JPS59154118A - ろ過装置 - Google Patents
ろ過装置Info
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- JPS59154118A JPS59154118A JP58027704A JP2770483A JPS59154118A JP S59154118 A JPS59154118 A JP S59154118A JP 58027704 A JP58027704 A JP 58027704A JP 2770483 A JP2770483 A JP 2770483A JP S59154118 A JPS59154118 A JP S59154118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- differential pressure
- flow rate
- inlet
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、入口母管と出口母管との間に通液時間の異な
っている複数のろ過器を並列に配設したろ過装置に関す
る。
っている複数のろ過器を並列に配設したろ過装置に関す
る。
例えば、火力発電所や原子力発電所の復水をろ過処理す
るろ過装置は、プリコート式ろ過装置が用いられている
。このプリコート式ろ過装置は、ろ過器内のる。布表面
に形成したろ材を処理原液が通過することによシ、不純
物の除去を行ってい・る。
るろ過装置は、プリコート式ろ過装置が用いられている
。このプリコート式ろ過装置は、ろ過器内のる。布表面
に形成したろ材を処理原液が通過することによシ、不純
物の除去を行ってい・る。
そして、処理原液の量が多く、かつ連続的に処理を行う
場合には、処理量よシも容量の小さなろ過器を複数器設
置し、各ろ過器の運転開始時期を異ならせて運転してい
るのが通常である。第1図は、火力発電所や原子力発電
所において採用されている。このようなろ過装置の概略
系統を示すものである。
場合には、処理量よシも容量の小さなろ過器を複数器設
置し、各ろ過器の運転開始時期を異ならせて運転してい
るのが通常である。第1図は、火力発電所や原子力発電
所において採用されている。このようなろ過装置の概略
系統を示すものである。
第1図において人口母管10に接続しである入口分岐管
12は、流量計14と大口弁16とが設けられておシ、
ろ過器入口管18を介してろ過器20Aに接続しである
。そして、ろ過器20Aの出口には、ろ過器出口管22
の一端が接続してあシ、ろ過器出口管22の他端は、流
量制御弁24と出口弁26とが設けである出口分岐管2
8に接続され、出口母管30に連通している。さらに、
ろ過器2OAの入口側と出口側、すなわちろ過器入口管
18とろ過器出口管22との間には、差圧検出管32が
接続してあり、差圧計34がろ過器2OAと並列に設け
である。なお、図に示した符号36.38は、それぞれ
差圧計34の入口側と出口側に設けた差圧計元弁である
。
12は、流量計14と大口弁16とが設けられておシ、
ろ過器入口管18を介してろ過器20Aに接続しである
。そして、ろ過器20Aの出口には、ろ過器出口管22
の一端が接続してあシ、ろ過器出口管22の他端は、流
量制御弁24と出口弁26とが設けである出口分岐管2
8に接続され、出口母管30に連通している。さらに、
ろ過器2OAの入口側と出口側、すなわちろ過器入口管
18とろ過器出口管22との間には、差圧検出管32が
接続してあり、差圧計34がろ過器2OAと並列に設け
である。なお、図に示した符号36.38は、それぞれ
差圧計34の入口側と出口側に設けた差圧計元弁である
。
上記した構造を有するろ過系列は、N系列設けられ、ろ
過器20A、20B、・・・・・・2ONが入口母管1
0と出口母管30との間に並列に配設されている。そし
て、より高圧の上流系統から入口母゛#10内を移送さ
れてくる処理原液は、入口分岐・計12内に入り、流量
計14、入口升16を経由した陵、ろ過器入口管18か
らろ過器20A。
過器20A、20B、・・・・・・2ONが入口母管1
0と出口母管30との間に並列に配設されている。そし
て、より高圧の上流系統から入口母゛#10内を移送さ
れてくる処理原液は、入口分岐・計12内に入り、流量
計14、入口升16を経由した陵、ろ過器入口管18か
らろ過器20A。
20B、・・・・・・2ON内に入る。そして、これら
各ろ過器において浄化された処理原液は、処理液として
ろ退出口管22から流量制御弁24、出口弁26ケ介し
て出口分岐管26内に入シ、出口母管30に呆められる
。これら各ろ過器の運転は、ろA容入口側圧力とろ過器
出口側圧力との庄を差圧計34によシ検出し、この差圧
