JPH04502497A - 相互連結保持手段を具備した２ピン締付けアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 相互連結保持手段を具備した ２ビン締付はアセンブリ 技術分野 本発明は一般的に地面係合作業具に関し、特にアダプタに対する交換可能な土砂 作業チップの取り付けに関する。

背　景　技　術 アダプタに取り付けられる交換可能なチップを有する地面係合作業具は、一般的 に土、岩又は他の物質を緩め又は破壊してそれらを取り除くのを助けるために使 用される。交換可能なチップをアダプタに取り付けるのに数多くのビン締付は手 段が知られている。軽負荷の上作業を行う場合には、これらの締付は手段は満足 すべきものである。石切場等で見られるように交換可能なチップが非常に過酷な 力にさらされると、締付はピンが多くの場合アダプタ及びチップから外れ又は破 壊されることになる。どちらの場合においても、チップがアダプタが外れ及び／ 又はアダプタが損傷を受けることになり、装置の所有者に対して貴重な時間及び 金銭を消費させるこきになる。

一つの知られた縫付はアセンブリが１９７１年８月３１日に口ｏｎａｌｄ　Ｌ、 　Ｗｏｏｄ　に対して発行された米国特許第３．６０１．９１１号に示されてい る。この装置においては、２つのピンがチップ及びアダプタのボア中に配置され ている。これらのピンは各々のピンの外側端部に設けられた溝中に配置された割 りロックリングを使用して保持される。過酷な環境下での作業中において、強い 力がチップ及びアダプタに与えられるとピンが溝領域において一般的に破壊する 。これらのピンはまた、１つ或いは両方のピンが割りロックリングの付勢力に抗 して内側に強制的に移動されると、ボアから抜は落ちてピンの損失を受け易い。

いずれの場合でも、ピンがアダプタから分離され損傷が発生する。

他の知られた締付はアセンブリが１９７６年６月１日にＧｅｎｅ　Ｒａ１ｐｈ　 Ｋｌｅｔｔに対して発行された米国特許第３．９５９．９０１号により提供され る。

この構造は一つのピンと、上作業チップをアダプタに取り付けるのに使用される 割りロックリングとから構成される。ピンはアダプタ及びチップ中のボアを通し て伸長している。ピンはピンとアダプタの凹所中に位置している割りロックリン グの付勢力との間に発生する摩擦力により所定位置に保持される。このアセンブ リは軽作業から中程度の負荷の作業には機能するが、過酷な作業環境においては 適当でない。この組み合わせは断面積の減少したピンのようにはピンが破壊され やすくはない。このアセンブリは、ある非常に過酷な作業の間にチップによりピ ンに適用される力のためにピンの損失が発生する。作業媒体がチップに作用する と、チップは割りロックリングとピンとの間の摩擦力よりも大きな力をピンに発 生させる。その結果、ピンが割りロックリングに対して移動し、作業をある期間 行った後にはピンはもはやアダプタのボア中には保持されなくなる。ピンはまた 、取り扱われる物質により加わる力により抜は落ちる。ピンが除去されると、チ ップがアダプタから分離し、もし作業が継続されるとアダプタが損傷を受ける。

１９７３年５月２２日にＲｉｃｈａｒｄ　Ｌ、Ｌａｕｎｄｅｒに対して発行され た米国特許ＩＣ３，７３３，７２２号は２つのピンが使用されている締付はアセ ンブリを教示している。各々のピンアセンブリはゴム製ボデーにより結合された 一対のバーから形成され、アダプタ及びチップのボア中に配置されている。ピン はその外端部で締付は力にさらされ、これにより内端部が拡がってピンをボア中 に保持する。上作業装置が使用されると、チップがゴム製ボデーを撓ませる。ボ デーはバーから分離されるか或いは撓みにより内部的に破損する。この破損は取 り扱う物質によりゴム製ボデーが切断され、打撃され又は剥がれることにより起 こされる。破損はボデー全体に伝搬し、ボデーの破壊につながる。バー及びボデ ーが１つのユニットでなくなると、これらがボアから抜は落ちチップはもはやア ダプタに付着されなくなる。

締付はビンアセンブリは物質を取り扱う目的のために、交換可能なチップをアダ プタに取り付ける手段を提供するために使用される。最も広しい作業中において その破壊又は損失により、締付はアセンブリがチップをアダプタに対して保持で きなくなったときには、それはもはや望ましいことではない。チップ又は損傷し たアダプタを交換することはピンアセンブリを交換するのに比較して非常にコス ト高になる。締付はピンアセンブリは全ての作業環境において機能しなければな らない。

