていた
。
第1図にこのアンテナを示す。第1図aは断面図、第1
図すは平面図である。
図すは平面図である。
1は上部導体、2は誘電体板、3はスロットを有する薄
い導体板、4はスロットである。
い導体板、4はスロットである。
ここで、上部導体1、誘電体板2、薄い導体板3より構
成されるマイクロストリップ給電線路に給電された電磁
波は、スロット4によって放射される。
成されるマイクロストリップ給電線路に給電された電磁
波は、スロット4によって放射される。
このアンテナは、構成は簡単であるが、上記のマイクロ
ストリップ給電線路を電磁波が伝搬する際の電力損失が
大きく、従ってアンテナとしての能率が低くなるという
欠点があった。
ストリップ給電線路を電磁波が伝搬する際の電力損失が
大きく、従ってアンテナとしての能率が低くなるという
欠点があった。
本発明は従来の技術の上記欠点を改善することを目的と
し、その特徴は給電線路における損失を少なくするため
に、準ミリ波帯以上の周波数帯で損失の多いマイクロス
) IJツブ線路のかわりに、低損失なイメージ線路を
用いてスピンドアレイアンテナを構成することにあり、
以下図面について詳細に説明する。
し、その特徴は給電線路における損失を少なくするため
に、準ミリ波帯以上の周波数帯で損失の多いマイクロス
) IJツブ線路のかわりに、低損失なイメージ線路を
用いてスピンドアレイアンテナを構成することにあり、
以下図面について詳細に説明する。
第2図に本発明の実施例を示す。
第2図aは断面図、第2図すは平面図を示す。
5は誘電体、6はスロットを有する薄い導体板、7は導
体板6にもうけられるスロットである。
体板6にもうけられるスロットである。
誘導体5、スロットを有する薄い導体板6より構成され
る誘電体イメージ線路を伝搬する電磁波の電磁界分布は
、第3図に示すとおりである。
る誘電体イメージ線路を伝搬する電磁波の電磁界分布は
、第3図に示すとおりである。
第3図aは、伝搬モードがE¥1モードの場合、第3図
すはE1□モードの場合である。
すはE1□モードの場合である。
イメージ線路に給電された電磁波はその線路を伝搬し、
スロット7により放射される。
スロット7により放射される。
なお、導体板の幅は第3図a又はbの電界分布に比べて
十分に犬なるものとし、イメージの構成に支障がないよ
うにする。
十分に犬なるものとし、イメージの構成に支障がないよ
うにする。
第4図は、マイクロストリップ線路とイメージ線路にお
ける損失を比較して示したものである。
ける損失を比較して示したものである。
8(8−1,8−2,8−3)は、マイクロストリップ
線路の損失理論値を表わす。
線路の損失理論値を表わす。
ここで上部導体1、および薄い導体板3はAg(銀)を
考え、導電率を6.14 X 1077J/m、厚さt
=h/100、幅W=2hとし、誘電体2は、マイクロ
ストリップ線路で一般に用いられる石英を考え、比誘電
率εr−3,78,ttIrLδ−IXIO−’とシテ
求メタ。
考え、導電率を6.14 X 1077J/m、厚さt
=h/100、幅W=2hとし、誘電体2は、マイクロ
ストリップ線路で一般に用いられる石英を考え、比誘電
率εr−3,78,ttIrLδ−IXIO−’とシテ
求メタ。
8−1は、h=0.6mm 8−2はh=0.5mm
、8−3はh=0.4mmの場合であり、使用帯域で高
次モードの発生しない寸法に選んである。
、8−3はh=0.4mmの場合であり、使用帯域で高
次モードの発生しない寸法に選んである。
9(9−1、〜、 9−5 )は、イメージ線路の損失
理論値を表わす。
理論値を表わす。
ここで、誘電体5は、イメージ線路で良く用いられるテ
フロンを考え、その比誘電率ε、−2,1,ttIrL
δ−1×10−4とした。
フロンを考え、その比誘電率ε、−2,1,ttIrL
δ−1×10−4とした。
薄い金属板6は、1および3と同じ<Ag(銀)として
いる。
いる。
9−1は、a=20mm、92はa−167/L71L
19−3はa=13m−9−4はa−10mms 9
5はa = 8m−また、b = a / 2であり、
これも、マイクロストリップ線路と同様に、使用帯域で
高次モードの発生しない寸法に選んである。
19−3はa=13m−9−4はa−10mms 9
5はa = 8m−また、b = a / 2であり、
これも、マイクロストリップ線路と同様に、使用帯域で
高次モードの発生しない寸法に選んである。
第4図より明らかなように、イメージ線路の損失は、マ
イクロストリップ線路に比べ、準ミリ波帯で約5分の1
と低損失である。
イクロストリップ線路に比べ、準ミリ波帯で約5分の1
と低損失である。
第5図に本発明の他の実施例を示す。
5は誘電体、6は薄い導体板、7はスロットである。
第5図は誘電体の短辺と導体板を接するように配置した
イメージ線路の場合である。
イメージ線路の場合である。
なお、本発明のアンテナのスロットを切る場合、スロッ
ト間隔、スロット長、スロット幅、スロット位置、及び
スロットの向きを決定する必要がある。
ト間隔、スロット長、スロット幅、スロット位置、及び
スロットの向きを決定する必要がある。
スロット間隔は管内波長で決定される。一方スロット長
、スロット幅、スロット位置及びスロットの向きの変化
により、放射される電力は変化する。
、スロット幅、スロット位置及びスロットの向きの変化
により、放射される電力は変化する。
従って所望の振幅分布を決定すると、スロット長、スロ
ット幅、スロット位置は決定できる。
ット幅、スロット位置は決定できる。
111 L −*−ムロロM中&ff1lLI −
r 5ibyz−e、trbttrムl 吐M場合
を示したが、共振型の場合も同様に考えられる。
r 5ibyz−e、trbttrムl 吐M場合
を示したが、共振型の場合も同様に考えられる。
すなわち、進行波型の負荷側に短絡板を設けて、イメー
ジ線路内で定在波をたたせて、スロットにより電磁波を
放射させるものである。
ジ線路内で定在波をたたせて、スロットにより電磁波を
放射させるものである。
この共振型の場合はス田ノド間隔を調整するこ吉により
、ブロードサイド方向への放射が得られる。
、ブロードサイド方向への放射が得られる。
本発明の実施例においては、給電線路として損失の少な
いイメージ線路を用いているため、給電線路で消費され
る電力が少なく、能率のよいスロットアレイアンテナを
構成できるという利点がある。
いイメージ線路を用いているため、給電線路で消費され
る電力が少なく、能率のよいスロットアレイアンテナを
構成できるという利点がある。
ところでスロット7からの放射電力は、薄い導体板6の