が所定の設定値以下に保たれていることを確認すること
によって行っている。
各ろ過器において浄化された処理原液は、処理液として
ろ退出口管22から流量制御弁24、出口弁26ケ介し
て出口分岐管26内に入シ、出口母管30に呆められる
。これら各ろ過器の運転は、ろA容入口側圧力とろ過器
出口側圧力との庄を差圧計34によシ検出し、この差圧
が所定の設定値以下に保たれていることを確認すること
によって行っている。
各ろ過器の運転監視に使用されているろ過器差圧は、ろ
材層における不純物捕捉量により異なり、一定流量の処
理運転がされる場合には、第2図に示す如く処理時間、
すなわち通液時間が長くなるに従い上昇する傾向がある
。そして、前記したように上記のようなろ過装置におい
ては、ろ過装置の連続運転を可能とするため、各ろ過器
20A。
材層における不純物捕捉量により異なり、一定流量の処
理運転がされる場合には、第2図に示す如く処理時間、
すなわち通液時間が長くなるに従い上昇する傾向がある
。そして、前記したように上記のようなろ過装置におい
ては、ろ過装置の連続運転を可能とするため、各ろ過器
20A。
20B、・・・・・・2ONをそれぞれ等間隔の時間を
おいてスタートさせ、各ろ過器の運転時間を異ならせて
いる。例えば、第2図に示すようにN基のろ過器の運転
時間がTA、TB 、Tc・・・・・・TNの如く等差
級数的である場合、各ろ過器の差圧はΔPA 。
おいてスタートさせ、各ろ過器の運転時間を異ならせて
いる。例えば、第2図に示すようにN基のろ過器の運転
時間がTA、TB 、Tc・・・・・・TNの如く等差
級数的である場合、各ろ過器の差圧はΔPA 。
ΔP++、ΔPc・・・・・・ΔPNの如く分布する。
そして、ろ過器差圧ΔPNがろ過処理のだめの限界の差
圧ΔPMAXに達した時にこのろ過器の運転を停止し、
新たなろ渦層のプリコート等を1行う。この22MAr
までに達するろ過器の運転時間がT M A xがろ過
器の最大運転時間である。このようにろ過器差圧が異な
っている複数のろ過器を有するろ過装置の運転は、各ろ
過器に分配する処理原液の分量がろ過器回りの配管・弁
構成等による損失がほぼ等しいものとすると、各系列の
ろ過器を含めた差圧が一定となるようにしている。
圧ΔPMAXに達した時にこのろ過器の運転を停止し、
新たなろ渦層のプリコート等を1行う。この22MAr
までに達するろ過器の運転時間がT M A xがろ過
器の最大運転時間である。このようにろ過器差圧が異な
っている複数のろ過器を有するろ過装置の運転は、各ろ
過器に分配する処理原液の分量がろ過器回りの配管・弁
構成等による損失がほぼ等しいものとすると、各系列の
ろ過器を含めた差圧が一定となるようにしている。
第3図は、このような運転方法による流量と系列毎の差
圧との関係を示したものである。第3図において配管・
弁の流量と差圧との関係を示す曲線は、各系列毎の配管
・弁等の構成を同一とした場合の流量に対する差圧の変
化を示したものでめシ、定格流1QuoR時の配管・弁
による差圧はΔP1となる。そして、A、B、C・・・
・・・Nの曲線は、前記した表同様に運転時間の異なる
ろ過器を有するろ過系列の流量と差圧との関係を示した
ものであシ、曲線Aで示したろ過器が最も運″転時間が
少なく、また曲線Nで示したろ過器が最も運転時間が多
くなっている。
圧との関係を示したものである。第3図において配管・
弁の流量と差圧との関係を示す曲線は、各系列毎の配管
・弁等の構成を同一とした場合の流量に対する差圧の変
化を示したものでめシ、定格流1QuoR時の配管・弁
による差圧はΔP1となる。そして、A、B、C・・・
・・・Nの曲線は、前記した表同様に運転時間の異なる
ろ過器を有するろ過系列の流量と差圧との関係を示した
ものであシ、曲線Aで示したろ過器が最も運″転時間が
少なく、また曲線Nで示したろ過器が最も運転時間が多
くなっている。
今処理原液の定格処理量Q N ORを各系列に均等に
供給した場合、曲iNで表わされる系列における差圧が
異常に大きくなり、ろ過器の運転をすることが困難であ
る。そこで、各系列の差圧が予め設定したΔP2となる
ように各系列に供給する流量を調節してろ過装置の運転
を行うと、第3図に示すように曲線Aで示した最も運転
時間の短いろ過器を含む系列の流量QIMAX と曲
線Nで示した最も運転時間の長いろ過器を含む系列の流
量QIMINとの間に大きな差を生じる。例えば、母管
差圧が2、5 F4 / crA程度により運転されて
いる一般的な復水ろ過装置の場合には、最大1j′r、
量塔(最大流量が供給されるろ過器)と最小流量塔との
偏差が原液処理流量を運転ろ過器数で割った定格処理量
QN Onに対し、50〜60%の差を生ずる。この/
ヒめ、各系列に供給される処理原液の大きなアンバラン
