JPS59152264A - バ−ナ用組成物 - Google Patents

バ−ナ用組成物

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JPS59152264A
JPS59152264A JP58024990A JP2499083A JPS59152264A JP S59152264 A JPS59152264 A JP S59152264A JP 58024990 A JP58024990 A JP 58024990A JP 2499083 A JP2499083 A JP 2499083A JP S59152264 A JPS59152264 A JP S59152264A
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titanium oxide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス、石油燃焼器に使用され、燃焼の促進あ
るいは、赤外放射加熱を行うだめのバーナに関する。
従来例の構成とその問題点 従来、ガスバーナに用いられているものにセラミック質
の組成物がある。このセラミック質は、2べ2゛ 主にシャモットで、A1203−8iO2系よりなって
おり、製造法としては、成形後、10oo′C以上の高
温で焼結している。強度を増加するためには、より高温
で焼成することが望ましいが、多孔性がなくなり、空気
との混合が充分ではなくなる。そのために、強度をある
程度犠牲にしても、発泡剤を添加したり、燃成温度を低
くするなどの多孔質化が行われている。したがって、こ
れら従来のセラミック組成物は、熱による脆化、または
破損はまぬがれ得ないものである。さらに、シャモット
自身に化学的結合力がないため、ハニカム構造にしても
、透過孔間の肉厚を1闘以下のように薄くできず、開孔
率も40%以下であった。そのため、セラミック自体の
熱容量が大きく、着火後、赤熱するまで長時間を要し、
まだ充分に赤熱しないなどの欠点を有していた。
こうした実情から様々な改良が試みられ、強度を増大す
るために、シリカ−アルミナ繊維を添加したものや、赤
熱を増強するためにセラミックの表面形状をピラミッド
型にしたものや、円すい型37  − にしたものが見受けられる。
しかし、この様な改良にもかかわらず、従来のバーナ用
組成物では、前述のような欠点を克服することはできな
かった。
発明の目的 本発明は、以上のような従来の欠点を解消し、非焼結式
で容易に製造することができ、しかも燃焼時の有害ガス
の発生が・少なく、赤外線放射効果の犬なるバーナを与
える組成物を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明は、結合剤としてのアルミン酸石灰とシリカ化合
物より構成されるもので、さらには酸化チタンを構成要
素とするものを含むものである。
ここで、アルミン酸石灰は、別名アルミナセメントとも
呼ばれ、通常のポルトランドセメントに比較し、耐熱性
が高く、1ooO′cでも安定である。このアルミナセ
メントを結合剤として用いる最大の特徴は、非焼結で成
形体を得ることが可能な点である。非焼結で成形された
アルミナセメントは、BET比表面積が犬きく、40m
’/f/程度あり、バーナ用として燃料と空気の混合に
は、この多孔質の大きさは望ましいものである。アルミ
ナセメントを触媒の観点からみると、固体塩基触媒に属
し、特徴として炭素数の多い炭に水素を比較的炭素数の
少ない炭化水素にする作用、すなわちタラノキング用触
媒として働くことである。これは、燃料をできるだけ燃
焼しやすい状態にする作用であり、本発明のバーナ用組
成物を用いた場合、従来品に比較し、排ガス中の有害成
分が少ない理由の一つになっている。
本発明で用いられるアルミン酸石灰には1、不純物とし
て酸化鉄が含まれる。この酸化鉄は、触媒作用としての
効果を有する。すなわち、石油を燃料として用いた場合
、消火後、未燃焼ガスとして排出されるが、本発明では
バーナ部を構成する材料が触媒効果を有しているため消
火後でさえも蓄積された熱で、この未燃焼ガスを酸化し
、浄化することが可能である。
以上、述べた様に、アルミン酸石灰は、分解触媒と酸化
