JPS59139384A - 脂環式誘導体 - Google Patents

脂環式誘導体

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JPS59139384A
JPS59139384A JP59010859A JP1085984A JPS59139384A JP S59139384 A JPS59139384 A JP S59139384A JP 59010859 A JP59010859 A JP 59010859A JP 1085984 A JP1085984 A JP 1085984A JP S59139384 A JPS59139384 A JP S59139384A
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bis
fluorophenyl
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JP59010859A
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Nobunao Tsuda
津田 宣直
Masafumi Arita
有田 雅文
Toshio Hamazaki
浜崎 俊男
Tatsumi Tsumagari
津曲 立身
Takenori Gonjo
権丈 武徳
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  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中枢神経抑制作用を有し、医薬として有用な
、一般式 で表わされる新規な脂環式誘導体及びその塩に関する。
上記式中、R1,R2,R3,R’ は同−又は異なっ
て水素、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素−又は
異って水素、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等
で、好ましくは、フッ素、塩素、臭素である)から選ば
れた基を示す。
nは1,2を、mは0,1を示す(好ましくは、nが1
の場合mは0,1であり、nが2の場合mは0である)
一般式CI)の化合物は、以下の1〜5の方法により製
造される。
方法I 〔上記式中、R、R、R、R,n、m、環への点線は前
記を意味する。Xは反応性活性エステル基を示し、クロ
ル、ブロム、ヨードなどのハロゲン亭 Jl−、メチルスホニルオキシ、バラトルエンスルホニ
ルオキシなどの有機スルホニルオキシなどがあげられる
が、好適にはクロル、ブロム、メチルスルホニルオキシ
、バラトルエンスルホニルオキシである。R5、R6は
前記を意味する。〕上記反応式の方法は、適当かつ不活
性な希釈剤の存在下、又は不存在下に実施されうるが、
好ましくは、希釈剤を使用するのが良い。希釈剤として
メチルアルコール、エチルアルコール等のアルコール系
溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン性溶媒
、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒
、メチレンクロライド、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キサイド、ヘキサメチルホスホルアミド(HMPA)、
N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒等が使
用されうる。、更に反応を円滑にするため、副生ずる酸
を除去するために適当な脱酸剤を使用するのが好ましい
。脱酸剤として、無機塩基、有機塩基のいずれも使用す
ることが出来る。無機塩基として炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム、炭酸リチウム、炭酸カルシウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が
使用される。
有機塩基としてアルカリ金属アルコキサイド、例えばソ
ジウムメチラート、ソジウムエチラート、ソジウムター
シャリーグチレート等、酢酸ソーダ、酢酸カリ、トリエ
チルアミン、ピリジン等が使用される。反応温度は10
〜200℃で、一般に希釈剤を使用しないと100〜2
00℃の高温になる。反応時間は、使用する希釈剤、反
応温度によって異なるが、30分〜72時間である。好
適には40〜60℃で24〜72時間である。
方法2 一般式CI)において、mが0の場合に好ましく適用さ
れる製造法である。
CW〕 〔上記式中の記号はすべて前記を意味する。但しlは0
.1を示す。〕 反応は、適当かつ不活性な希釈剤の存在下、または不存
在下をこ実施されうるが、好ましくは、方法1で述べた
如き希釈剤を使用するのがよい。
縮合反応条件は、個々の反応によって異なり、希釈剤の
存在下、室温から200°Cの範囲で行なわれるが、反
応を円滑に促進するために、鉱酸(塩化水素、硫酸など
)、有機酸(パラトルエンスルホン酸など)等の酸類が
触媒として使用される。
一般式〔v〕であられされる中間体(エナミン)−を単
離する場合、常法通り、希釈剤、酸類を除去し、蒸留、
再結晶、クロマトグラフィー等の操作により精製するこ
とができる。中間体(エナミン)を単離しない場合、縮
合に使用した希釈剤の存在下、あるいは希釈剤を適当に
