JPS591498Y2 - 果樹棚の捨線 - Google Patents

果樹棚の捨線

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Publication number
JPS591498Y2
JPS591498Y2 JP910678U JP910678U JPS591498Y2 JP S591498 Y2 JPS591498 Y2 JP S591498Y2 JP 910678 U JP910678 U JP 910678U JP 910678 U JP910678 U JP 910678U JP S591498 Y2 JPS591498 Y2 JP S591498Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection line
ring
fruit tree
wire
anchor
Prior art date
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Expired
Application number
JP910678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54112746U (ja
Inventor
忠彦 中西
Original Assignee
新中央工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新中央工業株式会社 filed Critical 新中央工業株式会社
Priority to JP910678U priority Critical patent/JPS591498Y2/ja
Publication of JPS54112746U publication Critical patent/JPS54112746U/ja
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は梨やブドウなどの果樹棚に用いる検線の改良に
係り、支柱の頭部とアンカーとの接続を行う検線の取付
けを迅速・容易・確実に行えるようにすることを目的と
するもので゛ある。
従来この種検線は2つ折りした細い針金の中央部を支柱
頭部に巻付は捻って固定したのち、先端部をアンカーの
目玉に通して締付は固定していた。
しかし、この方法は手数が掛かり迅速に行えなかった。
本考案はこのような問題点を解決するためなされたもの
である。
次に本考案による検線の一実施例を図面とともに説明す
る。
果樹棚1は第1図ないし第3図に示すように、四隅に斜
設された隅柱2と隅柱2の間に所定の間隔をおいて斜設
された周囲柱3とにそれぞれ周囲線4と幹線5とが張架
されている。
周囲線4と幹線5をそれぞれ所定の張力で緊張するため
、隅柱2及び周囲柱3はその上端が互に外側に向いて傾
斜しており、隅柱2や周囲柱3などの支柱の頭部と、土
中6に埋設したアンカー7は検線8によって接続されて
いる。
検線8は炭素含有率が約0.4〜0.8%の弾性を有す
る半硬線よりなり、第4図ないし第6図に示すように針
金9の上部を円形に湾曲させて隅柱2や周囲柱3などの
支柱10の頭部11に掛ける輪12が形成されている。
更に輪12の先端に鉄輪12の内方へ向いて突出した押
圧部13が一体に設けられている。
輪12の根元部14、すなわち輪12の湾曲開始部15
と輪12の湾曲終端部16から押圧部13への外方へ突
出した折返部17とにかけてコイルスプリングからなる
締付用環体18が外嵌されている。
一方、輪12が形成されていない検線8の下部には、予
め波形に屈曲した巻き付は部19が形成されている。
第6図に示すように、隅柱2や周囲柱3などの支柱10
の頭部11に検線8の輪12を遊嵌して、湾曲開始部1
5側の針金9を強く引張ると輪12の内径が小さくなっ
て、押圧部13が支柱10の側面に強固に弾接すると共
に、輪12の湾曲開始部15が環体1Bの内側に入り込
んで押圧変形され、その弾発力によって湾曲開始部15
が環体1Bに締付けられた状態で固定されるから、輪1
2が支柱頭部11に強固に固着される。
次に第2図及び第3図に示すように、アンカー7の上端
目玉に検線Bの下部を通して折り返したのち、検線8を
下方に引張りながら下部をよると、検線8が支柱10と
アンカー7の間で緊張される。
炭素含有率が約0.4〜0.8%の半硬線は、高い弾性
を有するため検線8として好適であり、更にこの半硬線
を折曲げ加工したのち焼戻し処理を施したものは、バネ
弾性を長時間維持することが出来る。
また弾性を有する針金は、炭素含有率が約0゜4〜0.
8%の鋼線を冷間引抜加工しても得られる。
実用上その表面に亜鉛メッキをするのが好ましい。
更にステンレス製の針金も耐久性に優れているため好適
であり、冷間引抜により弾性を付与することも出来る。
本考案は前述したように、支柱頭部11とアンカー7を
接続する検線8において、弾性を有する針金からなり、
該針金9の上部を湾曲して支柱10の頭部11に掛ける
輪12を形威し、鉄輪12の先端に外方へ突出した折返
部17と輪12の内方へ向いて突出した押圧部13とを
順次設け、輪12の根元部14に締付用の環体18を外
嵌したことを特徴とするものである。
従って検線8の輪12を隅柱2や周囲柱3などの支柱頭
部11に確実に固定することが出来る。
そのため支柱10により周囲線4や幹線5が安定するな
どの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る果樹棚の検線を説明するためのもの
で、第1図は果樹棚の平面図、第2図及び第3図は隅柱
及び周囲柱の固定状態を示す斜視図、第4図は検線の正
面図、第5図は検線の斜視図、第6図は検線を支柱に嵌
着し締込む前の状態を示す正面図である。 1・・・果樹棚、2・・・隅柱、3・・・周囲柱、7・
・・アンカー、8・・・検線、9・・・針金、10・・
・支柱、11・・・頭部、12・・・輪、13・・・押
圧部、14・・・根元部、1B・・・締付用環体、19
・・・巻き付は部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 支柱頭部とアンカーを接続する検線において
    、弾性を有する針金からなり、該針金の上部を湾曲して
    支柱頭部に掛ける輪を形成し、鉄輪の先端に外方へ突出
    した折返部と内方へ向いて突出した押圧部とを順次設け
    、輪の根元部に締付用の環体を外嵌したことを特徴とす
    る果樹棚の検線。
  2. (2)弾性を有する針金が、約0.4〜0.8%の炭素
    を含有する半硬線であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の果樹棚の検線。
  3. (3)締付用の環体がコイルスプリングであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の果樹棚の
    検線。
  4. (4)検線のアンカーと接続する下部に予め曲屈した巻
    き付は部を形成したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の果樹棚の検線。
JP910678U 1978-01-27 1978-01-27 果樹棚の捨線 Expired JPS591498Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54112746U JPS54112746U (ja) 1979-08-08
JPS591498Y2 true JPS591498Y2 (ja) 1984-01-17

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ID=28819264

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