JPS5914140Y2 - スナツプリングプライヤ− - Google Patents
スナツプリングプライヤ−Info
- Publication number
- JPS5914140Y2 JPS5914140Y2 JP5493881U JP5493881U JPS5914140Y2 JP S5914140 Y2 JPS5914140 Y2 JP S5914140Y2 JP 5493881 U JP5493881 U JP 5493881U JP 5493881 U JP5493881 U JP 5493881U JP S5914140 Y2 JPS5914140 Y2 JP S5914140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- snap ring
- arms
- support frame
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスナップリングプライヤーに関するものである
。
。
軸受穴等に軸受けされる回転軸などが軸方向に移動しな
いように取付けられるスナップリング(C形止め輪等)
はスナップリングプライヤーを用いて着脱される。
いように取付けられるスナップリング(C形止め輪等)
はスナップリングプライヤーを用いて着脱される。
スナップリングはほぼC字状をしておりその両端部にプ
ライヤーの先端のピンが嵌合される小孔を有する。
ライヤーの先端のピンが嵌合される小孔を有する。
このスナップリングは一定の形状を保持しており、直径
が大きくなる方向あるいは小さくなる方向に対して抵抗
しようとする弾力か゛ある。
が大きくなる方向あるいは小さくなる方向に対して抵抗
しようとする弾力か゛ある。
そしてこの弾力を利用してフ。ライマーを使ってスナッ
プリングの着脱を行なっている。
プリングの着脱を行なっている。
スナップリングプライヤーは2本の腕を有し、その先端
にスナップリングの両端の小孔に嵌合するピンを有する
が、腕がX字状に交差しているような形状を採用すると
、腕の開閉を行うと腕が平行に開かず、スナップリング
の着脱動作に支障を来す結果となる。
にスナップリングの両端の小孔に嵌合するピンを有する
が、腕がX字状に交差しているような形状を採用すると
、腕の開閉を行うと腕が平行に開かず、スナップリング
の着脱動作に支障を来す結果となる。
そこで、従来においては左右の腕間を平行四辺形リンク
を構成するように連結し、腕の開閉が平行状態を保って
行なわれるようにした構造を採用している。
を構成するように連結し、腕の開閉が平行状態を保って
行なわれるようにした構造を採用している。
ところがこのような構造を採用すると、交差部分を必要
とし腕の形状が屈曲した複雑な形状となるため、鍛造等
の手段を用いなければ製造できず、また、両腕の戻しば
ねも必要で製造原価が極めて高いものとなった。
とし腕の形状が屈曲した複雑な形状となるため、鍛造等
の手段を用いなければ製造できず、また、両腕の戻しば
ねも必要で製造原価が極めて高いものとなった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去したもので、交
差部分のない極めて簡単な構造により腕が平行に開閉し
、鍛造等の手段を用いることなく製造する事ができるス
ナップリングプライヤーを提供する事を目的としている
。
差部分のない極めて簡単な構造により腕が平行に開閉し
、鍛造等の手段を用いることなく製造する事ができるス
ナップリングプライヤーを提供する事を目的としている
。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の詳細を説明
する。
する。
第1図以下は本考案の一実施例を示すもので、図におい
て全体を符号1で示すスナップリングプライヤーはほぼ
U字状に屈曲された本体2と操作アーム3とを備えてい
る。
て全体を符号1で示すスナップリングプライヤーはほぼ
U字状に屈曲された本体2と操作アーム3とを備えてい
る。
本体2は金属棒等を屈曲して形成され、開閉する方向に
対しては抵抗する弾性を有する。
対しては抵抗する弾性を有する。
本体2の左右の腕4,4の先端にはピン5がそれぞれ突
設されている。
設されている。
これらピン5は腕4,4の先端部に形成された透孔中に
比較的強い嵌め合いを持って摺動可能に嵌合されている
。
比較的強い嵌め合いを持って摺動可能に嵌合されている
。
そして、ピン5が嵌合される透孔と連通した状態で腕4
,4の先端部の側面には開口部4aが細長い四辺形状に
形成されている。
,4の先端部の側面には開口部4aが細長い四辺形状に
形成されている。
従って、開口部4aからピン等を差し込んでピン5の後
端を押せばピン5の突出量を調節することができる。
端を押せばピン5の突出量を調節することができる。
