JPS59155439A - ポリエチレンテレフタレ−ト製延伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコ−テイング方法 - Google Patents
ポリエチレンテレフタレ−ト製延伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコ−テイング方法Info
- Publication number
- JPS59155439A JPS59155439A JP3004783A JP3004783A JPS59155439A JP S59155439 A JPS59155439 A JP S59155439A JP 3004783 A JP3004783 A JP 3004783A JP 3004783 A JP3004783 A JP 3004783A JP S59155439 A JPS59155439 A JP S59155439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinylidene chloride
- chloride resin
- polyethylene terephthalate
- coating
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエチレンテレフタレート製延伸ボトルへの
ポリ塩化ビニリデン樹脂のコ、−ティング方法に関する
。
ポリ塩化ビニリデン樹脂のコ、−ティング方法に関する
。
ことから、近年しよう油を始めとしてジュース、サラダ
ドレッシング、酒などの包装容器として広く使用され、
又、炭酸飲料にも使われ始めた。
ドレッシング、酒などの包装容器として広く使用され、
又、炭酸飲料にも使われ始めた。
しかし、ポリエチレンテレフタレートの気体遮断性はオ
レフィン樹脂よりは良好ではあるが、合成樹脂の中でも
最も気体遮断性の良好なポリ塩化ビニリデンに比べると
劣る。この為、内容積が小さいボトルの場合、包装され
る内容物が器壁な透過する酸素ガス等の影響を大きく受
け。
レフィン樹脂よりは良好ではあるが、合成樹脂の中でも
最も気体遮断性の良好なポリ塩化ビニリデンに比べると
劣る。この為、内容積が小さいボトルの場合、包装され
る内容物が器壁な透過する酸素ガス等の影響を大きく受
け。
又、気散性の内容物が器壁を通して大気中に散逸する度
合が大きい。
合が大きい。
それであるから、ポリエチレンテレフタレート製延伸ボ
トルの気体遮断性向上は、内容物の保持及び、小容量化
にとって必要なことであり、ボトル壁面にポリ塩化ビニ
リデン樹脂をコーティングすることが考えられている。
トルの気体遮断性向上は、内容物の保持及び、小容量化
にとって必要なことであり、ボトル壁面にポリ塩化ビニ
リデン樹脂をコーティングすることが考えられている。
しかし、スプレーコート法などのコーティング法により
、ポリエチレンテレフタレート製延伸ボトルの壁面にポ
リ塩化ビニリデン樹脂をコーティングしようとしても、
ポリ塩化ビニリデン樹脂のポリエチレンテレフタレート
との濡れが悪く、且つ流動性が悪いことが影響して、硬
化後の塗布面の状態が悪く、凹凸やアワなどが生じ易く
、品質良好な製品を得ることができない。ポリエチレン
テレフタレートとの接着性を向上するには、被塗布面に
対する塗布液の濡れを良くすれば良く、濡れを改良する
手法として被塗布面の表面処理、即ち、コロナ放電処理
、火炎処理、薬品による化学洗浄処理、及びアンカーコ
ートなどの手法が一般に知られている。
、ポリエチレンテレフタレート製延伸ボトルの壁面にポ
リ塩化ビニリデン樹脂をコーティングしようとしても、
ポリ塩化ビニリデン樹脂のポリエチレンテレフタレート
との濡れが悪く、且つ流動性が悪いことが影響して、硬
化後の塗布面の状態が悪く、凹凸やアワなどが生じ易く
、品質良好な製品を得ることができない。ポリエチレン
テレフタレートとの接着性を向上するには、被塗布面に
対する塗布液の濡れを良くすれば良く、濡れを改良する
手法として被塗布面の表面処理、即ち、コロナ放電処理
、火炎処理、薬品による化学洗浄処理、及びアンカーコ
ートなどの手法が一般に知られている。
「濡れ」の程度は通常表面濡れ張力で表わされ、この値
が大きい程濡れ易い。ポリエチレンテレフタレート樹脂
は、その分子構造中に親水基を有するため、オレフィン
樹脂に比べると濡れ張力は大きいが、ポリエチレンテレ
フタレートの成形後においても３８〜４０ ｄｙｚｌ／
ｃｆｎ程度である。この程度では、ポリ塩化ビニリデン
樹脂のコートを行なっても、塗°膜にムラやシワが生じ
易く、はなはだしい場合は、均一に塗膜形成することが
できない。
が大きい程濡れ易い。ポリエチレンテレフタレート樹脂
は、その分子構造中に親水基を有するため、オレフィン