スに伴い、ろ過器の性能を左右するろ過速度が異なシ好
ましくない。そこで、このような欠点を避けるため、各
系統のろ過器が最適ろ過速度範囲内において運転できる
ように処理原液の供給層を調整する必要があシ、等流量
制御回路をろ過装置に設置している。この等流量i口u
御装置は、第1図に示した流量制御弁の回置調整により
流量を調整するもので、その流量制御回路を第4図に示
した。
供給した場合、曲iNで表わされる系列における差圧が
異常に大きくなり、ろ過器の運転をすることが困難であ
る。そこで、各系列の差圧が予め設定したΔP2となる
ように各系列に供給する流量を調節してろ過装置の運転
を行うと、第3図に示すように曲線Aで示した最も運転
時間の短いろ過器を含む系列の流量QIMAX と曲
線Nで示した最も運転時間の長いろ過器を含む系列の流
量QIMINとの間に大きな差を生じる。例えば、母管
差圧が2、5 F4 / crA程度により運転されて
いる一般的な復水ろ過装置の場合には、最大1j′r、
量塔(最大流量が供給されるろ過器)と最小流量塔との
偏差が原液処理流量を運転ろ過器数で割った定格処理量
QN Onに対し、50〜60%の差を生ずる。この/
ヒめ、各系列に供給される処理原液の大きなアンバラン
スに伴い、ろ過器の性能を左右するろ過速度が異なシ好
ましくない。そこで、このような欠点を避けるため、各
系統のろ過器が最適ろ過速度範囲内において運転できる
ように処理原液の供給層を調整する必要があシ、等流量
制御回路をろ過装置に設置している。この等流量i口u
御装置は、第1図に示した流量制御弁の回置調整により
流量を調整するもので、その流量制御回路を第4図に示
した。
なお、ここにろ過速度とは、ろ材層を通過する処理原液
の速就であシ、次式により導かれる。
の速就であシ、次式により導かれる。
第4図において各系列に設けた開度指示器40A。
40B・・・・・・4ONは、各系列の流量制御弁24
の開度を指示している。そして、各開度指示器40A。
の開度を指示している。そして、各開度指示器40A。
40B・・・・・・4ONの出力信号は、比較演算器4
2に入力される。この比較演算器42は、例えばトーナ
メント方式等により開度指示器4OA、40B・・・・
・・4ONからの流量制御弁24の開度と各系列を流れ
る処理原液の流量から流量制御弁24の開度を最大とす
べき系列を選定し、開厩算出器44に送る。開度算出器
44は、開度を最大とすべき流量制御弁24の開度を算
出するとともに、このもとのた開度に応じて他系統の流
量制御弁24の必要開度を算出し調節計46に送る。調
節計46は、関数発生器48にもとめた開度設定信号が
開度指示器40A、40B・・・・・・4ONに徐々に
伝達されるように開度指示器に開度信号を入力する。
2に入力される。この比較演算器42は、例えばトーナ
メント方式等により開度指示器4OA、40B・・・・
・・4ONからの流量制御弁24の開度と各系列を流れ
る処理原液の流量から流量制御弁24の開度を最大とす
べき系列を選定し、開厩算出器44に送る。開度算出器
44は、開度を最大とすべき流量制御弁24の開度を算
出するとともに、このもとのた開度に応じて他系統の流
量制御弁24の必要開度を算出し調節計46に送る。調
節計46は、関数発生器48にもとめた開度設定信号が
開度指示器40A、40B・・・・・・4ONに徐々に
伝達されるように開度指示器に開度信号を入力する。
この開度指示器40A、40B・・・・・・4ONは、
調節計46からの信号を受けるとともに、流量計14か
らの処理原液流量を伝送器50を介して受け、流量制御
弁24の開度信号として変換器52に入力する。なお、
開度指示器からの信号は、流量制御弁24の開度調整が
急激に行われることによる弁のハンチング等を防止する
ため、一時遅れ演算器54を介して変換器52に入力す
るようになっている。そして変換器52は、開度指示器
からの電気信号を流量制御弁24の開度調整用空気信号
に変換し、各系列の差圧がΔP2となるように各系列の
流量制御弁24の開度を調整する。
調節計46からの信号を受けるとともに、流量計14か
らの処理原液流量を伝送器50を介して受け、流量制御
弁24の開度信号として変換器52に入力する。なお、
開度指示器からの信号は、流量制御弁24の開度調整が
急激に行われることによる弁のハンチング等を防止する
ため、一時遅れ演算器54を介して変換器52に入力す
るようになっている。そして変換器52は、開度指示器
からの電気信号を流量制御弁24の開度調整用空気信号
に変換し、各系列の差圧がΔP2となるように各系列の
流量制御弁24の開度を調整する。
ところが近年の火力発電所や原子力発電プラントにおい
ては、プラント出力の増加に伴いろ過器の数が増加し、
