JPS5913687B2 - 熱電バイメタル温度計 - Google Patents
熱電バイメタル温度計Info
- Publication number
- JPS5913687B2 JPS5913687B2 JP10016376A JP10016376A JPS5913687B2 JP S5913687 B2 JPS5913687 B2 JP S5913687B2 JP 10016376 A JP10016376 A JP 10016376A JP 10016376 A JP10016376 A JP 10016376A JP S5913687 B2 JPS5913687 B2 JP S5913687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- bimetal
- thermocouple
- thermoelectric
- thermometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱電対とバイメタル温度計とを連接して構成さ
れる新規な熱電バイメタル温度計に関する。
れる新規な熱電バイメタル温度計に関する。
熱電対により測温点と基準点の間の温度差を測定すると
共に、他の適宜の手段により基準点の温度を測定し測温
点の温度を知る方法は公知である。
共に、他の適宜の手段により基準点の温度を測定し測温
点の温度を知る方法は公知である。
然しながら、この公知の方法では測温点の温度を簡単に
直伝させることが困難であつた。本発明は叙上の観点に
立つてなされたものであつて、その目的とするところは
、簡単な構成により容易に温度が直伝できる熱電バイメ
タル温度計を提供することにある。
直伝させることが困難であつた。本発明は叙上の観点に
立つてなされたものであつて、その目的とするところは
、簡単な構成により容易に温度が直伝できる熱電バイメ
タル温度計を提供することにある。
而して、本発明の要旨とするところは、熱電対の一方の
接点を測温接点とし、他方の接点を適宜の温度指示機構
を有するバイメタル温度計のバイメタル部分と同一温度
を保ちつつ、上記熱電対の接点間温度差即ち、その熱起
電力が所望の設定値に常時一致するよう、上記バイメタ
ル部分の温度を制御することにより、測温点温度を簡単
に測定できるよう構成することにある。
接点を測温接点とし、他方の接点を適宜の温度指示機構
を有するバイメタル温度計のバイメタル部分と同一温度
を保ちつつ、上記熱電対の接点間温度差即ち、その熱起
電力が所望の設定値に常時一致するよう、上記バイメタ
ル部分の温度を制御することにより、測温点温度を簡単
に測定できるよう構成することにある。
なお、あらかじめ上記バイメタル温度計の温度指示機構
の指度を上記設定値だけシフトしておけば、上記温度指
示機構により上記熱電対の測温点温度を直伝させること
も可能である。本発明にかかる熱電バイメタル温度計は
、バイメタル温度計の温度指示機構が簡単で安価である
という長所と熱電温度計の測温部が小さくでき高温度の
測定が容易であることなどの長所とを併せ有している。
の指度を上記設定値だけシフトしておけば、上記温度指
示機構により上記熱電対の測温点温度を直伝させること
も可能である。本発明にかかる熱電バイメタル温度計は
、バイメタル温度計の温度指示機構が簡単で安価である
という長所と熱電温度計の測温部が小さくでき高温度の
測定が容易であることなどの長所とを併せ有している。
測温部の小さくできるのは、その測温部が熱電対の一方
の接点であるためである。即ち、熱電対の一方の接点を
測温接点とし、他方の接点をバイメタルと同じ温度に保
つようにする。被測定温度をを℃、バイメタルの温度を
ｔＢ゜Ｃとすると、熱電対の熱起電力は、を℃、ｔＢ℃
で定まり、Ｅ（を、ｔＢ）■β（を−ｔＢ）・・・・・
・（１）であるとする。
の接点であるためである。即ち、熱電対の一方の接点を
測温接点とし、他方の接点をバイメタルと同じ温度に保
つようにする。被測定温度をを℃、バイメタルの温度を
ｔＢ゜Ｃとすると、熱電対の熱起電力は、を℃、ｔＢ℃
で定まり、Ｅ（を、ｔＢ）■β（を−ｔＢ）・・・・・
・（１）であるとする。
なお、βは多少温度によるが、ここでは一応一定である
とする。適宜の手段によりバイメタルの温度を調節して
、温度差（を−ｔＢ）が設定値△をに等しくなるように
する。
とする。適宜の手段によりバイメタルの温度を調節して
、温度差（を−ｔＢ）が設定値△をに等しくなるように