両側へ放射される。
両側へ放射される。
第6図は、片側にのみ放射させる場合の構成例である。
第6図aは、反射板として金属板10を用いた場合、第
6図すは、電波吸収体11を用いて、アンテナの片側を
包み込んだ場合である。
6図すは、電波吸収体11を用いて、アンテナの片側を
包み込んだ場合である。
金属板10を反射波の位相を考慮して適当に配置するこ
とにより、放射電力は、片側に放射されることになる。
とにより、放射電力は、片側に放射されることになる。
一方、吸収体11により包み込んだ場合も、片側の放射
電力は吸収され、一方向にのみ電力は放射されることに
なる。
電力は吸収され、一方向にのみ電力は放射されることに
なる。
以上、説明したように本発明のアンテナは、イメージ線
路を給電線路として用いているため、準ミリ波以上の高
い周波数帯において、マイクロストリップ線路を用いた
場合に比べ、給電線路での損失が約5分の1と少なく、
能率の良いスロットアレイアンテナを構成できるという
利点がある。
路を給電線路として用いているため、準ミリ波以上の高
い周波数帯において、マイクロストリップ線路を用いた
場合に比べ、給電線路での損失が約5分の1と少なく、
能率の良いスロットアレイアンテナを構成できるという
利点がある。
第1図a及びbは従来のマイクロストリップ線路を用い
たスロットアレイアンテナの構成例、第2図a及びbは
本発明のスロットアレイアンテナの実施例、第3図a及
びbは、誘電体イメージ線路における電磁界分布、第4
図は、マイクロストリップ線路とイメージ線路における
損失理論値の比較、第5図a及びbは、本発明の他の実
施例、第6図a及びbは本発明の更に別の実施例である
。 1・・・・・・上部導体、2・・・・・・誘電体板、3
・・・・・・スロットを有する薄い導体板、4・・・・
・・スロット、5・・・・・・誘電体、6・・・・・・
スロットを有する薄い導体板、7・・・・・・スロット
、8・・・・・・マイクロストリップ線路の損失理論値
、9・・・・・・イメージ線路の損失理論値、10・・
・・・・金属板、11・・・・・・電波吸収体。
たスロットアレイアンテナの構成例、第2図a及びbは
本発明のスロットアレイアンテナの実施例、第3図a及
びbは、誘電体イメージ線路における電磁界分布、第4
図は、マイクロストリップ線路とイメージ線路における
損失理論値の比較、第5図a及びbは、本発明の他の実
施例、第6図a及びbは本発明の更に別の実施例である
。 1・・・・・・上部導体、2・・・・・・誘電体板、3
・・・・・・スロットを有する薄い導体板、4・・・・
・・スロット、5・・・・・・誘電体、6・・・・・・
スロットを有する薄い導体板、7・・・・・・スロット
、8・・・・・・マイクロストリップ線路の損失理論値
、9・・・・・・イメージ線路の損失理論値、10・・
・・・・金属板、11・・・・・・電波吸収体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導体板と、該導体板の上にもうけられ断面が矩形で
細長の誘電体とを有し、導体板が誘電体と接する部分で
当該導体板に細長のスロットをもうけ、誘電体イメージ
線路を伝播する電磁波を前記スロットから放射させるこ
とを特徴とするスロットアレイアンテナ。 2 導体板と、該導体板の上にもうけられ断面が矩形で
細長の誘電体とを有し、導体板が誘電体と接する部分で
当該導体板に細長のスロットをもうけ、かつ前記誘電体
に対向して反射板としての金属板をもうけ、誘電体イメ
ージ線路を伝搬する電磁波を前記スロットから放射させ
ることを特徴とするスロットアレイアンテナ。 3 導体板と、該導体板の上にもうけられ断面が矩形で
細長の誘電体とを有し、導体板が誘電体と接する部分で
当該導体板に細長のスロットをもうけ、かつ前記誘電体
に対向して電波吸収体をもうけ、誘電体イメージ線路を
伝搬する電磁波を前記スロットから放射させることを特
徴とするスロットアレイアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6623479A JPS5915561B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | スロツトアレイアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6623479A JPS5915561B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | スロツトアレイアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55159602A JPS55159602A (en) | 1980-12-11 |
JPS5915561B2 true JPS5915561B2 (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=13309953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6623479A Expired JPS5915561B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | スロツトアレイアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915561B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6414632B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-10-31 | ダイキン工業株式会社 | 誘電体導波線路 |
WO2019004106A1 (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-03 | 積水マテリアルソリューションズ株式会社 | アンテナ用ケーブル、ケーブルアンテナおよびその製造方法 |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP6623479A patent/JPS5915561B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55159602A (en) | 1980-12-11 |
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