本発明は上述した１つ或いはそれ以上の問題点を克服することを目的とする。

発　明　の　開　示 本発明の一つの側面においては、締付はピンアセンブリは端部部分を有する第１ 締付はピンと、端部部分を有する第２締付はピンと、第１及び第２ｉｉ付はピン の端部品分を相互連結し組立てられたとき第１及び第２ｉｉ付はピンをアダプタ 中に保持する手段とを含んでいる。第１及び第２ｉｉ付はピンは組立てられたと き軸方向に整列し、端部部分は互いに並置される。

本発明の他の態様においては、地面係合作業具と組み合わされた締付はピンアセ ンブリが提供される。この組み合わせは第１及び第２側部と伸長するボアを含む 端部部分を有するアダプタと、アダプタの前端部分に嵌まり合う形状のソケット を部分的に画成する第１及び第２側壁を含む後端部分と、伸長するボアを有する チップとを含んでいる。この組み合わせはさらに、第１Ｍ６付はピンと、第２締 付はピンと、相互連結及び保持手段とを含んでいる。第１及び第２ピンはアダプ タのボア中に摺動可能に配置され、アダプタからチップのボア中に伸長し、端部 部分はアダプタのボア中で並置されている。相互連結及び保持手段はボア中で締 付はピンの端部部分を相互に連結する。

本発明は、ピンの破損及び損失がよく起こる過酷な作業条件下で、上作業チップ をアダプタに取り付けるための締付はピンアセンブリを提供する。

本発明は相互連結及び保持手段と組み合わされた２つの締付はピンのユニークな 使用により、ピンが破壊する問題を克服したものである。ピンはアダプタとチッ プとの界面のボア近辺に細径部分を有していない。さらに、締付はピンは相互連 結及び保持手段との相互作用により、最も過酷な作業中においても所定場所に装 着されたままである。

本発明によると、上作業チップは最も過酷な作業中においてもアダプタに付着し たままである。

図面の簡単な説明 第１図は本発明実施態様の斜視図： 第２図は上作業チップがアダプタに取り付けられたときのピンの長手方向軸線に 沿った第１図の断面図； 第３図は本発明の他の実施態様の斜視図；第４図は上作業チップがアダプタに取 り付けられたときのピンの長手方向軸線に沿った第３図の断面図： 第５図は第３図のＶ−■線に沿う構成要素の端面図： 第６図は本発明の他の実施態様を示す断面図；第７図は第６図によりはっきりと 示されている第３図の■−■線に沿った構成要素の代替実施態様の端面図： 第８図は本発明の他の実施態様を示す断面図：第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ線に 沿った部分的断面図である。

発明を実施するための最良の態様 図面、特に第１図及び第２図を参照すると、地面係合作業具１０が示されている 。地面係合作業具１０はアダプタ１２と、土作業チップ１４と、締付はピンアセ ンブリ１５とを含んでいる。締付はビンアセンブリ１５は第１！ｉ付はピン１６ と、第２締付はピン１８と、相互連結及び保持手段２０とを含んでいる。

アダプタ１２は中間部分２１と、端部部分２２と、第１側部２４と、第２側部２ ６とを有しており、第１及び第２側部２４．２６との間のアダプタ端部部分２２ を通して伸長するボア２８を画成している。ボア２８は円形ボアとして示されて いるが、他の形状ボアも使用可能である。

チップ１４は前端部分３０と後端部分３２とを有している。後端部分３２は第１ 側壁３４と、第２側壁３６を有しており、側壁３４．３６にわたりボア３８を画 成している。ソケット４０が後端部分３２中で側壁３４．３６により部分的に画 成されており、アダプタ１２の端部品分２２と嵌まり合う形状をしている。チッ プ１４がアダプタ１２に組立てられると、ボア２８．３８が概略軸方向に整列す る。