左右の腕4,4の先端部近傍には支持枠6が取付けられ
る。
る。
支持枠6はほぼU字状をしており、その基部には一方の
腕4が嵌合される透孔6aが形成されており、他方の腕
4はU字状の腕間のガイド溝に摺動自在に嵌合されてい
る。
腕4が嵌合される透孔6aが形成されており、他方の腕
4はU字状の腕間のガイド溝に摺動自在に嵌合されてい
る。
そして、前記操作アーム3はほぼ「<」の字状に屈曲さ
れており、その先端部にはピン穴3bが複数形成され、
これらのピン穴3bのうちの1つにピン7が嵌合され、
このピン7によって支持枠6の左右の腕の先端間に回動
自在に軸承されており、その屈曲部3aの朴側縁は自由
状態にある腕4の朴側面に接している。
れており、その先端部にはピン穴3bが複数形成され、
これらのピン穴3bのうちの1つにピン7が嵌合され、
このピン7によって支持枠6の左右の腕の先端間に回動
自在に軸承されており、その屈曲部3aの朴側縁は自由
状態にある腕4の朴側面に接している。
操作アーム3の自由端側は本体2から遠ざかる方向に延
びており、本体2と操作アーム3をつかんで力を加えれ
は゛てこの原理により屈曲部3aが自由状態にある腕4
を他方の腕側に押すため腕4,4は互いに接近する。
びており、本体2と操作アーム3をつかんで力を加えれ
は゛てこの原理により屈曲部3aが自由状態にある腕4
を他方の腕側に押すため腕4,4は互いに接近する。
前記においてピン7を嵌合すべきピン穴3bを変えるこ
とによって操作アーム3に加えるべき力を調節すること
ができる。
とによって操作アーム3に加えるべき力を調節すること
ができる。
勿論、操作アーム3に対する力を解放すれば左右の腕4
,4は本体2自身がもつ弾性力により元の状態に復帰す
る。
,4は本体2自身がもつ弾性力により元の状態に復帰す
る。
ところで、支持枠6の側面にはねじ8が螺合されており
、このねじ8をねし込むことにより支持枠6は一方の腕
4aに対して固定できる。
、このねじ8をねし込むことにより支持枠6は一方の腕
4aに対して固定できる。
一方、符号9で示すものはスナップリング(C形止め輪
)で図に示す様に金属板等がらほは゛C字状に形成され
ており、その両端部には内側に向がって突出する突出部
9aが形成されており、この突出部9aには前記ピン5
,5がそれぞれ嵌合する透孔9bがそれぞれ形成されて
いる。
)で図に示す様に金属板等がらほは゛C字状に形成され
ており、その両端部には内側に向がって突出する突出部
9aが形成されており、この突出部9aには前記ピン5
,5がそれぞれ嵌合する透孔9bがそれぞれ形成されて
いる。
次に、以上の様に構成されたスナップリングプライヤー
の使用方法につき説明する。
の使用方法につき説明する。
力を加えない状態にあってはピン5,5間の間隔は、透
孔9b、9b間の間隔より大である。
孔9b、9b間の間隔より大である。
従つて、ピン5,5をそれぞれ透孔9b中に嵌合させる
には、操作アーム3を握り、一方の腕4を固定側の腕に
接近させ間隔を合わせて嵌合させる。
には、操作アーム3を握り、一方の腕4を固定側の腕に
接近させ間隔を合わせて嵌合させる。
嵌合させたのち操作アーム3にさらに力を加えれは゛腕
4,4間はさらにせばまりスナップリング9は収縮され
る。
4,4間はさらにせばまりスナップリング9は収縮され
る。
この状態で目的とする位置にスナップリングを導き、軸
受穴等に形成された溝中に嵌合させ、操作アーム3を放
せば、弾性力によりスナップリング9が自然の状態とな
って溝中に嵌合される。
受穴等に形成された溝中に嵌合させ、操作アーム3を放
せば、弾性力によりスナップリング9が自然の状態とな
って溝中に嵌合される。
この状態でスナップリングプライヤーを手前に引けばピ
ン5,5がそれぞれ透孔9b。
ン5,5がそれぞれ透孔9b。
9bから抜は出し、スナップリングを取り付けたままス
ナップリングプライヤーを取りはずすことができる。
ナップリングプライヤーを取りはずすことができる。
勿論、スナップリングをはずしたい場合には上記と逆の
動作を行えばよい。
動作を行えばよい。
スナップリング9を取り付ける位置が軸端からかなり引
っ込んだ位置にある時には、ねじ8をゆるめ支持枠6を
本体2の屈曲部側に移動させるか、或いはピン5の突出
量を大とすればよい。
っ込んだ位置にある時には、ねじ8をゆるめ支持枠6を
本体2の屈曲部側に移動させるか、或いはピン5の突出
量を大とすればよい。
尚、腕4,4は接近、離間する場合に、はぼ平行な状態
を保って移動する為、スナップリング9の着脱動作は極
めてスムーズに行うことができる。
を保って移動する為、スナップリング9の着脱動作は極
めてスムーズに行うことができる。
以上の説明から明らかな様に、本考案によれば、弾性を
有する棒をほは゛U字状に折り曲げ、左右の腕を形成し
、左右の腕の一方を取り付けられる支持枠を設け、この
