JPS5913751B2 - エンベロ−プ波形形成回路 - Google Patents
エンベロ−プ波形形成回路Info
- Publication number
- JPS5913751B2 JPS5913751B2 JP53138036A JP13803678A JPS5913751B2 JP S5913751 B2 JPS5913751 B2 JP S5913751B2 JP 53138036 A JP53138036 A JP 53138036A JP 13803678 A JP13803678 A JP 13803678A JP S5913751 B2 JPS5913751 B2 JP S5913751B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- envelope waveform
- key
- circuit
- discharge
- forming circuit
- Prior art date
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- Expired
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は弱い押鍵のときもアタックの利いた楽 一音の
得られるエンベロープ波形形成回路に関する。
得られるエンベロープ波形形成回路に関する。
従来のエンベロープ波形形成回路の例を第1図に示す。
タッチレスポンス回路TRSにおいて押鍵の速度又は強
さに比例した出力を得てトランジスタTrに印加すると
、コンデンサCoには、TRS出力に略等しい電圧が充
電される。抵抗R1、ダイオードDO、電圧源Vaの直
列接続をした第1放電路と、抵抗R2による第2放電路
とがコンデンサCoに並列接続されていて、通常は抵抗
値をR2>R1と選定しておく。第2図はコ 、ンデン
サCOの電圧を縦軸に、横軸に押鍵後の時間を取り、放
電特性を示したもので、今強い押鍵のときは第2図中曲
線IのようにVmaxまで充電され、次に放電を始める
が、R1とR2が並列となり放電抵抗が小さいため急激
に放電する。電圧がVaまで下がると第1放電路が断と
なるため、5 第2放電路のみで放電を続ける。したが
つて放電特性は折線状になりこのエンベロープ波形がゲ
ート回路GTに印加されることにより、急峻な特性の所
謂アタックの利いた自然な音感が得られる。しかし押鍵
が弱いとき、タッチレスポンス回路10TRSの出力が
Va以下の電圧であれば、コンデンサCoの電圧は放電
開始のときから抵抗R2のみを経て放電するため、第2
図曲線■のように緩やかな放電特性となりアタックは利
いてない。本発明の目的は前述の欠点を改善し、比較的
簡15易な構成で弱い押鍵のときもアタックの利いた楽
音が得られるエンベロープ波形形成回路を提供すること
にある。以下第3図に示す本発明実施例について説明す
る。
タッチレスポンス回路TRSにおいて押鍵の速度又は強
さに比例した出力を得てトランジスタTrに印加すると
、コンデンサCoには、TRS出力に略等しい電圧が充
電される。抵抗R1、ダイオードDO、電圧源Vaの直
列接続をした第1放電路と、抵抗R2による第2放電路
とがコンデンサCoに並列接続されていて、通常は抵抗
値をR2>R1と選定しておく。第2図はコ 、ンデン
サCOの電圧を縦軸に、横軸に押鍵後の時間を取り、放
電特性を示したもので、今強い押鍵のときは第2図中曲
線IのようにVmaxまで充電され、次に放電を始める
が、R1とR2が並列となり放電抵抗が小さいため急激
に放電する。電圧がVaまで下がると第1放電路が断と
なるため、5 第2放電路のみで放電を続ける。したが
つて放電特性は折線状になりこのエンベロープ波形がゲ
ート回路GTに印加されることにより、急峻な特性の所
謂アタックの利いた自然な音感が得られる。しかし押鍵
が弱いとき、タッチレスポンス回路10TRSの出力が
Va以下の電圧であれば、コンデンサCoの電圧は放電
開始のときから抵抗R2のみを経て放電するため、第2
図曲線■のように緩やかな放電特性となりアタックは利
いてない。本発明の目的は前述の欠点を改善し、比較的
簡15易な構成で弱い押鍵のときもアタックの利いた楽
音が得られるエンベロープ波形形成回路を提供すること
にある。以下第3図に示す本発明実施例について説明す
る。
第3図において第1図と同一符号は同様のもフ0 のを
示す。摺動子にはタッチレスポンス回路に含まれ、非押
鍵時は接点aと接触し、コンデンサClに電圧+VBに
より充電する。強い押鍵のときには矢印の方向に早く回
動し、弱い押鍵のときは遅く回動する。摺動子にが接点
bと接したときノ5C1に充電されていた電荷は抵抗R
3により放電するが、強い押鍵のときその値は無視でき
る程度に小であり、弱い押鍵のときは多量に放電し電圧
が低下する。接点cを通過するときコンデンサClの電
荷は、コンデンサC2を充電し、その値ゞ0 が保持さ
