JPS59154119A - 集塵スクリ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は焼却炉、ボイラーなどの媒煙処哩、トンネル工
事などの砂塵や粉塵処理、油水分離装置、オイルミスト
除去装置、高温排ガス処Ｉ」などに使用される集塵スク
リーンに関するものである。

従来よりバクフィルター、電気集塵器が知られているが
、これらは堆積粉塵の請訓に伴い払い落しが必要であり
、払い落し時に出口ｄ歴が急上昇したシ、払い落しの頻
度とともに布や電極の損傷を招くなどの突点があった。

またプレダスタ−としてスクリーン板 流路途中に設置しなければならないが従来の集ノα器で
は圧力損失が大きく、高温に耐えることができず高速捕
集の要求を満足させることができなかった。

仮に高温に耐えるスクリーンを構成しようとすると、大
規模なものとなって高コストとなった。

またバクフィルターは乾性（ダスト）塵のみ適用でき湿
性（ミスト）の塵は対象とすること、ｔｒＪ、不可能で
あった。

そこで本発明は圧カ撰失が小さく、捕集効率が高く、捕
果蓋も大きく、目詰シがなく乾性の春ならず湿性の塵の
収集にも役立つスクリーンを提供することを目的とする
ものである。

そして本発明の特徴とするところは、気体をはぼ４５度
の＃斜角をもって導入する透孔を多数同一方向に設けた
網目スクリーン板を複数枚積層し、烙らに隣接づ−るス
クリーン板の傾斜角の方向は交互に９０度交差した状態
であるところにある。

図面に基いて本発明の実施例について説明する。

第１図において前面開口のケーシング１内には、開口に
対向する状態で３つの集塵スクリーンＳ。

・が上下−列状、に設けである。そして集塵スクリーン
Ｓの上下端はスプリング２とアコーデオンバッキング３
によって、ケーシング１内に張設してあり、さらに各ス
クリーン下端にはスライダー４゜・が設けてるる。また
スクリーンＳＫはパイブレーク５が取付けである。そし
てケーシング１の上面には排気７アンモータ６が設置し
てあり、ケーソング内の空気を排出する作用を行う。

ところで集塵スクリーンＳの具体的構成について説明す
る。第２図示のようにスクリーン板１０を１友故枚例え
ば３枚、１０枚又は２０枚積層したものであって、この
スクリーン板の構造は、含塵気体がほぼ４５要の１頭斜
角を以て導入される透孔１１が多数１司一方向に設けで
ある網目状のものである。

この透孔１１の傾斜角は犬きくなり９０度に近づく程、
気体が通過する時の圧力損失は小さくすることは出来る
が、衝突分離の効果が低下して座体の捕集率が悪化し、
逆に傾斜角が小さくなって０度に近づくと、気体の通過
する時の圧力損失が大きくなって通過の障害となる。し
たがって透孔１１の気体の導入角度は、はぼ４５度が望
せしい。

寸たスクリーン板１０の素材は、スクリーンＳの設置場
所によって異なり、焼却炉などに使用する時は、側熱、
耐食性の高いアルミ合金、ステンレス鋼を使用し、耐食
性を必要とする場合は耐食アルミ、塩化ビニール、ポリ
プロピレンなどを使用すればよい。またスクリーン板１
０の厚さはアルミ合金の場合０．１５ｍｍのものを使用
し、その他の形状は第１図示のように透孔１１をノ・ニ
カム（蜂の巣状す形状とした場合、その椹方向の中心間
寸法Ａは９τ、縦方向の中心間隔Ｂは５．５　ｖａｎ、
透孔相互の幅Ｃを２．２５　ｍｍ、透孔の開き角＋ｙ　
Ｄを１１０度程度が望捷しい。

そしてスクリーン板１０の積層方法は、第２図示のよう
に、隣接するスクリーン板の透孔１１が交互に９０度で
交差している状態にすることが必要である。

そして各スクリーン板１０相互の接合間隔は、接触させ
てもよいが、例えば１〜１５咽の空隙をおいて積層さぜ
た方が密着抵抗がなくなるため、その分粉塵負荷（スク
リーンの粉体捕集量をスクリーン前面面積で割った値）
と圧力損失とを小さくすることができ、内部に捕集する
又は洗浄の上で好都合である。

本発明の作用について説明すると、排気ファンモータ６
の作動により含塵気流がスクリーンＳ内に導かれると、
この気流は先ず最前位置にあるスクリーン板１０の透孔
１１によって４５度の傾斜角を以て一定の方向へ侵入し
、次のスクリーン板の透孔によって４５度の侵入と同時
に９０度方向を変え、次のスクリーン板によってさらに
９０度方向を変え、このようにして含塵気流は各スクリ
ーン板ごとに急激に９０度の方向変換をくり返し、螺旋
状に移動し、そのため気流に含まれている塵（ダスト、
ミスト）は慣性除塵、衝突分離の原理によってスクリー
ンＳ内部全体で立体的空間によって捕集されることにな
る。

そしてヌク１ノーンＳに、ダストやミストがある程度耐
着すると、耐着物の大半ｄ：自重により落ドするが、ス
クリーンＳにパイブレーク５によって振動を与えると除
去が促進され、それらはスライダー４に導かれて回収さ
れる。

またスクリーン板１ｏを陥熱、耐食性のステンレス値を
もって構成し、炉内温度が８ｏｏ℃以上の再燃炉にて使
用すると、スクリーン板は加熱され、そこを通過する排
ガスの脱臭効果においても優れた効果を示す。即ちアン
モニアは９４％、酸化水素ｔ／′ｉ９９．，７％、メチ
ルメルヵ、ブタンは９９８％、硫化メチルは９９７％の
脱臭効果を示し／コ３、以上の構成をゼする本発明は、
スクリーン板の網目が大きくこのスクリーン板を積層し
であるため圧力損失が小さく、捕集効率が高く、目詰シ
が無く、捕集声が大であり、捕集物の除去回収が容易で
あり、圧力損失が小さいため吸引ファンモータ等の能力
は必要最低限のもので済み、ランニングコストは安く、
乾性、湿性の集塵にも効果的である０

【図面の簡単な説明】

第１図は本願スクリーンを設置した集塵装置の断面図、
第２図は平面図、第３図は第２図ト」線断面図、第４図
は第２図ルーバ線断面図である。 １０　・スクリ−ン板、１１・・透孔、Ｓ・・・スクリ
ーン。 以　　上 特　許　出　願　人　　　株式会社モトカエンターフフ
イズ同　　　上　　　　　株式会社布引製作所第１図 第２園

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　気体をほぼ４５度の傾斜角をもって導入する
   透孔を多数同一方向に穿設した網目スクリーン板を複数
   枚積層し、この隣接するスクリーン板の透孔の傾斜角の
   方向は交互に９０度交差した状態であることを特徴とす
   る集塵スクリーン。
2. （２）　　特許請求の範囲第１項において、隣接する複
   数枚のスクリーン板間にはわずかに間隙があることを特
   徴とする集塵スクリーン。
3. （３）　　特許請求の範囲第１項において、スクリーン
   板は耐熱性集材によって形成されたことを特徴とする乗
   座スクリーン。