JPS5914537Y2 - 土工爪取付装置 - Google Patents

土工爪取付装置

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Publication number
JPS5914537Y2
JPS5914537Y2 JP8871878U JP8871878U JPS5914537Y2 JP S5914537 Y2 JPS5914537 Y2 JP S5914537Y2 JP 8871878 U JP8871878 U JP 8871878U JP 8871878 U JP8871878 U JP 8871878U JP S5914537 Y2 JPS5914537 Y2 JP S5914537Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
claw
pins
protrusion
earthwork
Prior art date
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Expired
Application number
JP8871878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS558715U (ja
Inventor
政和 塩谷
隆清 田上
範幸 板倉
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP8871878U priority Critical patent/JPS5914537Y2/ja
Publication of JPS558715U publication Critical patent/JPS558715U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は土木建設用機械に設置されている掘削部材に土
工爪を極めて容易に取付は取外しできる土工爪取付装置
に関するものである。
建設機械に装備されるパケットやリッパ等の爪は極めて
苛酷な作業環境にさらされるため、破損、摩耗が激しく
、従ってその取付装置に要求される条件は、 (i)新製品の爪との交換が迅速かつ容易であること。
(ii)作業中爪が容易に離脱しないこと。
02条件を満足する必要があるが、両者の相反する条件
を同時に満足することは極めて困難であった。
従来の土工爪取付装置を第1図ないし第3図について説
明すると、爪aとアダプタbの各嵌合部c、dに貫通孔
e、fを設け、該両嵌合部c、dを相互に嵌合させて両
頁通孔e、fを一致させた後、該貫通孔e、fに連結部
材gを挿入し、両者を固定していた。
この連結部材gとして、通常、ボルト、リベット等を用
いていたが、ボルトは弛みにより脱落し易く、またリベ
ットは強固に固定されるものの爪を交換する場合は、そ
の都度溶断しなければならない欠点があった。
その他の連結部材として、ゴムあるいはばねのような弾
性材を用いその反力を利用して抜は防止を行なうものも
あるが、これらはいずれもボルト、リベット以外の特別
な弾性体を複合利用しているため、構造が複雑となり、
高価となるばかりでなく、前記(i)(ii)の条件を
満足しうるちのでない。
本考案はこのような欠点を除去した土工爪取付装置の改
良に係り、その端部につまみを有し、且つ突起を有した
一対のピンと、中央部分が突出した一方の部材と、該一
方の部材の中央突出部を挾むように形成された他方の部
材とよりなり、前記一方の部材の中央突出部と前記他方
の部材の両挟持部とに亙すピン孔を設け、前記一方の部
材に設けたピン孔の端部に座を設け、前記他方の部材に
設けたピン孔に連接し、且つ前記ピンの突起が通過可能
な凹部を設け、前記庫内にビン突起を収容するように一
対のピンをビン孔にそれぞれ相反する方向に挿入し、ピ
ンをつまみを介して回転して一方の部材と他方の部材と
を結合することを特徴とするもので、その目的とすると
ころは爪の交換が迅速かつ容易でしかも爪を確固と固定
することができる土工爪取付装置を提供する点にある。
本考案の実施例を以下図面に従って詳細に説明する。
第4図ないし第9図において、1は爪で2はアダプタで
あり、該アダプタ2の中央部分2aは先細に突出形成さ
れ、該アダプタ2の中央部分2aに対してこれらを両側
から挟持するように爪1には挾持部1a、lbが形成さ
れている。
またピン3においては、直径D4に形成され、その一端
部につまみ3aが形成されて、さらに半径方向に突出し
た突起3b、3Cが各々対向するように形成されている
さらに前記爪1の一方の挾持部1aには、ビン孔1Cが
直径D1で形成され、同様に他方の挟持部1bには、ビ
ン孔1dが直径D1で形成される。
そして第9図に示すように、パン孔IC,ldに連接し
て、ピン突起3b、3Cが通過可能に凹部1e、1fが
設けられる。
