JPS5913685A - 不燃性弾性仕上げ材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 して用いられる不燃性弾性仕上げ材に関するものである
。

１ｌ［１来ＩＨ築物、＋７１築物の美装材、保護材とし
てＩ＋、セメント系バインダーを用いたものに代表さイ
するｌＨＨｑ　ＫＡ系仕］一げ材、および合成樹脂系バ
インターを用いたものに代表される有機系仕上は材が用
いられ一Ｃいる。

しかし１．↓がら、これらは次に述べるような種々の欠
点を有している。

例えば無機系仕上は材を用いた場合、それによって形成
される塗膜は不撚性を有し、硬度等にはすぐれているが
、反面弾性、柔軟性、耐クラツク性等を有せず、また有
機系仕上は利を用いた場合、それによって形成される塗
膜は接着性、弾性、柔軟性等を有するが、反面不燃性を
全く有しない等の欠点を有する。これらの欠点は、無機
系仕上げ材および有機系仕上げ材の材料に係わる本質的
な欠点であるため、これらの欠点をすべて解決した仕上
げ材は見当らなかった。従って、使用にあたっては、そ
の目的に応じて使いわけているのが実情である。

本発明者らはかかる実情番こ惰みこれら従来の仕上げ材
の欠点、特に無機系仕トげ材によって形成される塗膜の
最大の欠点である弾性を有しない点、および有機系仕上
げ材によって形成される塗膜の最大の欠点である不燃性
をイイしない点を改良すべく鋭意研究を重ねた結果、上
記のいずれの欠点も改良した不燃性および弾性を併口も
つ塗’ｉ４％　４ＪＩ狛父丈る不燃性弾性仕上げ材を見
出しイ・発明を完成したものである。

すなわち、本発明はセメント（Ａ）と細骨材（Ｂ）とを
↑纏１見分とし、（Ａ）　／　（Ｂ）が重咀比で１００
１５０〜２００の割合である：１（材、およびフィルム
伸び率が１５００％以）：Ｆｓカラス転移濡１ｑが一１
０″Ｃ以Ｆのアクリル系重合体を全固形分重量の３〜５
　ｉＲｌ！％七なるように含有するエマルジョン（０）
とから〆Ｃる・１・燃［子弾性仕上げ材を提供する。

本発明による不燃性弾性仕−Ｌげ材の特長についてりｙ
に、！’ｆ’ｉ　Ｌ　＜述べると、セメントおよび細骨
材を主１＋１９分と１７、必要により顔料、不燃性を助
げるホ・″）　Ｊ（Ｊ）、亀裂防止を助けるマイカ、防
水を助４するカルシラノ・ステアレート、その細分散剤
Ａｐの助＾１１ｋを含有してなる主材に１．ＴｉＳ　Ｋ
　−６：ｌ　（ｌ　Ｊ　ｉこｉｌｌ　％して求めたフィ
ルムの伸び率が１、５０　（）％以上で、かつガラス転
移温度か一１００以Ｆのアクリル系重合体を組合せるこ
とによりイく燃性を有し、しかも弾性を発揮する塗膜が
得られるのである。

本発明の仕」二げ材に用いるセメント（Ａ）としては、
普通のポルトランドセメント、高炉セメ〉′１−　、シ
リカセメント、フライアッシュセメント等種々のセメン
トが使用でき、また細骨材としては、砂、ケイ砂、炭酸
カルシウム、天然および人工軽量骨材等が使用できる。

上記セメント（Ａ）と細骨材（Ｂ）は暇晒比にて（Ａｌ
／（Ｂ）＝１００１５０〜２００の割合で使用する、（
Ｂ）の割合が５０未満の場合は、塗膜が硬くなり、しか
も仕上げ材施工後の乾燥過程におけるひびわれが生じ易
くなるので好ましくなく、逆に２００を襲えた場合は塗
膜の強度が不足し、付着力が低下するので好ましくない
。

