JPS59142371A - 「たて」型塔内への原料分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鉱のシャフト式冷却設備の冷却塔等の如き塔状物内への
原料分配装置に関するもので，特に。

外部からの動力を原料゛分配ホツノくーへ伝える連結部
材の軸受部へのダストの侵入を防止するようにした竪型
塔内への原料分配装置に関するものである。

従来，たとえば、竪型炉，特に高炉内への原料分配装置
としては，特公昭５７−４’７３９２号公報に示される
如く，炉体頂部ケーシング内に原料分配ホッパーを支持
するフレームを一方向へ揺動自在に支持させ，該フレー
ムに原料分配ホッパーをフレームの揺動方向とは直交す
る方向へ傾動自在に支持させ，且つ炉外の駆動源からの
動力によシ原料分配ホツパーを旋回，傾動させるように
した構成のものがある。

しかしながら、上記特公昭５７＝４７３９２号公報に示
されている原料分配装置では，炉中心位置を外れた位置
にある動力伝達軸と原料分配ホッパーとを結合させる連
結部材としてのリンクが炉内に露出した状態で配置させ
であるので。

多くのダストを含む原料の装入時に上記リンクの軸受部
へダストが侵入するという問題が考えられる。

本発明は、特公昭５７−４７３９２号公報に示される発
明を更に改良し耐ダスト性の向上を図ろうとしてなしだ
ものである。

以下１本発明の実施例を図面を参照して説明する。

図面は一例として竪型炉、特に、高炉の原料分配の場合
を示している。

炉体（１）の頂部にケーシング（２）を取り付け、該ケ
ーシング（２）の−側部に、横方向に長く延びる開口（
３）（第２図参照）を設け、該開口（３）の大きさは１
本発明の特徴の１つである平面形状がＹ字型で且つ中空
に形成しであるフレーム（４）がケーシング（２）内に
出し入れできるような大きさとする。上記フレーム（４
）は、その軸部を、上記開口（６）に取り外し自在に取
り付ける７ランジ（５）の中心部に貫通させて、フラン
ジ（５）に軸受（６）を介して支持させ、上記フレーム
（４）の二叉状部をケーシング（２）内に挿入させた状
態でフランジ（５）ヲケーンンク（２）の開口（３）部
に取り付けることによシ、フレーム十）が軸受′（６）
を介してＸ軸回りに揺動できるよう片、持ち支−持され
るようにする。

上記中空状のフレーム（４）の二叉状部内には。

該フレーム（４）の二叉状部の先端から挿入できるよう
二叉状部の円弧に合わせて、曖蹄形状に彎曲させたリン
ク（７）を挿入配置すると共に、フレーム（４）の軸部
内には、該軸部の軸心方向と平行に直線状のリンク（８
）を収納し、該リンク（８）と馬蹄形状のリンク（７）
の中央部とをねじ（９）によシ一体的に結合させ、該直
線状のリンク（８）の外方の端部には、フレーム（４）
の外側端部に横方向（Ｙ軸方向）に回転自在に貫通支持
せろ水平軸（１０）に固着したレバー（１１）の他端が
枢着してあシ、又。

上記軸（１０）にはフレーム（４）の外側に位置する三
叉状の動力伝達軸（１２）が固着してあり、動力伝達軸
（１２）の傾動でリンク（７）　（８）がフレーム（４
）の内部でＸ軸方向へ移動でき、又、動力伝達軸（１２
）がすり粉本運動することによりリンク（７１（８）は
フレーム（４）と−緒にＸ軸回りを揺動すると共にＸ軸
方向−も移動できるようにする。

一方、上記馬蹄型状〜のリンク（７）の両端には。

上記レバー（１１）と同一長さのレバー（１３）を枢着
し、炉中心軸線（１４）上に同心状に配し且つ炉中心軸
線位置で直交するよう（Ｙ軸方向）相対する外側面に揺
動軸（１６Ｘ１６”）を水平に突出させてなるリング状
の原料分配ホッパー支持金物（１５）を、フレーム（４
）の先端に取り付けるだめのフレーム（４′）に、揺動
軸（１６）（１６’）　、軸受（１８）（第６図参照）
にてＸ軸回りに揺動自在に支持させ。

上記フレーム（４’）　ヲフレーム（４）にフランジ（
２８）にて取り付は且つレバー（１０）を揺動軸（１６
）（ＩＳ’）にそれぞれ固着することにより、レバー（
１３）　。

リンク（７）　（８）及びレバー（１１）が平行リンク
を構成して、前記動力伝達軸（１２）が傾動するときレ
バー　（１５）がレバー（１１）と同一角度回動して原
料分配ホッパー支持金物（１５）をＹ軸回シに揺動させ
。

動力伝達軸（１２）のすり粉本運動で原料分配ホッパー
支持金物（１５）に嵌脱自在に支持させた原料分配ホッ
パー（１７）の先端が円運動するようにする。

（１９）はフレーム（４′）−内での組立作業が容易に
行えるようにするだめの開口を塞ぐ組立用蓋。

（２０）はケーシング（２）の天井部の中心部に原料分
配ホッパー（１７）の上端まで達するよう鉛直状態に配
設しである原料投入ンユート、　　（２１）（２２）は
シール材、　　（２３）は軸受（２４）にて回転自在に
且つ上下移動自在に支持されている駆動軸、　　（２５
）は該駆動軸（２３）と動力伝達軸（１２）とを結ぶ連
結材。