またアダプタ2の中央部2aにも、ビン孔2bがピン3
直径D4より大きい直径D2で形成され、そのビン孔2
bの端部に座2Cが直径D3で連設される。
なおこの座2Cの直径D3はピン3の突起3b、3Cの
回転軌跡を示す直径D5よりやや大きい。
次に本実施例の結合を説明すると、爪1の挾持部1a、
lbで囲まれた凹部にアダプタ2の中央突出部2aを嵌
合し、ピン孔IC,ld、2bを一致させた後ピン3を
挿入する(第10図)。
この場合ピン3に設けられた突起3b、3Cは爪1のピ
ン孔1C,ldに設けられた凹部1e、Ifを通過して
アダプタ2に設けられたビン孔2bの座2Cにはめ込ま
れた状態である。
次にピン3に設けられたつまみ3aを指又はペンチの様
なもので挾み、左右どちらでも良いが、はは゛90°以
上ピン3を回転することにより、爪1とアダプタ2は結
合される(第11.12図)。
こうして結合した爪1とアダプタ2の作用、効果を説明
する。
この状態になると、ピン3の突起3b及び3Cの回転軌
跡の直径D5が爪1のピン穴1Cの直径D1よりも大な
るため、突起3b及び3Cが抜は止めの作用をして、ピ
ン3の抜けを防止している。
このように一旦挿入後回転されたピン3は、爪1のピン
穴IC,ldの凹部1e及び1fとピン3の突起3b及
び3Cがそれぞれ完全に一致した上、外部からピン3に
直接外力が作用しない限り抜は出ることはない。
また、爪1の損傷、摩耗などの場合は、前記爪1のピン
穴凹部1e及び1fとピン3の突起3b及び3Cがそれ
ぞれ一致するようにピン3のつまみ3aをつかんで゛回
転させたのち、ペンチなどで゛引き抜くか又は第12図
矢印の反対側から軽く打撃力を加えることに□より、極
めて簡単にピン3を取りはずすことができる。
このように本実施例では、特別な弾性部材、締結部材を
必要とせず、最小部品点数つまり爪、アダプタ、ピンの
みで構成するので、コストが極めて安い。
また爪1の取付、取外しにはピン3を挿入、回転するだ
けの操作でよいため、爪1の交換作業が極めて容易に迅
速に行なうことができる。
さらに一旦挿入したピンの抜ける確率は従来のものより
極めて低く低高に抜けない。
なお本第1実施例では、ピン3一本により爪1とアダプ
タ2とを連結しているが、ピン3を第13図のように2
分割形成しても良い。
第13図に於ける実施例を説明すると、ピンを2分割し
てピン3、ピン3′とし該ピン3,3′にはそれぞれ突
起3 b 、3 b’、3 C,3C’が設けられ、ピ
ンの一端部にはつまみ3a、3a’が設けられる。
そしてこのピン3,3′をビン孔に挿入し、上記第1実
施例と同様にピン3,3′を回転して、爪1とアダプタ
2は結合され、この結合を示したのが第13図である。
ピン3,3′の取外しも上記第1実施例と同様に行えば
良い。
このようにピンを3分割形成すると、パケットに装着さ
れたアダプタに爪を結合するに当りパケット巾方向より
ピンを挿入する場合において、爪間隔をせまくできるの
で、従来よりはるかに多数の爪をパケットに装着可能と
なり土工機の多用途化に対応できる。
又片方のピンが脱落しても爪の脱落に至らず一種の警報
の役目も果す。
またその他の実施例を次に列挙してみる。
イ ピン穴の方向は上下、左右、斜めいずれでもよい。
ロ 爪のピン穴の凹部及びピンの突起は、1個以上何個
あってもよくかつその形状はいかなる形でも差支えない
又、卵形のように非対称形でもよく、楕円形でもよい。
ハ ピン本体の断面形状は使用強度が十分であれは゛円
形、角形などいずれでもよい。
ニ ピンのつまみ部は、ピンを回転させる機能を有する
ものであればどのような形でもよく一形、十形、人形な
どいずれでもよく、これに替えて、ボルト頭部に代表さ
れるように−、十、六角などの切込みとしてもよい。
ホ ピン孔の四部穴形状は左右対象としてもよいし、片
側だけとしてもよい。
このように本考案は前記したように、その端部につまみ
を有し、且つ突起を有した一対のピンと、中央部分が突
出した一方の部材と、該一方の部材の中央突出部を挾む
ように形成された他方の部材とよりなり、前記一方の部
材の中央突出部と前記他方の部材の両挟持部とに亙すピ
ン孔を設け 前記一方の部材に設けたピン孔の端部に座
を設け、前記他方の部材に設けたピン孔に連接し、且つ
前記ピンの突起が通過可能な凹部を設け、前記趨向にピ
ン突起を収容するように一対のピンをピン孔にそれぞれ
相反する方向に挿入し、ピンをつまみを介して回転して
一方の部材と他方の部材とを結合するため、ピンと両部
材の加工だけでよく、ピンの回転のみで前記両部材は確
固と結合するし、また取外しも容易である。
このように本考案においては前記両部材のいずれか一方
を爪にすることにより、爪の交換を極めて容易にかつ迅
速に行うことができるとともに、土工作業中でもどのよ
うな苛酷な環境でも爪が極めて強固に固着され、土砂等
の摩耗にもほとんど影響されず、また離脱が確実に阻止
される。