これらセメン）（Ａ）および細骨ＨＡ’　（Ｂ）に必要
により前記のような顔料、充てん剤、助剤等を添加して
なる主材に配合されるアクリル系重合体エマルジョン（
０）はＪ工５Ｋ−６３０１に亭拠して求められるフィル
ム伸び率が１５００％以上で、かつガラス転移濡＋ｖが
一１０°Ｃ以下のアクリル系重合体のエマルジョンを使
用する、この範囲をはずれたものは塗膜に所期の弾性が
得られなく耐（Ｊびわれｉが劣るので好まし７くない。

ヰた、このアクリル系重合体エマルジョン（０）は、水
およ（）防腐剤、セメント凝結遅延剤等のＴ’？Ｓ　Ｉ
ＩＩＩ　ｉ’ｊす２−混合１．　Ｉ；：混和材の杉で主
材と配合するが、その、ｑ１１合は、アクリル系重合体
固゛杉分として、全（イ「の３〜５爪縫％とする。上記
割合が３１（（１’ｉｆ％ト満の場合は形成される塗膜
に所期の弾・１１：が得られなく、逆に５重量％を超え
ると不燃性がｔｒＦられ／、ｉ′くなるため好ましくな
い。

イζ発明で１・ｐ川するアクリル系１１文合体エマルジ
ョン（（］）のアクリル４’Ｆ＝　ｕｔ重合体しては、
例えば２−エチルへキシルアクリレート、ブチルアクリ
レ−１・、エザルアクリレート、イソプロピルアクリレ
ート、シ・“ノリルメタクリ複レート、ヘキンルメタク
リレート、スチレン、アクリロニトリルの１１（合体ま
たは共重合体が使用できる、こイ１ら＋、１　＋′発明
の仕上げ材によって形成される塗１１？ンに弾１・１：
をケえるものであり、−（３記例示した重合体１ｒ、　
ｌＩＮ　’ｊ：：されるものでないことは当業者には明
らかであろう。またアクリル系重合体エマルジョンは市
場で人手することができ、例えば旭化成社製ポリトロン
Ｚ−２２０．カネボウＮＳＣ社製ネトゾールＡＤ−２１
、バスフｔト製アクロナールＳ−４００等がある。

本発明による仕上は材を用いて律皐物等を塗装するに当
っては、塗装前に、セメント（へおよび細骨材（Ｂ）か
らなる主材を、その場でアクリル系重合体エマルジョン
（０）と混合して必定により更に水を加えて、仕−ヒげ
利とし、これを通常の方法で塗装すればよい。

品下に実施例を挙りて本発明を説明する。部および画分
率は他に特記ぜぬ限り重柘甚ピ、である。

実施例　１ 下表１に示す主４４配合物を粉体混合（２１を用いて均
一に混合した。別に下表２に示すアクリル系重合体エマ
ルジョン配合物をディスパーを川表　　１ ポルトランドセメント ；７．７＋ル（！　−　１００”　　　　　　　　　　
　１７　　部タンカル（］　−　５Ｑ　＊３　０　　部
１ｉ’ｌｌｌ　　　妙　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４　　音も一
フイカ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１
　部スデＴリン博ノｌルシウム　　　　　　　　　　ｏ
．２部ｉｆｌ　　　　　　　　　　　　　１００．２部
＊　４；＋：　Ｉヒ成社刺：炭１俊カルシウムの商品名
前　　２ Ｔりｏ−Ｊ＝ニル−　４　０　０　”　　　　　　　　
１　２．５部メチルセルローズ　　　　　　　　　　　
　　０．２部りリコン酸カルシウム　　　　　　　　　
　ｉ．ｏｍノーオンＷ面活性剤　　　　　　　　　　　
１．０部スラモニーＢ”　　　　　　　　　　　　　０
．０３部）　７’コＮ　Ｘ　Ｚ　””　　　　　　　　
　　　　　０．３部計　　　　　　　　　４１．０３部 傘申武田薬品工業社製：防瞑削 傘＊＊サンノプコ社製：消泡剤商品名 上記主材配合物１ｏ　Ｏ．　２　ｙ＋＋＋にエマルジョ
ン配合物４１．０３部を混合して仕上−げトオを作り、
後掲の表８に示す各試験のためのテスト−ピースを作成
し、それぞれの試験を行なった。