する。
このときには、バイメタル温度計で測定される温度ｔＢ
’ｃに△をを加えると、ｔＢ＋△を＝ｔＢ＋を−ｔＢ■
をであり、を℃が知られる。温度差（を−ｔＢ）が設定
値△をに等しいときには、熱電対の熱起電力がそれに対
応する設定値β△をに等しい。バイメタルの温度ｔＢ℃
を調節して、温度差（ｔ−ＴＢ）が設定値Δｔに等しく
なるようにする方法はいろいろあるが、どの方法でもよ
い。
’ｃに△をを加えると、ｔＢ＋△を＝ｔＢ＋を−ｔＢ■
をであり、を℃が知られる。温度差（を−ｔＢ）が設定
値△をに等しいときには、熱電対の熱起電力がそれに対
応する設定値β△をに等しい。バイメタルの温度ｔＢ℃
を調節して、温度差（ｔ−ＴＢ）が設定値Δｔに等しく
なるようにする方法はいろいろあるが、どの方法でもよ
い。
たとえば、傍熱式ヒータる用いることや、ベルチエ効果
を利用することによりバイメタルの温度を変えることが
できる。以下、図面により本発明の詳細を説明する。
を利用することによりバイメタルの温度を変えることが
できる。以下、図面により本発明の詳細を説明する。
？面は本発明にかかる熱電バイメタル温度計の一実施例
を示す説明図であり、図中、１は接点１ａ及び１ｂを有
する熱電対、２はバイメタル２ａ、指針２ｂ、指針軸２
ｃ及び目盛板２ｄから成るバイメタル温度計、３は金属
保護管、４はヒータ、５は保温材、６は定電圧電源、７
は抵抗７７Ａ，７ｂ．７ｃ及び７ｄから成る分圧器、８
は切替スィツチ、９は差動増巾器、１０は出力増巾器で
ある。熱電対１の接点１ａは温度を測定すべき所望の場
所に置かれるが、接点１ｂはバイメタル２ａと共に金属
保護管３の内部に置かれている。
を示す説明図であり、図中、１は接点１ａ及び１ｂを有
する熱電対、２はバイメタル２ａ、指針２ｂ、指針軸２
ｃ及び目盛板２ｄから成るバイメタル温度計、３は金属
保護管、４はヒータ、５は保温材、６は定電圧電源、７
は抵抗７７Ａ，７ｂ．７ｃ及び７ｄから成る分圧器、８
は切替スィツチ、９は差動増巾器、１０は出力増巾器で
ある。熱電対１の接点１ａは温度を測定すべき所望の場
所に置かれるが、接点１ｂはバイメタル２ａと共に金属
保護管３の内部に置かれている。
而して、分圧器７の抵抗７ａ，７ｂ，７ｃ及び７ｄはそ
れぞれ抵抗値Ｒａ，Ｒｂ，Ｒｃ及びＲｄであり、定電圧
電源６の出力電ＥＥは各タツプとヤーン間の抵抗に比例
して分圧される。
れぞれ抵抗値Ｒａ，Ｒｂ，Ｒｃ及びＲｄであり、定電圧
電源６の出力電ＥＥは各タツプとヤーン間の抵抗に比例
して分圧される。
分圧器７のタツプ電圧Ｅａ，Ｅｂ．Ｅｃ及びＥｄは所望
の各設定温度差に対応する熱起電力と等しい。而して、
測温部の状態により上記設定温度差を決め、この設定温
度差に対応する上記熱起電力と等してタツプ電圧を切替
スイツチ８により選択する。差動増巾器９には、熱電対
１の熱起電力β（ｔ−ＴＢ）と、切替スイツチ８により
選択された分圧器７の抵抗７ａのタツプ電圧Ｅａが入力
して卦り、差動増巾器９は｛β（ｔ−ＴＢ）−Ｅａ｝に
比例した出力を発生する。
の各設定温度差に対応する熱起電力と等しい。而して、
測温部の状態により上記設定温度差を決め、この設定温
度差に対応する上記熱起電力と等してタツプ電圧を切替
スイツチ８により選択する。差動増巾器９には、熱電対
１の熱起電力β（ｔ−ＴＢ）と、切替スイツチ８により
選択された分圧器７の抵抗７ａのタツプ電圧Ｅａが入力
して卦り、差動増巾器９は｛β（ｔ−ＴＢ）−Ｅａ｝に
比例した出力を発生する。
この出力は、出力増巾器１０により増巾され、ヒータ４
に供給され、このため、金属保護管３及びその内部にあ
る接点１ｂ及びバイメタル２ａが加熱される。而して、
接点１ａ及び１ｂ、即ち測温部とバイメタル２ａの温度
差ｔ−ＴＢが設定値△ｔに等しくなると、ＥａはβΔｔ
と等しく設定されているので、｛β（ｔ−ＴＢ）−Ｅａ
｝は零となり差動増巾器９の出力は零となる。
に供給され、このため、金属保護管３及びその内部にあ
る接点１ｂ及びバイメタル２ａが加熱される。而して、
接点１ａ及び１ｂ、即ち測温部とバイメタル２ａの温度
差ｔ−ＴＢが設定値△ｔに等しくなると、ＥａはβΔｔ
と等しく設定されているので、｛β（ｔ−ＴＢ）−Ｅａ
｝は零となり差動増巾器９の出力は零となる。
従つて、出力増巾器１０の出力も零となるためヒーター
が切れ、バイメタル２ａの加熱が停止する。このように
して熱電対１の両接点１ａ及び１ｂの温度差が常に一定
に保たれるので、バイメタル温度計２の指針２ｂにより
、測温点温度を指示させることを得るものである。本発