れ演算増幅器OPの入力電圧となる。OPの入力インピ
ーダンスは極めて高いが抵抗R5、R6をMΩオーダー
の極めて高い値としておく。そしてORの出力端子はC
2の電位と略同電位が得られる。今C2の電位をVma
xとおけ15ば、ダイオードDOのカソード側の電位は
抵抗R?とR8との分圧電位と関連した値Vmax−R
8/(R1+R8)が表われる。一方コンデンサCoは
Vmaxの値により充電されていてそれがR9を含む第
1放電路とRlOを含む第2放電路と、更に場合によつ
てはRl4を含む第3放電路とによつて放電される。
示す。摺動子にはタッチレスポンス回路に含まれ、非押
鍵時は接点aと接触し、コンデンサClに電圧+VBに
より充電する。強い押鍵のときには矢印の方向に早く回
動し、弱い押鍵のときは遅く回動する。摺動子にが接点
bと接したときノ5C1に充電されていた電荷は抵抗R
3により放電するが、強い押鍵のときその値は無視でき
る程度に小であり、弱い押鍵のときは多量に放電し電圧
が低下する。接点cを通過するときコンデンサClの電
荷は、コンデンサC2を充電し、その値ゞ0 が保持さ
れ演算増幅器OPの入力電圧となる。OPの入力インピ
ーダンスは極めて高いが抵抗R5、R6をMΩオーダー
の極めて高い値としておく。そしてORの出力端子はC
2の電位と略同電位が得られる。今C2の電位をVma
xとおけ15ば、ダイオードDOのカソード側の電位は
抵抗R?とR8との分圧電位と関連した値Vmax−R
8/(R1+R8)が表われる。一方コンデンサCoは
Vmaxの値により充電されていてそれがR9を含む第
1放電路とRlOを含む第2放電路と、更に場合によつ
てはRl4を含む第3放電路とによつて放電される。
強い押鍵によつて、コンデンサCOに大きなVmaxが
充電されると第4図の曲線に示すように全放電路により
放電する。そして電圧Vmax−R8/(R7+R8)
の値まで放電すると、ダイオードDOがオフとなりRl
Oを介してのみ放電されるため緩やかな曲線となる。0
Pの出力電圧はC1の充電電圧に応じて変化するため第
4図に示すように押鍵速度が遅くても速くても折線形状
は相似形となり、遅い押鍵のとき例えば曲線が得られる
。
充電されると第4図の曲線に示すように全放電路により
放電する。そして電圧Vmax−R8/(R7+R8)
の値まで放電すると、ダイオードDOがオフとなりRl
Oを介してのみ放電されるため緩やかな曲線となる。0
Pの出力電圧はC1の充電電圧に応じて変化するため第
4図に示すように押鍵速度が遅くても速くても折線形状
は相似形となり、遅い押鍵のとき例えば曲線が得られる
。
即ち演算増幅器0Pを含む回路が放電制御回路となつて
いる。第3図中の回路SCは第4図の放電特性に更に変
化を与えるため設けられ、第3放電路となつている。
いる。第3図中の回路SCは第4図の放電特性に更に変
化を与えるため設けられ、第3放電路となつている。
Rl2とRl3を選定することにより、第4図の折線に
更に他の折曲点を増加し3段階変化とすることができる
。なお第3図において、第2放電路となる抵抗RlO、
第3放電路の抵抗Rl4は第1放電路R9と比較しRl
O〉Rl4〉R9のように選定する。
更に他の折曲点を増加し3段階変化とすることができる
。なお第3図において、第2放電路となる抵抗RlO、
第3放電路の抵抗Rl4は第1放電路R9と比較しRl
O〉Rl4〉R9のように選定する。
またダイオードDO,Dlはトランジスタを使用する回
路で構成することもできる。このようにして本発明によ
ると従来の放電回路における電圧源の電位を押鍵の強さ
によつて可変とすることができるため、エンベロープ波
形がアタツクの利いた波形をもつて押鍵の強さ弱さに関
係なく得られ、従来の電子楽器より更に自然な音感が得
られる。
路で構成することもできる。このようにして本発明によ
ると従来の放電回路における電圧源の電位を押鍵の強さ
によつて可変とすることができるため、エンベロープ波
形がアタツクの利いた波形をもつて押鍵の強さ弱さに関
係なく得られ、従来の電子楽器より更に自然な音感が得
られる。
第1図は従来のエンベロープ波形形成回路の回路図、第
2図は第1図の動作特性図、第3図は本発明実施例の回
路図、第4図は第3図の動作特性図である。 TRS・・・・・・タツチレスポンス回路、GT・・・
・・・ゲート回路、Tr・・・・・・トランジスタ、K
・・・・・・鍵開閉器摺動子、0P・・・・・・演算増
幅器、CO,Cl,C2・・・・・・コンデンサ、DO
,Dl・・・・・・ダイオード、RO・・・Rl4・・
・・・・抵抗。
2図は第1図の動作特性図、第3図は本発明実施例の回
路図、第4図は第3図の動作特性図である。 TRS・・・・・・タツチレスポンス回路、GT・・・
・・・ゲート回路、Tr・・・・・・トランジスタ、K
・・・・・・鍵開閉器摺動子、0P・・・・・・演算増
幅器、CO,Cl,C2・・・・・・コンデンサ、DO
,Dl・・・・・・ダイオード、RO・・・Rl4・・
・・・・抵抗。
