JPS5914049B2 - ポリアミド化合物およびその製造法 - Google Patents
ポリアミド化合物およびその製造法Info
- Publication number
- JPS5914049B2 JPS5914049B2 JP1703476A JP1703476A JPS5914049B2 JP S5914049 B2 JPS5914049 B2 JP S5914049B2 JP 1703476 A JP1703476 A JP 1703476A JP 1703476 A JP1703476 A JP 1703476A JP S5914049 B2 JPS5914049 B2 JP S5914049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diamine
- polyamide compound
- molecular weight
- polyamide
- manufacturing
- Prior art date
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- Expired
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- Artificial Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なポリアミド化合物に関するものである
。
。
ポリアミド化合物は、一般にジアミンと飽和2塩基酸と
の縮合に+ノ得られる。
の縮合に+ノ得られる。
中でもヘキサメ 。チレンジアミン↓アジピン酸より得
られるポリアトは、ナイロン66として知られ、広く実
用されている。Lころでごのような通常の2塩基酸やジ
アミンより得られたポリアミドは、吸湿性に乏しく、ま
たこのために静電気を帯びやすいという 。性質があり
、衣料品に用いる場合の一つの欠点となつていた。ごの
ような欠点を除くため、水酸基等を側鎖に導入すること
も考えられていたが、水酸基等を有する原料を用い重合
を行うと、水酸基は活性なため、重合反応に参加し、直
鎖状の高分子を得るのが難かしく、立体的に結合し不溶
不融5 の脆い、あるいは着色した重合物しか得られな
いという問題があつた・本発明゛は、こ一のよ一うな欠
点がなく、親水性と同時に機械的性質の秀れたポリアミ
ド化合物を提供することを目的としたものである。
られるポリアトは、ナイロン66として知られ、広く実
用されている。Lころでごのような通常の2塩基酸やジ
アミンより得られたポリアミドは、吸湿性に乏しく、ま
たこのために静電気を帯びやすいという 。性質があり
、衣料品に用いる場合の一つの欠点となつていた。ごの
ような欠点を除くため、水酸基等を側鎖に導入すること
も考えられていたが、水酸基等を有する原料を用い重合
を行うと、水酸基は活性なため、重合反応に参加し、直
鎖状の高分子を得るのが難かしく、立体的に結合し不溶
不融5 の脆い、あるいは着色した重合物しか得られな
いという問題があつた・本発明゛は、こ一のよ一うな欠
点がなく、親水性と同時に機械的性質の秀れたポリアミ
ド化合物を提供することを目的としたものである。
10本発明はすなわち、次の一般式の反復単位体を有す
る平均分子量が゛1、000〜15、000のポリアミ
ド化合物およびその製造法に関する。
る平均分子量が゛1、000〜15、000のポリアミ
ド化合物およびその製造法に関する。
一C−CH−CH−C−NH−CHf−R−CH2−N
H一11\/ 1115但し、Rはアルキル基又はアリ
ール基本発明のポリアミドを合成するには、エポキシコ
ハク酸ジエステルとジアミンとを重縮合させればよい。
H一11\/ 1115但し、Rはアルキル基又はアリ
ール基本発明のポリアミドを合成するには、エポキシコ
ハク酸ジエステルとジアミンとを重縮合させればよい。
ジアミンとしてはエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、−テトラメーチレンジアミン、ヘノ0 キサメチレ
ンジアミン、デカメチレンジーアミン、キシリレンジア
ミン等のアルキル系又はアリール系ジアミンが有効であ
一る。重縮合反応は、単にエポキシコハク酸ジエステル
とジアミンの混合物を加熱するだけでもよく、ノ5 こ
の反応は150℃以下の温和な条件で速やかに進行する
が、溶媒中でも温和な条件で重縮合反応がスムーズに進
行する。
ン、−テトラメーチレンジアミン、ヘノ0 キサメチレ
ンジアミン、デカメチレンジーアミン、キシリレンジア
ミン等のアルキル系又はアリール系ジアミンが有効であ
一る。重縮合反応は、単にエポキシコハク酸ジエステル
とジアミンの混合物を加熱するだけでもよく、ノ5 こ
の反応は150℃以下の温和な条件で速やかに進行する
が、溶媒中でも温和な条件で重縮合反応がスムーズに進
行する。
縮合に際してはアルコールが生成するにもかかわらず、
ごの反応はアルコール中でも温和な条件で進行する。ノ
0 溶媒中で重縮合を行うと、後処理が容易になるほか
、生成する本発咀ポリマーは溶解性が高いため得られる
ポリマーの分子量は高く、10、000程度ものが容易
に得られる。
ごの反応はアルコール中でも温和な条件で進行する。ノ
0 溶媒中で重縮合を行うと、後処理が容易になるほか
、生成する本発咀ポリマーは溶解性が高いため得られる
ポリマーの分子量は高く、10、000程度ものが容易
に得られる。
本発明により得られたポリアミドは前記のよう15に溶
剤への溶解性があり、メタノール、テトラヒドロフラン
、ジメーチルスルホオキサイド、ジメチルホルムアミド
、フェノール等に可溶である。