明は叙上の如く構成されるので、本発明にかかる熱電バ
イメタル温度計によれば、熱電対が測定することができ
る範囲内の温度であれば測温部の温度を簡単に測定する
ことができ、また、タップ電圧を選択し得る切換えスイ
ツチを設けることにより広範囲の温度を測定することが
できる。更にまた、熱電対の出力は測定する必要がなく
、増幅器もその増幅率が一定のものでなくてもよいので
、便利な熱電バイメタル温度計を安価に構成し、且つ安
価に提供することができるのである。な卦、本発明の構
成は叙上の実施例に限定されるものでなく、例えば、測
温点の急激な温度低下に対応するため、バイメタル部分
に加熱装置のほか、通風冷却装置を設けたり、低温度測
定のため加熱装置と共に、又は利熱装置に代えて、冷却
装置を設けることもあり、本発明はこれらのすべてを包
摂するものである。
が切れ、バイメタル２ａの加熱が停止する。このように
して熱電対１の両接点１ａ及び１ｂの温度差が常に一定
に保たれるので、バイメタル温度計２の指針２ｂにより
、測温点温度を指示させることを得るものである。本発
明は叙上の如く構成されるので、本発明にかかる熱電バ
イメタル温度計によれば、熱電対が測定することができ
る範囲内の温度であれば測温部の温度を簡単に測定する
ことができ、また、タップ電圧を選択し得る切換えスイ
ツチを設けることにより広範囲の温度を測定することが
できる。更にまた、熱電対の出力は測定する必要がなく
、増幅器もその増幅率が一定のものでなくてもよいので
、便利な熱電バイメタル温度計を安価に構成し、且つ安
価に提供することができるのである。な卦、本発明の構
成は叙上の実施例に限定されるものでなく、例えば、測
温点の急激な温度低下に対応するため、バイメタル部分
に加熱装置のほか、通風冷却装置を設けたり、低温度測
定のため加熱装置と共に、又は利熱装置に代えて、冷却
装置を設けることもあり、本発明はこれらのすべてを包
摂するものである。
図面は本発明にかかる熱電バイメタル温度計の一実施例
を示す説明図である。 １・・・熱電対、２・・・バイメタル温度計、７・・・
分圧器、９・・・差動増巾器。
を示す説明図である。 １・・・熱電対、２・・・バイメタル温度計、７・・・
分圧器、９・・・差動増巾器。
Claims (1)
- １ バイメタル温度計と、一方の接点が所望の測温点に
置かれ、他の一方の接点が上記バイメタル温度計のバイ
メタルと同一温度に保たれる熱電対と、上記熱電対の熱
起電力が所望の設定値に一致するように上記バイメタル
温度計のバイメタル及び上記熱電対の他の一方の接点の
温度を制御する温度制御装置とにより構成されることを
特徴とする熱電バイメタル温度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10016376A JPS5913687B2 (ja) | 1976-08-24 | 1976-08-24 | 熱電バイメタル温度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10016376A JPS5913687B2 (ja) | 1976-08-24 | 1976-08-24 | 熱電バイメタル温度計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5326178A JPS5326178A (en) | 1978-03-10 |
| JPS5913687B2 true JPS5913687B2 (ja) | 1984-03-31 |
Family
ID=14266637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10016376A Expired JPS5913687B2 (ja) | 1976-08-24 | 1976-08-24 | 熱電バイメタル温度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913687B2 (ja) |
-
1976
- 1976-08-24 JP JP10016376A patent/JPS5913687B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5326178A (en) | 1978-03-10 |
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