JPS59150178A - ポリエステル系繊維材料の仕上加工方法 - Google Patents

ポリエステル系繊維材料の仕上加工方法

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JPS59150178A
JPS59150178A JP58022067A JP2206783A JPS59150178A JP S59150178 A JPS59150178 A JP S59150178A JP 58022067 A JP58022067 A JP 58022067A JP 2206783 A JP2206783 A JP 2206783A JP S59150178 A JPS59150178 A JP S59150178A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリエステル系樹脂材料の耐久性仕上加工方
法に関する。更に詳しくは、ポリエステル系繊維材料、
特にアルカリ減量加工布に対する耐久性ある帯電防止性
、吸水性、防汚性を付与することのできる仕上加工方法
に関するものである。
ポリエステル繊維が発明されて久しいが、天然繊維を浚
ぐ実用性と化学産業の発展に伴ない、生産量は飛躍的に
伸び、しかも昨今の差別化、用途の拡大などによって今
後の伸びも期待できる。ところが、ポリエステル繊維に
おいてはその疎水性によって静電気障害、吸水性不良、
汚染されやすい性質を有し、これが欠点となって使用上
問題となっていた。この問題の解決法は種々検討されて
おシ、すでに1時的にはほぼ満足すべき水準に達してい
るが、この方法はあくまで生産流通過程でのトラブル解
決にすぎず根本的な解決となっていない。
その為、耐久性を有する帯電防止性、吸水性。
防汚性を付与する方法が検討されてきたが、それには大
別して2つの方法がある。1つは繊維自体を改質する方
法であり、今1つは後加工にょシ表面を改質する方法で
ある。繊維自体の改質では、その効果は永久的であるが
、繊維自体の物性を低下させるというマイナス面がある
ため、後加工による表面改質が望まれている。しかし、
今のところ後加工による方法では、耐久性が不充分で、
しかも染色堅牢度の低下や処理布の黄変、水滴による際
付きなどの問題があシ、満足な結果が得られていない。
本発明者等は、ポリエステル繊維に対し、上記の様な問
題の生じない、耐久性仕上加工方法に関し種々検討の結
果、本発明を完成した。
即ち、本発明は、ポリエステル系繊維材料に対し、仕上
加工剤として、 c式中、mは4〜2oの整数を表わす〕で表わされるポ
リエチレングリコールノブリシジルエーテルの18iと
、 nは4〜20の整数を表わす〕で表わされるポリプロビ
レングリコールソグリシジルエーテルの1種と、架橋促
進成分としての3ヶ以上のグリシツル基を有するポリグ
リシジル化合物の1種と、及チル基又はエチル基を表わ
し、Xはエチレン基、プロピレン基又はブチレン基を表
わす〕で表わされるN−アルキルイミノビスアルキルア
ミンの1種とを、前記エポキシ化合物と前記アミンとの
比(エポキシ当量/アミンモル数)が2.5/1々いし
1/1となるような量で反応させて得られる化合物ある
いは該化合物を4級化剤にて4級化してえられる化合物
の少なくとも1種、 (B)  ポリエチレングリコール(分子量200〜6
000〕又はポリプロピレングリコール〔分子量200
〜2000〕又はその共重合物の1種と、アミン基を含
有するポリオールの1種と、及びジイソシアネート化合
物の1種とを、モル比1/。、3〜2/□、3〜3で反
応させ得られる化合物あるいは該化合物を4級化剤にて
4級化して得られる化合物の少なくとも1種、並びに (C)分子中にポリエチレング1ナコールセグメントと
末端水酸基とを有するポリエステル樹脂と多塩基酸とを
反応させることによって得られる化合物の少なくとも1
種、 を用い、加工方法として(1)加工剤体)及び(B)に
