JPS5914671Y2 - 乾燥用熱気発生装置 - Google Patents

乾燥用熱気発生装置

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JPS5914671Y2
JPS5914671Y2 JP9122980U JP9122980U JPS5914671Y2 JP S5914671 Y2 JPS5914671 Y2 JP S5914671Y2 JP 9122980 U JP9122980 U JP 9122980U JP 9122980 U JP9122980 U JP 9122980U JP S5914671 Y2 JPS5914671 Y2 JP S5914671Y2
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JP
Japan
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hot air
heating box
drying
heat
air
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Expired
Application number
JP9122980U
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English (en)
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JPS5714735U (ja
Inventor
知義 鈴木
Original Assignee
稚水鉄工株式会社
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、乾燥用熱気発生装置、詳しくは、海産物、魚
粕、木材等を乾燥させる為の熱風となる熱気を得る熱気
発生装置の改良に関する。
従来化種の熱気発生装置は、鉄板を組合わせて形成した
燃焼部を備え、その燃焼部を重油等の燃料を用いて熱し
、その熱を利用して熱気をつくっていた。
ところが消費燃料は、例えば魚体の約7割の水分を乾燥
させるために、燃焼時間1時間で131もの大量の燃料
を必要とするなど、現在のオイルショック下においては
、その燃料費は甚々高価で、当業者にとっては悩みの種
であった。
更には、バーナーによる強制燃焼のため、燃焼部の過熱
による火災の危険性、バーナーの故障等によって不完全
燃焼する危険性を有し、乾燥に支障をきたす慣れをもっ
ていると共に、煙簡の熱風吸込みによる熱の浪費も見逃
すことのできない損失となっている。
本考案は、叙上の事情に着目してなしたもので、不燃性
不爆発性で無毒であり、しかも化学的に安定なフレオン
ガスを熱媒体として電熱ヒーターで直接加熱することに
よって、不完全燃焼や火災の慣れを排しつつ高温の熱媒
体を得、その媒体で流動空気を安全かつ効果的に加熱し
て熱気を得るようにすると共に、不完全燃焼の慣れを排
したことによって、煙筒を不要のものとなし、煙筒の熱
風吸込みによる熱の浪費を防止し得るようにした改良さ
れた乾燥用熱気発生装置の提供を目的とする。
以下に、本考案の実施例を説明する。
図中Aは乾燥用熱気発生装置で、断熱材にてボックス状
に形成されたケーシングの一側壁a上方に空気吸引筒部
7を、他側壁a下方には先端に送風口2を有する送風ダ
クト8を夫々突出形成する。
熱気発生装置Aの内部には、加熱ボックス3放熱管5、
強制循環装置9を収納配備しである。
加熱ボックス3は、断熱材で気密性をもった箱状に構成
され、前記吸引筒部7をもった一側壁a側に偏して起立
固定すると共に、上壁10には内部へフレオンガス6を
供給する供給管11を備え、その供給管を熱気発生装置
Aの外部へ突出せしめる。
そして加熱ボックス3の内部には電熱ヒーター4を配備
する。
電熱ヒーター4は、加熱ボックス3内に数器内蔵され、
フレオンガス6が最高昇熱温度、即ち150℃に昇温す
ると、サーモスタットで自動的に切替えられて発熱を停
止し、150℃以下に降温すると自動的に発熱を開始し
て常時、フレオンガス6を150℃に保つ働きをなす。
放熱管5は銅製で、径を8〜12mmとする正面蛇行状
の循環管部5aを多数列平行に配列して形成してなり、
この循環管部5a列は、前記空気吸引筒部7と、送風ダ
クト8との間の空気流路途中に配備すると共に、両端を
加熱ボックス3内に配して固着し、一方の片端を低温ガ
ス出口12となすと共に、他方の片端を高温ガス吸込口
13となし、加熱ボックス3内の高温フレオンガス6を
流通可能ならしめると共に、強制循環装置9で該ガスを
循環可能ならしめ、該ガスを熱媒体として流動空気を加
熱するようにする。
なお、放熱管5は、循環管部5aの一側部、即ち加熱ボ
ックス3側の彎曲部5bを全て加熱ボックス3内へ突出
配置せしめ、該ボックスの循環管部5aに対する加熱効
率を一層良好とならしめている。
フレオンガス6は無臭で毒性がなく、不燃性で引火爆発
の危険がなく、化学的に安定で鋼、鋳鉄等の通常の金属
を腐蝕する心配がなく、熱に対しても安定した性質等を