触媒の両方の効果を有し、これが燃焼排ガス特性を良好
な状態にしている理由である。−例として、C0ZCO
□値は、JIS規格(0,02以下であること)の1/
1o〜1/100である゛。また低温触媒燃焼が可能と
なり、NOxも従来の・(−すの1/1o〜1/1oo
になる。
次にシリカ化合物について述べる。
このシリカ化合物とは1.SiO2を成分とした耐熱性
基骨材が含まれる。アルミン酸石灰は、単独でも成形体
を構成することが可能であるが、シリカ化合物と共存さ
せることにより、機械的強度、耐熱性 、耐スポーリン
グ性を向上させることが可能である。したがって、本発
明でシリカ化合物はバーナ用組成物として長時間高温に
さらされるために必須成分である。
次に酸化チタンであるが酸化チタンは、上述したアルミ
ナセメントの耐熱性を向上させること、クラッキング触
媒能を助長すること、赤外線の放射効率に優れること、
バーナの比表面積を拡大し、耐熱性を向上させることな
どの理由で用いられる。
アルミナセメントは耐熱性に優れるものの、やはり長時
間の使用では、シンタリングが起こり、比表面積は減少
する。これに対し酸化チタンは、融点が1000℃以上
であるためバーナの使用温度条件下では安定である。こ
の酸化チタンがアルミナセメント粒子間に介在するだめ
、アルミナセメント自身のシンタリングも抑制され、全
体として耐熱性が向上し、長時間の使用でも比表面積の
大きな低下は認められない。酸化チタンの、さらに大き
な特徴は、放射率が優れるので燃焼によって生じた熱を
放射熱に変換する程度が大きいことである。
次に、アルミン酸石灰とシリカ化合物、酸化チタン各々
の材料について詳述する。
本発明のバーナを構成する結合剤は、アルミナセメント
で代表されるアルミン酸石灰であり、ポルトランドセメ
ントとは区別される。アルミナセメントは一般的にm 
A (1203・ncaoで表され、ポルトランドセメ
ントは、m’5i02・n’Ca Oで表される。
ポルトランドセメントは、需要量も多く、安価であるが
30o ’c程度以上の温度に耐えられず耐熱性、耐ス
ポーリング性、硬化速度が遅いという欠点を有し、さら
には硫酸イオンに侵食されやすい。
それに対し、アルミナセメントは、300’C以上の温
度に耐え、硬化速度も速く、触媒製造の観点から好まし
いセメントといえる。
アルミナセメントの組成は、前記のとおりで、石灰分が
40重量%以上になると、押体を機械的強度は大きくな
るが、耐熱性が小さくなるととも□に、不純物として混
入している重金属酸化物と高温で反応し、たとえば10
oO′C程度以上で鉄酸化物がC2LF0204等を生
成し、バーナー組成物の熱破壊を招く。−万石灰分が少
ないと耐熱性は向上するが、機械的強度が低下するとと
もに、成形時の養生時間が長くなり、生産性も悪くなる
。またアルミナ分が35重量%以下に々ると、耐熱性は
低下する。一方、アルミナ分が多くなると、耐熱性は向
上する。80o′C程度以上の温度に耐えうるようにす
るには高アルミナセメントを用いるのがよい。
混入する酸化鉄分は20重量%以上になると、加熱時の
機械的強度が低下し、耐熱性は低下するほかバーナが着
色し始み、美的観点からも好ましくない。この酸化鉄は
300 ’C程度以上の温度で、ガス浄化、例えば−酸
化炭素を浄化する触媒能を有する。このような助触媒的
効果を発揮させるには酸化鉄を2重量%以上含有するこ
とが好ましい。
アルミナセメントの好ましい組成は、石灰分15〜40
重量%、特に30〜4o重量係、アルミナ分35〜80
重量係、特に4o〜60重量%、酸化鉄分0.3〜20
重量%、特に2〜1o重量%である。
次に酸化チタンであるが、本発明では酸化チタンを含ん
だ複合酸化物をも意味する。
酸化チタンには、Ti20. TiO、Ti2O3、T
i30.。
TiO2が存在するが、通常安定に存在するのはTlO
2である。TlO2にはアナターゼ、イタチタン石、ル
チルの結晶変態が存在する。これらの三変態は全て天然
に産出し、また人工的にも製造できる。この中で、ルチ
ル型は高温でも安定で、ア9 / ナターゼ型のルチル型への転移が起こる温度は700 
℃付近である。本発明ではこれらのどのTiO2も使用
可能であるが、特に熱安定性の優れたルチル型が好まし
い。
酸化チタンの複合酸化物には、TiO2−h1203゜
