JPS5914214B2 - 圧電キ−ボ−ド - Google Patents

圧電キ−ボ−ド

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Publication number
JPS5914214B2
JPS5914214B2 JP53151926A JP15192678A JPS5914214B2 JP S5914214 B2 JPS5914214 B2 JP S5914214B2 JP 53151926 A JP53151926 A JP 53151926A JP 15192678 A JP15192678 A JP 15192678A JP S5914214 B2 JPS5914214 B2 JP S5914214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
wiring board
printed wiring
permanent magnet
hammer
Prior art date
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Expired
Application number
JP53151926A
Other languages
English (en)
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JPS5578417A (en
Inventor
豊樹 北山
利信 上田
育夫 並木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP53151926A priority Critical patent/JPS5914214B2/ja
Publication of JPS5578417A publication Critical patent/JPS5578417A/ja
Publication of JPS5914214B2 publication Critical patent/JPS5914214B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、変換素子として全固体化した圧電プリント配
線板を用いることにより、高信頼化、薄形化を実現し、
さらに操作性を向上させることが可能となる圧電キーボ
ードに関する。
従来この種の圧電キーボードにおいて、信号検出用電極
やその配布線を施したプリント配線板上に高分子系圧電
体シートを積層圧着してなる圧電プリント配線板を変換
素子として用い、この圧電プリント配線板の使用に際し
て圧電体表面の電極を用いることなく、プリント配線板
上の電極のみで信号を検出する方法が用いられている。
そして、このような方法を用いることによって、圧電プ
リント配線板の曲げ応力や振動応力が加わることにより
発生する圧電出力を取り除くことが可能となり、またプ
リント配線板の固定が簡単で、通常のプリント配線板の
実装と同様の手法により実装することが可能となってい
る。
しかし、この場合の要求条件としては、圧力応加方法に
あり、一般に、特願昭50−133611号(特開昭5
2−57983号公報)に代表される押ボタン機構が用
いられ、ハンマに導電性材料を用いることが必要とされ
ている。
したがって、このような構成による装置の欠点として圧
電プリント配線板に押下刃を加えたとき衝撃音が発生す
ることが挙げられている。
さらに、上述した構成による信号検出方法では、ハンマ
を対向電極として用い、このハンマは、接地間とは、・
・ンマの持つ接地に対する容量結合によってのみ接続さ
れており、ハンマをばね材を通して接地する方法や・・
ウジング機構を導電性材料を用いて接地する方法等も考
えられているが、実用上充分な信頼性を有するものを得
ることが困難であった。
また、このことによって得られる信号は、容量結合によ
り接地されたハンマを通して得ることになるため、大き
な信号を得るためには非常に高いインピーダンスの素子
としS/N比の低下を招いたり、発生信号が小さくなる
という欠点も有していた。
本発明は、これらの欠点を除去するために、圧電体上に
接する突子を有しかつ接地された導電材からなる接触子
な用いることになり、出力信号の増大と、S/N比の向
上がはかれるとの発見にもとづいて行なわれたもので、
安全でかつ信頼性が高く、しかも経済的に製造すること
を可能ならしめた圧電キーボードを提供するものである
以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明する
図は本発明に係る圧電キーボードの一実施例を示す簡略
構成図であり、同図において、符号1は押釦で、この押
釦1は装置のキーハウジング2に摺動自在に嵌合してお
り、このキーノ・ウジング2の下端部には例えば環状の
永久磁石3が固定されている。
そして、この環状の永久磁石3の下側には円盤状磁性体
からなる吸着板付きハンマ4が配置されており、この吸
着板付きノ・ンマ4と前記押釦1との間はコイルスプリ
ング5によって連結されている。
また、吸着板付きハンマ4の直径は永久磁石3の中央の
透孔3aの直径よりも大きく、かつその下面には、吸着
板付きノ・ンマ4の下方に位置する接触子6を衝打する
ところの突起4aが突設されている。
ここで、この突起4aと接触子6との間の距離はコイル
スプリング5のばね定数、永久磁石3の磁力、許容され
る押釦1のストローク等を考慮して決定される。
そして、以上の押釦1、キーハウジング2、永久磁石3
、吸着板付きハンマ4、コイルスプリング5等によって
キー機構が構成され、このキー機構は永久磁石3の吸着
力とスプリング5の蓄勢力とにより押釦1の押下速度に
関係なく、一定速度以上で・・ンマ4による衝撃応力を
加えることができるうえで効果を発揮し得るものである
また、前記接触子6は導電性を有する金属材料により形
成されており、接地された構成となっている。
さらに、この接触子6が載置されるところの圧電プリン
ト配線板7は、その表面に複数個の信号検出用電極γ1
aおよびこの信号検出用電極71aをその読出線(図示
せず)に接続するための接続用回路(図示せず)を各々
設けたプリント配線板γ1と、このプリント配線板11
の表面に重ねて設けられるとともに高分子複合物により
膜状に形成されかつその両面に高電圧をかげてポーリン
グ処理した高分子圧電体膜12とから構成されている。
そして、このような構成とすることによって、従来のよ
うにキー機構の吸着板付きノ・ンマ4なる可動部品を接
地するのではなく、導電材により形成され電極として機
能する接触子6なる固定部品を接地する構成とすること
が可能となり、信頼性良く、接地した固定部品により、
圧電プリント配線板1に対し衝撃応力を加えることが可
能となり、従来のように電極として機能する・・ンマで
直接圧電プリント配線板を衝撃した場合に比して約3倍
の出力電圧値を得ることが可能となり、安定な動作を得
ることが可能となった。
特に、本発明によれば、図からも明らかなように、接触
子6の下面に、圧電プリント配線板T上に接しプリント