第１！！付はピン１６は半径方向外側に伸長する突出部４４を具備した直径の減 少した端部部分４２を有している。

第２締付はピン１８もまた、半径方向外側に伸長する突出部４８を具備した直径 の減少した端部部分４６を有している。第２図に見られるように、両方のピン１ ６．１８がアダプタのボア２８中に摺動可能に配置されていて、チップのボア３ ８中に伸長している。ピン１６．１８がボア２８．３８中に位置しているときに は、端部部分４２．４６は互いに並んで配置されている。締付はピン１６．１８ を記述するのに第１及び第２という用語を使用するのは、理解を助ける目的のみ であり、これは本発明思想の部分を構成するものではない。

第１図及び第２図における相互連結及び保持手段２０は概略円筒状のコネクタ５ ４を含んでいる。

第１図及び第２図に示されている円筒状コネクタ５４は割りスプリングコネクタ であり、概略Ｃ形状をしている。コネクタ５４はアダプタの中間部分２１のボア ２８中に摩擦的に取り付けられ、半径方向内側に伸長する軸方向に離間した一対 の突起５６を有している。本実施例のＣ形状円筒コネクタ５４は、第１及び第２ ピン１６．１８の各突出部４４．４８上をスリップし、突起５６がピン１６．１ ８の各突出部に係合してボア２８．３８中でピン１６．１８を直接的に又は間接 的に相互連結して保持する。本発明を逸脱せずして、コネクタ５４は１つ以上の コネクタにより置換され得ると理解される。

次に第３図、第４図及び第５図を参照すると、本発明の他の実施態様の地面係合 作業具１０が示されている。同一構成部分には同一番号が付されており、類似構 成部分には同一番号に（゛）が付されて示されている。地面係合作業具１０はア ダプタ１２゛　と、土作業チップ１４゛と、締付はビンアセンブリ１５とから構 成される。第３図、第４図及び第５図の締付はビンアセンブリ１５は、１１ｉｉ 付はピン１６′と、第２締付はピン１８゛と、相互連結及び保持手段２０と、取 り外し手段５８とを含んでいる。

アダプタ１２′は中間部分２１と、第１及び第２側部２４．２６を有する端部部 分２２と、アダプタの端部部分２２を通して伸長するボア２８と、第１及び第２ 側部２４．２６にそれぞれ形成された一対のカウンタボア５９．６０とを含んで いる。

チップ１４°は前端部分３０と後端部分３２を含んでいる。後端部分３２は第１ 及び第２側壁３４．３６を含んでおり、側壁３４．３６を貫通するボア３８′を 画成している。ソケット４０が側壁３４．３６により後端部分３２中に部分的に 画成されており、アダプタ１２゛の端部部分２２に嵌まり合う形状をしている。

チップ１４°　とアダプタ１２”が組立てられると、ボア２８．３８は概略整列 する。

第１！！付はピン１６°は直径の減少した端部部分４２′　と、端部部分４２′ の反対側の直径の拡大した端部部分６１を有している。凹所６３が端部部分４２ ′上に画成されており、突出部４４を形成している。

第２締付はピン１８°　も直径の減少した端部部分４６′と、端部部分４６゛の 反対側の直径の拡大した端部部分６６を有している。凹所６９が端部部分４６° 上に画成されており、突出部４８を形成している。第４図に示されているように 、両方のピン１６“、１８′はアダプタのボア２８中に摺動可能に配置されて、 チップのボア３８中に伸長している。ピン１６°、１８°がボア２８゜３８”中 に位置すると、端部部分４２“、４６゜は互いに並んだ関係となる。

第３図、第４図及び第５図の相互連結及び保持手段２０は、概略円筒状のコネク タ５４°と直径の拡大した端部部分６１．６６を含んでいる。第３図、第４図及 び第５図に示されたコネクタ５４′はアダプタの中間部分２１中のボア２８に緩 く嵌まり合い、その円周口りに半径方向内側に伸長する互いに軸方向に離間され た複数の弾性突起５６゛を有している。突起５６°は凹所６３，６９中に伸長し て各々の突出部４４．４８に係合し、ボア２８．３８°中で直接的又は間接的に ピン１６°。

１８′を相互連結し保持している。直径の拡大された端部部分６］、、６６はカ ウンタボア５９．６０中に着座してあり、コネクタ５４゛とともにボア２８．３ ８°中でピン１６°、１８°を相互連結し保持するように作用する。

