JPS59141468A - セラミツクスと金属との接合方法 - Google Patents

セラミツクスと金属との接合方法

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JPS59141468A
JPS59141468A JP1456083A JP1456083A JPS59141468A JP S59141468 A JPS59141468 A JP S59141468A JP 1456083 A JP1456083 A JP 1456083A JP 1456083 A JP1456083 A JP 1456083A JP S59141468 A JPS59141468 A JP S59141468A
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ceramic
friction welding
ceramics
welding
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広衛 大川
伊達 洋彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、セラミックスと金属との接合方法に関する
ものである。
近年、セラミックス材料は、新たな構造用材料として2
主目されるようになってきており、本来的に有している
優れた耐熱性や耐食性に加゛えて、強度、耐衝撃性、熱
衝撃性にも優れた材料の開発研究が進んでいる。具体的
に”t−h、例えば自動車用部品として、ピストン、バ
ルブ、シリンダライチ等のエンジン部品、あるいは、ガ
スタービン、ターボチャージャ等のロータ部品、さらに
は宇宙航空機器用部品への適用の検討が進められている
これらのセラミックス部品は、その全体がセラミックス
材料から形成されることもあるか、多くの場合金属との
組み合わせにより形成され、したがって、セラミックス
と金属との接合部が発生することが多い。このような組
み合わせによって、セラミックスの特長である高温強度
、断熱性、耐熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れた特性と、
金属の特長である低価格、高靭性、信頼性に優れた特性
とを合わせ持つ部品が新たに得られるようになり、金属
としてA文合金やTi合金などの軽金属を用いれば部品
の軽邦化を実現すること力(可能となる。
それゆえ、従来より、セラミックスと金属とを接合する
ための種々の接合法が開発されており、例えば、焼ばめ
法、金属被覆プラスろう付法、直接ろうイ・]法、拡散
接合法などが開発されている。
これらのうち、焼ばめ法はセラミックスか圧縮応力に強
いことおよびセラミックスと金属との間に熱膨張係数差
を有することを利用したものてあって、広範囲な材料の
組み合わせに適用できるという”利点を有しているが、
熱が加わったときに金属の熱膨張により結合力が低下す
ること、同形状の端面同士では接合が困gfl−てあっ
て継丁−γテ1(形状に制限があること、セラミックス
および金属の加工粘度を高くする必要があり、特に高硬
度のセラミックスの加工費が高くなることなとの欠点を
有している。
また、ろうイづツノ:や拡散接合法では、真空中あるい
は特殊な雰囲気中で長時間の処理か必要であること、表
面の酸化膜が除去されないため継手強度が低いことなど
の欠点を有している。
そこで、本発明者らは、これまゼの接合法を再検討し、
ある条件て選定されたセラミックスと金属とを摩擦圧接
により接合すれは、簡単に接合可能であると同時に、そ
れらの接合界面が機械的な結合によらず、化学的に結合
して非常に大きな接合強度が得られることを見い出した
この摩擦圧接は、従来より金属同士の接合に用いられて
いる方法であり、大気中での作業が可能であって作業性
が良く且つ設備費が紙庫であること、圧接時間が短く作
業効率が高いこと、ろう付法等のように界面に第3の材
料を必ずしも必要としないこと、接合面のみ加熱される
ためエネルギ効率が高く、操業コストが安くなること、
′金属側接合面の酸化物はハリとして外周方向に押し出
されて清浄な面で接合するため、接合部の信頼性が高い
ことなとの利点を右している。
この発明は、このような摩擦圧接の利点を十分に活し、