交換して、接触、あるいは化学的還元に付すことが出来
る。接触還元の際の触媒としてパラジウム、白金、ロジ
ウム、ニッケル、ルテニウム、コバルト等の金属に活性
炭、アルミナ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、)l蚤 炭酸ストロンチウム等の不活性な担尚を付着させたもの
が使用される。反応時間は、水素圧、反応温度等によつ
【左右され、大気圧、室温では一般に長時間を要す。化
学的に還元を行う場合、有機酸であるギ酸(またはその
誘導体)や水素化金属化合物等が使用される。前者のギ
酸を使用する還元的アミノ化反応は、一般にロイカルト
反応(Moore、M、L、 :Organic Re
actions 5,301(1949)を参照)と呼
ばれるもので、一般式〔ff)で表わされるケトン誘導
体にギ酸を加え、適温(一般に高温)に保つことによつ
【目的を達することができる。水素化金属化合物による
還元には、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素
リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素(ボ
ラン、ジボランなど)、ジヒドロ−ビス(2−メトキシ
エトギシ)アルミン酸ナトリウム専、さら(こ(よ水紮
化アルミニウムリチウムー塩化アルミニウム、水素化ホ
ウ素ナトリウム−塩化アルミニウムなどの組合せも使用
される。特をニ一般式〔v〕にお(・て環A(こ二重I
i:M合が存在する場合には、好ましくは接触還元より
も、水素化ホウ素すl−’)ラム、ギ1俊などを使用す
る化学的還元が使用される。
方法3 〔〜゛11〕 一以下余山一 〔上記式中、使用した記号はすべて前記を意味する。但
し、Mはアルカリ金属(リチウム、カリウ」ユ記反応方
法で工程lは、いわゆるストレッカー型の反応で一般に
アミノニドl)ルの製造に応用されるものである。使用
溶媒としては、水、酢酸、メタノール、エタノール、プ
ロパノールナどの水溶性溶媒、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンなどの水溶性エーテル系溶媒、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイドなどの非プロトン1生
4玉性溶媒、あるいはこれらの混合溶媒(たとえば水−
酢酸)が挙げられるが、好適には水、酢酸、メタノール
などの水溶性溶媒である。MCN(シアノ化合物)とし
てはシアン化カリウム、シアン化ナトリウムが好適であ
る。反応温度、反J7i5時間は個々の反応により異な
るが、一般にO〜100°C11〜48時間が適当であ
る。
工程2の〃11水分解は一般に酸性条件で行う場合、塩
酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン酸などが、
また塩基性条件下では、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化バリウムなどの水酸化アルカリが用いられ
るが、好j1jには硫酸、塩酸、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなどである。
使用溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プロ
パツール、エチレングリコールなどのアルコール系溶媒
、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸などの脂肪族
カルボン酸系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサンな
どのエーテル系水溶性溶媒、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキサイドなどの非プロトン性極性溶媒があ
げられる。
反応温度、反応時間は個々の反応により異なるが、一般
に0〜150℃、10分〜24時間が適当である。
かくして得られた一般式〔■〕のアミド化合物を閉環さ
せることにより前記一般式〔工〕の新規化合物を製造す
ることが出来る。縮合剤および溶媒は、ホルムアミド、
ホルムアルデヒド水溶液、バラホルムアルデヒドなどが
挙げられるが、好適(こはホルムアミド、ホルムアルデ
ヒドる。なお、反応を促進するために酸触媒としてギ酸
、濃硫酸を使用する場合もある。反応温度、反応時間は
個々の反応により異なるが、100〜250°C1]〜
48時間がノ起当である。
ツノ”法4 a)一般式 で示される化合物と一般式 で示されるベンゼン誘導体とをフリーデル・クラフト反
応条件下で反応させることによって一般式CI)で示さ
れる化合物を得る製造方法である。
b)一般式 と一般式 のベンゼン誘導体とをフリーデル・クラフト反応条件下
反応させること(こよって一般式CI)で示される化合
物を得る製造方法である。
」1記式中使用した記号はすべて011記を;は味する
」−記a)、b)の方法とも導入を′f−足しているベ
ンゼン誘導体にフリーデル・クラフト反応型のルイス1
袈(塩化アルミニウム、温化第二ヌズ、塩1ヒ第二麩、
三フッ化ホウ素などが用いられるが好、+lIには塩化
アルミニウムである)を加え、一般式〔X)、(XD 
、(■〕をベンゼン誘導体の沸、鑞下をこ加えることに
よって反応を行うことが出来る。
全量を加えたのち、さらに加熱、還流することをこまっ
て反応をシロ結することが出来る。反応用]熱時間は使