本実施態様の取り外し手段５８は、締付はピン１６’、１８”の拡大端部部分６ １．６６の１つから半径方向外側に伸長するタン（ｔａｎｇ）　７２を含んでい る。

ｉ６図及び第７図を参照すると、本発明のさらに他の実施態様が示されている。

同一構成部分には同一番号が付され、類似構成部分には同一番号に（゛）が付さ れて示されている。地面係合作業具１０はアダプタ１２と、土作業チップ１４° と、締付はピンアセンブリ１５を含んでいる。第６図及び第７図の締付はピンア センブリ１５は第１締付はピン１６′°と、第２締付はピン１８°°と、相互連 結及び保持手段２０と、取り外し手段５８を含んでいる。本実施態様の取り外し 手段５８は締付はピン１６°°、１８°°の拡大端部部分６１°。

６６°上の一つに形成された溝８０である。

アダプタ１２は中間部分２１と、第１及び第２側部２４．２６を有する端部部分 ２２を含んでおり、アダプタの端部部分２２を通して伸長するボア２８を画成し ている。

チップ１４゛は前端部分３ｏと後端部分３２とを含んでいる。後端部分３２は第 １及び第２側壁３４．３６を含んでおり、側壁３４．３６を貫通するボア３８° を画成している。ソケット４０が側壁３４．３６により後端部分３２中で部分的 に画成されており、アダプタ１２の端部２２に嵌まり合う形状をしている。チッ プ１４゛及びアダプタ１２が組立てられると、ボア２８．３８は概略整列する。

第１ｉｉ付はピン１６°°は直径の減少された端部部分４２°と、端部部分４２ °の反対側の拡大端部部分６１’　とを有している。凹所６３が端部部分４２′ 上に画成されており、突出Ｒ４４を形成する。

第２締付はピン１８°°もまた、直径の減少された端部部分４６°と、端部部分 ４６°の反対側の拡大端部部分４６°を有している。凹所６９が端部部分４６′ 上に画成されて突出部４８を形成している。

第６図に見られるように、両方のピン１６”。

１８゛はアダプタのボア２８中に摺動可能に配置されてチップのボア３８°中に 伸長している。ピン１６”、１８”°がボア２８．３８’　中に位置していると きには、端部部分４２°、４６°は互いに並んでいる。

第６図の相互連結及び保持手段２０は概略円筒状のコネクタ５４′°と、拡大端 部部分６１°、６６゛を含んでいる。第６図及び第７図に示されたコネクタ５４ °°はアダプタの中間部分２１のボア２８中に緩く取り付けられ、その円周画り に半径方向外側に伸長する互いに軸方向に離間された複数の弾性突起５６′°を 有している。突起５６°°は凹所６３．６９中に伸長して端部部分４２°、４６ ′の各突出部４４．４８に係合し、ピン１６°゛。

１８″をボア２８．３８°中で直接的に又は間接的に相互連結し保持している。

第６図及び第７図に示された弾性突起５６°゛は、突起５６°°が内側に曲げら れその端部が突出部４４．４８に接触しており、ピン１６”°、１８°°をコネ クタ５４°°から取り外すためには曲げられるか又は破壊されなければならない ので、１回だけ使用されるタイプである。第３図、第４図及び第５図に記載され た弾性突起５６°°は、突起５６°が突出部４４．４８に係合すると外側方向に 弾性的に移動し、一度突起５６°が各凹所６３．６９中に入ると元の状態に弾性 的に戻るような形状をしていので、再使用可能に設計されている。分解する間に は、同様なことが反対の順序で起こることになる。第６図の拡大端部６１°、６ ６°はアダプタ１２に着座して直接的又は間接的にピン１６”、１８”をボ第８ 図及び第９図を参照すると、本発明のさらに他の実施態様が示されている。同一 構成部分には同一番号を付し、類似構成部分には同一番号に（°）を付して示し ている。地面係合作業具１０はアダプタ１２′と、土作業チップ１４′と、締付 はピンアセンブリ１５を含んでいる。第８図及び第９図の締付はピンアセンブリ １５は第１！！付はピン１６°°′と、第２締付はピン１８°°°　と、相互連 結及び保持手段２０と、取り外し手段５８とを含んでいる。