全てもった無色のガスであって、加熱ボックス3内に供
給し、電熱ヒーター4で直接加熱する。
空気吸引筒部7は、その先端に開孔した空気吸引口1に
空気調整ダンパー16を設けて乾燥物に相応する風量を
送風する構造となす。
強制循環装置9は、前記空気吸引筒部7内に空気流入空
間14を残して配設され、放熱管5の高温ガス吸込口1
3近傍が接続され、加熱ボックス3内のフレオンガス6
を循環管部5aへ循環せしめる。
強制循環装置9は、市販のコンプレッサーを改良したも
ので、フレオンガス6が圧縮、凝縮、膨張、気化の四行
程を経ず、循環のみの作用を行なう。
また、強制循環装置9は、放熱管5の循環管部5aの径
を8〜12mmという大径となしているので、運転時に
出入口15に対して大きな圧のかかる心配がなく、良好
にフレオンガス6を循環する。
なお、強制循環装置9は加工時に上部を切断しミフラン
ジ方式にすることによって装置本体Aに合わせて、出入
口15の径を調整することができる。
斯る熱気発生装置は、シロッコファンを内蔵した吸込装
置Cに送風ダクト8を連結して乾燥室Bに接続する。
熱気発生装置Aの使用法は、加熱ボックス3にフレオン
ガス6を0.7kg前後供給充填後、電熱ヒーター4で
フレオンガス6をその性質である最高昇温度の150℃
程まで加熱し、強制循環装置9を介して高温の熱ガス化
したフレオンガス6を順次放熱管5へと循環せしめて循
環管部5aを加熱し、その加熱された循環管部5aの放
熱を利用して吸込装置Cへ吸込まれる流動空気を加熱し
、吸込装置Cによって熱風として乾燥室Bへ送風する。
本考案は叙上の如く、電熱ヒーターによって直接加熱さ
れた高温のフレオンガスを放熱管へ強制循環せしめ、そ
の放熱管の放熱を利用して流動空気を加熱するので、以
下のような効果がある。
第1に、フレオンガスの使用によって、不完全燃焼や火
災の惧れなく安全に加熱することができる効果、第2に
フレオンガスを電熱ヒーターで直接加熱するので、すぐ
に熱ガス化した高温ガスが得られる効果、第3にその高
温ガスで流動空気を安全がつ効果的に加熱して熱気を得
られる効果、第4に不完全燃焼の惧れがないので、煙筒
が不要になり、煙簡による熱の浪費が生じない効果など
がある。
そして、放熱管は側部の彎曲部を加熱ボックス内に臨ま
せであるから、フレオンガスの加熱と同時に該彎曲部を
加熱することができると共に、加熱ボックス内の熱ガス
化した高温のフレオンガスで該彎曲部の高温度を維持す
ることができる。
従って、前者のフレオンガス及び放熱管彎曲部の同時加
熱によって、放熱管を速やかに昇温せしめえる効果があ
ると共に、後者の高温ガスによる放熱管彎曲部の高温度
維持により、放熱管を循環する熱ガスの降温割合を少な
くすることができ、流動空気を速やかに加熱して熱気を
効率的に得ることができる効果がある。
ゆえに、周知の熱気発生製装置を著しく改良しえて、所
期の目的を遠戚できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案乾燥用熱風発生装置の縦断面図、第2図
はX−X断面図、第3図はY−Y断面図、第4図は本考
案乾燥用熱風発生装置を吸込装置を介して乾燥室に接続
した状態を示す斜視図である。 図中、1:空気吸引口、B:乾燥室、2:送風口、A:
装置本体、3:加熱ボックス、4:電熱ヒーター、5:
放熱管、6:フレオンガス、8:送風ダクト、12:放
熱管の低温ガス出口、13:放熱管の高温ガス吸込口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングに空気吸引口を設けると共に、乾燥室へ熱風
    を送出する送風ダクトを設け、ケーシング内に加熱ボッ
    クス及び強制循環式で蛇行状の放熱管を設置し、加熱ボ
    ックスは内部にフレオンガスを充填すると共に、電熱ヒ
    ーターを配して構成し、放熱管は空気吸引口から送風ダ
    クトに至る空気流路の途中に配置せしめ、放熱管の両端
    を加熱ボックス内に配して一方を低温ガス出口となすと
    共に、他方を高温ガス吸込口となし、さらに放熱管は側
    部の彎曲部を加熱ボックス内に臨ませた、乾燥用熱気発
    生装置。
JP9122980U 1980-06-27 1980-06-27 乾燥用熱気発生装置 Expired JPS5914671Y2 (ja)

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JP9122980U JPS5914671Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 乾燥用熱気発生装置

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JPS5714735U JPS5714735U (ja) 1982-01-26
JPS5914671Y2 true JPS5914671Y2 (ja) 1984-04-28

Family

ID=29453220

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