TiO2−ZrO□、 TiO2−3in2. TiO
2−MgO。
Ti02−Bi2O3,Ti02−Cd0.TiO2−
8nO□などがあり、これらはいずれも使用できる。
Tie、、のルチル型は結晶構造が正方晶系で、融点が
1855′cである。そして天然に産出するTiO□は
約1onf/fの比表面積を有する。比表面積は、それ
程大きくはないが、融点が1855℃と高いため通常の
使用ではシンタリングによる表面積の減少や、アルミン
酸石灰の粒子成長が抑制されているものと思われる。
本発明における酸化チタンの含有量は3重量%以上が望
ましく、3重量%より低い場合は、酸化チタンの添加効
果は余り期待できない。逆に40重量%を超えると、ア
ルミン酸石灰の量が少なくなり、結合力が弱く、使用に
耐え得ない。この酸0 化チタンはアルミン酸石灰と一緒に成形に足るだけの水
を加えて混合し、任意の形状に成形後、養生して固化さ
せる。
次にシリカ化合物について説明する。
このシリカ化合物とは、単独の5102ばかりではなく
、SiO2を一成分として含む化合物も含まれる。51
02は天然にケイ砂、ケイ石粉として存在するが、これ
らの他、人工的に作られた微粉末の溶融シリカでもよい
。さらに、種々のシリカ化合物、例えば、ケイ酸塩化合
物が含まれる。ケイ酸塩化合物としては、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウムなどがある。その他、シリカ
を一成分として含む鉱物、例えばシャモット、粘土、ロ
ウ石。
ムライト、シリマナイトなども含まれる。これら510
2化合物は、アルミン酸石灰と共存させた場合、化学的
結合力によって結合され、アルミン酸石灰単独よりも強
度的に増大する。
本発明では、必須成分としてアルミン酸石灰。
シリカ化合物から構成される他、酸化チタンを含む場合
、40重量%以下で用いることができる。
さらに、必要に応じて、上述した必須成分の他に、耐熱
性、耐熱衝撃性を向上させる目的で、種々の無機化合物
繊維、例えば耐アルカリガラス繊維。
シリカ−アルミナ繊維、アスベスト、アルミナ繊維など
を添加することは任意である。
さらに、成形助剤として、種々の添加剤を添加すること
は任意である。−例として、カルボキシメチルセルロー
ス、メチ゛ルセルロース、ホIJビニルアルコール、 
りIJ −1= IJン、 各種フルコール、 ベント
ナイト力どの粘土鉱物などが含まれる。
さて、本発明は以上述べた様な成分より構成される訳で
あるが、次に、これらの成分を用いてバーナを構成する
場合の条件について述べる。いうまでもなく、材料と構
成法とは密接な関係にあり、どれ程優れた特性を有する
材料であっても、それが目的に合うような構成にしなけ
れば、いわゆる宝の持ち腐れとなる。
まず、本発明の成分の特徴として、非焼成で成形体を製
造可能なことから、精度よく、ノ・ニカム状成形体を作
成できる点にある。従来、精度の良好なハニカム構造体
としてはアルミナ、コージェライトなどがあるが、これ
らはいずれも焼結型で比表面積も小さく、価格も高い。
これに対し、本発明の組成物は、非焼結であるにもかか
わらず、強度、硬度に優れるため、肉厚の薄いハニカム
構造体を構成することが可能である。このだめ、ハニカ
ムを一体と見なした場合の見掛けの表面積に対し、実に
10倍以上の表面積を得ることができる。
バーナ用組成物として、表面積が大きいことは、以下の
理由によって有益である。すなわち、燃焼部の表面積が
少ないと、燃焼は局部的に集中し、その点で高温となり
、NOxの発生量は多くなる。
NOxの発生は燃焼温度と関連し、11oO′C以上に
なると発生量も大になる。これに対し、燃焼部の面積が
太きいと、燃焼は拡散され、温度も低くなる。したがっ
て、本発明では燃焼温度を900℃以下に抑えることが
可能で、NOxの発生も、従来のバーナ用組成物に対し
1/10〜1/100にすることが可能である。通常燃
焼用バーナとしては、13゜ NOxの発生とCO,未燃焼炭化水素の発生は、相反す
る関係にありNOxの発生を抑制すると、COなとは増
える傾向にある。ところが、本発明のバーナ用組成物は
、先にも述べたように、クラッキング触媒作用があるた
め、低温でもCO1未燃未燃化炭化水素生させることな
く、燃焼させることが可能である。さらに、酸素との混
