JPS5913723Y2 - ガス絶縁開閉装置用ガスしや断器 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用ガスしや断器

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Publication number
JPS5913723Y2
JPS5913723Y2 JP1977151020U JP15102077U JPS5913723Y2 JP S5913723 Y2 JPS5913723 Y2 JP S5913723Y2 JP 1977151020 U JP1977151020 U JP 1977151020U JP 15102077 U JP15102077 U JP 15102077U JP S5913723 Y2 JPS5913723 Y2 JP S5913723Y2
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JP
Japan
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gas
breaker
discharge hole
insulated switchgear
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Expired
Application number
JP1977151020U
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English (en)
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JPS5475963U (ja
Inventor
勇 梅村
Original Assignee
日新電機株式会社
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Publication date
Application filed by 日新電機株式会社 filed Critical 日新電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はガス絶縁開閉装置用ガスしゃ断器の改良に係り、
その狙いは内部の温度上昇低減を計ることにある。
周知の様にガス絶縁開閉装置はしゃ断器、変成器、避電
器、母線等のエレメントを適宜組合わせて構成されてお
り、各エレメントはそれぞれSF6ガスの如き絶縁消弧
性ガスを収納した接地容器に収納されている。
ところでこの様なガス絶縁開閉装置にあっては、通電し
た場合ガスしゃ断器エレメントが1番温度上昇が激しく
、これによって装置の通電能力が決まる。
従って前記ガスしゃ断器エレメントの温度上昇を低減し
通電能力を上昇させることはこの種装置にとって有益で
ある。
而して前記ガスしゃ断器エレメント1は、例えば第1図
に示す如く、SF6ガス等の絶縁消弧性ガス2を充填し
た接地容器3内に3台若しくは1台のガスしゃ断器4を
収納して構成されており、これを母線エレメント5等を
介して他機器エレメントに接続している。
そして、前記容器2内に収納されたガスしゃ断器4は各
相毎に密閉されガス的に独立して構成されている。
このため通電時の放熱効果が必ずしも充分とは云えなか
った。
従って、本案の目的は、しゃ断器の投入中はこのしゃ断
器とこれを収納する接地容器とをガス的に連通せしめし
ゃ断時は前記連通を断つことにより、前記接地容器内の
絶縁低下を来たすことなくガスしゃ断器の温度上昇を低
減して通電能力の増大を計ることにある。
以下第2図〜第3図に示す実施例に基づいて本案を説明
する。
第2図はガスしゃ断器4の1相分のみの要部縦断面図で
、6は絶縁物製の保護筒、7はこの保護筒6に取付けら
れた支持台、8は固定コンタクトブロックであって、円
筒部8aとつば部8bとより成り、このつば部8bが前
記支持台7に取付けられる様に構成されている。
そして、前記円筒部8aには支持台7内に通じる連通孔
8Cが、又前記つば部8bには上部に通じる連通孔8d
がそれぞれ設けられている。
固定コンタクトブロック8の上部には前記連通孔8dを
覆って連通弁9が設けられている。
この弁9はシリンダ9aとその内部を摺動するピストン
9bとピストン9bを下方に偏倚させるバネ9Cとより
成り、前記シリンダ9aには図の状態では開いていてガ
スしゃ断器4の内部と接地容器2内をガス的に連通させ
ており前記ピストン9bがバネ9Cに押されて下方にく
ると閉じられる位置に排出孔9dが設けられている。
10は前記コンタクトブロック8の先端外周に構成され
た固定主コンタクト、11は前記固定主コンタクト10
の内部において固定コンタクトブロック8の円筒部8a
に取付けられた円筒状固定アークコンタクトである。
12は前記固定アークコンタクト11.円筒部8a、連
通孔8dを貫通して、例えば前記ピストン9bに取付け
られた弁操作枠である。
13は図示しない操作器から駆動力が与えられる可動棒
、14はこれに取付けられたバッファシリンダ、15は
このシリンダ14に取付けられていて前記固定主コンタ
クト10と接離する可動主コンタクト、16はこのコン
タクト15に取付けられた絶縁ノズル、17は前記可動
主コンタクト15の内部で前記シリンダ14に取付けら
れていて、前記固定アークコンタクト11と接離する円
筒状の可動アークコンタクトである。
前記可動アークコンタクト17内には補助操作棒18が
固定して設けられており、しゃ断器閉路中はこの棒18
が前記弁操作枠12に当接してこれを押し上げ、前記ピ
ストン9bをバネ9Cに打ち勝って上方に移行させ前記
排出孔9dを接地容器2中に開路させる。
なお、このガスしゃ断器4の内部には接地容器2内部と
同様の絶縁消弧性ガスが充填されている。
而して、ガスしゃ断器4の閉路中は図の如く可動アーク
コンタクト17内に設けられた補助操作棒18が弁操作
枠12を押し上げ連通弁9の排出孔9dを開口させる。
従って、ガスしゃ断器4の内部で熱せられ上昇したガス
は、連通孔8C98d、排出孔9dを介して容器2中に
排出され、容器2中のより低温ガスがガスしゃ断器4の
場合によっては、通電時間路している逆止弁を有する下
方孔(図示せず)から内部に導かれる。