従来の流量制御方式による時は次のような欠点を生じて
いる。
ては、プラント出力の増加に伴いろ過器の数が増加し、
従来の流量制御方式による時は次のような欠点を生じて
いる。
(1)系列数の増加によシ各系列間の弁開度調整を行う
制御回路が複雑となる。
制御回路が複雑となる。
(2)火力発電所や原子力発電所においては、復水系に
設置しているため、制御系の一部の故障によシ流量制御
弁が全台閉止される危険があり、プラントの停止を生ず
る恐れがある。
設置しているため、制御系の一部の故障によシ流量制御
弁が全台閉止される危険があり、プラントの停止を生ず
る恐れがある。
(3)流量制御弁の設置は、弁設置スペースの確保配管
構成および制御回路の複雑化をもたらし、コスト高の要
因となっている。
構成および制御回路の複雑化をもたらし、コスト高の要
因となっている。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、谷ろ過器への処理原液の供給を容易に制御す
ることができるろ過装置を提供することを目的とする。
たもので、谷ろ過器への処理原液の供給を容易に制御す
ることができるろ過装置を提供することを目的とする。
本発明は、入口母管と出口母管との間に並列に配設され
た通液時間の異なる複数のろ過器と前記各母管とを接続
している分岐管に管路損出発生器を設け、ろ過器の圧力
損失を相対的に小さくすることによシ、容易に各ろ過器
への流量を調整することができるように構成したもので
るる。
た通液時間の異なる複数のろ過器と前記各母管とを接続
している分岐管に管路損出発生器を設け、ろ過器の圧力
損失を相対的に小さくすることによシ、容易に各ろ過器
への流量を調整することができるように構成したもので
るる。
本発明に係るろ過装置の好ましい実施例を添付図面に従
って詳説する。なお、前記従来技術において説明した部
分に対応する部分については同一の符号を付しその説明
を省略する。
って詳説する。なお、前記従来技術において説明した部
分に対応する部分については同一の符号を付しその説明
を省略する。
第5図は、本発明に係るろ過装置の実施例の説明図であ
る。第5図において、入口母管10内を流れる処理原液
を各ろ過器20A、20B・・・・・・2ONに導く入
口分岐管12には、流量計14と入口弁16および管路
損失発生器であるオリフィス56が設けである。そして
、前記従来技術において説明したろ過器出口管22に設
けてめった流量制御弁′24および第4図に示した制御
系統が省略されている。
る。第5図において、入口母管10内を流れる処理原液
を各ろ過器20A、20B・・・・・・2ONに導く入
口分岐管12には、流量計14と入口弁16および管路
損失発生器であるオリフィス56が設けである。そして
、前記従来技術において説明したろ過器出口管22に設
けてめった流量制御弁′24および第4図に示した制御
系統が省略されている。
上記の如く構成した実施例の作用は次の通、)である。
入口母管10に導かれた処理原液は、入口分岐管12内
に流入し、流量計14、入口弁16およびオリフィス5
6を経由してろ過器入口管18から各ろ過器20A、2
0B・・・・・・2ONに流入する。そして、各ろ過器
20A、20B・・・・・・2ONに流入した処理原液
は、各ろ過器において浄化された後、ろ過器出口管22
から出口弁26を介して出口分岐管28内に入り、出口
母管30に集合させられる。一方、各ろ過器20A、2
0B・・・・・・2ONの運転状態は、前記従来技術と
同様に各ろ過器に並列して設けである差圧計34により
、各ろ過器の差圧を検出することによって監視されてい
る。
に流入し、流量計14、入口弁16およびオリフィス5
6を経由してろ過器入口管18から各ろ過器20A、2
0B・・・・・・2ONに流入する。そして、各ろ過器
20A、20B・・・・・・2ONに流入した処理原液
は、各ろ過器において浄化された後、ろ過器出口管22
から出口弁26を介して出口分岐管28内に入り、出口
母管30に集合させられる。一方、各ろ過器20A、2
0B・・・・・・2ONの運転状態は、前記従来技術と
同様に各ろ過器に並列して設けである差圧計34により
、各ろ過器の差圧を検出することによって監視されてい
る。
このような各系列の流れにおいては、処理原液がオリフ
ィス56を経由するため、従来に比較し配管・弁および
オリフィスによる損失に基づく差圧が増大し、各ろ過器
における差圧を相対的に小さくする。しかも、オリフィ
ス56は、オリフィス56を通過する流体流量が増大す
るにしたがい差圧を大きくするため、各系列に流入する
処理原液量を平均化する作用がおる。
ィス56を経由するため、従来に比較し配管・弁および
オリフィスによる損失に基づく差圧が増大し、各ろ過器