本実施態様の地面係合作業具はさらに、アダプタ１２′　と、アダプタ１２°の 端部部分２２に嵌まり合うように適合しているチップ１４′とを含んでいる。

第１及び第２！！付はピン１６°”′、１８°゛°の各々は直径の減少された端 部部分４２°°、４６°゛と、各端部部分４２”、４６“°の反対側の拡大端部 部分６１．６６を有している。凹所６３゛が端部部分４２°′上に画成されて突 出部４４を形成しており、凹所６９′が端部部分４６゛°上に画成されて突出部 ４８を形成している。第８図に見られるように、両方のピン１６”’　、１８” ’　はアダプタのボア２８中に摺動可能に配置されてチップのボア３８゛中に伸 長している。ピン１６”’　。

１８°゛°がボア２８．３８“中に位置しているときには、端部部分４２°”、 ４６”は互いに並んでいる。

第８図の相互連結及び保持手段２０は、概略円筒状のコネクタ５４”’　と、拡 大端部部分６１゜６６とを含んでいる。第８図及び第９図に示されたコネクタ５ ４°“°はアダプタの中間部分２１のボア２８中に緩く取り付けられ、外側円筒 部材８２と、内側円筒部材８４と、内側及び外側円筒部材８２．８４の間に配置 され各円筒部材に接着されたエラスト７８６とを含んでいる。本実施態様の軸方 向に離間され内側方向に伸長した突起５６の対は、内部円筒部材８４の一部であ る。突起５６は凹所６３’、６９°中に伸長して各突出部４４．４８に係合し、 ピン１６°”、１８°゛°を相アダプタ１２に取り付けられた土作業チップ１４ を使用する地面係合作業具１０は数多くのタイプの外部力にさらされる。特に、 地面係合作業具１０が石切場で使用されるときには、締付はビンアセンブリに係 る力は厳しいものとなる。相互連結及び保持手段２０とともに２つの締付はピン １６．１８を使用することにより、ピン１６．１８は破壊されることはない。さ らに、締付はピン１６．１８はアダプタのボア２８中で互いに助は合って保持さ れる。

第１図及び第２図に示された組み合わせでは、土作業チップ１４はアダプタ１２ とともに組立てられる。第１及び第２！！付はピン１６．１８は円筒状コネクタ ５４により連結される。各端部部分４２．４６はＣ形状の開口を通してコネクタ ５４中に挿入され、突出！４４．４８が突起５６に接触して直線方向の分解を防 止する。次いで、締付はピンアセンブリ１５がチップのボア３８を通してアダプ タのボア２８中に打ち込まれる。一度組立てられると、締付はピン１６．１８は アダプタ１２及びチップ１４を通して伸長し、チップ１４をアダプタ１２上に保 持する。ピン１６．１８はアダプタのボア２８中に摩擦係合するコネクタにより ボア２８中に保持される。ピン１６．１８の一方をアダプタのボア２８から取り 外そうとする力に遭遇すると、そのピンの端部部分４２．４６上の半径方向フラ ンジ４９．５０が突起５６が拡大しようとすることにより反応して、突出部４４ ゜４８がコネクタ５４から逃げるのを許容する。コネクタが拡がると、コネクタ を所定場所に保持しようとする力がさらに加わることになる。よって、コネクタ ５４は所定場所に保持され、ピン１６゜１８も保持される。

従来の締付はピンを破壊しようとする力は、ピンの曲げモーメントを減少し、チ ップのボア３８とアダプタのボア２８との界面近傍の急激な直径の変化を除去す ることにより、食い止められる。

この実施態様は曲げモーメントを半分にする２つの締付はピン１６．１８を使用 している。チップ及びアダプタのボア２８．３８の界面近傍においては直径が全 熱変化しない。この考え方により、ピンの破壊に起因するチップの損失が減少さ れる。

締付はピンアセンブリ１５の一端に強い連続した打撃を加えて締付はピンアセン ブリを抜き出すことにより、チップ１４がアダプタ１２から取り外される。

第３図及び第４図に示された第２の組み合わせにおいては、上作業チップ１４′ はアダプタ１２゜に嵌まり合う。第１及び第２締付はピン１６°。

１８′は円筒状コネクタ５４”により連結される。

弾性突起５６°を溝付端部４２”、４６°に係合することにより、締付はピン１ ６°、１８゛の一方がコネクタ５４°に取り付けられる。次いで、ピン１６’、 １８°の１つ及びコネクタ５４“がアダプタのボア２８中に緩く配置される。各 々の拡大端部６１，６６は各カウンタボア５９．６０中に着座し、チップのボア ３８′中に伸長する。

