JPS59138503A - ごみ収容装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は台所等に設備されるごみ収容装置に関する。

従来例の構成とその問題点 一般に台所等においては料理層等が生じ、これを台所等
の美観を損うことなく５また、悪臭を発しないように収
容することが望まれている。

第１図は従来のごみ収容装置の一例を示し、このごみ収
容装置は厨房家具１内にごみ収容器２を装置した構成で
あシ、詳わしくは扉３の内側に前記ごみ収容器２を固定
し、扉３を開放したとき、厨房家具１の内部に一端を固
定した操作紐４がごみ収容器２の蓋６を引き開け、ごみ
投入に供するようになっている。

この構成のものは、ごみ収容器２が厨房家具１内に収め
られていることから、台所の美観を損わないという利点
があるが、扉３を開けたとき、ごみ収容器２の蓋６が開
放されることからごみの臭気が台所室内に流れ出るとい
う問題がある。

第２図は前記臭気を室内に出ないようにしたこれまでの
ごみ収容装置の一例を示し、このものは家屋の壁６の外
側にごみ収容装置７を設け、壁６の室内側に設けたごみ
投入口８より投入したごみをダクト９を介して前記ごみ
収容装置Ｔ内のごみ収容器１０内に収容し、ごみより発
生する臭気はファン１１により排気筒１２より強制的に
外部に排出するようにしている。なお図中の１３は流し
台、１４はごみ投入口８に着脱自在な蓋である。

この装置は台所の美観を損わないこと、ならびに室内に
ごみの臭気が生じないことにおいて有効であるが屋外に
長く排気筒１２を立てなければならなく、家屋外側の美
観をそこない、まだ、臭気が近隣家屋に流れるため好ま
しくない。

発明の目的 本発明は前記従来の問題に留意し、室内外の美観をそこ
なうことなく、かつ、効果的に臭気の排気ができるごみ
収容装置を提供することを目的とするものである〇 発明の構成 前記目的を達成するため、本発明はごみ収容部の臭気を
強制的に家屋付設の排水管に排出する構成とするととも
に、排水管よりごみ収容部へ排水等が逆流するのを防止
する逆流防止弁を設けた構成としたものであり、この構
成にもとづき、室内外の美観を損わカいようにするとと
もに、室内外へ臭気が放散せず、衛生環境をよくするこ
とができ、さらに、排水の逆流による事故を防止できる
ものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第３図、第４図および第６図に
もとづき説明する。

図において１６は台所等の室内に設置された流し、台で
あり、その水槽１６の水は水槽１６の下部に連接した排
水トラップ１７、排水管１８を介して屋外の下水路１９
に排水されるようになっている。

前記流し台１５はキャビネット構成となっており、その
前面に扉２ｏを有し、扉２ｏの後方には下部をヒンジ２
１で枢着し、上部が開口したごみ収容器２２を前開き自
在に設けている。゛前記流し台１５の内部で、かつ、ご
み収容器２２の上部位置にはファン装置２３が装置され
ている。このファン装置２３はファン２４を主構成要素
とし、その吸気口２５は前記ごみ収容器２２の上部開口
に対応して設けられている。また、７７ン２４を運転す
るだめのブツシュ式のスイッチ２６は流し台１６の前面
に設けられ、扉２ｏの上縁で押圧制御されるようになっ
ており、すなわち、扉２ｏを開いたときに抑圧が解かれ
てスイッチオンし、扉２０を閉じたときに押圧されてス
イッチオフとなるようにしている。なお、ごみ収容器２
２を前方に開いたとき、ごみ収容器２２の上部開口は完
全に外部に出なく、開口の後方部分が前記吸気口２５に
対向する関係にある（第４図参照）Ｑ前記ファン装置２
３よシは排気管２７が導出され、この排気管２７は水槽
１６の排水系における排水トラップ１下の下流側の排水
管１８に接続されている。そして前記排水管１８中には
逆流防止弁２８が設けられている。

前記逆流防止弁２８は第５図に示すように構成され、す
なわち、弁ケーシング２９内にフロートボール弁３ｏを
設け、前記弁ケーシング２９の上部には弁座３１を、ま
た、下部にはストッパー３２を設けてなっている。