における差圧を相対的に小さくする。しかも、オリフィ
ス56は、オリフィス56を通過する流体流量が増大す
るにしたがい差圧を大きくするため、各系列に流入する
処理原液量を平均化する作用がおる。
第6図は、オリフィスの差圧を配′U・弁による差圧の
2倍とした場合の流量と各系列の差圧との関係を示した
ものである。第6図から明らかなようにオリフィス56
を設けたことにより配管系の差圧、すなわち配管・弁お
よびオリフィスによる差圧が大きくなシ、各ろ過器にお
ける差圧が相対的に小さくなる。そして、定格流量Qw
onを各系列に流した時の配管・弁およびオリフィスに
よる差圧をΔP3とし、各系列の全差圧をΔP4となる
ように処理原液を各ろ過器に供給する。この時、最も運
転時間の少ないろ過器を有するN系列の流量は、 Q2
MAX となシ、最も運転時間が長いろ過器を有する
N系列の流量はQ2gtN となる。しかし、流量に対
する差圧のカーブが第3図に示した従来例に比較し急峻
であるため、Q2MAXとQ2MIN との差はQI
MAXとQIMXN との差よシも大幅に少なくする
ことができる。
2倍とした場合の流量と各系列の差圧との関係を示した
ものである。第6図から明らかなようにオリフィス56
を設けたことにより配管系の差圧、すなわち配管・弁お
よびオリフィスによる差圧が大きくなシ、各ろ過器にお
ける差圧が相対的に小さくなる。そして、定格流量Qw
onを各系列に流した時の配管・弁およびオリフィスに
よる差圧をΔP3とし、各系列の全差圧をΔP4となる
ように処理原液を各ろ過器に供給する。この時、最も運
転時間の少ないろ過器を有するN系列の流量は、 Q2
MAX となシ、最も運転時間が長いろ過器を有する
N系列の流量はQ2gtN となる。しかし、流量に対
する差圧のカーブが第3図に示した従来例に比較し急峻
であるため、Q2MAXとQ2MIN との差はQI
MAXとQIMXN との差よシも大幅に少なくする
ことができる。
原子力発電所等における復水のためのプリコート式ろ過
装置においては、基準ろ過速度がろ過器の性能を確保し
、運転上経済的でかつろ過装置の規模を極力小さくでき
るようにすることを考慮して設定されており、ろ過器の
差圧は一般的に約8m/Hとなっている。この各ろ過器
の差圧は、前記したように差圧計34によシ監視してお
シ、各ろ過器毎の流量偏差は、極力小さくすることが望
ましい。しかし、一定のろ過速度をもって運転したと−
しても、ろ過器の差圧上昇時宜が各ろ過器によシ異なシ
、等流量制御弁などを用いた厳密な流量制御によるろ過
速度の管理の必要性は少なく、±1m/Hの差圧の範囲
内においてろ過速度の変動が許容される。すなわち、最
大流量ろ過器と最小流量ろ過器との差圧は、定格処理量
の±25−の範囲において運転が可能である。そして第
6図に示した本実施例の如く、オリフィスの差圧を配管
・弁の2倍とした場合には、最大流量ろ過器と最小流量
ろ過器との差は定格処理量の±20チ以内に収めること
が可能となシ、復水の処理に支障を与えることなくろ過
装置を運転することができる。
装置においては、基準ろ過速度がろ過器の性能を確保し
、運転上経済的でかつろ過装置の規模を極力小さくでき
るようにすることを考慮して設定されており、ろ過器の
差圧は一般的に約8m/Hとなっている。この各ろ過器
の差圧は、前記したように差圧計34によシ監視してお
シ、各ろ過器毎の流量偏差は、極力小さくすることが望
ましい。しかし、一定のろ過速度をもって運転したと−
しても、ろ過器の差圧上昇時宜が各ろ過器によシ異なシ
、等流量制御弁などを用いた厳密な流量制御によるろ過
速度の管理の必要性は少なく、±1m/Hの差圧の範囲
内においてろ過速度の変動が許容される。すなわち、最
大流量ろ過器と最小流量ろ過器との差圧は、定格処理量
の±25−の範囲において運転が可能である。そして第
6図に示した本実施例の如く、オリフィスの差圧を配管
・弁の2倍とした場合には、最大流量ろ過器と最小流量
ろ過器との差は定格処理量の±20チ以内に収めること
が可能となシ、復水の処理に支障を与えることなくろ過
装置を運転することができる。
なお、火力発電所や原子力発電所の復水系の如く入口母
管12の上流系統にポンプが設置されている場合には、
ろ過装置の装置差圧上昇に伴うポンプ揚程を増加し、下
流系統への影響を少なくする必要がある。しかしこれら
復水系に使用されているポンプは、通常その使用におい
て140〜150mA、程度の揚程を有するため、オリ
フィス等の管路損失発生器による10〜20mA、の差
圧の増加は、ポンプ揚程の5〜15チでsbポンプ回シ
の系統、絨器設計の仕様に変更を加える必要がない。し
たがって、オリフィス56を設けることによる流量制御
