JPS5914396B2 - 舶用エンジンの過負荷防止装置 - Google Patents

舶用エンジンの過負荷防止装置

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Publication number
JPS5914396B2
JPS5914396B2 JP54105620A JP10562079A JPS5914396B2 JP S5914396 B2 JPS5914396 B2 JP S5914396B2 JP 54105620 A JP54105620 A JP 54105620A JP 10562079 A JP10562079 A JP 10562079A JP S5914396 B2 JPS5914396 B2 JP S5914396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pitch
overload
engine
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP54105620A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5531689A (en
Inventor
ポ−ル・イ−・オルソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trane US Inc
Original Assignee
American Standard Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by American Standard Inc filed Critical American Standard Inc
Publication of JPS5531689A publication Critical patent/JPS5531689A/ja
Publication of JPS5914396B2 publication Critical patent/JPS5914396B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H3/00Propeller-blade pitch changing
    • B63H3/10Propeller-blade pitch changing characterised by having pitch control conjoint with propulsion plant control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 可変ピッチプロペラが装備された船舶に於てはエンジン
ならびにプロペラを出来るだけ効率の良い状態で使用す
るために、エンジンの回転速度とプロペラのピッチを夫
々独立して制御し得る方式が多用されている。
この方式の船舶にはエンジンの過負荷の程度に追随して
プロペラのピッチを減少させる型式の追随作動型の過負
荷防止装置が装備されているが、エンジンの過負荷が急
速に増加した場合にはエンジンは一時的に異常過負荷状
態となり、エンジン損傷の危険が発生すると言う問題が
ある。
この問題の原因は上述の追随作動に時間遅れが避けられ
ないことにある。
従って本発明に於ける技術的課題は時間遅れの存在しな
い過負荷防止装置を追設することにあり、その技術的手
段として過負荷の程度が予定値を超えて上昇したとき作
動しプロペラのピッチを一挙に0まで減少させる先行作
動型の過負荷制御弁を追設している。
以下図面につき詳細を説明する。
第1図は本発明の主眼点である過負荷制限弁14を含む
過負荷防止装置の回路説明図であるが、弁14以外の各
部はすべて従来技術によるものである。
第1図に示すように、本装置には速度制御管1があり、
その圧力は操作者によって制御される。
管1の途中に絞り弁2及び安全弁3があり、その終端は
調速機作動器A、調速機G及び燃料ポジショナ−Pから
成る燃料供給装置に接続されている。
絞り弁2及び安全弁3は夫々燃料供給装置に急激な圧力
変化と不当な高圧が伝達されることを防止する。
燃料供給装置はエンジンの回転速度を管1の圧力に応じ
た値に保持するようエンジンに燃料を供給するとともに
、出力信号管4の圧力をその時の燃料供給量に比例した
値に設定する。
従って管4の圧力は燃料供給量即ちエンジンの出力馬力
に比例する。
一方、本装置にはピッチ制御管12があり、その圧力も
操作者によって制御される。
管12の圧力は管28.方向切換弁16を経てピッチポ
ジショナ−17に伝達される。
管28の途中に設置された逆止弁付絞り弁29゜30は
急激な圧力変化がポジショナ−17に伝達されることを
防止している。
ピッチポジショナ−17には可動ピストン24があり、
その両面は夫々圧力室23.27の圧力を受けている。
また圧力室23.27には夫々管22.26が接続され
ている。
このポジショナ−17にはピニオンギア18を含むピッ
チ駆動機構カアリ、プロペラのピッチは圧力室23.2
7の差圧に応じて設定される。
方向切換弁16には前進、中立、後進の3位置。
があり、前進位置では第2図に示す通り、管2.6は管
31を経て管28に、管22は後述する管12bに接続
され、中立位置では管22,26は共に管12bに接続
され、後進位置では管22゜26と管28,12bとの
接続関係は前進位置と逆になる。
従って、方向切換弁16が中立位置のときは、室23と
27は同圧となり、ピストン24に作用する圧力差は0
となってプロペラのピッチもOとなる。
また前進位置にある場合は室27は管28に、室23は
管12bに接続される。
後述するようにエンジンが過負荷でない場合は管12b
は無圧であるから、ピストン24は室27の圧力に応じ
て左動し、プロペラのピッチは前進方向へ管28の圧力
に応じて変位する。
同様に後者位置の場合にはピストン24は室23の圧力
により右動し、プロペラのピッチは後進方向へ管28の
圧力に応じて変位する。
上述の通り通常時に於けるエンジンの回転速度及びプロ
ペラのピッチは夫々管1及び12の圧力によって設定さ
れる。
次に過負荷時の作用について説明する。
一般にエンジンの過負荷状態とはその出力馬力が許容限
度を超えた状態を意味するものであるが、この許容限度
はエンジンの回転速度の上昇とともに上昇する。