且つセラミックス製部材に対する金属製部材の接合面を
所定の条件の金属元素で構成することにより、セラ、ミ
ンクスと金属との接合を高い継手強度でイ!Iることか
できる方法を提供することを目的としている。
すなわち、この発明は、セラミックス製部材と金属製部
材とを摩擦圧接によって接合するに際し、前記セラミッ
クスを構成する主たる金属元素と同セラミンクスを構成
する非金属元素すなわち0、N、C元素のうち最大量の
元素(主たる非金属元素という)との標準生成自由エネ
ルギを△GCとしたとき、金属製部材の接合面を、前記
セラミックスを構成する主たる非金属元素のうち最大量
の元素との標準生成自由エネルギ△GMが、ΔGM≦Δ
GCであり珪つ融点以ドにおいて相変態のない金属元素
で構成して、摩擦圧接によって接合することを特徴とし
ている。
この発明において、セラミ・ンクス製部材を構成するセ
ラミックスとしては、金属元素と主たる非金属元素であ
るO:N、C元素とが各々単独の相み合わせで、あるい
は複数の紹み合わせて生成分となるセラミ、ンクス材料
で、具体的には、代表的な構造用セラミックス材料であ
るSiC。
S i3N4  、PSZ (部分安定化ジルコニア)
へ父203.MgO,サイアロン(Si3N4−AM、
03)等を用いる。このとき、セラミックスを構成する
主たる金属元素と、同セラミンクスを構成する主たる非
金属元素であるO、N、C元−素のうちの最大量の元素
との標準生成自由°エネルギがΔGCであるとする。
また、金属製部材の接合面を構成する金属としては、前
記セラミックスを構成する主たる非金属元素であるO、
N、C元素のうち最大量の元素と該金属の主たる金属元
素との標準生成自由エネルギ△GMか、該金属の融点以
下においてΔGM≦ΔGCであり且つ前記融点以下にお
いて相変態のないものという二つの条件を満足するもの
を用り、)るが、具体的には、前者の条イノ1を満たす
ものとしてセラミックスがSiCの場合にはCr、Ti
AM、Zr等の金属および合金、Si3N4の場合には
Mg 、A文、Ti、Zr等の金属および合金、PSZ
の場合にはAM、Mg等の金属および合金が挙げられる
。一方、相変態のないという後者の条件をも満足すると
なると、前記金属中Ti、Zrは好ましくない。
この発明において、セラミックス側の標準生成自由エネ
ルギΔGCと、接合面を構成する金属の主たる金属元素
と主たる非金属元素であるO2N、C元素との標準生成
自由エネルギΔGMとの関係が、特に該金属の融点以下
において、八GM≦ΔGCであるような条件としたのは
、次の理由による。
すなわち、接合界面ての結合に関与する力は、■機械的
結合力、■ファン・デル・ワース力、■化学的結合力で
あるか、これらのうち、■と■たけて1±大きな結合力
は得られず、主として結合力を左右するのは■である。
この化学的結合力は、界面で新たな化合物が形成される
ことにより生する力であるが、摩擦圧接後の界面をX線
回折で解析しても化合物の形成は確認できず、数原子層
だけに形成されているか、あるいは単に最表面層の原子
のみが侃換されているものとH1o定される。そこで、
前記したような化学的接合力を得るためには、標準生成
自由エネルギの値が反応の推進力となる。例えば、アル
ミニウム合金と窒化けい素セラミックスとの反応では、
500℃において、(1) 3/2 S i +N2→
l/2 S i3 N4ΔGC= −60000(ca
l/g −mol N2)(2)2Aグ+N2→2A文
N △にM=  −113000(cal/g  争 mo
l  N2.)となる。従って、−]二記式(1)(2
)よりN2を消去すると、 (3)I/2  S i3 N、+2A文→2A文N+
3/2S’i ΔG−−53000 (cal/g −mol )とな
り、矢印の方向に反応か進行してAuNが生成される。
また、同時に生成したSiはAM中を拡散することとな
る。このように、ΔGM≦ΔGCであれは化学的結合力
を得ることができ、接合界面での結合力が大となる。
通隼の場合、例えは窒化けい素るつぼ中でのアルミニウ
ム合金の溶解時などにおいては、窒化けい素とアルミニ
ウム合金とは反応しないが、回転エネルギを利用した摩
擦圧接にあっては、接合;;i材の接合端面上の伺着物
および醇化物は前述した通りパリとして外周方向に押し
出されるため、接合端面ば清浄な面となり、相互の原子
