JPS59152845A - 新規な複合素材 - Google Patents

新規な複合素材

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Publication number
JPS59152845A
JPS59152845A JP2673783A JP2673783A JPS59152845A JP S59152845 A JPS59152845 A JP S59152845A JP 2673783 A JP2673783 A JP 2673783A JP 2673783 A JP2673783 A JP 2673783A JP S59152845 A JPS59152845 A JP S59152845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
deposited
vapor
composite material
clothing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2673783A
Other languages
English (en)
Inventor
一ノ宮 俊穂
今井 建雄
生木 了三郎
康晴 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO KASEI KK
SEIKOO KASEI KK
Original Assignee
SEIKO KASEI KK
SEIKOO KASEI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEIKO KASEI KK, SEIKOO KASEI KK filed Critical SEIKO KASEI KK
Priority to JP2673783A priority Critical patent/JPS59152845A/ja
Publication of JPS59152845A publication Critical patent/JPS59152845A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は表面に金属蒸着皮膜を形成した柔軟で適度の
弾り性を有するウレタン系樹脂皮膜よりなる断熱性、保
温性にすぐれた新規な複合素材に関するものである。
そしてこの複合素材は衣料用あるいは履物内張り用、そ
の他の用途の素材としてこれと他の繊維を貼合せあるい
は縫製することにより風合的にすぐれた断熱、保温製品
を得ることができるのであろう 従来より金属蒸着皮膜は、断熱材あるいは保温材として
各種の用途に使用されている。
例えばアルミニウムを蒸着したポリエステル樹脂皮膜は
、ビルなどの窓ガラスに貼付されて夏期において日中の
強い大陽光線を反射し、断熱効果が高いことから数多く
採用されている。
さらにはアルミペーストを樹脂液中に分散させ、断熱、
保温効果を目的とする用途に使用づることも知られてい
る。
このように金属蒸着皮膜あるいは金属微粉末を用いた断
熱、保温用途は数多く提案され、使用されている。
しかしながら、これらの素材は、用途によってはその素
材の有する欠点のために1.・使用が困難な分野のある
ことも事実である。
例えば衣料用素材においては、単に保温や反身」による
断熱性のみでは一般消費者の購買欲を促づ動機づけとは
ならず、むしろ衣料としては風合的にすぐれ、異和感を
与えないような素材であることが要求される。
従来のポリエステル皮膜、ポリプロピレン皮膜にアルミ
蒸着を行なって得た皮膜は、皮膜が硬く衣料用素材とし
て伯の布と貼合あるいは縫製して使用すると、ごわごわ
し友感じを与えて、風合的に劣っているのみでなく、屈
曲によって屈曲部が簡単に折損破壊される欠点があり、
はとんど使用されていない。
このような欠点をカバーすることを目的として、柔軟性
、屈撓性を有するポリウレタンエラストマー等の溶液中
にアルミペーストを分散させ、合成皮革様の基材として
用いる方法が検討されている。
この方法によるものは、断熱素材としてすぐれていると
されているが、外観的にくすんだ灰色の金属光沢を示す
ため、表面が見えるような使用方法はファツション性と
いう点から好ましくない。
本発明者らは、このような衣料用等の柔軟性と屈撓性を
要求される用途に対して使用可能な金属蒸着皮膜につい
て鋭意検討を行なった結果この発明の新規な複合素材を
見出すに至ったものである。
合成皮革用のベース樹脂であるポリウレタンエラストマ
ー皮膜には、その皮膜上にアルミ蒸着を行なっても、ア
ルミ箔のような輝いた表面を有する蒸着皮膜は得られず
、灰色に近いくすlυだ鈍い金属光沢の皮膜しか得られ
ない。
そして広い面積のものについてみると、部分的にムラを
生じている。さらに致命的な欠陥としては蒸着金属と皮
膜の接着が悪いことである。
このようなポリウレタンエラストマーもポリイソシアナ
ート或いはアミノブラスト等を用いて架橋化した皮膜に
すると、蒸着後の表面は非常に光沢にすぐれたものとな
るが、蒸着金属と皮膜の接着が悪く、レロハンテーブで
簡単に剥離してしまう。
しかしながら、このことは蒸着金属の密着性さえ良けれ
ば衣料用の素材として使用可能であることを示している
のである。
そこでこの発明においては、カルボキシル基等の極性基
を有する変性ポリウレタン樹脂を架橋させて得た皮膜に
金属を蒸着したものであり、得られた蒸着皮膜は、表面
光沢にすぐれ、しかも蒸着金属皮膜と樹脂皮膜との密着
性が良好であり、150℃のエアオーブン中に放置して
も光沢の低下は見られなかった。さらに好ましいことに
は、皮膜の製造においてシリカなどの艶消剤や染料など
の着色剤を用いることによって・金属光沢を保持しなが
ら艷の程度や皮膜の色調を変化さゼることもできること
である。
このことは単に断熱と保温を目的とする用途のみでなく
、着色の程度が任意であることから衣料用として用いた
場合、装飾効果が大であり、ファツション性の点でもす
ぐれているのである。
この発明の複合素材は上記した架橋化された変性ポリウ
レタン皮膜に金属を蒸着させた蒸着皮膜を他の素材即ち