支持枠の一端に自由状態にある腕を移動させるてこの原
理を応用した操作アームを設け、左右の腕の先端部には
突出量を調節できるピンをそれぞれ設けた構成とされて
いる為、操作アームを操作するだけでスナップリングの
着脱時に、左右の腕をほぼ平行状態で移動でき、スナッ
プリングの着脱は極めて容易に行え、特に、小型の軸受
、精密機械等に用いる時は、ブしたり、斜めに装着され
るようなことがなく、スナップリングが外れるような事
故が起らない。
有する棒をほは゛U字状に折り曲げ、左右の腕を形成し
、左右の腕の一方を取り付けられる支持枠を設け、この
支持枠の一端に自由状態にある腕を移動させるてこの原
理を応用した操作アームを設け、左右の腕の先端部には
突出量を調節できるピンをそれぞれ設けた構成とされて
いる為、操作アームを操作するだけでスナップリングの
着脱時に、左右の腕をほぼ平行状態で移動でき、スナッ
プリングの着脱は極めて容易に行え、特に、小型の軸受
、精密機械等に用いる時は、ブしたり、斜めに装着され
るようなことがなく、スナップリングが外れるような事
故が起らない。
又、左右の腕を平行移動させる為のリンク機構や戻しは
ね等を用いていない為、部品点数も少なく、また本体お
よび操作アームは丸棒等の素材を折曲させるだけでよく
、鍛造等の手段を必要とせず安価に製作でき、更にスナ
ップリングの装置位置に合わせて支持枠からの腕の突出
量を自由に調節できるという優れた効果がある。
ね等を用いていない為、部品点数も少なく、また本体お
よび操作アームは丸棒等の素材を折曲させるだけでよく
、鍛造等の手段を必要とせず安価に製作でき、更にスナ
ップリングの装置位置に合わせて支持枠からの腕の突出
量を自由に調節できるという優れた効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は支持
枠の斜視図である。 1・・・・・・スナップリングプライヤー、2・・・・
・・本体、3・・・・・・操作アーム、4・・・・・・
腕、5・・・・・・ピン、6・・・・・・支持枠、8・
・・・・・ねじ、9・・・・・・スナップリング、9b
・・・・・・透孔。
枠の斜視図である。 1・・・・・・スナップリングプライヤー、2・・・・
・・本体、3・・・・・・操作アーム、4・・・・・・
腕、5・・・・・・ピン、6・・・・・・支持枠、8・
・・・・・ねじ、9・・・・・・スナップリング、9b
・・・・・・透孔。
Claims (1)
- U字状に屈曲して左右の略平行な腕を形成した弾性を有
する本体と、一端部には前記本体の一方の固定腕が固定
的もしくは位置決め調整可能に固定され中央部には前記
他方の可動腕が摺動自在に嵌合するガイド溝を有する支
持枠と、先端部近傍が屈曲されており、その先端が前記
支持枠の他端に軸支された操作アームと、前記左右の腕
の先端に取付けられたピンとを備え、前記操作アームの
屈曲部は常時前記可動腕に当接することを特徴とするス
ナップリングプライヤー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5493881U JPS5914140Y2 (ja) | 1981-04-16 | 1981-04-16 | スナツプリングプライヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5493881U JPS5914140Y2 (ja) | 1981-04-16 | 1981-04-16 | スナツプリングプライヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57166657U JPS57166657U (ja) | 1982-10-20 |
JPS5914140Y2 true JPS5914140Y2 (ja) | 1984-04-25 |
Family
ID=29851509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5493881U Expired JPS5914140Y2 (ja) | 1981-04-16 | 1981-04-16 | スナツプリングプライヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914140Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-16 JP JP5493881U patent/JPS5914140Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57166657U (ja) | 1982-10-20 |
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