Claims (1)
- 1 押鍵の速度又は強さに比例したタッチレスポンス回
路出力によりエンベロープ波形を形成する回路を動作さ
せ、複数設けた放電路により押鍵の速度又は強さに対応
した波高値を有するエンベロープ波形を得る回路におい
て、前記複数設けた放電路の少なくとも一つには押鍵の
速度又は強さに対応する値の電圧源を挿入し、相似形状
のエンベロープ波形を得ることを特徴とするエンベロー
プ波形形成回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53138036A JPS5913751B2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | エンベロ−プ波形形成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53138036A JPS5913751B2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | エンベロ−プ波形形成回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5564289A JPS5564289A (en) | 1980-05-14 |
JPS5913751B2 true JPS5913751B2 (ja) | 1984-03-31 |
Family
ID=15212528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53138036A Expired JPS5913751B2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | エンベロ−プ波形形成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913751B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6390054U (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-11 | ||
DE112018003672T5 (de) | 2017-07-20 | 2020-05-14 | Seibu Electric & Machinery Co., Ltd. | Drahterodiersystem, drahterodierverfahren und werkstückmessverfahren |
US10987746B2 (en) | 2018-02-22 | 2021-04-27 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining apparatus |
US11534843B2 (en) | 2020-03-31 | 2022-12-27 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining method and wire electric discharge machining apparatus |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP53138036A patent/JPS5913751B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6390054U (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-11 | ||
DE112018003672T5 (de) | 2017-07-20 | 2020-05-14 | Seibu Electric & Machinery Co., Ltd. | Drahterodiersystem, drahterodierverfahren und werkstückmessverfahren |
US10987746B2 (en) | 2018-02-22 | 2021-04-27 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining apparatus |
US11534843B2 (en) | 2020-03-31 | 2022-12-27 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining method and wire electric discharge machining apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5564289A (en) | 1980-05-14 |
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