がファン・デル・ワース力の作用するところまヤ押し伺
けられるため、理想的な界面反応が前述の反応式に従っ
て起り、接合界面で大きな結合力を得ることができる。
なお、ΔGM=ΔGCであっても良いため、金属側の主
成分となる金属元素と、セラミックスを構成する主たる
金属元素とが同じものである場合をも含むことはいうま
でもない。
従って、」−記の条件を満足するセラミックスと金属と
の組み合わせとしては既に記述したが、セラミックス側
がA!Q203  、Zr07  、SiC。
Si3N4等であれば接合面を構成する金属はA9.ま
たはその合金とすることができ、セラミックス側として
MgO、Z r02  、S i、、、N4等を用いる
場合には金属はMgまたはその合金を用いることができ
る。
Sらに、」二記した標準生成自由エネルギの条件に加え
、前記金属の融点以下、換言すれば固相温度範囲におい
て、相変態のない金属および合金を選定する必要がある
。この理由は、摩擦圧接時において、摩擦面は瞬間的に
融点近傍まで温度が上貸し、接合後は常温まで冷却され
るが、変態点があると結晶構造が変化し、格子間隔およ
び熱膨張係数も変化して、接合゛界面で急激な歪を生じ
、接合力が著しく低下するか、あるいは接合しなくなる
ためである。例えは、Tiは常温においてα相でちゅう
富六方晶を示し、883°C以−Lの温度においてはβ
相で体心立方品となるため、接合力が小さなものとなる
か、あるいは接合しない。また、Zrもほぼ同様な温度
で相変態を示すため、接合力が小さなものとなるか、あ
るいは接合しない。これに対してA、QおよびA1合金
は、同相温度範囲でα相かα+β廂であり、新たな相の
晶出はなく、また、高温時はα相のみであり、冷却とと
もに固溶限界が小さくなり、本来他相が晶出してくる成
分比内であっても摩擦圧接では急激に温度が低下するた
め殆どの場合に異相は晶出しない。従ってA文またはA
1合金と前述のセラミックスとの摩擦圧接を行うと、特
に強固な接合界面を有する継手が得られることとなる。
なお、この発明でいう金属製部材の接合面とは、摩擦圧
接待においてセラミックスとの圧接状態でセラミックス
と相対回転する面をいう。
この発明において好ましく適用されるセラミックスの材
質としては既に例示したものがあるが、摩擦圧接による
接合であるため、優れた靭性および熱衝撃特性を有する
ことがより望ましく、以ド、これについて説明する。
すなわち、摩擦圧接に好ましく用いられるセラミックス
としては、圧接時に強大な回転トルクが加わるため、摩
擦圧接装置との間ですベリか防止できるチャック力に耐
えうろこと、および圧接開始直後に、すなわち、セラミ
ックス−金属の端面同士が接触を開始した瞬間に、全圧
接工程で最大のトルク(初期トルク)が発生するが、こ
のトルクによるせん断力に酎えうること、などが要求さ
れる。
従来よりセラミックスにおける衝撃的なせん断力に°対
する評価の指針として種々の測定方法が提案されている
が、本発明者らは、各種市販のセラミックスをビッカー
ス硬さ計を用いてKc値(破壊靭性を表わす応力拡大係
数で、この値が大きい程靭性に優れている。)を測楚し
た。すなわち、Kc値の測定にあたっては、ビッカース
硬さ計を用いてセラミックスに圧子を押し伺け、第1図
に示すように、セラミフクス1に形成された圧痕2の先
端に生じたクランク3の長さを測って次式により求めた
Kc−(π2 jan 68°) −’ −1’ −C
2−(4)ただし、Pは荷重 Cはクラックの長さ なお、セラミフクス1は、その端面をダイヤモンド工具
により平面研磨し、表面粗さRmax=0.2μとなる
ようにした。その結果を第1表のKc値の項に示す。
第1表に示すように、同表に示す範囲内では部分安定化
ジルコニア(P S Z)のKc値が最も高かった。
次に、上記各セラミックスについて、摩擦圧接装置期の
クラック発生状況について調べた。このとき、第2図に
示すように、一方を直径20mmのセラミックス4とし
、他方を直径10mrIlのアルミニウム合金5として
、それぞれ回転側チャックiおよび固定側チャック7に
取り付けた。このとき、通常の摩擦圧接で用いられる軸
部材の直径は10〜60mmの範囲であり、直径が小さ
くなれば初期トルク値も小さくなるため、アルミニウム
合金5のll′j径は前記の如(10mmとした。また
