JPS59154786A - 内燃機関用点火プラグ - Google Patents

内燃機関用点火プラグ

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Publication number
JPS59154786A
JPS59154786A JP3003183A JP3003183A JPS59154786A JP S59154786 A JPS59154786 A JP S59154786A JP 3003183 A JP3003183 A JP 3003183A JP 3003183 A JP3003183 A JP 3003183A JP S59154786 A JPS59154786 A JP S59154786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center electrode
internal combustion
combustion engine
spark plug
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3003183A
Other languages
English (en)
Inventor
時男 小浜
秀樹 大林
公孝 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
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Publication of JPS59154786A publication Critical patent/JPS59154786A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の点火装置に関し、より具体的には点
火プラグに関するものである。
内燃機関の点火プラグが良好な着火機能を維持するには
、発火部が適度に焼けていることが必要である。従来の
点火プラグにおいては、機関の使用範囲内において、発
火部温度が低負荷運転時に失火の原因となるカーボンの
体積を防ぎ得る程度に温度が高く (約500度以上)
、高負荷時には早期点火を起こさぬ程度に低く く約9
00度以下)なる熱特性を得る構造としている。そして
、点火プラグ発火部碍子の絶縁抵抗値は通常は■Ωであ
る。しかし、碍子が何らかの状態、例えば低速低負荷で
濃混合気の場合、およびピストンリング。
シリンダなどが摩耗してオイルが燃焼室内に入る量が多
くなった場合等には、不完全燃焼が生じて碍子部にカー
ボンが付着し、碍子部の絶縁抵抗(漏洩抵抗)値が小さ
くなる。この現象は点火プラグのくすぶり現象として一
般的によく知られている。そして絶縁抵抗値がある値、
例えば10MΩ以下となると、点火装置の2次発生電圧
が急激に低下し、内燃機関が失火する。この結果、機関
排気ガスのHC排出量が増加したり、機関の振動が増大
し、自動車の走行性能の悪化、燃費の悪化という問題が
発生ずる。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、点火プラグの
くすぶりを抑制できる点火プラグを提供することを目的
とする。
このために、本発明においては、点火プラグの中心電極
の碍子側を絶縁層でコーティングし、前記絶縁層上に触
媒作用を有する貴金属類の皮IlN層を形成するように
したものである。中心電極は當に高温であるため、皮膜
層は中心電極の温度影響を受けることになり、この結果
、皮膜層は常に活性化温度となり、カーボンが付着した
時には、このカーボンが皮膜層部分で容易に再燃焼する
。そのため、点火プラグ碍子にカーボンが付着すること
で形成される中心電極とハウシング間の絶縁抵抗経路は
、皮膜層部分で切断できるため、絶縁抵抗値が低下する
ことを防止でき、良好な着火性能の維持が可能となる。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図及び第2図において、1は中心電極で、2は中心
電極1と電気的に接続されている端子であり、図示しな
い内燃機関点火回路から高電圧が印加される。3は中心
型mlを囲む絶縁碍子で、高アルミナ質セラミックを主
成分とする。4は金属製ハウジングで、絶縁碍子3を銅
等の金属製パツキン5および絞めリング6を介して囲む
形状に形成されており、このハウジング4には内燃機関
のシリンダヘッド(図示せず)にねじ込まれるねじ部4
aが設けられている。7は前記中心電極1に対向する接
地電極で、前記ハウジング4に溶接等により接続されて
いる。中心電極1と接地電極7との間には火花ギャップ
8が設けられている。
更に本発明に基すいて、前記中心電極1の絶縁碍子3側
を数μTl1lから数10μ關程度の厚さを持つ薄膜状
の絶縁層9で被覆している。この絶縁層9は熱伝導率の
大きな絶縁アルミナ等のセラミックコーティングが適し
ている。そして、絶縁F19の表面の一部に数μ關〜数
10μ鰭程度の厚さ婆持つ薄膜状の皮膜層10を前記絶
縁層9の外周に帯状に形成している。この皮膜層】0は
触媒作用を有する貴金属から構成されており、具体的に
は白金、パラジウム、イリジウム、ロジュウム等が適し
ている。
次に、上記構成において本実施例の点火プラグの作用を
説明する。いま、点火プラグがくすぶっていない状態で
は、中心電極1と接地電極7に電圧がかかると、火花ギ
ャップ8に火花が発生し、混合気に着火する。しかし、
内燃機関の燃焼室にて不完全燃焼が発生し、第3図に示
すように絶縁碍子3の表面、及び中心電極1の絶縁碍子
側の表面にカーボン11が付着し、中心電極1とハウジ
ング4のねし部4aとの間の絶縁性が悪化すると、火花
ギャップ8に火花が発生しなくなる。端子2から供給さ
れて電流は中心電極1からカーボン11を介してハウジ
ング4のねし部4aに流れる。
このため、従来の点火プラグの場合には火花の発生はな
くなり、混合気の着火は行なわれなくなる。
これに対し、本発明による点火プラグによれば、中心電
極1の絶縁碍子3側部分を絶縁層9で被覆し、さらにこ
の絶縁層9の表面の一部に触媒作用を有する貴金属の皮
膜層10を形成しているので、中心電極1が常に高温で
あるが故に皮膜層10は中心電極1の温度影響を受ける
こととなる。この結果、触媒作用を有する貴金属の皮膜
層10は常に活性化温度となり、中心電極1の絶縁碍子
3側部分の表面に付着したカーボン11は皮膜層10の
部分で再燃焼され、剥離する。そのため、中心電極1と
ハウジング4間の絶縁抵抗経路は皮膜層10の部分で切
断することができ、絶縁抵抗が低下することなく、常に
要求2次電圧を中心電極1と接地電極7間に発生し、良
好な着火機能を維持することができる。
上述したように、本発明によれば、カーボンの付着に起
因する中心電極とハウジング間の絶縁抵抗低下を防止し
て、良好な着火機能を維持できるので、長期間にわたり
自動車の走行性能および燃費を良好な状態に維持できる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は点火プ
ラグの一部断面正面図、第2図は第1図の要部拡大図、
第3図は第1図と同様の図で、カーボンが付着した状態
を示す。 1・・・中心電極、3・・・絶縁碍子、4・・・ハウシ
ング、7・・・接地電極、9・・・絶縁層、10・・・
皮膜層。 代理人弁理士 岡 部   隆 第1図 第2図 第 31て 4・ 7 ]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11中心電極と、この中心電極を囲む絶縁碍子と、こ
    の絶縁碍子を囲む金属製ハウジングと、前記中心電極に
    対向するようにして、前記ハウジングに設けられた接地
    電極と、前記中心電極の絶縁碍子側部分を被覆する絶縁
    層と、この絶縁層表面に形成された触媒作用を有する貴
    金属の皮膜層とを具備することを特徴とする内燃機関用
    点火プラグ。 (2)前記絶縁層はセラミックコーティングであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関用点
    火プラグ。 (3)前記皮膜層の貴金属は白金、パラジウム、イリジ
    ウム、およびロジヱウムの群から選ばれたいずれか1つ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の内燃機関用点火プラグ。
JP3003183A 1983-02-23 1983-02-23 内燃機関用点火プラグ Pending JPS59154786A (ja)

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JP3003183A JPS59154786A (ja) 1983-02-23 1983-02-23 内燃機関用点火プラグ

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JPS59154786A true JPS59154786A (ja) 1984-09-03

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JP3003183A Pending JPS59154786A (ja) 1983-02-23 1983-02-23 内燃機関用点火プラグ

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