なお、前記ごみ収容器２２にごみを収容する場合には予
めごみ収容器２２に対しポリエチレンのごみ袋（図示せ
ず）を添設する。

上記構成において水槽１６の水は排水トラップ１７、排
水管１８を通って下水路１９に排水される。ごみを収容
する場合はまず扉２ｏを開ける。

このとき、スイッチ２６がオンとなり、ファン装置２３
が運転され、ごみ収容器２２内のごみより出る臭気は吸
い込まれ室内に流れ出ない。つぎにごみ収容器２２を前
方に傾斜させ、ごみを投入する。この状態においてもご
み収容器２２の上部開口の後部は吸気口２６に対してお
り、ごみの臭気はほとんど吸い込まれ、室内に流れ出な
い。そしＩて吸い込まれた臭気は排水管１８を経て下水
路１９に排気される。上記排気において排気管２７は排
水トラップ１７の下流側に接続さ亀れており、前記排水
トラップの水封機能により臭気が水槽１６側に洩れ出な
い。また臭気は下水路１９に排出されるので、屋外大気
に放散されて大気を汚染することがない。ごみ収容が終
了すればごみ収容器２２を復帰させ、扉２０を閉じるこ
とによシスイッチ２６がオフとなってファン装置２３の
運転は停止する０ ここで排水管１８の下部に物が詰って排水が排気管２７
方向へ侵入したり、あるいは下水路１９より汚水が逆流
するとき、前記排気管２７には逆流防止弁２８が設けら
れていることから、前記排水あるいは汚水はファン装置
２３部に侵入することがなく、電気的な安全が確保され
る。

このように前記実施例のごみ収容装置は流し台１５のキ
ャビネット内にごみ収容器２２が収められ、したがって
室外の外観を損うことがない。とくにごみ収容器内のご
みより発生する臭気はファン装置２３により強制的に排
水管１８を利用して下水に排出されるため、ごみの投棄
時に室内に臭気が出ないことはもとより、屋外において
も臭気が大気に放散しなく、近隣に迷惑をかけることが
ない。また、排水トラップ１アの下流側に排気管１８を
接続するので水槽１６側へ臭気が出ることがなく、また
、排水や汚水が逆流しても、これがファン装置２３に侵
入しなく電気的に安全である。

このような流し台１５においては必ず排水管１８が配管
され、しだがって、これを排気に利用することから工事
の上でも有利である。

なお、この実施例において、スイッチ２６を扉２ｏの開
閉によって制御するようにしているが、前記スイッチ２
６は手動操作するようにしてもよい。

まだ、扉２０を閉じているとき、ファン装置２３は働い
ていなく、ごみ収容器２２内のごみよシ発生する臭気が
キャビネット内に充満し、キャビネットの板体のつぎ目
などより多少のもれがある〃（実験によれば、前記もれ
臭気はほとんど悪臭として感じられないものであって、
実用上問題がない。

第６図は本発明における逆流防止弁２８の他の例を示し
、このものはフロートボー・ル弁に代ｔて上方に弾性付
勢されて閉じるようにされた弁板３０’を設けたもので
あり、上流からの排気に対しては下方に押し下げられて
前記排気を許し、下流からの逆流に対してはこれを阻止
するものである。

なお、前記各実施例において排水管は流し台の排水管と
したが、浴槽、洗面所、水洗トイレ、他の排水管でもよ
く、シたがって本発明における排水管は流し台に係るも
のに限られない。

発明の効果 以上各実施例で明らかなように本発明のごみ収容装置は
ごみ収容器内の臭気が排水管を介して強制的に排気され
るものであり、台所等の美観を損なわないことはもとよ
り、室内、屋外大気に臭いを発散させなく、衛生環境が
損なわれなくまた、ファン装置は排水等によって損傷す
ることがなく、その価値の大きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ従来のごみ収容装置の断
側面図、第３図は本発明の一実施例のごみ収容装置の断
面図、第４図は同要部の断面図、第６図は同装置の逆流
防止弁部の断面図、第６図は逆流防止弁の他の例を示す
断面図である。 １６・・・・・・流し台、１６・・・・・・水槽、１７
・・・・・・排水トラップ、１８・・・・・・排水管、
１９・・・・・・下水路、２゜・・・・・・扉、２２・
・・・・・ごみ収容器、２３・・・・・・ファン装置、
２７・・・・・・排気管、２８・・・・・・逆流防止弁
。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　図 第４図 第５図 第６＠ ／Ｉ １５−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ごみ収容部と、家屋に付設された排水管と、一端を前記
   ごみ収容部に、他端を前記排水管に連通させた排気管と
   、ごみ収容部の空気を強制吸引して前記通気管に案内す
   るファン装置からなり、前記排気管に逆流防止弁を設け
   てなるごみ収容装置。