用したベンゼン誘導体によって異なり、たとえばクロル
ベンゼンを使用した場合には約8〜IO時間である。
方法5 この製造方法は一般式(1)においてm=Iの場合に適
用される製造方法である。
CX1ll ) 〔遊〕 1 〔上記式中の記号はすべて前記を意味する。〕一般式〔
■〕の化合物において、環へがシクロ、々 ヘキセン環、シクロ吐ンテン環、あるいはシクロペンク
ン環の場合に、不斉炭素が生じ、通常光学的に不活性な
ラセミ体が得られる。このラセミ体は通常よく知られた
方法により光学活性体に分割することが出来る。
上記方法で製造された一J設式CI)の塩基は医薬的に
許容されうる酸付〃l塩および四級塩をこすることが出
来る。塩を形成するための酸として、塩酸、臭化水素酸
、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸fAおよびマレイン
酸、フマール酸、コハク酸、クエン酸、酒石酸などの有
機酸類から過j【透択することが出来る。四ML塩化剤
としては、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、メチルアイオ
ダイド、エチルブロマイドなどが挙げられる。
−)般式〔1〕で表わされる不発りjσ)1ヒイY1勿
1よ゛「II゛頭で記載したごとく持説i生の中枢神1
.fi糸J”IJ fli!i i’μノ目、たとえば
4元アボモルヒ卑、条(+回避iti I+il−0)
 4111 tilft 。
抗メタンフェタミン1.り用化、預通作用寺の楽j!I
I占性を有し、ノ10ペリドール、ある(Xiよビモジ
l:よりかなりチ(時間作用すると(・うζ「はを・1
=iする。したがって奄発明によるーナ役式〔■〕で衣
Jつさイルる1ヒ合物は、たとえば抗梢神柄楽、汎」く
安搗j11J■・)l悉づ瓜鋲痛薬等の艮1埒間作用型
の医・衾としてイ了ノt」−Qある。
−)般式CI)で表わされる化合物は次の万l云Qこよ
って試験した。
(1)仇アボモルヒイ・試験はJanssen 、P、
AJ 、・llx (Arzneim−Forsch、
17+841 + (1967) )の万vh+こ準じ
、1犠′比ラツトを目1F71へとし−〔使用し°′C
1rつた。これに一般式〔■〕で表わされる化合;勿を
1.;玉1−1投句・し、6〜48時間後にアボモルヒ
イ・の125IIk nl / Kgを静脈内投与し、53よび20ノ)後の
噴行QJJ (gnawing behavior )
の抑制率を求めた。最大効果時のJQI 1iilj率
から各化合物の50%有効敏、ED5o[直を求めた。
一般式CI)で表わされる化合物は、表目こ示すjlT
jす、強い抗アポモルヒネ作用を有する。
−以1・′余白− 衣     1 (2)抗アボモルヒイ・試験で得られたED5o値を用
い、種々の時間に経口的に前処置し、作用の持続性を検
討した。
表2から一般式〔I〕で表わされる化合物、たとえば、
実施例番号4.13は抗アポモルヒネ作用においてハロ
ペリドールやピモジドよりかなり作用持続時間が長い事
を示す。
一以下余白一 表    2 (3)  Sidman条件回避反応試験はSidma
n、M、(Science。
118.157(1953))の方法を改変して行なっ
た。
すなわち電撃回避率が90%以上を示す雄性ラットを1
群3匹として用い、一般式〔工〕で表わされる化汗物を
1蚤口投与した後の電J回避率からJ歯大効果時での5
0%有効量、ED5o値を求めた。
衣3に示す通り、一般式(I)で表わされる化合・吻た
とえば実施例−に号13はラットのSidman条昨回
避反応を強く抑制する。
(4)  カタレプシー惹起性は雄1生ラットを1−計
5匹として使用し、Wirth、W、他(Arch、i
nt、pharma −codyn、+II5.+(1
958))の方法に準じた評点法によってしらべた。動
物に一般式CI)で表わされる化合物を経口投与した後
のカタレプシーの強さから、最大効果時での50%惹起
証、ED5o値を求めた。表3に示す通り、一般式CI
)で表わされる化合物、たとえば実施例番号13は弱い
カタレプシー惹起性を有する。
(5)抗メタンフェタミン群居后性試験はFink、G
B9他(J 、pharmacol、exp、Ther
、137−361ff(1962) Jの方法に準じて
行なった。雄性マウスをl詳lO匹として使用し、これ
に一般式CI’)で表わされる化合物を種々の時間に経
口旧に処置したのちプラスチック ポット(200oi
、  18.7に高さ)内に群居させ、メタンフェタミ
ン9mg / Kgを腹腔投与後5時間以内の致死率を
しらべた。使用した動物の90%以上を生存させる有効
t、EDgo(i区を求めた。
表3に示す通り、一般式〔■〕で表わされる化合物、た
とえば実施例番号13はメタンフェタミンの興′落致死
作用を防止する。
(6)急性毒性試験は雌性マウスを1!i*s匹として
使用し、一般式〔I〕で表わされる化合物、たとえば実
施例番号13を経口投与後5日以内の致死率から50%
致死量、LD5oを求め、表3に示した。
一般式CI)で表わされる化合物又はその塩を医薬とし
て用いる場合、それ自体あるいは適宜の薬理的に許容さ
れる担体、賦形剤、希釈剤と混合し、顆粒剤、錠剤、カ
プセル剤、注射剤の形態で経口的または非経口的Qこ投
与することができる。
投与址は対象疾患、症状、化合物および製剤によって異
なるが、通常成人1週ごとに2.5〜50mg程度であ
る。
次に、前記方法3で使用する、−ノ役式〔■〕を製造す
るための中間体として有用な、一般式〔式中の各記号は