よりアルカリを併用して浸漬処理し、次に加工剤(C)
によシ処理した後、熱処理するかもしくは(11)加工
剤(C)によシ浸漬処理し、次に加工剤(A)及び申)
にょシアル力IJ ’r併用して処理した後、熱処理す
ることを特徴とするポリエステル系繊維材料の耐久性仕
上加工方法を提供する。
本発明に於て■の化合物に係わる一般式(1)の化合物
としては、例えば、nが9.13.22のポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテルがあシ、一般式(2)
の化合物の例としては、nが11のポリエチレングリコ
ールジグリシジルエーテルがあシ、ポリグリシツルエー
テル化合物の例としては、ソルビトールポリグリシジル
エーテル、ジグリセリンポリグリシソルエーテル等があ
る。
一般式(3)の化合物としては、例えばN−メチルイミ
ノビスエチルアミン、N−メチルイミノビスエチルアミ
ン、N−メチルイミノビスブチルアミン、N−エチルイ
ミノビスエチルアミン、N−エチルイミノビスノロビル
アミン、N−エチルイミノビスブチルアミン等があシ、
4級化に使用する4級化剤としては、通常に使用する4
級化剤、即ちジメチル硫酸、ジエチル硫酸、メチルクロ
ライド、ベンジルクロライド等がある。
(B)の化合物に係るポリプロレングリコールトシては
、分子量200〜6000のもの、ポリプロピレングリ
コールとしては、分子量200〜2000のもの、また
これらの共重合物としては、分子量3000〜1500
0のブロック又はランダム共重合物が使用出来る。アミ
ン基を有するポリオールとしては、N−メチルジェタノ
ールアミン、N−エチルジェタノールアミン又はこれら
のアルキレンオキシド付加物、更には分子量3000〜
15000のエチレンジアミンアルキレンオキサイド付
加物等が使用出来る。更にジイソシアネートとしては、
分子中に2個のイソシアネート基を有する芳香族。
脂肪族、又は脂肪族芳香族イソシアネート、例えid:
、2t4−又は2.6−)リレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、ナフタレン−1,5−
ジイソシアネート、メチL/ンジフェニルイソシアネー
ト等が挙げられる。
(C)の化合物に係る分子中にポリエチレングリコール
セグメントと末端水酸基とを有するポリエステル樹脂と
しては、ビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート、
ビス−β−ヒドロキシゾロビルテレフタレート、ビス−
β−ヒドロキシエチルスルホインフタレート及びビス−
β−ヒドロキシプロピルスルホイソフタレートのうちの
少なくとも2種と分子量400〜20000、好ましく
は2000〜6000のポリエチレングリコールトラ、
通常の触媒を使用し、温度240〜260℃にて10−
lmHg〜2wnHgの減圧下に、重縮合させて得たも
のを使用し、多塩基酸としては、フタル酸、トリメリド
酸、ピロメリト酸等の芳香族多価カルボン酸、コハク酸
、マレイン酸等の脂肪族多価カルボン酸、リン酸等の無
機酸等を使用することができるが、有機酸は無水物であ
るのが望せしい。
本発明の(A)及び(B)の化合物を合成する際のグリ
シジルエーテルとアミンとの反応、ポリオールとジイソ
シアネートとの反応及び4級化反応等はいずれも公知の
方法によって行なうことができる。
(C)の化合物に係る末端水酸基を有するポリエステル
の合成には、触媒として、例えば、酢酸亜鉛。
酢酸鉛、三酸化アンチモン、テトラブチルチタネート等
を、単独又は併用により、七ツマ−の0.2〜0.8%
量用いて反応させるとよい。また、ヒドロキシエチルフ
タレート系原料とヒドロキシプロピル7タレート系原料
の重量比k 111−3/1にするのが望ましく、かつ
ポリエチレングリコールノ全原料中の割合を50〜70
チとするのが望ましい。多塩基酸との反応は公知の方法
によればよい。
本発明の加工剤を処理するには、浸漬法の他に、スプレ