この装置に於ては、回転速度を代表する管1の圧力と出
力馬力を代表する管4の圧力を比較することにより過負
荷の程度を検出している。
即ち、燃料供給量と管4の圧力との関係比率を適当に選
定することにより、管4の圧力が管1の圧力より高くな
った時、エンジンが過負荷状態になったものと判定する
ことが出来る。
また、その圧力差の大きさにより過負荷の程度を計測す
ることができる。
リレー弁5はこの過負荷を検出するために設置され、対
向する2つの膜板6.γにより仕切られた室8,9.1
0があり、室8は大気に、室9は管4に、室10は管1
に夫々接続されている。
リレー弁5の下部にはリレ一部13があり、入力側に管
12.出力側にピッチ修正管12aが接続されている。
エンジンの負荷が許容限度以内のときは、室9は室10
の圧力より低く、リレ一部13により管12aは無用に
なる。
エンジンの負荷が許容限度を超えて上昇すると室9の圧
力は室10の圧力より高くなり、膜板6゜7は下方向へ
出力を出し、リレ一部13が作動してピッチ修正管12
aの圧力は膜板の出力に比例して上昇する。
管12aは後述の過負荷制限弁14によって通常管12
bに接続されている。
管12bの途中に設置された絞り弁15及び空気溜はポ
ジショナ−17に急激な圧力変化が伝達されることを防
止している。
管12aの圧力は管12b及び前述の方向切換弁16を
経てポジショナ−17の圧力室23又は27に伝達され
、この圧力は管28即ち管12の圧力により既に加圧さ
れている他方の圧力室と可動ピストン24を介して対向
する。
従って、ピストン24に作用する圧力差は小さくなり、
プロペラのピッチはその圧力差に対応する値まで減少し
、エンジンの過負荷は自動的に防止される。
以上説明した各部の構造作用は従来技術によるものであ
るが、過負荷が発生した場合、管12bに接続された側
の圧力室(23または27)の圧力上昇速度は過負荷の
程度を超えて先行出来ないから、ポジショナ−17の動
作には時間遅れが避けられない。
従ってエンジンの過負荷が急速に増大した場合には追随
遅れのため、エンジンは異常過負荷状態になり危険であ
る。
本発明に於てはこの異常過負荷を解消するために過負荷
制限弁14が追設されている。
過負荷制限弁14には管12a、12b及び管12の枝
管38が接続され、管12aの圧力がばね19によって
設定された予定値より低いときは管12aと12bとを
接続しているが、管12aの圧力がその予定値を超えて
上昇したとき、即ち異常過負荷が発生したとき、第3図
に示す通り管12bを管38を経て管12に接続する。
従ってポジショナ−17の圧力室23及び27はとも(
こ管12の圧力と同圧となり圧力差は0となるから、プ
ロペラのピッチの減少度合は過負荷の程度を超えて先行
し、そのピッチは一挙に0まで減少し、エンジンの異常
過負荷は完全に解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による過負荷防止装置を示す
回路図であり、従来技術による過負荷防止装置に過負荷
制限弁が追設されて示されている。 第2図、第3図は夫々方向切換弁及び過負荷制限弁の内
部通路状況を示す説明図である。 主な符号の説明 1・・・・・・速度制御管、4・・・
・・・出力信号管、5・・・・・・リレー弁、12・・
・・・・ピッチ制御管、12a、12b・・・・・・ピ
ッチ修正管、14・・・・・・過負荷制限弁、16・・
・・・・方向切換弁、17・・・・・・ピッチポジショ
ナ−124・・・・・・可動ピストン、23゜27・・
・・・・圧力室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンならびにそのエンジンによって駆動される
    可変ピッチプロペラを装備された船舶に使用され、ピッ
    チ制御管と、上記エンジンの過負荷のStに応じて圧力
    が設定されるピッチ修正管と、2つの圧力室を有し、そ
    の一方の圧力室に上記ピッチ制御管の圧力を受け、他方
    の圧力室に通常上記ピッチ修正管の圧力を受け、その圧
    力差に応じて上記可変ピッチプロペラのピッチを設定す
    るピッチポジショナ−と、を有する過負荷防止装置にお
    いて、 上記ピッチ修正管の圧力が予定値を超えて上昇したとき
    、上記他方の圧力室に上記ピッチ制御管の圧力を供給し
    、上記2つの圧力室の圧力差をOとする過負荷制御弁を
    追設した舶用エンジンの過負荷防止装置。
JP54105620A 1978-08-24 1979-08-21 舶用エンジンの過負荷防止装置 Expired JPS5914396B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/936,670 US4239454A (en) 1978-08-24 1978-08-24 Overload protection control circuit for marine engines
US00S.N.936670 1978-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5531689A JPS5531689A (en) 1980-03-06
JPS5914396B2 true JPS5914396B2 (ja) 1984-04-04

Family

ID=25468938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54105620A Expired JPS5914396B2 (ja) 1978-08-24 1979-08-21 舶用エンジンの過負荷防止装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4239454A (ja)
JP (1) JPS5914396B2 (ja)

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Also Published As

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US4239454A (en) 1980-12-16
JPS5531689A (en) 1980-03-06

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