前記と同義である。〕で表わされる化合物の製造法を参
考例として示す。
参考例1 4,4−ジフェニル−1−(4,4−ジメトキシピペリ
ジノ)シクロヘキサン9.2g110%温酸150me
の混液を攪拌下3時間還流する。反応後、反応液を冷却
し、析出する沈殿を炉取し、冷水で洗い、イソプロピル
アルコールから再結晶すると、融点206〜209℃(
分M)の白色結晶として、4.4−ジフェニル−1−(
4−オキソピペリジノ)シクロヘキサン・塩酸塩が得ら
れる。この塩酸塩を常法番こより塩、4+こもどし、リ
グロイン−ベンゼン(2:1)からr1r結晶すると、
融点102〜105°Cの白色結晶が得られる。
原料として用いた新規な4,4−ジフェニル−1−(4
,4−ジメトキシピペリジノ)シクロヘキサンは次の方
法で調製される。: 4、4− ジフェニルシクロへキサノン12.5g。
4−ビペリドンジメチルケクール8.7g、パラトルエ
ンスルホン酸01g、l・ルエン150meを、生成す
る水を除きながら488時間還流る。反応液を飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後、トルエンを留去する。残留する油
状物をリグロインで処理して結晶化させ、粗結晶をリグ
ロインから再結晶すると、融点105〜111℃の白色
結晶として、4,4−ジフェニル−1−(4,4−ジメ
トキシピペリジノ)−1−シクロヘキセンが得られる。
4.4−ジフェニル−1−(4,4−ジメトキシピペリ
ジノ)−1−シクロヘキセンl 6. s g ヲメタ
ノー)’440nd!、水22meの混液に溶かし、水
冷下、水素化ホウ素ナトリウム16.7 gを徐々に〃
■える。徐々に)JII熱して2時間還流させた後、メ
タノールを留去する。残光に水を加えて分解し、クロロ
ホルムで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、クロロホルムを留去する。残留する油状物をリグロ
インで処理して結晶化させ、(且結晶をリグロイン−ベ
ンゼン(10:l)から再結晶すると、融点125〜1
29℃の白色結晶として、4.4−ジフェニル−1−(
4,4−ジメトキシピペリジノ)シクロヘキセンカ得ら
れる。
参考例2 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)−1−(4,4
−ジェトキシピペリジノ)シクロヘキサン1.7g、1
0%塩酸LOmeの混液を攪拌下2時間還流する。反応
後、反応液をアルカリ性にし、クロロホルムで抽出する
。抽出液を乾燥後、溶媒を留去する。残留する油状物を
常法によりJ3jL酸塩とし、含水エタノールから再結
晶すると、融点214〜217°Cの白色結晶として、
4,4−ビス(4−フルオロフェニル)−1−(4−オ
キソピペリジノ)シクロへ午サン・塩酸塩が得られる。
原料として用いた新規な4,4−ビス(4−フルオロフ
ェニル)−1−(4,4−ジェトキシピペリジノ)シク
ロヘキサンは次の方法で調製される:4.4−ビス(4
−フルオロフェニル)シクロヘキサノールトシレート(
融点120〜12ピC)8.8g、4−ピペリジンジエ
チルケタール塩酸塩3.6gs炭酸カリ6.0g、ジメ
チルホルムアミド60meの混液を70℃で24時時間
M拌する。放冷後、反応液を水に注ぎ、クロロホルムで
抽出する。
抽出液を水洗し、乾燥後、溶媒を留去する。残留する油
状物をシリカゲルクロマト(展開溶媒としてクロロホル
ムを使用)で分離>W 81する。かくして、融点12
7〜130℃(イソプロピルエーテル−ヘキサン(Ml
)から再結晶)の4,4−ビス(4−フルオロフェニル
)−1−(4,4−ジエトキシビペリジノ)シクロヘキ
サンが母られる。
上記参考例と同様な操作により、次の化合物が製造され
る。
@4,4−ビス(4−フルオロフェニル)−1−(4−
オキソピペリジノ)シクロ−2−ヘキセン、融点112
〜114°C ◎ 3,3−ビス(4−フルオロフェニル)−1=(4
−オキソピペリジノ)シクロペンタペ塩酸塩・1/2水
和物の融点120−124°C@4,4−ヒ、l<(4
−ト1,1フルオロメチ)レフェニル)−1−(4−オ
キソピペリジノ)シクロヘキサン、蓚酸塩の融点171
〜173°CO4,4−ビス(4−クロロフェニル)−
1−(4−オキソピペリジノ)シクロヘキサン、融点1
43〜146°C ◎ 4,4−ビス(4−クロロフェニル)−1−(4−
オキソピペリジノ)シクロ−2−ヘキセン、融点122
〜126℃ 04.4−ビス(2,4−ジフルオロフェニル)−1−
(4−オキソピペリジノ)シクロヘキサン、融点112
〜115°C ◎ 4,4−ビス、(3,4−ジフルオロフェニル)−
1−(4−オキソピペリジノ)シクロヘキサン、融点1
61〜164℃ @4,4−ビス(2,4−ジフルオロフェニ)V)−1
−(4−オキソピペリジノ)シクロ−2−ヘキセン、融
点138〜139°C ◎ 3,3−ビス(4−フルオロフェニル)−1−(4
−オキソピペリジノメチル)シクロペンタンマレイン酸
塩の融点103〜105°C◎ 4,4−ビス(2−フ
ルオロフェニルオキソピペリジノ)シクロ−2−ヘキセ
ン 融点143〜145℃ 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1(方法1による製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロ−2−へ
キセニルクロライド3.7g、1−(4−ブロモフェニ