ー法、パディング法あるいはこれらの組合せが可能であ
る。処理後の熱処理は乾熱セットと蒸熱セットがあるが
耐久性の面から蒸熱セットが良い。いずれ((シても、
加工剛体)及び■)は同時にアルカリを併用して処理す
るのが望ましく、又加工方法として壕ず[株])及び(
B)で処理した後(C)で処理する方法と、(C)で処
理した後(ハ))及び(6)で処理する方法があるが、
いづれの方法に於ても先に処理するものは浸漬処理を行
なう必要がある。加工剤(A)及び(B)の処理時には
アルカリにて浴のPHを9〜13に調整するが、これは
還元洗浄時に同浴処理することも可能である。加工剤の
使用量は囚)ヲ固壓分で0.5〜2.5チ、(B)を0
.3〜1.2%、そして(C)を0.3〜2チ(いずれ
もo、w、f )で使用する。
処理温度は、50℃〜100℃であるが、加工剤(C)
の場合は50℃〜130℃が良い。処理時間はいずれも
20〜30分間行なう。
本発明の加工剤にて処理する繊維としては、レギュラー
ポリエステル繊維及びカチオン可染型ポリエステル繊維
があシ、形態的にはフィラメントあるいは他の繊維との
混紡、交編織品がある。
本発明の実施によって繊維上に不溶性の強靭な皮膜が生
じ、繊維材料に対して良好な耐久性を有する仕上加工を
付与することができる。特に耐久性を有する帯電防止性
、防汚性に関しては、加工剤(A)及び(C)の成分が
寄与し、耐久性のある吸水性。
防汚性に対しては加工剤(B)及び(C)の成分が寄与
しているものと推察される。本発明を実施した場合には
、従来見られた処理材料の黄変、染色堅牢度の低下、水
滴による゛キワゾキなどの現象は認められない。
以下に、本発明を例をもって説明する。尚例中の部及び
弼はそれぞれ重量部及び重量%ヲ示す。
合成例1 ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(n=1
3)47部、ポリプロピレングリコールジグリシジルエ
ーテル(n=IP)26部、ソルビトールポリグリシジ
ルエーテル3.5部をトシ、イソプロピルアルコール2
0部で稀釈する。反応容器に、N−メチルイミノビスグ
ロビルアミン14.5部と、イソプロピルアルコール1
00部を仕込み、攪拌しつつ40〜60℃で、前記グリ
シジルエーテル溶液を、1〜2時間を要して滴下する。
熟成後、ジメチル硫酸12部を1〜2時間を要して滴下
し、60℃で更に1時間攪拌し、適量の水を加えて、固
形分20%の淡黄色透明液状の生成物を得る(本発明品
A−1とする)。
合成例2 ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(n=1
3)66部、ポリプロピレンジグリシジルエーテル(n
==11)13部、ジグリセロールポリグリシジルエー
テル3部をイソプロピルアルコール20部で稀釈する。
反応容器に、N−メチルイミノビスプロビルアミ21フ
部とイソプロピルアルコール120部とを仕込み、以後
合成例1と同様に反応させて、固形分20%の淡黄色透
明液に+’4る(本発明品A−2とする)。
合成例3 y)eリエチレングリコールfp1540230部及び
ポリプロピレングリコ−#+1000 50部を反応容
器に仕込み、減圧下(20nmHg ) 100〜13
0℃で3〜4時間脱水する。次いで、♀素ガス気流中ヘ
キザメチレンジイソシアネート75部とジメチルホルム
アミド80部を加え、120〜130℃で4〜6時間反
応させる。更に、N−メチルジェタノールアミン23部
をジメチルホルムアミド10部で稀釈したものを添加し
、80〜90℃で5〜7時間反応させる。次に、メチル
エチルケトオキシム2部を加えて反応を停止させ、ツメ
チル硫酸24部を滴下して4級化反応を行なう。熟成後
適量の水を加えて固型分30係の微白濁粘液状の生成物
をうる(本発明品B−1とする)合成例4 ポリエチレングリコ−ルナ4000 200部及ヒポリ
プロピレングリコール+7 +’1035 部を反応容