合がしやすい様に、本発明のバーナ用組成物のBET表
面積は4ord/f/以上と大きく、多孔質である。こ
のため、空気不足によって生じる炎の立ち上りがなく、
燃焼はバーナ組成物の表面で行われる、いわゆる表面燃
焼となり、熱が有効にバーナ用組成物で放射熱に変換さ
れる。
上述した理由により、本発明の組成物を用いたバーナは
、以下のような条件を満たすことが好ましい。
まず、第一は、ハニカム型構造を有し、透過孔間の隔壁
の肉厚を1M以下とすることである。ここにハニカム型
構造とは、透過孔の形状がノ・ニカム、すなわち六角形
の形状に限定するものではな4 く、四角形1円形なども含まれる。透過孔間の隔離であ
ること、表面燃焼が期待できないことなどによる。さら
に好ましくは、o、4〜0.8ffff程度が良い。0
.4M以下であると、強度的に弱くなる。
透過孔の開孔率は、成形体の見掛けの横断面面積の5Q
〜82%の範囲が適蟲である。50%以下では、従来の
バーナ組成物と同様に表ヤ燃焼が期待できなく局部的に
温度が上昇し、NOxの発生が大となる。82係以上の
開孔率は、本発明の組成であっても肉厚が薄くなりすぎ
、強度的に問題である。
次に成形体のBET比表面積であるが、このBET比表
面積は、BET法により測定された(77にでのN2の
吸着量より算出された面積)面積で形状の幾何学的な意
味での表面積とは異なる。
本発明では、このBET比表面積の値が57n′/ y
以上であることが好ましい。本発明では、アルミン酸石
灰、シリカ化合物、酸化チタンなどの配合15 比によって、種々の比表面の成形体を得ることが可能で
あるが、最低でも5η?/9の比表面を有しない場合は
、本発明の目的は上述した理由により、充分発揮でき々
い。
以上が本発明の構成要素であり、本発明によってもたら
される効果を以下に列挙する。
(1)  C,O,未燃焼炭化水素の低減−燃焼の際バ
ーナ用組成物が太き々比表面を有しているため、空気の
有効々供給源となる。またアルミン酸石灰が分解触媒、
酸化鉄が酸化触媒として作用する。
(21NoXの低減−燃焼表面積が大きいので、バーナ
で表面燃焼が生じ、燃焼温度が低い。
(3)放射熱の向上−放射率の優れた酸化チタンの添加
効果とハニカム構造の肉厚、開孔率の向上により熱容量
が低下する。
(4)  消火後の酸化触媒効果−特に燃料として石油
を用いた場合、効果を発揮し、アルミナセメントに含ま
れる酸化鉄が有効である。
(6)  バーナ部での表面燃焼−アルミン酸石灰が分
解触媒として作用し、燃料を燃焼しやすい低炭素数の炭
化水素にするため、炎の立ち上りがなくバーナ表面で燃
焼し、有効な放射熱への変換を行う。
(6)  バーナの単位面積当りの発熱量の拡大□従来
は16〜24Kmt/clであるのに対し、本発明では
7〜40 Kmt/ca  と燃焼範囲が拡大される。
(7)機械的強度、耐熱性の向上□従来は、結合力がシ
ンタリングにのみ頼っていたが、本発明では、化学的結
合力で結合されている。
(8)低価格□素材がアルミナセメントで、しかも非焼
結で成形可能なため、低価格である。
本発明は、上述した様に従来に比較し数々の優れた特徴
を有し、ガス燃焼機器のみ々らず、石油燃焼機器用のバ
ーす、ポータープル触媒へヤーカーラ用熱源バーナとし
ても用いることが可能であ第1表に示す組成の原料を混
練し、押し出し成型機でハニカム構造体を作成した。
17 / 第1表 アルミナセメント       40重量部ケイ石粉(
SiO2)        40  //酸化チタン(
ルチル型)  ゛   6 〃ケイ酸マグネシウム  
    20 〃グリセリン         2 〃 水                 40 〃製造さ
れたハニカム構造体の大きさは4.6×9.51.厚さ
10nであり、厚き方向f1.4mw角の正方形の透過
孔を有し、孔間を仕切る隔壁の肉厚は0.5問、開孔率
は72%、比表面積は42 yy? /’!である。
この試料2枚を、燃料を石油にしたバーナ部に設置し、
排ガス特性を調べた。燃焼器は200oK、y/台に調
整し、排ガスはバーナ部より20α離れたところで測定
した。
その結果、CO/CO2の値は0.0004で、N0x
(No+No2)は0.03 ppmであった。
なお、連続して3000時間燃焼後もバーナに亀8 裂、クランクは生じなかった。