ル) −1,3,8−)リアザスビロ〔4,5〕デカン
−4−オン3.1g、炭酸カリウム1.7g。
ヨウ化カリウム2g1ジメチルホルムアミド25meの
混合物を65〜75°Cにて3時間半加熱攪拌する。水
中へそそぎ、析出する粉末を沢取し、光分水をきった後
、メタノールに溶かし、ある程度濃縮し、アセトンを加
え、冷却する。析出する結晶を枦取し、もう一度同じ様
にして再結晶すれば、融点219〜221 ”Cの8−
C4,4−ビス(4−フルオロフエニ)V)シクロ−2
−へキセニル〕−1−(4−グロモフエニ/l/) −
1,3,8−トリアザスピロ(:4.5)デカン−4−
オンが白色結晶として得られる。な七、原料として使用
した1−(4−ブロモフェニル) −1,3,8−トリ
アザスピロC4,5〕デカン−4−オンは以下のように
して調製する。
4−オキソ−1−ベンジルピペリジン69.8g。
4−ブロモアニリン63.5gを酢酸280+++eに
溶かし、室温にて、シアン化カリウム26.4 gを水
14meに溶かした溶酸を1時間かけて滴下する。
全量滴下後、室温にて16時間攪拌する。反応混合4勿
を、アンモニア水100nle、氷700g中にそそぎ
、遊離する油をクロロホルムにて抽出する。
芒硝乾燥後、溶媒を留去すれば、結晶が析出する。
これをイソプロピルエーテルにて洗い、乾燥させると、
融点148〜151℃の1−ベンジ)v−4−シアノ−
4−(4−ブロモアニリン)ピペリジンカ謝1結晶とし
て得られる。次いで氷35gに濃硫酸210mtを徐々
に加え、ドライアイス−メタノールやこて内温θ℃に冷
却し、先をこ得られた1−ベンジ/L’−4−シアノ−
4−(4−7−ロモアニリノ)ピペリジン44.4 g
を徐々に加える。全量添加後、層温をこて1時間、次い
で内温を徐々にあげ内温70°Cにて1時間〃■熱攪拌
する。今後、反応混合物を氷水中へあけ、炭酸カリウム
にてアルカリ化する。析出する結晶を枦取し、これをク
ロロホルムにて抽出する。常法処理後、得られた油にイ
ソプロピルエーテルと少量のアセトンを加え、冷却する
と、融点175〜177℃の1−ベンジル−4−カルバ
モイル−4−(4−7”ロモアニリノ)ピペリジンが得
られる。次いでホルムアミド65、3 gを冷却下、濃
硫酸13.8 gを徐々に滴下し、30分攪拌する。こ
れに1−ベンジル−4−カルバモイル−4−(4−ブロ
モアニリノ)ピペリジン342gを冷却下、徐々に加え
る。全M’65%/JO後、内温を徐々に上昇させ、内
温170〜180°Cにて1時間加熱攪拌する。反応物
を氷水中にあけ、炭酸カリウムにてアルカリ化し、クロ
ロホルム抽出する。クロロホルム不溶物(副産物)は炉
去し、芒硝乾燥、溶媒留去する。残光にクロロホルム二
メタノール−9=1の混合溶媒をb11工、完全にとか
し、溶媒をある程度濃縮する。これにエタノールを加え
、冷却すると、融点217〜220℃の8−ベンジル−
1−(4−ブロモフェニル) −]、 3.8− トリ
アザスピロC4,5)デカン−4−オンが粗結晶として
得られる。次いで8−ベンジル−1−(4−グロモフェ
ニ/L/ ) −1,3,8−トリアザスピロ(:4.
5)デカン−4−オン72g、)ルエン500meの混
合物を攪拌還流させ、これにクロル炭酸エチルエステ/
I/49.3gを徐々(二部下させる。全址滴下後、4
時間攪拌還流し、冷却する。析出する結晶(原料塩を俊
塩)を′P去し、溶媒を「B表する。残光にアセトン−
イソプロピルエーテルの混合溶媒を)Jllえ、冷却す
ると、4.p1点152〜153°Cの8−エトキシカ
ルボニル−1−(4−ブロモフェニル) −1,3,8
−トリアザスピロ(4,5Eデカン−4−オンが白色結
晶として得られる。次いで8−エトキシカルボニル−1
−(4−ブロモフェニル) −1,3,8−)リアザス
ビロ(4,5)デカン−4−オン49g、イソプロピル
アルコール15me、水酸化カリウム36gの混合物を
9時間上攪拌還流させろ。今後、溶媒留去し、氷水を加
えて、液塩1竣にて酸性化し、もう一度炭酸カリウムを
こてアルカリ化する。析出する結晶を炉取し、充分水を
切った後、クロロホルム二メタノール−9:1の混合溶
媒に溶かし、ある程度濃縮し、アセトンを〃lえる。冷
却下、析出結晶を枦取すれば、融点204〜207°C
の1−(4−ブロモフェニル)−1,3,8−) IJ
アザスピロC4,5,:)デカン−4−オンが得られる
実施例2(方法1による製法) 4.4−ヒス(4−クロロフェニル)シクロ−2−へキ
セニルクロライF4.9g、1−フェニル−1、3,8
−1−リアザスビロC4,51:lデカン−4−オンz
、3g、炭酸カリウム1.4g、ヨウ化カリウムi、7
g、ジメチルホルムアミド25meの混合物を65〜b へそそぎ、析出する粉本を枦取し、充分水を切った後、
クロロホルム:メタノール−9;1の混合溶媒に溶かし
、ある程度濃縮する。冷却下、析出する結晶を枦取し、
もう一度同じ方法で再結晶すれば、融点217〜220
°Cの8−C4,4−ビス(4−クロロフェニル)シク
ロ−2−へキセニル〕−1−フ:r−=)v −1,3
,8−トリアザスピロ〔4゜5〕デカン−4−オンが白
色結晶として得られる。
これを常法により塩酸塩とすれば融点257〜260℃
の白色、結晶となる。
実施例3(方法1による製法) 4.4−ビス(4−フルオロフエニ)V )シクロヘキ
サノール・トジレー) 7.1 gll−(2,4−ジ
フルオロフェニル) −1,3,8−トリアザスピロ〔
4,5〕デカン−4−オン(融点iso〜182’c)
3.6g、炭酸カリウム2.2g1ヨウ化カリウム2.