、回転数は、looorpm、予熱粕力5 kg/ m
m2、よりスピード1mm/seeのブレーキ方式によ
る圧接条件で摩擦実験を行った。そして、アルミニウム
合金5がセラミフクス4に接触した瞬間に両署を引き囚
し、セラミックス4へのあたり部近傍のクランクの発生
状況を400倍の光学顕微鏡で観察した。この場合、当
然のことながらPl擦実験前のセラミックス4の表面に
はクラックが発生していないことを確認している。この
結果を同じく第1表に示す。
第1表に示すように、Kc値が高いものほどクラックが
発生し鮪く、摩擦圧接に適するセラミックスとしてはK
c値が高いものほど好ましく、Kc値で4以上のものが
適していると言える。
次に、セラミックスの熱衝撃特性について説明すると、
摩擦圧接中に接合界面で発生する摩擦熱によって、セラ
ミックスの熱衝撃特性が圧接後の接合界1m強度および
セラミックスの強度特性に大きな影響を及ぼす。通常、
異種材料間の摩擦圧接における摩擦圧接面の温度は、低
融点側材料の融点の0.6〜0.8までと列する。例え
は、A文系合金では400〜500°Cの温度範囲で接
合面温度は上昇する。従って、熱衝撃温度の高いセラミ
ックスが摩擦圧接に適している。そこで、本発明者らは
、水中投下法によって、各種セラミックスの熱衝!12
t=度を調べたところ、第2表に示す結果となった。
第    2    表 第2表に示すように、同表に示す範囲内ではホットプレ
ス窒化けい素の熱衝撃温度が最も高かった。
上記したセラミックスと金属との接合においては、セラ
ミックス製部材および金属製部材が共に軸状部材である
か、あるいはセラミックス製部材または金属製部材の一
方が軸状部材でかつ他方が接合平端面を有する部材であ
るi合に適しているが、その場合、前述したように、接
合面を構成する金属としては、A文およびA文合金1M
gおよびMg合金等が適しているが、FeおよびFe合
金(構造用等の炭素鋼、低合金鋼、ステンレス鋼、耐熱
鋼等)、CuおよびCu合金、TjおよびTi合金、N
iおよびNi合金、ZrおよびZr合金、超硬合金等の
金属には適さないことがある。しかしながら、」二記金
属はAfLまたはMgおよび合金との金属同士の接合は
可能であるので、摩擦圧接に際しては、セラミックスと
、前記セラミックスとの摩擦圧接に適さない金属との間
に、セラミックスとの摩擦圧接に適する金Jfを接合8
1(材として介在させて接合面を摩擦圧接に適する金属
で構成すれは良い。
例えば、金属製のターボチャージャインペラ軸と、セラ
ミックス製のターボチャージャロータ軸との接合におい
て、インペラ軸がA1合金製である場合には、インペラ
軸の高速回転によってその軸支部分のA文合金が摩耗を
生じるため、耐久性の面から問題がある。また、A文合
金は1耐熱性にも劣っている。従って、耐摩耗性や耐熱
性などの面からインペラ軸をステンレス鋼製とすること
も対策の一つとして考えられるが、前述したように、セ
ラミツ沙スとステンレス鋼との摩擦圧接は困難である。
一方、AIおよびA文合金とステンレス鋼等の鋼との接
合において、融接による接合では両者の間でAMとFe
からなる脆い金属間化合物が生成されるので、良好な継
手を得ることができない。
これに対して固相接合である爆発圧接や摩擦圧接によれ
は金属間化合物が生成されないため両者の接合が可能で
ある。特にオーステナイト系ステンレス鋼とA1合金と
の摩擦圧接では、A文合金並みの接合強度が得られるこ
とを確認している。
そこで、セラミックスと鋼の両方に摩擦圧接がo7能で
あるA文またはA文合金を接合部材として両者の間に介
在5せることによって、セラミックスと鋼との接合が可
能となり、前記ターボチャージャインペラ軸(インペラ
はA1合金でも可)を耐摩耗性および耐熱性の優れた鋼
製とすることができるようtこなる。
ところで、セラミックスと、前記セラミックスとの1¥
擦圧接に適さない金属との間に、上記A文等のセラミッ
クスとの摩擦圧接に適する金属を接合部材として介イ1
させるに際しては、セラミックスとへ父稼とは摩擦圧接
によるしか強固な接合が得られないため、」二記A文等
を、前記摩擦圧接に適さない金属の少なくとも接合端面
側にあらかしめ固着させておくか、あるいはセラミック
スと金属との間に介挿して摩擦圧接により接合するな′
との手段を採用することができる。
