JPS59151982A - 安全かみそり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 体の間に詰った髭かすを排出することのできる機構を有
するものの改良に関するものである。本発明は、髭かす
を排出するだめの構造を簡素化することを目的とする。

次に本発明の構成を、実施例として示す図面に従って説
明する。本発明の改良にかかる安全かみそりは、スペー
サ−１を介して上刃体２と下刃体３とが刃台４と天板５
の間に固定されているものである。スペーサ−１の周囲
には枠体１ｏが嵌装されており、枠体１０の厚みはスペ
ーサ−１のそれよりも薄くなっている。該枠体の前部が
髭がす排出部材６を形成している。枠体１ｏが前後方向
へ移動することができるように、枠体１ｏとスペーサ−
１との間には適当な隙間１１が設けられる。

枠体の後縁１２と天板５の後縁とは位置的に一致してお
り、枠体の後縁からはそれと一体に指当て部７が天板５
の後方に突出している。指当て部７は天板５と接してい
る状態が好ましい。天板５の後縁に沿って、天板に細長
い孔部８が設けられている。これによって孔部８の後方
部分は弾性部９となシ、前方に強制的に移動させられた
指当て部７を元の位置に復帰させるための作用をなす。

指当て部７は指を当てたときの感触を良好にするために
ある程度の広さをもった四角形状に形成されている。し
たがって、指当て部７の下半分は刃台４の後縁にも接触
することとなる。しかし、接触したままでは指当て部７
は前方へ移動することができないから、移動可能とする
ために刃台４の後縁の中央部に凹部１３を設けである。

なお、この実施例は組立刃体に関するものであシ、この
組立刃体は別体のホルダーに着脱自在に装着できる。

本発明は組立刃体にかぎらず、柄と刃部分が一体的に形
成されている安全かみそりにも利用できることは勿論で
ある。刃台４の裏面に長手方向に沿って設けられた一対
の条溝１４．１４はホルダーに装着するためのものであ
って、ホルダーの組長い一対のレールがこの条溝内を摺
動して組立刃体がホルダーに装着されるのである。また
符号１５け皮膚と刃体との剃シ角度を一定に保つための
ガード部であシ、符号１６は髭かすを下方に誘導するだ
めのかず塩シロである。

本発明は以上の如き構成であって、指当て部７を押すこ
とにより髭かす排出部材６を前方に移動して、両刃体間
に詰った髭かすを外部に押し出す作用をするのである。

そして、指当て部７が弾性部９の外側縁に沿って存在し
ているから、前方へ強制的に押された指当て部７け弾性
部９の弾性によって自然に元の位置に復帰することがで
きる。

従来品にも同様な構造で髭かすを排出する安全かみそシ
は存在していたが、それは枠体の中央後部を後方に突出
させて弾性部９と結合したものである。ところがこの結
合が細かい部品間の結合であるため手間を要し、その分
コスト高となっていたのである。本発明では髭かす排出
部材６を有する枠体１０と指当て部７とは結合されてお
らず、構造的に簡素化されておシ、コストの軽減を図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって組立刃体に関
するものである。第１図はその分解斜視図、第２図は天
板の裏側の斜視図、第３図は組立刃体の断面図である。 １・・・スペーサー、２・・・上刃体、３・・・下刃体
、４・・・刃台、５・・・天板、６・・・髭かす排出部
材、７・・指当て部、８・・・孔部、９・・・弾性部。 特　許　出　願　人　　フェザ−安全剃刀株式会社代理
人　弁理士　池　端　亨　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スペーサー１を介して上刃体２と下刃体３とが刃台４と
   天板５の間に固定されている安全かみそシにおいて、両
   刃体２，３の間であってスペーサ＝１よりも前方に髭か
   す排出部材６が長手方向に延在しておシ、刃台４又は天
   板５の少くとも一方にはその後縁に沿って細長い孔部８
   を設けること（（よシ弾性部９が形成され、該弾性部９
   の外側縁に沿って髭かす排出部材を移動させるだめの指
   当て部７が存在し、該指当て部７と前記髭かす排出部材
   とけ連結され、且つこの連結された指当て部７及び髭か
   す排出部材は他の部分から独立して前後力向に移動する
   ことができることを特徴とする安全かみそシ。