器に仕込み、合成例3と同様に減圧脱水する。次に、ヘ
キサメチレンジアミンを33部仕込み、12 (1〜1
30℃で3〜4時間反応させる。
−に、N−エチルジェタノールアミン11部をジメチル
ホルムアミド5部で稀釈して添加し、80〜90℃で5
時間反応させる。次に、メチルエチルケトオキシム2部
を加えて反応を停止させ、ジエチル硝酸15部を滴下し
て4級化反応を行なう。
熟成後、適量の水にて固形分30 Z osi度として
淡黄色透明液をうる(本発明品B−2とする)。
合成例5 ビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート30部、ビ
ス−β−ヒドロキシ70ロピルテレフタレート30部、
ポリエチレングリコール寺4000120部、触媒とし
て酢酸亜鉛04部、及び三酸化アンチモン0.2部をガ
ラスオートクレーブに仕込み、窒素気流下に240℃ま
で昇温する。次−で、減圧しつつ昇温しで約1時間で5
 X ]、 0=6Hg260℃とし、この状態で1時
間反応させる。その稜降温し、約150℃にてジメチル
ホルムアミド100部と無水フタル酸12部を加え、ジ
メチルホルムアミド還流下に3時間反応させる。得られ
た反応物90部にニッカサンソル)RM−340〔アニ
オン及びノニオン系分散剤、日華化学製310部を加え
、更に適量の水を徐々に加えて固形分5係の分散液をう
る(本発明品C−1とする)。
合成例6 ビス−β−ヒドロキノエチルテレフタレート20部、ビ
ス−β−ヒドロキシエチルスルホインフタレート20部
、ビス−β−ヒドロキシプロビルテレフタレート10部
、ビス−β−ヒドロキシプロピルスルホイソフタレート
20部、ポリエチレングリコール≠1000 130部
、触媒として酢酸亜鉛05部、及び三酸化アンチモン0
3部をガラスオートクレーブに仕込み、合成例5と同様
にして反応させる。降温後、無水ピロメリト酸15部、
ジメチルホルムアミド100部に添加し、還流下に2時
間反応させ、以後は合成例5と同様にして分散液をうる
(本発明品C−2とする)。
合成例7 ビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート30部、ビ
ス−β−ヒドロキシプロピルスルホイソフタレート20
部、ポリエチレングリコール≠4000 120部、触
媒として酢酸亜鉛04部、及び三酸化アンチモン02部
をガラスオートクレーブに仕込み、合成例5と同様にし
て反応させる。降温後、リン酸15部を添加し、再度2
mmHgに減圧し、220℃で30分間反応させる。反
応物に苛性カリ20部と適量の水を加えて分散液をうる
(本発明品C−3とする)。
比較例1 ポリエチレングリコールノブリゾジルエーテル(+1 
= 22 ) 88部及びポリグロビレングリコールジ
グリンジルエーテル(n=41 ) 26部を、インプ
ロピルアルコール30部で稀釈する。反応容器に、N−
エチルイミノビスプロビルアミン16部とイソゾロビル
アルコール100部を仕込み、以後合成例1と同様に反
応させて固形分20係の黄色透明液をうる(比較例1と
する)。
比較例2 Iリエチレングリコールジグリ7ノールエーテル(n=
13)55部、ソルビトールポリグリジノルエーテル4
部及びジグリセロールポリグリ7ジルエーテル4部をイ
ソプロピルアルコール20部で稀釈する。反応容器に、
N−メチルイミノビスプロピルアミン13部とイソプロ
ピルアルコール100部とを仕込み、以下合成例1と同
様に反応させて固形分20係の黄色透明液をうる(比較
例2とする)。
比較例3 ポリエチレングリコールジグリゾジルエーテル53部を
イソプロピルアルコール20部に稀釈する。反応容器に
、N−エチルイミノビスプロビルアミン16部とインプ
ロピルアルコール80部を仕込み、以後合成例1と同様
に反応して固形分20係の淡黄色透明液をうる(比較例
3とする)。
比較例4 ポリゾロピレングリコールジグリゾジルエーテル103
部をイソプロピルアルコール20部にて稀釈する。反応