これらのうち、A9L等をあらかしめ固着させておく場
合には、溶射、蒸着、メンキ等の方法を利用することが
できるが、いずれにしてもA文等を金属に対して強固に
接合しておく必要はなく、その後の摩擦圧接11ケにそ
の接合が強固になるようにしておけば良い。
一力、A!1′4を介挿しておく場合には、A文外の箔
としてセラミックスと金属との間に介挿し、摩擦圧接に
よって三者を一体に接合するようになすのか良い。この
とき、摩擦による発熱は、セラミックスとAl1の箔と
の間、およびへ立客の箔と金属との間において生し、三
者の摩擦圧接は高い強度で行うことかできる。
以下、実施例を比較例と共に説明する。
実施例1.比較例 ブレーキカ式の摩擦圧接機を使用し、第2図に示す金属
5側として、直径20mm、長さ100mmの炭素鋼(
520C)、ステンレス鋼(SUS304)、Mg−A
文合金(AZ31)、純A文、A文合金(5052)、
純Ti、Ti合金(Ti−6%A4−4%■)、純Cu
をyひ、セラミックス4側として、直径30mm、長さ
60mmのアルミナ、常圧焼結およびホットプレス窒化
けい素、常圧焼結およびホットプレス炭化けい素。
部分安定化ジルコこアを選んで、それぞれ固定側チャッ
ク7および回転側チャック6に取り(=Jけて、第3表
に示す条′件で摩擦圧接を行い、その後−θ温引張試験
を行った。その結果を第4表に示す。なお、第4表にお
いては、各組み合わせ4rfに10本ずつの引張試験を
行った平均値(kgf /mm2)を示しており、O6
±良好な継手弓徂度力′−q等られたこと、ムは接合か
可能であったこと、xiftc合が不可能であったこと
をそれぞれ示して17)る。
第    3    表 第4表に示すように、′窒化けい素および部分安定化ジ
ルコニアに対してはA文およびA1合金との組み合わせ
において特にすぐれた継手強度を得ることかできた。ま
た、MgおよびMg合金においても一部接合が可能であ
ることがわかった。
実施例2 ブレーキ方式の摩擦圧接機を使用し、第3図に示すセラ
ミ・ンクス8として、直径30mmの常圧焼結窒化けい
素を遭ひ、このセラミックス8を回Φバ側チャック9に
取り伺けると共に、金属10として、的径20mmのオ
ーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)を選ひ、
この金属10を固定側チャンクl】に取り伺けた。また
、セラミックス8と金属2〇との間に介挿する接合部材
12として、厚さ0.25mmの純A文箔を〆ひ、この
純A文鉛12の焼鈍したものを金属10に被せて接合面
とした。
この後、回転数180 Or p m 、 ]]′−熱
推力1、6 ton  、 ”f−fj3時間0.5s
ec、アブセフ +−4fl力3 、 ] tonの条
ヂIで摩擦圧接を行った。
次いて、圧接後の接合部断面を光学顕微鏡および走査型
電子顕微鏡により観察したところ、光学顕微鏡(X40
0)による接合fj(+、開断面第4図に示す如くであ
り、An箔は約0.1mmに減少しており、接合部の全
面にわたって勇しく良好に接合していることが確認され
た。
次に、継手部の接合強度を確認するため10本について
引張試験を行ったところ、平均して引張荷重11 、 
Okgf 7mm2で破断した。また、破断位置はステ
ンレス鋼とA文箔との界面およびセラミックス母材であ
った。
実施例3 ブレーキ方式の摩擦圧接機を使用し、実施例2と同しセ
ラミックス8および金属10をそれぞれチャンク9,1
1に取り伺けた。たたし、ここで使用した金属10は、
あらかしめプラスマ溶射により純A文を溶射して接合面
を構成したものである。なお、このときド地処理として
サントソラストおよび脱脂を行った。また、4δq4層
と金りべ(SUS304)との間の鑑′活度はあまりr
r <ないものてあった。
次いて、実施例2と同し条件で摩擦圧接を行い、圧接後
に接合部の断面をrT&察したところ、実施例2のA[
箔の場合と同様に、接合部の全面にわたって著しく良好
に接合していることが確認された。なお、溶用後の純A
文溶射層はポーラスなものであったが、圧接後には空孔
等は全く確認されず、したがって溶剤層はポーラスなも
のであっても良く、かつ金属10との密着度がさほど良
好でなくとも良いことが確かめられた。
次に、継手部の接合強度を確認するため10本について