次いで、他のピン１６°、１８°が反対方向から上述した方法でコネクタ中に取 り付けられる。締付はピンアセンブリ１５が所定位置に位置付けされると、チッ プ１４′はアダプタ１２′に対して固定される。締付はピン１６°、１８°の一 方又は双方をその適当な位置から移動させようとする如何なる力も阻止される。

例えば、内側方向に押し付ける力は各拡大端部６１．６６が各アダプタのカウン タボア５９．６０に接触することにより阻止される。同様にして、ピン１６．１ ８の一方を引き抜こうとする力は他のピンの拡大端部６１゜６６と円筒状コネク タ５４′により阻止される。

通常迅速にこれらの力が消失した後には、弾性突起５６°上に発生された力がピ ンをその通常位置に復帰させる。拡大端部部分６１．６６はアダプタ１２”　と チップ１４゛との間の界面に位置しているので、ピンの破損がさらに防止される 。タン７２（第４図）又は溝８０（第６図）を使用してこじ開は力を加えて一方 のピンを抜き取るこにとより、チップ１４°はアダプタ１２”から取り外される 。残りのピン１６．１８は手により容易に取り除くことができる。

第６図及び第７図に示された組み合わせは第３図及び第４図に示された組み合わ せと類似している。この実施態様の利益及び作動モードは上述した実施態様と同 様である。２つの実施態様の相違点は第６図の拡大端部６１’、６６′はアダプ タの側部２４，２６に着座しているのに対して、第３図及び罵４図に示された実 施態様では拡大部分がカウンタボア５９．６０中に着座している点である。さら に、組立て中に弾性突起５６′°は通常破壊されるか又は永久的に変形されるの で、コネクタ５４°°はただ一度だけ使用される。これに対して、弾性突起５６ ′が分解及び組立ての間突出部４４．４８を乗り越えて移動できるように可撓性 で曲面形状をしているので、コネクタ５４”　は複数回使用可能である。

竿８図及び第９図に示されている組み合わせは第３図及び第４図に示されている 組み合わせに類似している。２つの実施態様の間の相違は、コネクタ５４”′° が内側円筒部材の背後に配置されたエラストマ８６を有していることである。こ れにより第１及び第２ビン１６”’　、１８”’　上の各突起５６は組立ての間 外側方向に移動し、各突起５６は各々の突出部４４．４８上をスリップして各凹 所６３°、６９°中に係合する。ビンアセンブリ１５の分解は同様な方法で反対 方向に行うことができる。その結果、コネクタ５４”’　が再使用される。

各実施態様に示された締付はビンアセンブリ１５は、一般的にその構成が簡単で 組立て及び分解が容易な保持機構を提供する。１つではなく２つのビンを使用す ることにより、ビンの破損が基本的に除去される。さらに、その各々が共通コネ クタ５４°１５４°”１５４′”°により保持される拡大部分６１／６１°、６ ６／６６’　を有する２つのビンを使用することにより、アダプタ中に小さな直 径のボアを使用する機会を提供する。これにより、ボアにより引き起こされるア ダプタの弱点が減少され、チップのボアとアダプタのボアの間の界面で大きな直 径を維持できる。ビンをボアから抜こうとする殆どの力は内向きの力であるので 、拡大端部６１／６１’　、６６／６６°がこのような力を相殺するのに非常に 有効である。これによりコネクタ５４°１５４”１５４°°′をより経済的に作 成可能である。例えば、コネクタは薄いばね金属から形成されるか又はプラスチ ック物質から形成される。これにより、本発明構造は過酷な条件下でも非常に経 済的に使用可能である。