は、従来の系統、機器設計の根本を変えることなく、流
量制御弁および複雑な流量制御回路を省くことができ、
ろ過装置の構造が単純となシ信頼性が向上する。また、
コストダウンおよび配管計画等が容易となる。
管12の上流系統にポンプが設置されている場合には、
ろ過装置の装置差圧上昇に伴うポンプ揚程を増加し、下
流系統への影響を少なくする必要がある。しかしこれら
復水系に使用されているポンプは、通常その使用におい
て140〜150mA、程度の揚程を有するため、オリ
フィス等の管路損失発生器による10〜20mA、の差
圧の増加は、ポンプ揚程の5〜15チでsbポンプ回シ
の系統、絨器設計の仕様に変更を加える必要がない。し
たがって、オリフィス56を設けることによる流量制御
は、従来の系統、機器設計の根本を変えることなく、流
量制御弁および複雑な流量制御回路を省くことができ、
ろ過装置の構造が単純となシ信頼性が向上する。また、
コストダウンおよび配管計画等が容易となる。
第7図は、本発明に係るろ過装置の他の実施例を示すも
のである。本実施例においては、入口分岐管12にグロ
ーブ型の如く中間開度の使用が可能な絞シ弁58が設置
しておる。この場合は、前記したオリフィス56の場合
と異なり、差圧の調節が可能となる。
のである。本実施例においては、入口分岐管12にグロ
ーブ型の如く中間開度の使用が可能な絞シ弁58が設置
しておる。この場合は、前記したオリフィス56の場合
と異なり、差圧の調節が可能となる。
なお、オリフィスタイプの流量計を設置する場合には、
一般的な絞り比であるβ=50〜70%以上の高差圧方
式によシ前述の管路損失発生装置の機能をもたせること
も可能である。また、前記実施例においては、プリコー
ト式ろ過装置について説明したが、脱塩装置、純水装置
、電磁フィルタ等についても適用できる。
一般的な絞り比であるβ=50〜70%以上の高差圧方
式によシ前述の管路損失発生装置の機能をもたせること
も可能である。また、前記実施例においては、プリコー
ト式ろ過装置について説明したが、脱塩装置、純水装置
、電磁フィルタ等についても適用できる。
以上説明したように本発明によれば、入口母管と出口母
管との間に分岐管を介して並列に配置されだ運転時間の
異なる複数のろ過器の前記分岐管に管路損失発生器を設
けることによシ、各ろ過器への処理原液の供給量を容易
に調整することができる。
管との間に分岐管を介して並列に配置されだ運転時間の
異なる複数のろ過器の前記分岐管に管路損失発生器を設
けることによシ、各ろ過器への処理原液の供給量を容易
に調整することができる。
第1図は従来のろ過装置の説明図、第2図はろ過器にお
ける処理時間とろ過器差圧との関係を示す図、第3・図
は処理流量と運転時間の異なるろ過器を有する系列毎の
差圧との関係を示す図、第4図は従来のろ過装置におけ
る流量制御系統を示す図、第5図は本発明に係るろ過装
置の実施例の説明図、第6図は前記実施例の処理流量と
運転時間の異なるろ過器を有する系列毎の差圧との関係
を示す図、第7図は本発明に係るろ過装置の他の実施例
の説明図である。 10・・・入口母管、12・・・入口分岐管、20A。 20B、2ON・・・ろ過器、28・・・出口分岐管、
30・・・出口母管、56・・・オリフィス、58・・
・絞シ弁。
ける処理時間とろ過器差圧との関係を示す図、第3・図
は処理流量と運転時間の異なるろ過器を有する系列毎の
差圧との関係を示す図、第4図は従来のろ過装置におけ
る流量制御系統を示す図、第5図は本発明に係るろ過装
置の実施例の説明図、第6図は前記実施例の処理流量と
運転時間の異なるろ過器を有する系列毎の差圧との関係
を示す図、第7図は本発明に係るろ過装置の他の実施例
の説明図である。 10・・・入口母管、12・・・入口分岐管、20A。 20B、2ON・・・ろ過器、28・・・出口分岐管、
30・・・出口母管、56・・・オリフィス、58・・
・絞シ弁。
Claims (1)
- 1、処理原液を導く入口母管と、浄化した処理液を集合
させる出口母管と、前記入口母管と出口母管との間に分
岐管を介して並列に配設した通液時間が異なっている複
数のろ過器とを有するろ過装置において、前記各分岐管
に管路損失発生器を設けたことを特徴とするろ過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58027704A JPS59154118A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | ろ過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58027704A JPS59154118A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | ろ過装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59154118A true JPS59154118A (ja) | 1984-09-03 |