なお塗装の延び率試験は離型紙りに厚さ１　ｍｍの型枠
を用いて、上記（（上げ材を注入して湿潤厚でＩＴｒＩ
ｎに相当する片を成形してＪＩＳ　Ｋ　−６３０によっ
て試験した。付着り試験はＪＩＳ　Ａ−６９１０に規定
するモルタル而に、その他の試験片は石綿ストレート板
にタイルガンを用いて吹付けて試験片−を作成してそれ
ぞれ表８に示す試験に供した。

本実施例の仕上げ材中、セメント成分（Ａ）／細骨材成
物（Ｅ）の比は約１　０　０／１　０　０てあり、アク
リル系重合体は全固形分の約５％であった。

比較１列　　　ｌ Ｆ表３に示す゛主材配合物を、実施例１の主材配合物と
同様に混合し、更にこれに水３５部を加えて混合しＣ仕
−］二げ材を作り実施例１と同様にテス）・ピースを作
成した。このものの試験結果を表８に示＝ｌ−。

表　　３ ポルトランドセメント　　　　　　　　４１　部タルカ
ン’）　−　５　０　　　　　　　　　　　３　２　　
部プラスター　　　　　　　　　　　　　　１１　部メ
ヂルセルロ・−ス　　　　　　　　　　　０．２部消石
灰　　　　　　　　　　　　６部 すイ砂７号　　　　　　　　　　　　　１ｏ　部ｉｆｆ
１０　０．４部 ／Ｓ１？この１柑千配合物と水との混合物中、（Ａ）成
分／（ｆ（１代汗の比は約１００７１００であり、重合
１＋エマルジヨン（０）は含有されていない。

比４１２例　２ ド表４に示す仕上げ付記合物をディスパーおよびニーダ
−を用いて仕上げ材をｌｌＩ！！造し、実施例１と同様
にしてテストピースを作成した。このものの試験結果を
表８に示す。

表　　４ モビニ−／ｌ／ＤＭ−６０”　　　　　　　　　２５　
　部タンカルＧ−ＩＱＱ　　　　　　　　　　６６　　
部マイカ　　　　　　　　　　　　　　　　　６５部メ
チルセルロース　　　　　　　　　　　　ｏ，１５部ブ
ライコール８５０リ　　　　　　　　　　０．７部エヂ
レングリコール　　　　　　　　　　　１．０＋１＋ノ
ブ：＋ＮＸＺ　　　　　　　　　　　　　　　　Ｏ．４
！Ｗ計　　　　　　　　　　　　１　０　１．２　５部
上記仕上げ付記合物にはセメン）　（Ａ）　１．ｉρ分
を含有させなかった。１１ちバインダーはアクリル系重
合体のみであり、この成分は全固形分の約１２３％でよ
、つた。

１°Ｉ′Ｊ　較　ビ・１１　　　３ ■：　Ａ；！５　ｔこ示す主材配合物を実施例１と同様
に混合・傅浩し、別にＦ表６に示す重合体エマルジョン
配合物を実施例１と同様に作った。