引張試験を行ったところ、平均して破断荷重は8 、6
kgf 7mm2であり、A文溶射層中の酸化物の影響
のためか実施例2のA文箔の場合に比べて若干劣ってい
た。また、破断位置はステンレス鋼とA文溶剤層との界
面およびセラミックス1v材てあり、破断位置は前記A
文箔の場合とほとんど同じで外観」二の区別はつかなか
った。
実施例4 ここでは、セラミックスをして直径24川m ’7) 
部分安定化シルコニ゛ア・を用いたほかは、実施例2の
圧接機、圧接条件により実施した。
次いで、圧接後の接合部断面を観察した”ところ、実施
例2の場合と同様にA文箔は約0.1mmに減少してお
り、接合部の全面にわたって著しく良好に接合している
ことが確認された。
また、引張試験を行った結果、引張強さで平均12・O
kgf 7mm2であり、窒化けい素の場合よりも高か
った。さらに、破断位置は、ステンレス鋼とA文箔との
界面、A文箔中、A文箔とセラミックスとの界面および
セラミックス母材であり、セラミックス母材の割れは極
わずかな部分てあった。
以上説明してきたように、この発明によれは、セラミッ
クス製部材と金属製部材とを摩擦圧接によって接合する
に際し、摩擦圧接による利点を十分に活すと同時に、セ
ラミックスと金属とを各々所定の条件で選定することに
より、セラミックスと金属との接合を高い継手強度てf
lJることか可能であり、セラミックスと該セラミック
スに対する摩擦圧接が適していない金属との接合に際し
ては、前記セラミックスおよび金属の両方に摩擦圧接が
可能である金属を接合部材として両者の間に介在させる
ことにより、セラミックスと該セラミックスに対する摩
擦圧接が適していない金属との摩擦圧接も可能であり、
セラミックスと金属との接合における材料の選択幅を従
来に比べて著しく増大することが可能であるという非常
に優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はセラミックスのKc値を糸11定する際の圧痕
およびクラックの様子を示す説明図、第2図はセラミッ
クスと該セラミックスとの摩擦圧接に適する金属との摩
擦圧接要領を示す説明図、第3図はセラミックスと該セ
ラミックスとの摩擦圧接に適さない金属との摩擦圧接要
領を示す説明図、第4図は実施例2における接合部断面
の顕微鏡写真である。 4.8・・・セラミックス、5.10・・・金属。 @1図 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス製部材と金属製部材とを摩擦圧接に
    よって接合するに際し、前記金属製部材の溶合面を、前
    記セラミックスを構成する主たる金属元素と同セラミッ
    クスを構成する主たる非金属元素との標準生成自由エネ
    ルギΔGCよりも前記非金属元素との標準生成自由エネ
    ルギΔGMが等しいか小であり、且つ融点以下において
    相変態のない金属元素で構成して、摩擦圧接によって接
    合することを4M’fffとするゼラミンクスと金属と
    の接合力法。
  2. (2)金属製部材が、該金属製部材の接合端面を構成す
    る金属で一体に形成されている特許請求の範囲第(1)
    項記載のセラミックスと金属との接合方法。
JP1456083A 1983-02-02 1983-02-02 セラミツクスと金属との接合方法 Pending JPS59141468A (ja)

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JP (1) JPS59141468A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156138U (ja) * 1984-09-18 1986-04-15
JPS61279377A (ja) * 1985-06-04 1986-12-10 Kubota Ltd セラミツク部材と金属部材の接合方法
US4901904A (en) * 1985-07-22 1990-02-20 Ngk Insulators, Ltd. Method of producing brazing metals

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