6g、ジメチルホルムアミド30meの混合物を75〜
80℃にて48時間加熱攪拌する。水中へそそぎ、クロ
ロホルムにて抽出し、充分水洗する。常法処理後、得ら
れた油をアセトンに溶かし、アルコール−塩酸を加え、
塩酸塩とする。析出する結晶を炉取し、メタノール−ア
セトンの混合溶媒から再結晶すると、融点274〜27
6°Cの8−〔4,4−ビス(4−フルオロフェニル)
シクロヘキシル〕−1−(2,4−ジフルオロフェニル
)−13,8−トリアザスピロC4、5〕デカン−4−
オン塩酸塩が白色結晶として得られる。常法(・こより
塩基にもどし、エーテル−アセトンより再結晶すれば、
融点214〜217℃の目的物塩基が母られる。
実施例4(方法1による製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロヘキサノ
ール・メシレート16g、1−(4−フルオロフェニル
) −1,3,8−)リアザスピロ〔4,5〕デカン−
4−オン(融点234〜234.5℃)10g1炭酸カ
リウム6.1g、ヨウ化カリウム7.3g1ジノチルホ
ルムアミド100m1!の混合物を70〜80°Cにて
50時間加熱4畳拌する。水中へそそぎ、次いでイソプ
ロピルエーテルを加え、しばらく攪拌する。析出する結
晶を枦取し、充分水を切っり後、これをクロロホルム:
メタノール−9:1の混合溶媒に溶かす。溶媒をある程
度濃縮し、氷冷すれば、結晶が析出する。これをもう一
度同じ方法で再結晶すれば、融点237〜240℃の1
3−〔4,4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロヘ
キシル)−1−(4−フルオロフェニル)−1、3,8
−トリアザスピロC4,5〕デカン−4−オンが白色結
晶として得られる。
実施例5(方法lによる製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロ−2−へ
ギセニルクロライド3.7 g、  l−(3,4−ジ
クロロフェニル) −1,3,8−) ’jアザスピロ
〔4,5〕デカン−4−オン(融点217〜219’C
)3.0g、炭酸カリウム1.7g、ヨウ化カリウム2
.0g、ジメチルホルムアミド25m1の混合物を70
℃で2時間力日熱攪拌する。水中へそそぎ、析出する粉
末を枦取し、充分水を切った後、メタノール−クロロホ
ルムの混合溶媒に溶かし、冷却する。析出する結晶を炉
取し、酢酸エチル−クロロホルムの混合溶媒から再結晶
すれば、融点226〜227°Cの8−Cl4.4−ビ
ス(4−フルオロフェニル)シクロ−2−ヘキセニア+
、’:)−1−(3,4−ジクロロフェニル) −1,
3,8−)リアザスピロC4,5)デカン−4−オンが
白色結晶として得られる。
実施例6(方法1による製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニ/l/ )シクロヘ
キサノール・メシレートl’t、8 g、  1−(3
,4−ジクロロフェニル)−1,3,8−)リアザスビ
ロ〔4゜5〕デカン−4−オン6gs炭酸カリウム3.
3 g Nメチルエチルグトンl 5 Q ml:の混
合物を140時11旧提拌還流する。反応後、溶媒留去
し、クロロホルムにて抽出する。溶媒留去後、得られた
油を、展開溶媒クロロホルム二メタノール−20:1に
てシリカゲルカラムクロマトを行う。かくして得られた
精製物(固体)をクロロホルム:メタノール−9=1の
混合溶媒に溶かし、溶媒を濃縮、氷冷する。析出する結
晶を炉腹し、もう一度同じ溶媒から再結晶すれば、融点
241〜244℃の8−[4,4−ビス(4−フルオロ
フェニル)シクロへ’Fシ)Ly〕I  (3,4−ジ
クロロフェニル)−1、3,8−hリアザスビロ(4、
5:)デカン−4−オンが白色結晶として得られる。
実施例7(方法1番こよる製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロへ午ザノ
ール・メシレート8.8g、1−(4−グロモフエニ/
l/ ) −1,3,8−トIJ7fスピ0[4,5〕
デカン−4−オン6.2g1炭酸カリウム3.3gsヨ
ウ化カジカリウム4ジメチルポルムアミド5゜meの混
合物を70〜80℃にて90時間加熱攪拌する。水中へ
そそぎ、析出する粉末を炉腹し、充分水洗する。これを
乾燥させ、クロロホルム:メタノール−9:lの混合溶
媒に溶かし、溶媒を濃縮、氷冷する。析出する結晶を炉
腹し、もう1度同じ溶媒から再結晶すれば、融点255
〜259°Cの8下〔4,4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)シクロヘキシル)−1−(4−ブロモフェニル)
−1,3,8−)リアザスピロ〔4,5)デカン−4−
オンが白色結晶として得られる。
なお、原料として使用した4、4−ビス(4−フルオロ
フェニル)シクロヘキサノール・メシレートは新規化合
物で以下のようにして調製する。
4.4−ヒス(4−フルオロフェニル)シクロヘキサノ
ール(融点84〜86℃)68gをピリジン300me
ltこ溶かし、水冷攪拌下メタンスルホニルクロライド
30gを少量ずつ力lえる。全量添加後、徐々に室温に
もどし、室温(約25℃)にて3時間攪拌する。氷水中
にあけ、遊離した油を酢酸エチルにて抽出し、充分水洗
する。乾燥、溶媒留去し、得られた油にイソプロピルエ
ーテル、ヘキサンを〃11え、氷冷する。析出する結晶
