JPS59144110A - 巻磁心 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマグアンプ方式のスイッチング電源等に用いら
れる巻磁心に関するものである。

従来このような巻磁心としてはベークライ１〜等の樹脂
でつくられたケースに納められているものが大部分であ
ったが、外部からの衝撃力による破損、耐熱性の点で不
十分であり、不測の故障の原因となっていた。

すなわち、ベークライミル等の有機性樹脂のみで全体が
構成されたケースの場合、部品として組み立てる時に床
に落すなどのミスによっても中味のアモルファス材料は
特性的に全く劣化しないにもかかわらず、ケースが破損
してしまい使用不可能となる場合が多々発生している。

この場合、従来のパーマロイなどを用いた巻磁心では、
パーマロイ自体が衝撃に弱いため、中味の特性が劣化し
てしまい問題外であったものの、アモルファス４Ａ料の
場合にはアモルファス磁性体自身が衝撃に強いため、ケ
ース破損を防ぐことが出来れば、その歩留は向上させる
ことが出来る。

また一方、通常巻磁心はいわゆるインタフタンス部品と
して使用されるが、このとぎ多かれ少なかれ鉄損による
発熱を生ずる。一般的にはアモルファス材料は特性が良
好なため、パーマロイに比べ発熱が少ないが、アモルフ
ァス材料の本来の外力安定性などのよさから、より苛酷
な条件下での使用ひん度が多くなってる。

従ってより伝熱特性の優れたケースを用いることが要求
されており、この点からも金属ケースの使用が著しく１
Ωれ、なおかつこれを用いることによりアモルファス巻
磁心の有効性が倍増する結果どなってくる。

本発明はこのような見地から行なわれたもので、ベーク
ライ１−のような有（代物よりも耐熱性、耐衝撃性に優
れて金Ｊｉｆｆｉ　Ｖケースを用いたアモルファス巻磁
心を提供するものである。

この場合特にケースどしては一般に加工可能なものであ
れはどのようなものを用いてても可能であるが、高周波
域においてケース材質を含めた回路において、渦電流が
流れるのを防ぐため、金属り一−ス材貿と内部のアモル
ファス巻磁心との接触しぞうな部分には電気的絶縁層が
存在することが好ましく、ここ−Ｃはケース自体をテフ
ロンその伯の絶縁物によってコーティングする方式を提
供している。

なお一般的にはケース材質どしては非磁性体がｔ、了、
（シく、ステンレス等を用いるのが好ましいが特に伝熱
特性を重視する場合にはＣｕ又は八Ω又はそれらの合金
を用いるとよい。

以下本発明を実施例に基づいて説明する。

実施例１ 巾５ミリ、厚さ１２μのＣｏ基アモルファス月利を用い
、スデンレス製ケースに入れて巻磁心を製作した結果、
高さ２ｍのところからコンクリ−１−製法に落下させた
場合、全く磁性の劣化が破損してしまい使用不可となり
、またパーマロイを同様にステンレスのケースに入れて
作製したものでは、形状の破損は生じなかったものの磁
気特性が大幅に劣化してしまて使用不可能となってしま
った。

実施１列　２ Ｆｅ基およびＣｏ基のアモルファス月利を用い、テフロ
ンコーティングしたΔΩ製ケースにこれを装入し、実際
の電源装置に組み込んで実装アス１〜をしたところ、従
来のベークライトケース入すのものでは中味のコアが約
１２５℃までｉＪＩし、インピーダンスが劣化してきた
のに対し、へΩケーズに入れたものは中味コアの温度が
約８０℃でインピーダンスの低下もほとんど問題になら
ないことが判明した。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アモルファス磁性体が金属製巻きわくに納められて
   いることを特徴とする巻磁心。 ２、磁心材料どの接触部分が絶縁物によりコーティング
   されている金属体ケースを用いたことを特徴とするアモ
   ルファス巻磁心。 ３、ケース材質としてスデンレスを用いた特許請求の範
   囲第１項および第２項記載のアモルファス巻磁心。 ４、ケース材としてＣＵあるいはアルミニウムあるいは
   それらの合金を用いたことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載の巻磁心。