繊維製品と接着あるいは縫製によって複合素材どして用
いるものである。
具体的には、例えば衣料用として使用する場合は、布帛
と接着することにより耐熱姓、保温性を有する合成皮革
となり、縫製を行うと保温性にすぐれた衣料とすること
ができるのである。
さらには、この金属蒸着皮膜の両面に布帛を接着すると
、合成皮革的な感覚の乏しい衣料基材となるのである。
保温材料としてはすぐれているが、着用した場合むれや
ずいという通気性の欠点をなくすには皮膜に微細孔を設
ければよい。
上記の衣料用のほかにこの発明の複合素材は、保温性の
特徴を生かす用途として、冬期の防寒履物の内装用とじ
て、内装基材の裏面に貼付して使用することも効果があ
る。また寝具用としてシーツや布団に用いることもでき
る。
このような用途においては、人体から直接輻射で外部に
逃げる熱が蒸着金属層で反則され、放射冷却が押さえら
れ、内部に滞留するという作用を果すことにより保温性
の効果をより一層発揮りるのである。
この発明の複合素材は上記した防寒用の用途以外にも、
蒸着金属表面での反射によって断熱効果も非常に得られ
るので、例えばテント用の基材として用いても日中の強
い太陽光が反射されテント内部の温度の上昇を押さえる
効果も有するのである。このほか炎天下に着用する帽子
用基材としても好適である。
以下この発明を実施例により詳細に説明する。
なお部数は全て重量部である。
実施例1 表面に0.04μ厚のアルミ蒸着層を形成し、裏面には
ポリエステル樹脂の離型皮膜を゛セパレートとして有す
る10μ厚のポリウレタン皮膜(ラックスキンF−45
03、セイコー化成社製)のアルミ蒸着面に衣料合成皮
革用の2液液着剤(ラックスキンu−1147、セイコ
ー化成社製)の30%溶液を9074?の割合で塗布し
、その上に直ちに起毛布を圧着して60℃のエアオーブ
ン中に12時間放置し複合素材を得た。
かくして得られた複合素材は衣料用の素材として一般の
衣料用合成皮革と何ら変るところがなく、風合的にもす
ぐれていた。このもののJIS  L−1096A法に
よる保温率の測定値は81.2%であり、通常の衣料用
合成皮革(非蒸着品)の41.7%に比べ非常にすぐれ
ていた。
この複合素材と通常の合成皮革を用いて夫々ジャンパー
を縫製し、着用テストを行ったところ、アルミ蒸着層を
有するこの発明の複合素材によるものは非常に保温性に
すぐれていることが認められた。
実施例2 表面に0.04μ厚のアルミ蒸着層を形成し、裏面には
シリコン処理したポリエステル樹脂の離型皮膜を有する
25μ厚のポリウレタン皮膜(ラックスキンF −45
05、セイコー化成社製)を用い、実施例1と同様にそ
のアルミ蒸着面に2液液着剤ラックスキン叶1147を
介して靴内眼用の不織布を貼付して複合素材を得1〔。
このものの保温率は79.5%であ7た。
この結果、従来の不織布を内張りに用いた防寒ブーツが
、履いてから足が暖まるまでにかなりの時間を要したの
に比べ、この複合素材を内張りに用いた防寒ブーツは履
くと同時にぬくもりを与え、保温性に非常にすぐれてい
ることが認められた。
実施例3 実施例1にて使用したラックスキンF −4503のア
ルミ蒸着面にポリアミド系のホットメルト接着剤を乾燥
重量で4024の割合に塗布した。
次いでこの皮膜にニードルパンチで通気性徴孔をあけ、
この皮膜を寝装の内張用織布の裏面に熱圧着して複合素
材を得た。
この複合素材を寝装の保温材として用いたところ、軽量
でかつ綿や羽毛より非常に温かく、むれることもなく寝
心地のよい寝装が得られた。
特許出願人  セイコー化成株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に金属蒸着皮膜を形成した柔軟性かつ屈撓性を有す
    る架橋型ウレタン系樹脂皮膜を素材として用いたことを
    特徴とする保温性、断熱性にすぐれた新規な複合素材。
JP2673783A 1983-02-18 1983-02-18 新規な複合素材 Pending JPS59152845A (ja)

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JP2673783A JPS59152845A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 新規な複合素材

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JP2673783A JPS59152845A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 新規な複合素材

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JPS59152845A true JPS59152845A (ja) 1984-08-31

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ID=12201615

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JP2673783A Pending JPS59152845A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 新規な複合素材

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US6071621A (en) * 1993-06-11 2000-06-06 3M Innovative Properties Company Metallized film and decorative articles made therewith
JP2016182675A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 帝人コードレ株式会社 金属薄膜加飾シート状物およびその製造方法

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