この様にしてガス絶縁開閉装置用ガスしゃ断器4の閉路
中はこの内部と前記ガスしゃ断器4を収納する接地容器
2の内部がガス的に連通せしめられているので通電によ
るガスしゃ断器4の温度上昇を低減できる。
この状態からガスしゃ断器4を開路すると、可動部が後
退し、可動主コンタクト15、可動アークコンタクト1
7はそれぞれ固定主コンタクト10、固定アークコンタ
クト11から開離する。
このとき補助操作棒18も後退するのでバネ9Cにより
弁操作枠12は下降し、ピストン9bが排出孔9dを閉
止する。
この閉止は前記固定、可動アーク接触子11.17の開
離前に行なわれる様各部の寸法が選定されている。
従って前記両アーク接触子11.17間にアークが発生
して、ガスしゃ断器4内のガスをイオン化し、場合によ
っては劣化せしめるが、これはガスしゃ断器4の外、即
ち容器2内に排出されることがない。
このため容器2内の清浄なガスに前記イオン化ガスや劣
化ガスが混入して絶縁低下を招来し、相間短絡や地絡等
の原因となることはない。
なお、前記イオン化ガスは一定時間後に再結合し、又劣
化ガスは図示しない吸着剤によってガスしゃ断器4内で
処理されてしまうので、次のガスしゃ断器の閉路により
連通弁9が開路し内外のガスが連通せしめられても何ら
問題はない。
第3図は本案の他の実施例を説明するための要部縦断面
図であって、左半分は開路状態を、右半分は閉路状態を
それぞれ示している。
同図において、固定アークコンタクト11はバネ19に
よって可動アークコンタクト17に若干追従し得る様に
構成されると共に、この固定アークコンタクト11に管
状の弁操作枠12が固定されている。
なお20は摺動接触子である。
この構成によれば、第2図のものに比べ補助操作棒を必
要とせず又弁操作枠をそれ程延長する必要もないので、
絶縁的に有利となるし、可動アークコンタクト内にガス
流に対するじゃまものが存在しないので好都合である。
以上詳述した如く、本案によるときはガス絶縁開閉装置
用ガスしゃ断器の投入中はガスしゃ断器の内部をこのし
ゃ断器が収納された接地容器内にガス的に連通せしめし
ゃ断に際しては開路に先だち前記連通を断つ様に構成し
たので、投入中はガスしゃ断器の内外のガスが温度勾配
に従って移動し接触部その他の通電部の温度上昇を抑制
することができるうえ、しゃ断時のイオン化ガスや劣化
ガスが接地容器内に排出することなくガスしゃ断器の温
度上昇を低減せしめ得、これによりガス絶縁開閉装置の
通電能力の増大を計り得るという著しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はガス絶縁開閉装置のガスしゃ断器エレメントの
1例を示す側面図、第2図は本案の1実施例を示す縦断
面図、第3図は他の実施例を説明するための要部縦断面
図であって、左半分はしや断器の開路状態を、右半分は
閉路状態をそれぞれ示している。 1・・・・・・ガスしゃ断器エレメント、2・・・・・
・絶縁消弧性ガス、3・・・・・・接地容器、4・・・
・・・ガスしゃ断器、9・・・・・・連通弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁消弧性ガスが充填された接地容器内に収納されてい
    て密閉状態にあり内部に接離可能な固定及び可動アーク
    コンタクトを含んだガスしゃ断器において、このガスし
    ゃ断器の上部に設けられており前記接地容器との間を連
    通した排出孔とこの排出孔を開閉するピストンとこのピ
    ストンが前記排出孔を閉路する方向に偏倚力を与えるバ
    ネとより成る連通弁と、前記可動アークコンタクトの投
    入によって前記連通弁を操作し前記排出孔を開路する弁
    操作棒とを備えた事を特徴とするガス絶縁開閉装置用ガ
    スしゃ断器。
JP1977151020U 1977-11-09 1977-11-09 ガス絶縁開閉装置用ガスしや断器 Expired JPS5913723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977151020U JPS5913723Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 ガス絶縁開閉装置用ガスしや断器

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JP1977151020U JPS5913723Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 ガス絶縁開閉装置用ガスしや断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5475963U JPS5475963U (ja) 1979-05-30
JPS5913723Y2 true JPS5913723Y2 (ja) 1984-04-23

Family

ID=29135864

Family Applications (1)

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JP1977151020U Expired JPS5913723Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 ガス絶縁開閉装置用ガスしや断器

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JP (1) JPS5913723Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110075A (ja) * 1974-02-09 1975-08-29
JPS50146882A (ja) * 1974-05-16 1975-11-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110075A (ja) * 1974-02-09 1975-08-29
JPS50146882A (ja) * 1974-05-16 1975-11-25

Also Published As

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