JPS59141184A

JPS59141184A - 電気カ−ペツト装置

Info

Publication number: JPS59141184A
Application number: JP1532583A
Authority: JP
Inventors: 雅人泉川
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1983-01-31
Filing date: 1983-01-31
Publication date: 1984-08-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は面状発熱体を有する電気カーペット装置に関す
る。

（背景技術）従来の電気カーペットは、電気ストーブ等に比較すると
、拡面積よシ発熱させるために使用開始時に人が暖かさ
を感じる所定の温度に達するために、ある程度の時間を
必要とし、急速暖房という点においては、電気ストーブ
等に劣るものであった。

すなわち電気カーペット等に使用する従来の面状発熱体
は第１図（イ）及びＡ　−Ａ’ｌｌｌ！に沿う断面（ロ
）図に示すように感熱素子フィルム１（ポリアミド樹脂
等のプラスチックサーミスタ）の一方の面に発熱電極Ｈ
を設け、他々の面にそのほぼ全面にわたって感熱電極Ｔ
を設け、それらをポリエチレンフィルム、ポリエステル
フィルム等の電気絶縁層２で被覆していた。かかる従来
の面状発熱体は感熱素子フィルム１の温度抵抗値変化を
発熱を極Ｈと感熱を極Ｔとの間で検知し、温度制？ＭＪ
４行なうものである。従って通電開始時には温度上昇が
充分でない欠点を伴っている。本発明は上記の欠点を改
善するために提案されたものである。

（発明の目的）本発明は面状発熱体をつかった電気カーペットにおいて
、感熱電極として使用する電極を通電開始時のみタイマ
ー機能によシ発熱電極として使用し、通電開始時の温度
上昇能力を向上させることを目的とするものである。

（発明の開示）第２図（イ）及び（ロ）〔（イ）においてＢ−Ｂ線に沿
う断面図〕は本発明の電気カーペット装置を示すもので
、図において、ｌは感熱素子フィルム、Ｈｌは発熱電極
、Ｔ１は感熱電極、２は電気絶縁層であって、発熱電極
Ｈ１はほぼジグザグ状に従来のままＶＣして全面に設け
ていた感熱電極ｆ：ＴＩの如く、はぼジグザグ状にして
発熱電極Ｈ１と対応せしめて抵抗値をもたせて構成する
。

第３図は電気カーペットの制御回路を示すもので、交流
電源ｌＯよシスイッチ１１を介して発熱電極Ｈ６の端子
１２，１２’に接続されるようにし、感熱電極Ｔ１の端
子１３．１３’はリレー１４にょシ発熱電極の端子１２
．１２’と制御回路１５の端子１６．１６へと切替可能
に接続されている。又リレー１４はタイマー回路１７に
よシ切製動作が行われる。１８は制御回路１５及びタイ
マー回路１７に対する電源回路を示す。

（動作）次に動作について説明する。

第４図はタイマーの動作状態を示すもので、時間０に電
源が投入されると、タイマーは時間ｔ２ｔ：テ動作シテ
リレー１４を作動せしめるものである。

すなわち本発明の電気カーペット装置は電源投入と同時
にタイマーが作動し、リレー１４の接点が端子１２　、
１２’に接続され、感熱電極Ｔ１は発熱電極として機能
し、従来のヒータよシ高ワットとなル、通電開始時の温
度の立上シが速くなる。その後、あらかじめ設定された
時間ｔ２後、リレー１４の接点は端子１６．１６’に接
続され感熱電極Ｔ１は本来の感熱電極として機能し、従
来のカーへペットと同様な温度制御を示すようになる。

第５図に従来カーペットと本発明のカーペットの表面で
の温度制御を示す。Ａは゛従来カーペット、Ｂは本発明
のカーペットの温度上昇を示す。すなわち本発明のカー
ペット装置は従来所定の温度に達するまでｔ１時間必要
としていたものをｔ２時間で達成する事ができ、第１回
目の０ＦＦ２以後は、従、来のＯＦＦ　１以後と□同様
な制御をしている。