JPH0424084B2 JPH0424084B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=12228370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58027704A Granted JPS59154118A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | ろ過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59154118A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110168637A1 (en) * | 2010-01-14 | 2011-07-14 | Culligan International Company | System and method for controlling multiple sized water softening tanks |
JP2013031819A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Fujiwara Techno-Art Co Ltd | 濾過装置及び濾過方法 |
CN103090912A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-05-08 | 昆山鸿福泰环保科技有限公司 | 一种滤芯检测装置 |
CN105293601A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-02-03 | 中国农业科学院农田灌溉研究所 | 一种水处理设施运行的自由控制方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811019A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-21 | Hitachi Ltd | プリコ−ト式濾過装置 |
-
1983
- 1983-02-23 JP JP58027704A patent/JPS59154118A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811019A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-21 | Hitachi Ltd | プリコ−ト式濾過装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110168637A1 (en) * | 2010-01-14 | 2011-07-14 | Culligan International Company | System and method for controlling multiple sized water softening tanks |
US8231791B2 (en) * | 2010-01-14 | 2012-07-31 | Culligan International Company | System and method for controlling multiple sized water softening tanks |
JP2013031819A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Fujiwara Techno-Art Co Ltd | 濾過装置及び濾過方法 |
CN103090912A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-05-08 | 昆山鸿福泰环保科技有限公司 | 一种滤芯检测装置 |
CN105293601A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-02-03 | 中国农业科学院农田灌溉研究所 | 一种水处理设施运行的自由控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424084B2 (ja) | 1992-04-24 |
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