また爪間隔が非常に狭くても取付容易でかつ両方向から
取付けられ、ピンのつまみの方向をチェックすることに
より、完全にピンの抜けを防止できる。
爪は摩耗部品であるので一度使えばよいが、ピン及びア
ダプタは繰返し使用できる。
そこで形状が単純で、加工が容易であるし、又全部品鋳
造とすれば加工は不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の土工爪取付装置の分解平面図、第2図は
その側面図、第3図はその連結過程を図示した側面図、
第4図ないし第12図は本考案の実施例を示し、第4図
は爪の側面図、第5図は平断面図、第6図はアダプタの
側面図、第7図は平断面図、第8図はピンの矢視図、第
9図は爪のピン孔形状を示す図、第10図は爪とアダプ
タを連結するピンを挿入した側面図、第11図はピンを
回転して爪とアダプタを連結した側面図、第12図はそ
の連結部の要部断面図、第13図はその連結部の他の実
施例を示す要部断面図である。 1・・・・・・爪、la、lb・・・・・・挾持部、I
C,ld・・・・・・ピン孔、le、If・・・・・・
凹部、2・・・・・・アダプタ、2a・・・・・・中央
突出部、2b・・・・・・ピン孔、2C・・・・・・座
、3・・・・・・ピン、3a・・・・・・つまみ、3b
、3C・・・・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その端部につまみを有し、且つ突起を有した一対のピン
    と、中央部分が突出した一方の部材と、該一方の部材の
    中央突出部を挾むように形成された他方の部材とよりな
    り、前記一方の部材の中央突出部と前記他方の部材の両
    挟持部とに亙すピン孔を設け、前記一方の部材に設けた
    ピン孔の端部に座を設け、前記他方の部材に設けたピン
    孔に連接し、且つ前記ピンの突起が通過可能な凹部を設
    け、前記庫内にピン突起を収容するように一対のピンを
    ピン孔にそれぞれ相反する方向より挿入し、ピンをつま
    みを介して回転して一方の部材と他方の部材とを結合す
    ることを特徴とする土工爪取付装置。
JP8871878U 1978-06-28 1978-06-28 土工爪取付装置 Expired JPS5914537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8871878U JPS5914537Y2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 土工爪取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8871878U JPS5914537Y2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 土工爪取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS558715U JPS558715U (ja) 1980-01-21
JPS5914537Y2 true JPS5914537Y2 (ja) 1984-04-27

Family

ID=29015458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8871878U Expired JPS5914537Y2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 土工爪取付装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6826855B2 (en) * 2002-11-04 2004-12-07 Hensley Industries, Inc. Excavating tooth point/adapter assembly with rotatably lockable connector structure
US8387290B2 (en) * 2010-09-08 2013-03-05 Hensley Industries, Inc. Connector pin assembly with dual function outer end portions, and associated ground engaging apparatus
KR101911513B1 (ko) * 2017-12-29 2018-10-24 성보공업주식회사 굴착기의 버킷용 투스

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JPS558715U (ja) 1980-01-21

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