を炉腹し、イソプロピルエーテルより内9結晶すれば、
副(点88〜90℃の4,4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)シクロヘキサノール・メシレートを得る。
実施例8(方法1による製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロヘキサノ
ール・トシレー) 10.6 g、  I−(’3−ク
ロロー4−フルオロフェニル) −1,3,8−トリア
ザスピロC4,5Eデカン−4−オン(融点194.5
〜196.5℃)5.7g、炭酸カリウム31g。
ヨウ化カリウム4g、ジメチルホルムアミド50meの
混合物を75〜80℃にて50時間加熱攪拌する。水中
へそそぎ、析出する粉末を炉腹し、乾燥する。これをク
ロロホルム:メタノール−9=1の混合溶媒に溶かし、
ある程度濃縮し、冷却する。析出する結晶をF取し、も
う一度同じ様にして再結晶すれば、融点201〜203
℃の8−〔4,4−ビス(4−フルオロフェニル)シク
ロヘキシル)−1−(3−クロロ−4−フルオロフェニ
ル)−1,3,8−)リアザスピロ(4,5〕デカン−
4−オンが白色結晶として得られる。
実施例9(方法lによる製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロ−2−へ
キセニルクロライド3.7g、1−(4−フルオロフェ
ニル) −1,3,8−トリアザスピロ〔4゜5〕デカ
ン−4−オン2.5g、i炭酸カリウム1.7g1ヨウ
化力リウム2g、ジメチルホルムアミド25〃fの混合
物を65〜70℃にて4時間攪拌加熱する。水中へそそ
ぎ、遊離した油をクロロホルムにて抽出し、光分水洗し
、芒硝乾燥後、溶媒留去する。残油にイソプロピルエー
テルを加え、冷却すると結晶が析出する。結晶を炉腹し
、これをメタノ−ルーア七トンの混合溶媒から再結晶す
ると、融点194〜196°Cの8−(4,4−ビス(
4−フルオロフェニル)シクロ−2−へキセニル)−1
−(4−フルオロフエニ/L/) −1,3,s−トリ
アザスピロ(4,5)デカン−4−オンが白色結晶とし
て得られる。
実施例10(方法lによる製法) 4.4−ビス(4−トリフルオロメチルフェニル)シク
ロヘキサノール・メシレート(融点123〜124℃)
3.7g、l−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ
(4,5)デカン−4−オン+、9g1炭(Iカリウム
1.1g、ヨウ化カリウムjig、ジメチルホルムアミ
ド25raeの混合物を70〜80℃をこて72時間加
熱攪拌する。水中へそそぎ、析出する粉末を炉腹し、こ
れをクロロホルムをこ溶かし、水洗する。芒硝乾燥、溶
媒留去し、得られた油をアセトンに溶かし塩酸塩とする
。エタノールから再結晶すると、融点268〜271℃
の8−〔4,4−ビス(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)シクロヘキシルシー1−フェニル−1,3,8−ト
リアザスピロ(4,5)デカン−4−オン塩酸塩が白色
結晶として得られる。
実施例11(方法目こよる製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロ−2−へ
キセニルクロライド(融点39〜42°C)3.1g1
1−(4−クロロフエニ/l/ ) −1,3,s −
トリアザスピロ(4、5)デカン−4−オン2,6gs
炭酸カリウム1.4gs ヨウ化カリウム1.7gtジ
メチルポルムアミド25m、eの混合物を65〜70°
Cヲこて2時間半加熱攪拌する。水中へそそぎ、析出す
る粉末を炉腹し、乾燥する。粉末をクロロホルムをこ溶
かし、水洗し、常法処理後、得られた油をアセトンに溶
かし、アルコール−塩酸を加え、塩酸塩とする。冷却下
、析出した結晶を枦取し、これをクロロボルム:メタノ
ールの混合溶媒から11結晶すると、融点266〜26
9°Cの8−(4,4−ビス(4−フルオロフェニル)
シクロ−2−へキセニル)−1−(4−クロロフエニ/
l/ ) −1,38−トリアザスピロ(4,5)デカ
ン−4−オン塩酸塩が白色結晶として得られる。
実施例12(方法lによる製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロ−2−へ
キセニルクロライド3.7g% 1−(3−クロロ−4
−フルオロフェニル) −1,3,8−トリアザスピロ
(4,5)デカン−4−オン2.8g1炭酸カリウム1
.7g、ヨウ化カリウム2g、ジメチルホルムアミドZ
5meの混合物を60〜70℃に−(2時間加熱攪拌す
る。水中へそそぎ、析出する粉末を枦取し、充分水を切
った後、メタノールに溶かし、ある程度濃縮し、アセト
ンを加え、冷却する。析出する結晶を炉腹し、もう一度
同じ様をこして再結晶ずれば、融点220−22ピCの
8−C4,4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロ−
2−へキセニル)−1−(3−クロロ−4−フルオロフ
ェニル) −L 3.8− トリアザスピロ〔4゜5〕
デカン−4−オンが白色結晶として寿られる。
実施例13(方法lによる製法) 4.4−ビス(4−フルオロフェニル)シクロヘキサノ
ール・トシレート8.85g、1−(4−クロロフェニ
ル)−L 3.8− トリアザスピロ〔4゜5〕デカン
−4−オン4.5g、炭酸カリウム2.8g、ヨウ化カ