容器に、N−メチルイミノビスプロピルアミン13部と
イソプロピルアルコール100部と全仕込み、以後は合
成例1と同様にして反応させて固形分20係の微黄色透
明液をつる(比較例4とする)。
実施例1 ポリエステルデノンアルカリ減量布を、本発明品及び比
較品を用いて処理した結果、Plに示す様に、本発明品
はすぐれた耐久性のある仕上効果を示した。
処理法 本発明品A−1、A−2,比較品1〜4 4g/11本
発明品B−11g’/1 浴比1:20で、80℃において20分間処理し、水洗
する。
次に本発明品C−159/lにより浴比1:20で90
℃で30分間処理し、脱水し、105℃で3分間乾燥す
る。次に、180℃で30秒間乾熱処理する。
以下余白 性能評価法 (1)帯電防止性 a)東犬化研式ロータリースタティックテスター(興亜
商会製)にて摩擦@電圧(V)’を測定する、湿度  
40チRH1温度 20℃ 回転’lX  450 rpm   荷i  500!
?対象布 綿ブロード、 b)スタティックオネストメーター(宍戸圏会製)にて
減衰期(半減期)(秒)を測定する。
回転数 1000rprr+   印加電圧 1000
0V印加受′屯間隔 15m1 (2)吸水性 JISL−1096A法(ン拘下法)に準する。
(3)防汚性 処理布にB重油を1副落し、1週間放置後家庭洗棒全1
回行ない、B重油の脱落性を肉眼で判定する。
Q・・・完全に落ちている。
△・・・少し残る。
×・・・全く落ちない。
〔家庭洗濯条件〕
家庭用電機洗濯機(サンヨ5W−156)を用い、小型
化ザブ(花王石備製)19−71m液を307 (g比
1:3)入れ、テスト布を入れて40℃で10分間自動
反転強水流にて洗濯する。その後脱水し、オーバーフロ
ー水洗を5分間行ない、脱水し、乾燥した。尚耐久性試
験は上記洗濯1L−1としこれをL −100までくり
返した。
(4)きわづき性 処理布に水をスポットした後風乾し、きわづきの有無を
肉眼で判定した。
○・・・全く沼められない。
Δ・・・やや認められる。
×・・・はっきり認められる。
実施例2 ポリエステルデシンのアルカリ敵量加工布及び未加工布
を分散染料にて染色後、本発明品を用いて処理した結果
、表2に示す様に優れた効果を示し、時にアルカリ減量
布に於てすぐれた性能を示した。
同浴処理法 Dianix  Blue  BG−FS(三菱化成製
分散染料)  4チowfニッカサンソル1− RM−
340 (日華化学製分散均染剤)   1%owf本発明品C
−1又はC−28%owf 酢岐に”’−cpH5に調整し、浴比1:20にて13
0℃で1時間染色した。次に サンモールRC−1 (日華化学製還元染浄剤)   3i/l本発明品 A
 −149−/ノ 〃   B−11i/l からなる還元洗浄浴にて、浴比1:20.80℃で30
分間処理し、水洗、脱水、乾燥(105℃、3分)後、
キユアリング(180℃、30秒)した。
染色堅牢度試験法 l)摩′S堅牢度: JIS L−0849に準する。
2)汗堅牢度: JIS L−0848に準する。
尚、その他の評価法は実施例1と同様に行なう。
以下の実施例においても同様とする。
以下余白 実施例3 ,7 リエステルデシンアルカリ減量布を用い、本発明
品を処理浴のp)(を変えて処理した結果、表3に示す
様に処理浴…の高い方、即ちアルカリサイドに於てよ探
すぐれた効果を示した。
処理法 本発明品A −14g/JA 1   B−11g/l 浴のpHff18〜13に苛性ソーダを用いて調整し、
浴比1:20,80pで20分間処理し、水洗する。次
に本発明品C−1及びC−’!、f5g/A、浴比1:
20にて90℃で30分間処理し、水洗し、以後実施例
1と同様に乾燥し、キュアした。
以下余白 実施例4 ポリエステルデシンアルカリ減月加工布を用い、本発明
品及び比較品で処理し、後熱処理方法を変えて処理した
結果、表4に示す様に本発明品はすぐれた効果を示し、
中でも湿熱処理(HPS ) したものが若干良い傾向