本発明の他の側面、目的及び利益は図面、明細書及び添付請求の範囲を研究する ことｊ巳より得ることができる。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７′Ｍ１項） 平成３年３月２０日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．端部部分（４２／４２′／４４′）を有する第１締付けピン（１６／１６′ ／１６′′／１６′′′）と；端部部分（４６／４６′／４６′′）を有する第 ２締付けピン（１８／１８′／１８′′／１８′′′）と；第１及び第２締付け ピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８／１８′／１８′′／１８′ ′′）の端部部分を相互連結し、組立てられたとき第１及び第２ピンをアダプタ （１２／１２′）に保持する手段（２０）とを具備し；組立てられたとき前記締 付けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８／１８′／１８′′／１ ８′′′）は軸方向に整列し、前記第２締付けピン（１８／１８′／１８′′／ １８′′′）の端部部分（４６／４６′／４６′′）は前記第１締付けピン（１ ６／１６′／１６′′／１６′′′）の端部部分（４２／４２′／４２′′）に 並置される、土作業チップ（１４／１４′）及びアダプタ（１２／１２′）とと もに使用されるのに適した締付けピンアセンブリ（１５）。 ２．前記相互連結及び保持手段（２０）は、組立てられたとき、前記端部部分（ ４２／４２′／４２′′，４６／４６′／４６′′）に係合する半径方向内側に 伸長する一対の軸方向に離間した突起（５６／５６′）を有するコネクタ（５４ ／５４′／５４′′／５４′′′）を含んでいる請求項１記載の締付けピンアセ ンブリ（１５）。 ３．第１及び第２締付けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８／１ ８′／１８′′／１８′′′）の各々は端部部分（４２／４２′／４２′′，４ ６／４６′／４６′′）により画成され、組立てられたとき前記突起（５６／５ ６′／５６′′／５６′′′）を受け入れる凹所（６３／６３′，６９，６９′ ）を有している請求項２記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 ４．第１及び第２締付けピンの端部部分（４２／４２′／４２′′，４６／４６ ′／４６′′）の各々は半径方向外側に伸長し、組立てられたとき前記突起（５ ６／５６′／５６′′／５６′′′）を係合する突出部（４４，４８）を有して いる請求項３記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 ５．前記コネクタ（５４／５４′／５４′′／５４′′′）は概略円筒形状であ る請求項４記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 ６．前記コネクタ（５４／５４′／５４′′／５４′′′）は複数の突起（５６ ′／５６′′）を含んでいる請求項５記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 ７．前記第１及び第２締付けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８ ／１８′／１８′′／１８′′′）の各々は前記端部部分（４２′／４２′′， ４６′４６′′）の反対側に拡大端部部分（６１／６１′．６６／６６′）を有 する請求項４記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 ８．前記突起（５６′／５６′′）は円周方向に離間している請求項７記載の締 付けピンアセンブリ（１５）。 ９．前記締付けピン（１６′／１６′′，１８′／１８′′）は前記端部部分（ ４２′，４６′）の反対側の拡大端部部分（６１／６１′，６６／６６′）と、 前記拡大端部部分（６１／６１′，６６／６６′）から半径方向外側に伸長する タン（７２）を含んでいる請求項８記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 １０．前記突起（５６′／５６′′）は弾性を有する請求項９記載の締付けピン アセンブリ（１５）。 １１．前記コネクタ（５４／５４′／５４′′／５４′′′）は半径方向の外側 円筒状部材（８２）と、内側円筒状部材（８４）と、内側及び外側円筒状部材（ ８２，８４）の間に配置され各々に接着されたエラストマ（８６）とを有してお り、軸方向に離間した突起（５６）が内側円筒状部材（８４）上に画成され、組 立てられたときに第１及び第２締付けピン（１６′′′，１８′′′）上の半径 方向外側に伸長する突出部（４４，４８）を各々係合するように作用する請求項 ７記載の締付けピンアセンブリ（１５）。 １２．