JPS59144487A

JPS59144487A - 洗濯装置

Info

Publication number: JPS59144487A
Application number: JP1748483A
Authority: JP
Inventors: 武田　正博; 武田　憲治郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-02-07
Filing date: 1983-02-07
Publication date: 1984-08-18
Also published as: JPH039759B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は無数の微細な気泡を含有した洗浄液で衣類、寝
具類、カーペット等の洗浄を行う新規な洗濯方法及び装
置に関する。

従来、クリーニング業者等が使用する業務用の６、濯機
はたたき槽と呼ばれる回転ドラム式洗濯槽の中に洗浄液
と洗濯物を混入し、洗濯槽の回動によるたたき作用とゆ
すぎ作用で洗面ヲ行っている・しかし、従来のこの種の
洗濯機はＪｐＫ水と洗剤を混合した洗浄液をそのま捷洗
濯水として使用しているだめ、洗い上りに比較的長時間
を要し、また洗濯後の衣類の柔軟性、光沢等の仕上りが
充分でないという問題があった。

本発明の目的は洗濯槽に導入する洗浄液を、多量の微細
気泡を含んだ気液混合流体に生成することによシ、洗浄
効率が良く、しかも什り、！７の良好な洗濯方法及び装
置を提供することにある。

この目的のために本発明の特徴は、６．浄液を、ポンプ
と気泡発生装置の介在した循還４路にエアー全導入しな
がら循還させることによシ、該洗浄液をして無数の微細
気泡を含む気液混合流体に生成し、これを洗濯物の入っ
た洗濯槽に導入するようにしたものである。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、ｌは内部の洗浄液を無数の微細気泡を
含んだ気液混合流体に生成する混合槽、２は該気液混合
流体で洗濯物を洗う回転ドラム式洗濯槽である。

混き槽１は第１図及び第２図に示すように内部に洗浄液
を入れるだめの好ましくは円筒状の容器をたて方向に配
設した構成になシ、内部の洗浄液を底部から外側に導出
し再び混合槽内部に速流させる洗浄液循還路３を備えて
いる。循還路３の途中にはポンプ４とエア導入装置５が
設置され、その下流側に気泡発生装置６が設けられてい
る。気泡発生装置６の構造は後に詳述するが好ましくは
混合槽ｌの接線方向に向くようにして周壁内側に取伺け
る。エア導入装置５は目ｅンフ０イの上流側または下流
側のいずれに設けてもよいが、好ましくは図のようにポ
ンニア’４と気泡発生装置６の間、及び／または第５図
のように気泡発生装置６自体に設ける。

さらに混合槽１の底部中央刊近には上部に開口８′ヲ有
する好ましくは円筒状の筒体８が混合槽の内部上方に突
出させて固定しである。筒体８の下端と洗濯槽２の間に
は配管９が配設され、かくして混合槽Ｉ内の洗浄液か−
・定バＪを越えると筒体８の内部から配管９を介して洗
濯槽２内に流入するようになっている。尚、筒体８は」
二記のように混合槽１内の液畠を一定に保つほか、槽内
の旋回流の流速等を均一にする機能を有している。

洗濯槽２と循還路３の間には配管１０が設けられており
、洗濯槽２から流出した洗浄液を循還路３を介して混合
槽Ｉに循還するようにしである。

尚、洗濯槽２は図の実施例では駆動装置（図省略）によ
って回転する公知のドラム式たたき槽を使用している。

微細気泡発生装置６の最も好捷しい具体例は第；う図に
拡大して示すように、一対の才楕円形翼盤１２．１２の
舷側ψり縁１３．１３を交差させ且つ該交差部よシ上流
側の舷側側端縁１３．１３間を三角形の仕切板１５で閉
塞した変流装置Ａｆ：、翼盤１２．１２の円弧側周縁１
４．１４が送流管１１の内周壁に接合するようにして固
定するとともに、変流機構Ａの下流側の送流管内周壁に
複数の衝突体Ｂ全適当バランスで固着してなるものであ
る。

衝突体Ｂは好壕しくけ第４図に示すように、下部を逆截
頭錐台ｂ１に形成し、上部を略々半球ｂ２に形成した突
起に構成する。

第５図は気泡発生装置６の別の実施例を示すもので、こ
の実施例では外部からのエア導入管５′の先端を第３図
実施例に示すような変流機構へ〇軸芯に貫通させてなる
もので、これによシ変流機構への下流の軸芯付近に生ず
る負圧部分にエアを自吸式に吸引するようにしたもので
ある。尤も、循還路３内へのエアの導入手段は第１図の
エア導入装置５による場合、第５図の自吸式気泡発生装
置のエア導入管５′によ不場合、その双方からエアーを
導入する場合など種々の方法がある。

尚、図中矢印は洗浄液の流れ方向を示し、Ｉ６はパルプ
、１７は逆止弁、１８は、＋？ンゾ、１９は圧力計、２
０はドレン、２１は清水取入口を示す。

次に本発明の作用について説明する。

混は槽１内の洗浄液は循還路３を通シ、循還ポンブ４に
より所定の圧力′ｆ：力えられ、エア導入装置５及び／
または気泡発生装置６の吸気管５′からのエアーを伴い
ながら気泡発・主装置６に送られる。