表　５ ポルトランドセメント　　　　　　　　　４０　部タル
カン（］　−５０４５部 マイカ　　　　　　　　　　　　　　　　　５．５部プ
ラスター　　　　　　　　　　　　　　４．５部酸化チ
タン　　　　　　　　　　　　　　　５．０部１１１０
０．２部 表　　６ スミカフレックス４００”　　　　　　　　　１１．２
部メチルセル（−＋−ス　　　　　　　　　　　　０．
２部グリコン酔カルシウム　　　　　　　　　　　１．
０部ノニオン界面活性剤　　　　　　　　　　　　１．
０部スラモニーＢ＊＊　　　　　　　　　　　　　　０
．０３部ノブニアＮＸ７．　　　　　　　　　　　　　
　　０．３！ｆｆ１ｓｉ　　　　　　　　　　４０．０
３部上記主材付記物１（１０，２部に重合体エマルジョ
ン配合物４０．０３部を混合して仕上げ４１を作り、実
施例上同様にテストピースを作成した。

試験結果を表８に示す。

上記主材配合物中の（Ｎ成分／（Ｂ）成分の比は約１０
０／１００であり、（０）成分の重合体は全固形分の約
４％であった。

比較例　４ 主材配合物として実施例１の主材配合物１００．２部を
用い、重合体エマルジョン配合物として実施例１のもの
１２，５部を用い、更に水２６部を混合して仕上げ材を
作り、実施例１と同様にテストピースを作成した。試験
結果を表８に示す。

この場合（０）　ｌａ分の重合体は全固形分の約１．５
％であった。

比較例　５ 主材配合物として実施例１のものを使用した。

）Ｒ台１４・Ｊマルジ９゛／配合物はＦ表７ζこ示すも
のを用い！・、１ 表　７ アクロナ・−ルＳ−４ｆ１０　　　　　　　２４．７部
メチルセル［ｊ−ス　　　　　　　　　　　　０．１部
クル：Ｊン酸カルシウＡ　　　　　　　　　　　１．０
部）二（−ン界面活性剤　　　　　　　　　　１．０部
スラモニーＴｌ　　　　　　　　　　　　　　Ｏ，０３
部ノブ−１ＮＸＺ　　　　　　　　　　　　　Ｏ，３部
、ｔ１４０．１３部 −ＩＥ　＋：＋配で）物１０Ｇ、２部に１４部１合体エ
マルジョン配合物４０．１．３部を混合し、仕上げ材を
作り、′Ｊに飾例１き同様にテストピースを作成した。

試１１＋７４−イ　宋　を　表　８　に　・１士す。

この場合アクリル系、＋Ｔｔ合体は全固形分の約１０％
−ＣＪ、−）ｌ：・。

１・記実施例１およびＩＬ較例１〜５の各テストピース
４．　ＩＩ＋いて行なった試験結果を下表８に示Ａ。

８および１＋　：　、−ｒｌｓ　Ｋ　　−ｆｉ　３　（
１１，＋こよる。

（！　、ｒおよｒ）　Ｆｌ：、’ｌ　’１．’ｓ　　Ａ
　−６９１０による。

ｄ：、ｌＩＳ　　Ｋ−５６６３による。

Ｑ　：　ＡＳＴＩφ−ｚ−６６６・・７５によるつｖｌ
：Ｊ［ｓ　　Ａ−１３２１による。

′１″ｌ’　ｊ’：’　Ｉ’ｌ　１ｌｄＦＩ　Ｉｙ　　
　神東塗料株式会社２′ｉ 代１）１１人安達光１ｉ！を渭ｎ ＠藺！ 手続補正書（唱＾） １、事件の表示　昭和５７年特許願第１２２２９９１、
発明の名称 不燃性弾性仕上げ利 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 へＮ〜へ に、に名称　神東塗料株式会社 ４、代理人 ５、補正の対象 ６（１ｉｉ　Ｉ巨の内外 （１）明イ１１１占第６肖弔１８行「ディスパー」を「
ディスパー」とＮｌ’　、ｉＥする。