中間部分（２１）と、第１及び第２側部（２４，２６）及びこれらを通し て伸長するボア（２８）を含む端部部分（２２）を有するアダプタ（１２／１２ ′）と；前端部分（３０）と後端部分（３２）を有し、前記後端部分（３２）は アダプタの端部部分（２２）に嵌合するように適合したソケット（４０）を部分 的に画成する第１及び第２側壁（３４，３６）と、第１側壁（３４）及び第２側 壁（３６）を通して伸長し前記アダプタのボア（２８）に概略整列しているボア （３８）を有するチップ（１４／１４′）と； 端部部分（４２／４２′）を有し、前記アダプタのボア（２８）中に摺動可能に 配置されて前記アダプタの第１側部（２４）から前記チップのボア（３８）中に 伸長する第１締付けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′）と；端部部分 （４６／４６′）を有し、前記アダプタのボア（２８）中に摺動可能に配置され て前記アダプタの第２側部（２６）から前記チップのボア（３８）中に伸長する 第２締付けピン（１８／１８′／１８′′／１８′′′）と；第１及び第２締付 けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８／１８′／１８′′／１８ ′′′）の端部部分（４２／４２′，４６／４６′）をアダプタのボア（２８） の概略中間部分（２１）で相互連結し、第１及び第２締付けピンを前記ボア（２ ８，３８）中で保持する手段（２０）とを具備し；前記第２締付けピン（１８／ １８′／１８′′／１８′′′）の端部部分（４６／４６′）は前記第１締付け ピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′）の端部部分（４２／４２′）に並 置されている地面係合作業具（１０）。 １３．第１及び第２締付けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８／ １８′／１８′′／１８′′′）の端部部分（４２／４２′，４６／４６′）の 各々は半径方向外側に伸長する突出部（４４，４８）を有しており、前記相互連 結及び保持手段（２０）は突出部（４４，４８）に係合する半径方向内側に伸長 する軸方向に離間した一対の突起（５６／５６′／５６′′）を有する概略円筒 状のコネクタ（５４／５４′／５４′′／５４′′′）を含んでいる請求項１２ 記載の地面係合作業具（１０）。 １４．第１及び第２締付けピン（１６／１６′／１６′′／１６′′′，１８／ １８′／１８′′／１８′′′）の端部部分（４２／４２′，４６／４６′）各 々は端部部分（４２／４２′，４６／４６′）により画成された凹所（６３／６ ３′，６９／６９′）を有しており、前記相互連結及び保持手段（２０）は半径 方向内側に凹所（６３，６９）中に伸長して端部部分（４２／４２′，４６／４ ６′）と作動的に係合する軸方向に離間した一対の突起（５６／５６′／５６′ ′）を有する概略円筒状のコネクタ（５４／５４′／５４′′／５４′′′）を 含んでいる請求項１３記載の地面係合作業具（１０）。 １５．前記相互連結及び保持手段（２０）は前記端部部分（４２／４２′，４６ ／４６′）の反対側の前記第１及び第２締付けピン（１６′，１８′）上に拡大 端部（６１／６１′，６６／６６′）を含んでおり、組立てられると拡大端部（ ６１／６１′，６６／６６′）が前記アダプタ（１２／１２′）に接触する請求 項１４記載の地面係合作業具（１０）。 １６．前記コネクタ（５４／５４′／５４′′／５４′′′）は半径方向の外側 円筒状部材（８２）と、内側円筒状部材（８４）と、内側及び外側円筒状部材（ ８２，８４）の間に配置されそれぞれに接着されたエラストマ（８６）とを有し ており、軸方向に離間した突起（５６）が内側円筒状部材（８４）上に画成され ていて、組立てられたとき第１及び第２締付けピン（１６′′′，１８′′′） 上の半径方向外側に伸長する突出部（４４，４８）の各々に係合するように作用 する請求項１５記載の地面係合作業具（１０）。 １７．前記アダプタのボア（２８）は第１及び第２側部（２４，２６）上にカウ ンタボア（５９，６０）を有しており、前記拡大端部部分（６１／６１′，６６ ／６６′）がカウンタボア（５９，６０）中に着座している請求項１５記載の地 面係合作業具（１０）。 １８．前記コネクタ（５４）は前記アダプタのボア（２８）中に摩擦嵌合する請 求項１４記載の地面係合作業員（１０）。 １９．前記コネクタ（５４／５４／５４′′／５４′′′）は複数の突起（５６ ／５６′／５６′′′）を含んでいる請求項１５記載の地面係合作業具（１０） 。 ２０．前記突起（５６′／５６′′）は円周方向に離間している請求項１７記載 の地面係合作業具（１０）。 ２１．前記突起（５６′／５６′′）は弾性を有している請求項２０記載の地面 係合作業具（１０）。 ２２．前記コネクタ（５４′／５４′′／５４′′′）は前記アダプタのボア（ ２８）中に緩く嵌合する請求項２１記載の地面係合作業具（１０）。 ２３．前記締付けピン（１６′／１６′′／１６′′′，１８′／１８′′／１ ８′′′）を取り外す手段（５８／５８′）を含んでいる請求項２２記載の地面 係合作業具（１０）。 ２４．前記取り外し手段（５８）は拡大端部（６１／６１′／６６／６６′）の 一方から半径方向外側に伸長するタン（７２）を含んでいる請求項２３記載の地 面係合作業具（１０）。 ２５．前記取り外し手段（５８′）は拡大端部（６１／６１′／６６／６６′） の一方に画成された溝（８０）を含んでいる請求項２３記載の地面係合作業具（ １０）。