（２６）は蓋、　　（２７）はフレーム（４）の二叉部
に設けた組立用蓋である。

炉内への原料分配に際して駆動軸（２６）を上下動させ
ると、連結材（２５）と動力伝達軸（１２）との連結部
の屈曲運動を介して動力伝達軸（１２）が水平軸（１０
）と共にその軸心回りを傾動させられ、１（１０）と一
体のレバー（１１）が同時に回動させられる。この運動
によりレバー（１１）が同方向に同一角度回動させられ
る。レバー（１１）とリンク（力（８）トレｉ−（１３
）は平行リンクを構成しているので。

上記レバー（１１）の回動によりレバー（１３）はリン
ク（力（８）を介してレバー（１１）と同一角度回動さ
せられ、レバー（１３）と−７体的に固着しである揺動
軸（１６Ｘ１６’）を有する原料分配ホッパー支持金物
と原料分配ホッパー（１７）が傾動させられる。この原
料分配ホッパー（１７）の傾動角は、レバー（１１）が
θ度回動するとこれと同じθ度となる。これにより原料
投入シュート（２０）を経て投入される原料を炉内の半
径方向へ分配させることカニできる。

又、原料分配ホッパー（１７）が図示の如く傾斜してい
る状態で駆動軸（２６）を回転させると、連結材（２５
）が駆動軸（２３）の軸心回りを回転させられるため、
動力伝達軸（１２）が軸（１０）との連結点を中心とし
７４円運動、すなわち、すり粉本運動をさせられ、この
運動によりフレーム（４）はフランジ（５）の軸受（６
）部でＸ軸回りに揺動させられると共に、軸（１０）の
回転でレバー（１１）、リンク（７）（８）、レバー（
１３）を介して原料分配ホッパー（１７）がＹ軸回シを
揺動させられる結果、原料分配ホッパー（１７）は炉中
心軸線（１４）回りを旋回させられ、原料は炉内の円周
方向に分配させられることになる。この運動に“、更に
駆動軸（２３）を上下移動させて動力伝達軸（１２）を
傾動させる運動を加えれば、原料を炉内に任意の半径で
円周方向に分配でき、原料の分布を均一にすることがで
きる。

上記の如き運動によシ原料分配ホッパー（１７）の先端
より炉内へ原料を分配させる際、原料分配ホッパー（１
７）に運動動力を伝えるリンク（力（８）やレバー（１
１）（１３）は、すべてフレーム（４）（４’）の内部
に収めであるので、含塵雰囲気の中でもダストがリンク
（７］　（８）　、　　レバー（１１Ｘ１５）に付着す
ることがなく、又、揺動軸（１５Ｘ１５’）部ではプー
ル材（２２）の存在によりダストの侵入を防止でき、上
記リンク（７）　（８）　’、　　レバー（１１Ｘ１３
）は炉内ガスのダストから解放されることになる。

本発明では、フレーム（４）の二叉状部の先端を分割式
とし、その部分より馬蹄型状のリンク（７）を挿入でき
るようにしているため９分割部における原料分配ホッパ
ー（１７）よりの曲げモーメントが小さく且つ分割部の
プール面積が小さいため、フレーム（４）の強度−性及
びシール性を向上させることができる。

第４図は本発明の他の例を示すもので、フレーム（４）
の軸受（６）による支持部の径を小さくするため、′リ
ンク（力及び（８）を曲げてシール＃（２１）の径を小
さくシ、シール部での摩擦抵抗を小さくし、駆動軸（２
３）の回転駆動力を軽減するようにしだものである。

なお９本発明の原料分配装置を高炉の原料分配として用
いたものを図示し説明しだが、高炉に限らず、たとえば
コークス乾式消火設備や焼結鉱のンヤ７ト式冷却設備等
の冷却塔の如き塔状物への原料分配を行う場合にも適用
できることは勿論である。

以上述べた如く本発明の原料分配装置によれば、外部の
駆動源から原料分配ホッパーを傾動や旋回させるよう動
力を伝えるリンク、レバー等を原料分配ホッパーを支持
するフレームの内部に収納し、竪型塔内に露出していな
いようにしであるだめ、リンク、レバー等の回転部への
ダストの侵入がなく、ン長寿命化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原料分配装置の一例を示す部分切断正
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ矢視図、第３図は原料分
配ホラパル支持金物の支持部の状態を示す断面図、第４
図は本発明の原料分配装置の他の例を示す概略図である
。 （１）・・・・・・・・炉体、（２）・・・・・・・・
・ケーシング、　　（４Ｘ４’）・・・・・−・フレー
ム、　（５）・・−・・７ランジ、　（６）・・・・・
・軸受、　（７）（８）・・・・・−・リンク、　　（
１０）・・・・・・・・・水平軸、　　（１１）・・・
−・・・・レバー、（１２）・・・・・・・・動力伝達
軸、　　（１３）・・・・・・・・・レバー、　　（１
７）・・曲・−・原料分配ホッパー。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 第２図 ２ １’ｊ　　　２８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）竪型塔の頂部内に一方向へ揺動可能に支持したフレ
   ームに、原料分続ホツハーヲフレームの揺動力向とは直
   交する方向へ傾動可能に支持させ、塔外の駆動源に連結
   させた動力伝達軸を、すり粉本運動と傾動運動できるよ
   うにして塔中心軸を外れた位置に設け、該動力伝達軸と
   原料分配ホッパーとを連結部材を介して結合した竪型塔
   内への原料分配装置において、上記動力伝達軸と原料分
   配ホッパーとを結合する連結部材を、上記フレームの内
   部に納めたことを特徴とする竪型塔内への原料分配装置
   。