第６図は本発明の他の実施例を示すもので、この実施例
が第３図の実施例と異なる点はタイマー回路にあるもの
で、図においてリレー駆動回路１９゜タイマ一時間設定
回路２０．室温検知回路２１、よシ、タイマー回路が構
成されておシ、室温を検知して、これによってタイマー
の作動時間を定めるものである。。

次に動作について説明する。電源投入上同時にタイマー
が作動しリレー１４の接点が１２　、１２′に接続され
、感熱電極Ｔ、は発熱電極として機能し従来のヒータよ
シ高ワットとなシ、通電開始時の温度の立上がシ速度が
速くなる。その後、室温検知回路２１によシタイマ一時
間設定回路２ｏを動作せしめ、時間ｔ２後、リレー１４
の接点は１６゜１６に接続され、感熱電極Ｔ、は本来の
感熱電極として機能、し、従来のカーペットと同様な温
度制御を示すようになる。

具体的には例えばタイマ一時間の設定は、ＯＲ発振利用
のタイマーを使用し抵抗Ｒの一部を１サーミスター（負
特性サーミスタ）におきかえてそのサーミスターによっ
て室温を検知し、室温が低い時は全抵抗Ｒが太きくなシ
、ＯＲ発振周期が太きくな、勺、タイマ一時間設定が長
くなするようになる。

また逆に室温が高い時はタイマ一時間設定が短かくな−
るようにするものである。

具体的な動作状態を第７図に示す。第４図に示した設定
時間ｔ２の時の室温をＴ。２−とす−ると、室温が低い
Ｔ。３の時（曲１ｍ　Ｂ！、　’＞は設定時間はｔ３と
長くなシ、室温が高いＴ。１の時（曲線ＢＩ）は設定局
間はｔｌと短かくなる。

（発明の効果）本発明は斜上のように構成されているので、（イ）一般
家庭では、朝の数十分だけを暖房したいというような場
合、従来その時間内には、暖房に充分な温度に達するこ
とが出来なかったが、本発明によれは短時間で充分な暖
房効果を発揮することが可能となる。

（ロ）さらに使用開始時の室温により、発熱電極から感
熱電極へ切シ換える時間が変化するためカーペット温度
が高くなシすぎたシ、又はカーペット温度が低いままで
切り換えが行なわれるということがなくなる。

等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気カーペット、第２図は本発明の装置
に用いられる電気カーペット、第３図は本発明の電気カ
ーペット装置、第４図はタイマーの動作状態、第５図は
温度上昇状態、第６図は本発明の他の実施例、第７図は
温度上昇状態を示す。１・・・感熱素子フィルム、２・・・電気絶縁層、１０
・・交流電源、１１・・・スイッチ、１２　、１２　、
１３　。１３’　、１６．１６・・端子、１４・・・リレー、１
５・・・制御回路、１７・・・タイマー回路、１８・・
・電源回路、１９・・・リレー駆動回路、２０・・・タ
イマ一時間設定回路、Ｈ８・・・発熱電極、Ｔ□・・・
感熱電極特許出願人第１図　　　　第２図（イ）　　　　　　　　　　　　　　　（イ）（ロ）　
　　　　　　　　　　　　（ロ）第３図第４図災第５図 −４υ寸１ｎ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）感熱素子フィルムを挾んで発熱電極及び感熱電極
を配置した電気カーペットと、前記の感熱電極の端子を
、発熱電極用の電源と感熱電極の制御回路へと切換える
ためのリレーと、前記のリレーを電源印加後一定の時間
は前記の感熱電極の端子を前記の電源へ接続するために
前記のリレーを制御するタイマーとを備えることを特徴
とする電気カーペット装置。
（２）感熱素子フィルムを挾んで発熱電極及び感熱電極
を配置した電気カーペットと、前記の感熱電極の端子を
、発熱電極用の電源と感熱電極の制御回路へと切換える
ためのリレーと、室温検知回路とを備え、前記のリレー
を、電圧印加後一定の時間は前記の感熱電極の端子を前
記の電源へ接続すると共に、前記の室温検知回路によっ
て検知された室温によって前記のリレーの切換えを行う
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気カー
ペット装置。