リウム33g、ジメチルホルムアミド50meの混合物
を70〜75°Cにて72時間加熱攪拌する。水中へそ
そぎ、析出する粉末を枦取し、乾燥する。これをクロロ
ホルム:メタノール=9:1の混合溶媒に溶かし、溶媒
を濃縮する。
析出する結晶を炉底し、もう一度同じ溶媒から再結晶す
れば、融点258〜26+’Cの8−〔4,4−ビス(
4−フルオロフェニル)シクロヘキシル)−1−(4−
クロロフェニル) −1,3,8−1−リアザスピロ(
4,51)デカン−4−オンが白色結晶として得られる
実施例!4(方法3による製法) 1.1−ビス(4−フルオロフエニ)v) −4(4−
オキソピペリジノ)シクロヘキサン16.3 g(0,
044モ/L/)、アニリン4.1 g (0,044
モル)、酢酸40m1をとり、室温にて攪拌しながら、
シアン化カリウム2.9 g (0,044モル)を水
8meに溶かした溶液を徐々に滴加する。室温にて6時
間攪拌後、−晩室温にて放置する。氷水中にあけ、炭酸
カリウム(こてアルカリ化し、クロロホルムにて抽出す
る。水洗、芒硝乾燥後、溶媒留去し、得られた残油をア
セトンに溶かし、20%アルコール塩酸を加え、しばら
く冷却する。析出する結晶を炉底し、これを常法により
塩基にもどす。得られた結晶を、アセトン−石油エーテ
ルの混合溶媒から再結晶すれば、融点139〜140℃
の1.1−ビス(4−フルオロフェニル)−4−C(,
4−シアノ−4−アニリノ)ピペリジノジシクロヘキサ
ンが白色結晶として得られる。次いで1. l−ビス(
4−フルオロフェニル)−4−C(4−シアノ−4−ア
ニリノ)ピペリジノジシクロヘキサン16、5 g (
0,035モル)に、濃硫酸180 gs氷水 (] 
meの溶液を、冷時化々に加える。全虚加えた後70°
C(こて1時間別温する。冷浸、これを氷水中へそそぎ
、析出する粉末をPaする。水を〃(1工、炭酸カリウ
ムにてアルカリ化し、クロロホルムをこて抽出する。水
洗、芒硝乾燥後、溶媒を留去すると、結晶が析出する。
これを、クロロホルム−アセトンの混合溶媒からIJ1
結晶すれば、融点224〜227°Cの1,1−ビス(
4−フルオロフェニル)−4−C(4−カルバモイル−
4−アニリノ)ピペリジノジシクロヘキサンが白色か古
島として得られる。次いでl l−ビス(4−フルオロ
フェニル)−4−((4−カルバモイル−4−アニリノ
)ピペリジノジシクロヘキサン+6g(0,03モル)
にホルムアミド30gを力11え、徐々に加温し、17
0℃にて14時間反応させる。冷浸、水を加え、クロロ
ホルムなこて抽出する。水洗、芒硝乾燥後、溶媒を濃縮
すると結晶が析出する。これを枦取し、クロロホルムか
ら再結晶すれば、融点249〜2538Cの8−C4,
4−L−ビス(4−フルオロフェニル)シクロヘキシル
クー1−フェニル−L 3.8− トリアザスピロ(4
,5)デカン−4−オンが白色結晶として得られる。
上記諸例と同様(こして製造される化合物の例:(+5
)  8−(4,4−ビス(4−フルオロフェニル)シ
クロ−2−へキセニル)−1−フェニル−1゜3、8−
トリアザスピロ〔4,5〕デカン−4−オン、融点19
3〜196°C (16)  8−C3,3−ビス(4−フルオロフェニ
ルメトIし )シクロペンf)ン〒1l−(4−フルオロフェニル)
 −1,3,8−トリアザスピロ[4,5:lデカン−
4−オン、塩酸塩の融点250〜253°C(17) 
 8−(1,4−ビス(3,4−ジフルオロフェニル)
シクロへキシル)−1−(4−フルオロフエニ−/l/
 ) −1,3,8−1−リアザスピロC4,5)デカ
ン−4−オン、1水和物の融点245〜247℃、塩酸
塩の融点288〜289°C <18)  8−C4,4−ビス(3,4−ジフルオロ
フェニル)シクロ−2−ヘキセニル)−1−(,4−フ
ルオロフエニ/Iz ) −1,3,8−1’リアザス
ピロ〔45〕デカン−4−オン、融点209〜212°
C(19)  8−(4,4−ビス(2,4−ジフルオ
ロフェニル)シクロヘキシル〕−1−(4−フルオロフ
x=)v ) −1,3,8−トリアザスピロ(4,5
)デカン−4−オン、塩酸塩・1水和物の融点255〜
256℃(分解) (20)  8−C4,4−ビス(2,4−ジフルオロ
フェニル)シクロ−2−へキセニル〕−1−(4−フル
オロフェニル) −1,3,8−)リアザスピロ〔4,
5〕デカン−4−オン、融点209〜210℃、塩酸塩
の融点267〜268°C (21)  8−C4,,4−ビス(2,4−ジフルオ
ロフェニル)シクロへ午シル)−1−(4−クロロフェ
ニル) −1,3,8−トリアザスピロ〔4,5)デカ
ン−4−オン、塩酸塩・l水和物の融点281〜283
8C(分解) 代理人 弁理士 高宮城  勝 第1頁の続き @発 明 者 権丈武徳 福岡県築上郡吉富町大字広津13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 で表わされる脂環式誘導体及びその塩。 上記式中、各記号は次の通りである。 R1、R2、R3、R4は同−又は異なって水素、ノA
    ロケン、トリフルオロメチルから選ばれた基を、R5、
    R6は同−又は異なって水素、ノ10ゲンから選ばれた
    基を示す。 nは1.2を、mは0#1を示す。 環への点線は、この部分が二重結合を形成していてもよ
    いことを示す。
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