配線板71上の信号検出用電極γ1aに対向する2個の
突起61を設けており、これにより吸着板付き・・ンマ
4にて一定の衝撃応力を加えることによって2点に拘持
な応力を加え、圧電体膜72に応力を集中させ、さらに
信号検出電極71a間との電気容量を低減することがで
き、これにより出力を増大きせることか可能となる。
そして、上述した構成によれば、前述したキー機構の原
理より明らかなように、一定速度で衝撃応力が加えられ
ること、さらに2点以上に均等な応力集中を加えること
ができることは容易に理解されよう。
また、このように接触子6を用いることは、圧電プリン
ト配線板γに固定した表面電極は構成していないため、
振動応力や曲げ応力による信号の発生は、通常の圧電キ
ーボードと同様発生せず、実装上は通常の圧電キーボー
ドと同様に取り扱うことが可能である。
さらに、このように接触子6を用いることによって、発
生信号を大きくすることもできるため、押下刃を小さく
しても安定な動作が可能で、しかも小さな衝撃力により
動作ができるため衝撃音を小さくできる。
また、上述した第1の実施例と同様な構成において、接
触子6の表面に、ゴムシートや高分子シートのような粘
弾性体層を装入することにより、吸着板付き・・ンマ4
と接触子6との直接の衝突を避けることができるので、
衝撃音のさらに低下なはかることが可能であり、さらに
この構成を用いることにより、発生信号パルスの波形を
スムーズな単一パルスのみが得られるようにすることが
可能であるという利点も有している。
その実施例としては、0.05〜1叫程度の各種のゴム
シート、ポリエチレン等の高分子シートを用いて行なっ
た。
また、接触子6に、ビニールテープ等の粘着剤を用いて
接着した高分子フィルムによっても同様の効果を得てお
り、さらに接触子6に塗装等により得られる塗膜によっ
ても同様の効果が得られることも実験により確認されて
いる。
また、上述した第1の実施例の構成において、吸着板付
き・・ンマ4の衝撃部分を高分子材料とすることによっ
て、この高分子材料が接触子に衝撃応力を加える構造と
なるので、第2の実施例と同様にスムーズなパルスの波
形が得られ、柔らかな衝突音とすることによって、低騒
音化をはかることが可能となった。
このように接触部分を金属から、比重の軽い高分子材料
とすることにより、前記吸着板付き・・ンマの重量を軽
くすることが可能となり、吸引力の弱い小さな永久磁石
を用いたとしても吸着板付きハンマの復旧が可能となり
、この面からの製造上の経済的効果を得ることもできる
以上説明したように本考案によれば、プリント配線板上
に配置された圧電体を衝打する・・ンマを備えた圧電キ
ーボードにおいて、前記圧電体上に、突子を有しかつ接
地された導電材からなる接触子を介して衝撃応力を加え
る構成とすることによって、圧電プリント配線板より発
生する信号を大きくすることができるので、安定な動作
が保証された圧電キーボードが得られ、また、押下刃を
小さくすることも可能となり、よって低騒音化もはかれ
るという効果を有する。
さらに、接触子と吸着板付きハンマの衝突部分に高分子
材料のような粘弾性材料を用いることにより、直接金属
同士の衝突部分を無くすことができるので、さらに低騒
音化が可能となるのみでなく、発生信号パルスをスムー
ズな形にすることも可能になるという種々の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る圧電キーボードの一実施例を示す簡略
構成図である。 1・・・押釦、2・・・キーノ・ウジング、3・・・永
久磁石、4・・・吸着板付きハンマ、5・・・コイルス
プリング、6・・・接触子、1・・・圧電プリント配線
板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押釦を摺動自在に支持するキー・・ウジングの下端
    部に設けられた永久磁石に吸着保持されかつその下方に
    所定間隔おいて配置されたプリント配線板上の圧電体を
    前記永久磁石の吸着力と前記押釦との間に介装されたス
    プリングの蓄勢力によって衝打するハン→を備えた圧電
    キーボードにおいて、前記圧電体上に接する突子を有し
    かつ接地された導電材からなる接触子を、前記ハンマか
    ら所定間隔おいて圧電体上に設けたことを特徴とする圧
    電キーボード。 2 接触子を衝打する・・ンマの衝打部分な、高分子材
    料で代表される粘弾性材料にて形成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の圧電キーボード。
JP53151926A 1978-12-11 1978-12-11 圧電キ−ボ−ド Expired JPS5914214B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53151926A JPS5914214B2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 圧電キ−ボ−ド

Applications Claiming Priority (1)

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JP53151926A JPS5914214B2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 圧電キ−ボ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578417A JPS5578417A (en) 1980-06-13
JPS5914214B2 true JPS5914214B2 (ja) 1984-04-03

Family

ID=15529212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53151926A Expired JPS5914214B2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 圧電キ−ボ−ド

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166817U (ja) * 1984-10-09 1986-05-08
JPS6166816U (ja) * 1984-10-09 1986-05-08
JPH0441527Y2 (ja) * 1985-04-16 1992-09-30

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JPS517488U (ja) * 1974-07-04 1976-01-20
JPS5257983A (en) * 1975-11-08 1977-05-12 Nippon Telegraph & Telephone Push button mechanism

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