にあった 処理法 本発明品A−1,B−1及びC−1を用い、実施例1に
演じて処理し、脱水後、下記のそれぞれの方法にて加熱
処理を行なった。
1)105℃で3分間乾燥し、180℃で30秒間キュ
アする。
2)I(TS(常圧高温スチーマ−)にて110℃で1
0分間処理する。
3)HPS(高圧スチーマ−)にて120℃で10分間
処理する。
以下余臼 表   4 牢 比較側体は本発明品A−1とC−1のみで処理。
比較例(川は市販のアクリル系カチオンポリマーのみで
処理。
手続補正書(自発) 昭和58年3月24日 !侍許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第22067号 2 発明の名称 ポリエステル系繊維材料の仕上加工方法3 補正をする
渚 4代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、
補正の対象 (1)明細書の「特許請求の範囲」の欄(2)明細用の
「発明の詳細な説明」の憫6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2)(イ)明細書第3頁、7行目、「ポリエステル系
樹脂材料」とあるを「ポリエステル系繊維材料」に補正
する。
(ロ)明細■第3頁、200行目「1時的」とあるを「
一時的」に補正する。
(ハ)明細書第7貫、2行目、「nが」とあるを「mが
」に補正する。
(目明細書第12頁、3行目、「(n=13)Jとある
を「(m=13)jK補正する。
(ホ)明細書第12頁、177行目r(n=13)Jと
あるを「(m=13)Jlに補正する。
(へ)明細書第16頁、155行目r(n=22)Jと
あるを「(m=22)Jlに補正する。
(ト)明細書第17頁、4行目、r(n=13)jとあ
るを「(m=13)jに補正する。
(チ明細書第17頁、133行目「エーテル」とあるを
「エーテル(m=9)jに補正する・(1刀明細書第1
8頁、1行目、「ル103部」とあるを「ル(m−11
)103部」に補正する。
し)明細書第22頁、2行目、「電機洗濯機」とあるを
「電気洗靜機」に補正する。
00明細■第22頁、4行目、「(溶比1:3)Jとあ
るを代浴比1 : 30)jに補正する。
し)明細書第22唾、200行目「時に」とあるを「特
に」に補正する。
(ワ)明細男第23頁、5行目、「サンツル1−」とあ
るを「ザンソルト」に補正する。
(力明細書第25頁の表2中、帯′亀防止性減衰期(秒
)L−10の欄、未加工布本発明品C−2の項、「12
」とあるを「12」に補正する。
(ヨ)明却岬4第29頁の表4中、「帯電防止性減衰期
(秒)」とあるを「吸水性(秒)」に補正する。
7 添附郭゛類の目録2 、特許請求の範囲     1通 1、 ポリエステル系繊維材料に対し、仕上加工剤とし
て、 〔式中、mは4〜20の整数を表わす〕で表わされるチ
リエチレングリコールジグリシジルエーテルの1種と、
一般式(2) 20の整数を表わす〕で表わされるポリプロピレングリ
コールジグリシジルエーテルの1種と、架橋促進成分と
]〜での3ヶ以上のグリシジル基を有するポリグリシジ
ル化合物の1神と、及び一般式■ (3)  H2N−X−N−X−NI(2[式中、Rけ
メチル某又はエチル基を表わし、Xはエチレン基、プロ
ピレン基又はブチレン基を表わす]で表わされるN−ア
ルキルイミノビスアルキルアミンの1 ftTtとを、
前記エポキシ化合物と前記アミンとの比(エポキシ当帰
・/アミンモル数)が25/lないし1/1となるよう
な分で反応させて得られる化合物あるいは該化合物を4
級化剤にて4級化してえられる化合物の少なくとも1稀
、 (B)  ポリエチレングリコール〔分子量200〜6
0001又はポリプロピレングリコール〔分子g200
〜2000〕又はその共重合物の1秤と、アミン山−を
含有するポリオールの1種と、及びジイソシアネート化
合物の1. ’!J!とを、モル比1103〜2/1.