気泡発生装置６の内部には変流機構Ａの翼盤１２．１２
と仕切板１５と送流管１１の内周壁とで区画された一対
の変流路２２．２２が形成されているため所定の圧力を
与えらｉＬ／ヒ循還路３内の洗浄液とエアーはとの挾搾
さｉｔだ変流路２２．２２を通過し、翼盤１２．１２に
誘導される方向に適当に加速された周速度と遠心加速度
をもって送流管内をその流床に沿って渦排藪−旋回しな
がら流過する。その結果洗浄液とエアーは、外側の液滴
分散相流体（液的流体）と内側の気泡分散相流体（気菌
流体）に仕分けられた７二１重の同心円構造１ｊｉｉｙ
回流体に変流される。このように変流された流体は次い
で下流の送流管内壁に設けられている衝突体Ｂに衝突す
ると乱流、逆転流とこれに続く後流の吸引、攪拌作用に
よって無数の微細な気泡が発生する。混合槽ｌ内の洗浄
液は循還路３を繰り返して循還するため混合槽１内の洗
浄液は次第に無数の微細気泡を含んだ気液混合体と化す
とともに、気泡発生装置６は混合槽ｌの内側接線方向に
向けて取付けであるので混ば槽１の気液混合流体は旋回
流となって槽内全旋回し、遠心力にょシ外側が第１図仮
想線のようにせシ上る。混合槽１内には所定量の洗浄液
を取入Ｉ］よシ順次導入するため、混合槽１内の気液混
合流体はついには中央部の円筒８の開口８′から配管９
を通−２て洗濯槽２に導かれる。

洗濯槽２ではドラムの回転１駆動にょシ内部の洗濯物と
気液混合流体のたたき作用とゆすぎ作用がくシ返される
。洗濯槽２の液は次第に気泡が消滅減少してゆくので配
管１０ｉ介して循還路３に排出合流させ、新たな気泡を
含んだ混合流体として洗濯槽２に導入される。従って洗
ｈａ槽２には常に多量の気泡を含んだ混合流体が保持さ
れることとなる。

尚、洗剤は通常は洗濯槽２の上方から投入するが、これ
に限らず、混ば槽１に投入してもよく、更には循還路３
から導入することもできる。

本発明は以上のように、洗浄液を多量の微細な気泡金倉
んだ気液混合流体と化して洗浄を行うので以下のように
洗浄効果が著しく向上した。

（＋）　　従来の同容弼の洗濯器に比較して洗濯時間及
び洗剤消費量がそれぞｊ’Ｌ　Ｉ／３に減縮できた。

（２）汚れ落ちが良好で色１−リ、光沢が新品のものと
同等になった。この効果は従来技術では不口」能であっ
た。

（３）従来は洗濯後に衣類が硬くなるためノツター（柔
軟剤）を使用する必要があったが、木兄ｔ３Ｊ］では柔
軟性が保たれるためソフタ−は不要となった。

（４）従来の洗濯器で充分な汚れ落ちを得るには洗浄水
を４０℃程度に保つ必要があシ、このためスチーム全使
用していたが本発明では６〜８℃でも充分な洗浄効果が
得られ、スチームが不要とな−）だ。

（５）本発明では予洗いが不要となり、すすぎも−回で
充分であった。

（６）更に、本発明では洗濯後の毛布、セーター等の仕
上りがふっくらし、従来のように毛玉の発生するおそれ
が皆無となったほか、カーにノドの砂も完全に抜くこと
ができた。

以上の説明は主として本発明全衣類の洗濯に応用した場
合について述べたが本発明はこれに限らず、鍍金の前処
理その他の洗浄一般に広く利用できるもので産業上きわ
めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のフロルシート、第２図は第１図
のＩＩ　−ＩＩ線断面図、第３図は気泡発生装置の一部
切欠拡太透視図、第４図は衝突体の拡大側面図、第５図
は別の実施例による気泡発生装置の第３図相当図である
。１・混合槽、２・洗濯槽、３・洗浄液循還路、４　醪ン
プ、５　エア導入装置、６・気泡発生装置、８・・筒体
、１２　半楕円形翼盤、１５・仕切板、Ａ・変流機構、
Ｂ　−衝突体。特許出願人　　武　１）正　博　外１名代理人弁理士　
　　佐　藤　直　義

Claims

【特許請求の範囲】

（１）混合槽内の洗浄液を、ポンプと気泡発生装置を介
在させた循還路にエアーを混入しながら循還させること
により、混合槽内の洗浄液を無数の微細気泡を含む気液
混合流体に生成し、この気液混合流体を洗濯物を入れた
回転ドラム式洗濯槽内に導入することを特徴とする洗濯
方法。
（２）洗浄液を入れた混合槽１の内側接線方向に、該混
合槽の内部に通ずる気泡発生装置６′ｆ：設け、混合槽
１の下部からポンプ４、エアー導入装置５及び前配気泡
発生装置６を介して再び混合槽１内に還流する洗浄液循
還回路：４を配管するとともに混合槽１内に連通させた
別の配管９の下流側端部を洗濯槽２内に接続したことを
特徴とする洗濯装置。
（３）混合槽Ｊの底部中央付近に内部上方に向けて突出
し且つ上部に開口８′を有する筒体８を設け、該筒体８
と洗濯槽２間に配管９を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第２項記載の洗浄装置。
（４）気泡発生装置６が、一対の半楕円形翼盤１２．１
２の舷側側縁１３．１３を交差させ且つ該交差部より上
流側の舷側側縁１３．１３０間を三角形の仕切板１５で
閉鎖した交流機構Ａ？：、その翼盤の円弧側周縁１４．
１４が送流管１１の内周壁面に接合するようにして固定
するとともに、該変流機構Ａの下流側の送流管内周壁面
に多数の衝突体Ｂを固着したことを特徴とする特許請求
の範囲第２項または第３項記載の洗濯装置。
（５）気泡発生装置６の軸芯に、送流管１１の外部から
引き込んだエア導入装置５の管５′を貫通させたことを
さらに特徴とする特許請求の範囲第４項記載の洗面装置
。