樹脂に比べると濡れ張力は大きいが、ポリエチレンテレ
フタレートの成形後においても３８〜４０ ｄｙｚｌ／
ｃｆｎ程度である。この程度では、ポリ塩化ビニリデン
樹脂のコートを行なっても、塗°膜にムラやシワが生じ
易く、はなはだしい場合は、均一に塗膜形成することが
できない。
本発明者はポリエチレンテレフタレート製延伸ボトルの
ボトル壁面にポリ塩化ビニリデン樹脂を均一にコーティ
ングする方法につき研究の結果、ポリエチレンテレフタ
レート面に表面処理を施こし、その面の濡れ表面張力を
６０ ｄｙｎｈ以上にしたのち、表面処理を施こした面
にポリ塩化ビニリデン樹脂塗液をコーティングすること
により、均一な良好な表面状態のポリ塩化ビニリデン樹
脂塗膜を形成することができることを見出だし、かかる
知見にもとづいて本発明を完成したものである。
ボトル壁面にポリ塩化ビニリデン樹脂を均一にコーティ
ングする方法につき研究の結果、ポリエチレンテレフタ
レート面に表面処理を施こし、その面の濡れ表面張力を
６０ ｄｙｎｈ以上にしたのち、表面処理を施こした面
にポリ塩化ビニリデン樹脂塗液をコーティングすること
により、均一な良好な表面状態のポリ塩化ビニリデン樹
脂塗膜を形成することができることを見出だし、かかる
知見にもとづいて本発明を完成したものである。
即ち、本発明の要旨はポリエチレンテレフタレート製延
伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコーティング方
法において、ポリエチレンテレフタレート面に表面処理
を施こし、その面の濡れ表面張力を６Ｄｄｙｎ／ｃｍ以
上にしたのち、表面処理を施こした面にポリ塩化ビニリ
デン樹脂塗液をコーディングすることを特徴とするポリ
エチレンテレフタレート製延伸ボトルへのポリ塩化ビニ
リデン樹脂のコーティング方法である。
伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコーティング方
法において、ポリエチレンテレフタレート面に表面処理
を施こし、その面の濡れ表面張力を６Ｄｄｙｎ／ｃｍ以
上にしたのち、表面処理を施こした面にポリ塩化ビニリ
デン樹脂塗液をコーディングすることを特徴とするポリ
エチレンテレフタレート製延伸ボトルへのポリ塩化ビニ
リデン樹脂のコーティング方法である。
以下、本発明の方法につき詳細に説明する。
ポリエチレンテレフタレート製延伸ボトルのコーティン
グすべきボトル壁面にプラズマ処理により表面処理を施
こして、その面の濡れ表面張力を６０ ｄｙｎ／ｃＴｎ
以上とする。
グすべきボトル壁面にプラズマ処理により表面処理を施
こして、その面の濡れ表面張力を６０ ｄｙｎ／ｃＴｎ
以上とする。
次いで、表面処理を施こした面にポリ塩化ビニリデン樹
脂塗液なスプレーコートすることにより、均一な、良好
なポリ塩化ビニリデン塗膜を形成することが出来る。
脂塗液なスプレーコートすることにより、均一な、良好
なポリ塩化ビニリデン塗膜を形成することが出来る。
而して、本発明において、濡れ表面張力が６０ ｄｙｎ
／ｍ以上となるように表面処理を施こすことを要件とす
るのは下記の表−１に示すように６０ ｄｙｎ／−以下
では良好な塗膜表面状態が得られないからである。
／ｍ以上となるように表面処理を施こすことを要件とす
るのは下記の表−１に示すように６０ ｄｙｎ／−以下
では良好な塗膜表面状態が得られないからである。
次に本発明において、表面処理法として、上記したプラ
ズマ処理に限定されず、コロナ処理。
ズマ処理に限定されず、コロナ処理。
アルカリ処理などの表面処理法をも適用し得るものであ
る。
る。
次に本発明において、ポリ塩化ビニリデン樹脂塗液のコ
ーティング法として、スプレーコート法以外に浸漬法も
適用し帰るものである。
ーティング法として、スプレーコート法以外に浸漬法も
適用し帰るものである。
次に実施例をあげて本発明の方法につき具体的に説明す
る。
る。
実施例１
胴径８５φ、高さ３００’ｒｉ、内容量１．２５７のポ
リエチレンテレフタレート製延伸成形ボトの条件下で１
５秒間処゛理したボトルに、ポリ塩化ビニリデン樹脂ｉ
ＤＡＲＡＮ ８２０ （Ｗ、Ｒ，ブレース社製）をス
プレーフートして良好な塗布製品を得た（表−１）。
リエチレンテレフタレート製延伸成形ボトの条件下で１
５秒間処゛理したボトルに、ポリ塩化ビニリデン樹脂ｉ
ＤＡＲＡＮ ８２０ （Ｗ、Ｒ，ブレース社製）をス
プレーフートして良好な塗布製品を得た（表−１）。
実施例２
プラズマ処理時間を１０秒とした以外は、実施例１と同
じ処理及び塗布を行い良好な塗布製品を得たＣ表−１）
。
じ処理及び塗布を行い良好な塗布製品を得たＣ表−１）
。
実施例３
プラズマ処理の時間を３秒とした以外は、買施例１と同
じ処理及び塗布を行った製品は実施例１．２に比べ接着