3〜3で反応させて得られる化合物あるいけ該化合物を
4級化剤にて4級什して在られる化合物の少なくとも1
種、並びに (C)  分子中にポリエチレングリコールセグメント
と末端水酸基とを有するポリエステル樹脂と多塩基酸と
を反応させることによって得られる化合物の少なくとも
1f11!、 を用い、加工方法として(1)加工剤(A)及び(B)
によりアルカリを併用して浸漬処理し、次に加工剤(C
) i′Cよ逆処理した後、熱処理するかもしくは(1
1助■工剤(C)により浸漬処理し、次に加工剤(A)
及び(B)によりアルカリを併用して処理した後、熱処
理することを特徴とするJ IJエステル系織繊維材料
耐、久性什上加工方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ポリエステル系繊維材料に対し、仕上加工剤とし
    て、 〔式中、mは4〜20の整数を表わす〕で表ゎされるポ
    リエチレングリコールジグリシジルエーテルの1種と、
    一般式(2) 〜20の整数を表わす〕で表わされるポリゾロピレング
    リコールジグリシジルエーテルの1種と、架橋促進成分
    としての3ヶ以上のグリシジル基を有するポリグリシジ
    ル化合物の1種と、及び一般式(3) H2N−X−N
    −X−NH2(式中、Rはメチル基又はエチル基を表わ
    し、Xはエチレン基、ゾロピレン基又はブチレン基を表
    わす〕で表わされるN−アルキルイミノビスアルキルア
    ミンの1種とを、前記エポキシ化合物と前記アミンとの
    比(エポキシ当量/アミンモル数)が2.5 / 1な
    いし1/1となるような量で反応させて得られる化合物
    あるいは該化合物を4級化剤にて4級化してえられる化
    合物の少なくとも1種、 ■) ポリエチレングリコール〔分子量200〜600
    0)又はポリプロピレングリコール〔分子量200−〜
    2000)又はその共重合物の1種と、アミン基を含有
    するポリオールの1種と、及びジイソシアネート化合物
    の1種とを、モル比170.3〜2/1.3〜3で反応
    させて得られる化合物あるいは該化合物を4級化剤にて
    4級化して得られる化合物の少なくとも1種、並びに (C)  分子中にポリエチレングリコールセグメント
    と末端水酸基とを有するポリエステル樹脂と多塩基酸と
    を反応させることによって得られる化合物の少なくとも
    1種、 を用い、加工方法として(1)加工剤(ハ))及び(B
    )によりアルカリヲ併用して浸漬処理し、次に加工剤(
    C)によシ処理した後、熱処理するかもしくは(11)
    加工剤(C)によシ浸漬処理し、次に々ロエ剤(A)及
    び但)によジアルカリを併用して処理した後、熱処理す
    ることを特徴とするポリエステル系樹脂材料の耐久性仕
    上加工方法。
JP58022067A 1983-02-15 1983-02-15 ポリエステル系繊維材料の仕上加工方法 Granted JPS59150178A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009526137A (ja) * 2006-02-10 2009-07-16 ヴァルター・マイヤー・(クリーマ・インテルナツィオナール)・アクチェンゲゼルシャフト 加湿器及びそれに含まれる蒸発マット

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