剤への溶解性があり、メタノール、テトラヒドロフラン
、ジメーチルスルホオキサイド、ジメチルホルムアミド
、フェノール等に可溶である。
また通常用いられているナイロン66あるいはナイロン
6等にくらべ親水性が大きく、ナイロンの欠点である吸
水性、帯電性を改良できる。また重合後に活性のあるエ
ポキシ基と種々の試薬と反応させ、水酸基その他の官能
基を導入することができ、親水性や染色性を改良したり
することができる。
6等にくらべ親水性が大きく、ナイロンの欠点である吸
水性、帯電性を改良できる。また重合後に活性のあるエ
ポキシ基と種々の試薬と反応させ、水酸基その他の官能
基を導入することができ、親水性や染色性を改良したり
することができる。
このように本発明ポリアミドは、親水性、溶解性、反応
性があり極めて特異な性質を有しており、そのままの形
で、あるいは従来から用いられているポリアミドと混合
又は部分的な重合を行う等により、性能を改善したり、
あるいは膜等を作り、機能性のポリマーとして用いるこ
とが出来、広い分野において応用可能で、実用価値の非
常に高いものである。
性があり極めて特異な性質を有しており、そのままの形
で、あるいは従来から用いられているポリアミドと混合
又は部分的な重合を行う等により、性能を改善したり、
あるいは膜等を作り、機能性のポリマーとして用いるこ
とが出来、広い分野において応用可能で、実用価値の非
常に高いものである。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 1
メタノール50aに、エポキシコハク酸ジメチルエステ
ルを8.09、ヘキサメチレンジアミンを5.8f1溶
解し、30℃で4時間反応させた。
ルを8.09、ヘキサメチレンジアミンを5.8f1溶
解し、30℃で4時間反応させた。
重縮合反応は均一系で進行し、ポリマー溶液が得られた
。メタノールを蒸発させると白色固体のポリマーが定量
的に得られた。ポリマーの固有粘度はメタノール中30
℃で0.37であつた。このポリマーは、メタノール、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、フエノー
ルに溶解した。実施例 2 メタノール50!ILIにエポキシコハク酸ジメチルエ
ステルを8,09、キシリレンジアミンを6,89溶解
し、30℃で4時間反応させた。
。メタノールを蒸発させると白色固体のポリマーが定量
的に得られた。ポリマーの固有粘度はメタノール中30
℃で0.37であつた。このポリマーは、メタノール、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、フエノー
ルに溶解した。実施例 2 メタノール50!ILIにエポキシコハク酸ジメチルエ
ステルを8,09、キシリレンジアミンを6,89溶解
し、30℃で4時間反応させた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式の反復単位体を有する平均分子量が1,
000〜15,000のポリアミド化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼但し、Rはアルキル
基又はアリール基 2 エポキシコハク酸ジエステルとジアミンとを、有機
溶媒中で重縮合反応させることを特徴とする次の一般式
の反復単位体を有する平均分子量が1,000〜15,
000のポリアミド化合物の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、Rはアルキル基又はアリール基
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1703476A JPS5914049B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | ポリアミド化合物およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1703476A JPS5914049B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | ポリアミド化合物およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52101299A JPS52101299A (en) | 1977-08-25 |
JPS5914049B2 true JPS5914049B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=11932708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1703476A Expired JPS5914049B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | ポリアミド化合物およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914049B2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-20 JP JP1703476A patent/JPS5914049B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52101299A (en) | 1977-08-25 |
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