性が若干低下したが良好な塗布製品を得た（表−１）。
じ処理及び塗布を行った製品は実施例１．２に比べ接着
性が若干低下したが良好な塗布製品を得た（表−１）。
比較例
実施例１に用いたと同様のボトルを用い、従来、一般に
実施されている表面処理（表−２）及び未処理のボトル
にポリ塩化ビニリデン樹脂； ＤＡＲＡＮ ８２０樹脂
をスプレーコートした。結果は、コロナ処理が最も良好
な結果を得たが、実施例１．２には及ばなかった。その
他の処理の場合においてはムラ、シワの発生により、塗
膜の平滑性が得られず、又、未処理においては均一な成
膜Ｃ二は至らなかった。（表−１）表−１；表面温°れ
張力と塗膜表面性
実施されている表面処理（表−２）及び未処理のボトル
にポリ塩化ビニリデン樹脂； ＤＡＲＡＮ ８２０樹脂
をスプレーコートした。結果は、コロナ処理が最も良好
な結果を得たが、実施例１．２には及ばなかった。その
他の処理の場合においてはムラ、シワの発生により、塗
膜の平滑性が得られず、又、未処理においては均一な成
膜Ｃ二は至らなかった。（表−１）表−１；表面温°れ
張力と塗膜表面性
Claims (1)
- ポリエチレンテレフタレート製延伸ボトルへのポリ塩化
ビニリデン樹脂のコーティング方法において、ポリエチ
レンテレフタレート面に表面処理を施こし、その面の濡
れ表面張力を６０ｄｙｎ／：ｍ以上にしたのち、表面処
理を施こした面にポリ塩化ビニリデン樹脂塗液なコーテ
ィングすることを特徴とするポリエチレンテレフタレー
ト製延伸ボトルへのポリ塩化ピニリデヴ樹脂のコーティ
ング方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3004783A JPS59155439A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ポリエチレンテレフタレ−ト製延伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3004783A JPS59155439A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ポリエチレンテレフタレ−ト製延伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコ−テイング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59155439A true JPS59155439A (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=12292904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3004783A Pending JPS59155439A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ポリエチレンテレフタレ−ト製延伸ボトルへのポリ塩化ビニリデン樹脂のコ−テイング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59155439A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56155759A (en) * | 1980-05-07 | 1981-12-02 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Coating plastic bottle and its manufacture |
| JPS5915431A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 熱可塑性ポリエステル製容器の処理方法 |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP3004783A patent/JPS59155439A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56155759A (en) * | 1980-05-07 | 1981-12-02 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Coating plastic bottle and its manufacture |
| JPS5915431A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 熱可塑性ポリエステル製容器の処理方法 |
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