実施例2 第2表に示す組成の原料を用いて実施例2と同様のハニ
カム構造体を作成した。
第2表 アルミナセメント       46重量部SiO□(
溶融シリカ−電気化学 4o 〃■製) ケイ酸マグネシウム      20 〃グリセリン 
        3 〃 水                 35  〃この
ハニカム構造体を用いて実施例1と同様にして排ガス特
性を調べたところ、Q O/CO□は、0.0003、
NOxは0.1 ppmであった。
実施例3 実施例2と同様の組成物で孔間の隔壁の肉厚が0.4鰭
、開孔率が82チのハニカム構造体を作成した。このハ
ニカム構造体で、開孔率と排ガス特性の関係を把握する
ため、無機質セラミックで、19 。
開孔率が48%、50%、70%になる様に透過孔をふ
さいだ試料を作成し、排ガス特性を調べた。
その結果60%、70%、82%の開孔率のものではC
o/CO3は0.0002〜0.0008 であったが
、48チのものは○、o08で他に比べ、著しくCO濃
度が増加した。したがって開孔率は50〜82%が最適
である。
実施例4 実施例1において、ケイ石粉と酸化チタンの総量を40
重量部とし、酸化チタンの割合を、2゜3.10,30
,40.42重量部と変化させてハニカム構造体を作成
した。これらの試料を実施例1と同様の燃焼器に設置し
て、組成物の赤熱1度を観察しだところ、酸化チタンの
添加割合が増大するにつれ1.t’1度の上昇が認めら
れた。3o○○時間経過後、組成物の状態を観察したと
ころ、酸化チタンが42重量部の試料は、亀裂が入り、
しかももろかった。したがって酸化チタンの添加量は、
成形体の固形分に対し、40重量係を超えないことが好
ましい。
実施例5 実施例1の試料を120o ’cで焼成し、比表面積が
2.8 、4.8 、5.1 、12め9の試料を作成
した。これらの試料をバーナとして用い燃焼状態を観察
しだところ、比表面積2.8 、4.8 d/Ljのも
のは、炎の立ち上りが認められ、CO/CO2の値も比
表面積ts、1.12 n?/ gのものに比較し、2
〜4倍の濃度であった。しだがって、本発明のバーナ用
組成物の比表面積は6n?/f1以上あることが望まし
い。
実施例6 第3表に示す組成の原料を混練し、押し出し成型機で−
・ニカム構造体を作成した。
第3表 アルミナセメント      40重量部ケイ石粉(S
102)       60  //グリセリン   
      2 〃 CMC1// 水                  38  〃製
造されたハニカム構造体の大きさは4.6×9.6α、
厚さ1c1nであり、厚さ方向に1.5間角の正方形の
透過孔を有し、孔間を仕切る隔壁の肉厚は065M、開
孔率74%、比表面積は3677メ/gである。
この試料2枚を、燃料を石油にしたバーナ部に設置し、
排ガス特性を調べた。燃焼器は2oo。
Kail/@に調整し、排ガスはバーナ部より20fm
離れたところで測定した。
その結果、CO/CO2の値は0.001でN0x(N
O+NO2)は0.O5ppmであった。
なお、連続して3000時間燃焼後もバーナに亀裂、ク
ラックは生じなかった。ただ単位時間当たりの成形速度
は実施例1のものが約30%スビードアッグが可能で、
実施例6のバーナ成形体は成形スピードを遅くするとチ
タン酸化物がなくても充分実用可能なものが得られた。
まだ排ガス特性は酸化チタンが含有されていないので若
干触媒浄化特性が劣ることが判明した。
発明の効果 22/ 、・ 以上のように、本発明によれば、製造が容易で、燃焼時
の有害ガスの発生が少なく、赤外線放射効果の大きいバ
ーナを得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石灰分が15〜4o重量係、アルミナ分が35〜
    8o重量%、酸化鉄分が0.3〜20重量%のアルミン
    酸石灰と、シリカ化合物より構成されたバーナ用組成物
  2. (2)石灰分が15〜40重量%、アルミナ分が部〜8
    0重量係、酸化鉄分が0.3〜20重量%のアルミン酸
    石灰と、シリカ化合物と、酸化チタンを含むバーナ用組
    成物。
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