（２）　１ｔｆｌ　ｆｊ％　７　ｊａｒ表２の第２行「
メチルセローズ」ヲ「メチルセルロース」と訂正する。

（３）同：ｘｌ、７頁と２の第３行「グリコン酸カルシ
ウム」をＶクルコン酸カルシウムＪと訂正する。

（４）同第８白［ζより第１１行「（ｉｔ：び率」を「
伸び率」と８１１１する。

（５）同第８１．“（Ｆより第９行「ｌＩＳ　　Ｋ　−
６３ｏ」を「Ｊ工ＳＫ、　−６３０１１と内圧する。

（６）同第９　ｃ′７ＰＩジ１４　Ｔ＋［ダルコン酸ナ
トリウム］を１−グルコンｌイｅナトリウム」と訂正す
る。

（７）同ｉ、１！＋　−１，１ｒ、４Ｆより・（３６行
「グリコン酸カルシウム」ヲ「クルコン酊カルシウム」
とｄ１市スル。

（８）同・１〜１４（１表８の試験項目の欄第２行およ
び第６行中１Ｇ）ｌ；ひ２．り」を１伸び率」と訂正す
る。

以　　上 手続補正書（自発） ■、小事件表示　　昭和５７年特許願第１２２２９９号
２、発明の名称 不燃性弾性仕上げ月 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 へ触Ｊ＼朧 ４、代理人 ５、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄 Ｇ、　？ｉｌｉ　ｉｔ’の内容 （］）別紙のとおり特ｕ′「η−１求の範囲を訂正する
。

（２）明細−１６（８３α第７行「全固形分重量」を［
全体１＝り利組成物市１４　Ｊと訂正する。

（３）同”：８５頁第７行「全体の」を「全仕上げ材組
成物の」とげＪ正する。

（４）同ｆｆ１６！ｔ１４Ｂ行〜第１１行「その場でア
クリル系ｊ７ｊ合体エマルジョン（Ｃ）　−−−−一塗
装すればよい。−１を［その場でアクリル系重合体エマ
ルジョン（Ｃ）と混合し、このエマルジョン（Ｃ）の水
分が少なく、固形分が多いエマルジョンの場合には史に
水を加えて、アクリル系重合体を全仕上は祠組成物の３
〜５重量％となるようにして仕」−げ杓を作り、これを
通常の方法で塗装すれはよい。」と打面する。

（５）同第８１末行「全固形分の」を「全仕上げ材組成
物の」と、ｆｉ　ｉＦする。

（６）同第１０頁の表４の下の瓶中「来」の第１行「ア
クリル屯合体エマルジョン」の前に「固形分５０％の」
をＭｉ入する。

（７）同第１０頁末行「全固形分の」を「全仕上げ拐組
成物の」と訂正する。

（８）同第１２真下より第１２行〜第１１行「全固形形
分の」を「全仕上げ一材組成物の」と訂正する。

（９）同第１２頁下より第４行「全固形分の」を「全仕
上は材組成物の」と訂正する。

（１０）同第１３頁下より第５行Ｆ全固形分の」を「全
仕上げ材組成物の」と訂正する。

以　　上 別　　　　　紙 特許ｎｒ’Ｊ求の１ｔｔｉ’ｉ　１．ｌ１ｉ１　セメン
）　ｆＡ）と細骨材（Ｂ）とを主成分とし、（Ａ）／（
Ｂ）が中（＋）比で１００１５０〜２００の割合である
１−１１、およびフィルム伸び率が１５００％↓゛ノ、
」−で、カラスΦｒ、移温度が一１０℃以下のアクリル
系１１合体苓全仕」−げ材組成物重量の３〜５’？！：
　ｌ’Ｊ％となるよう１こ含有するエマルジョン（Ｃ）
とからなる不燃イノ１１弾性仕にげ材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　セメント（Ａ＋とイ１１（骨材（Ｂ）とを主成分と
   し、（〜／（Ｂ）がｉｊ　１−＋４比て１００１５０〜
   ２００の割合であるｉ：１′（、およびフィルム伸び率
   が１５００％以トで、ガラス転移湿度が一１０°Ｃ以下
   のアクリル系「Ｒ合体を全固形分重量の３〜５重量％と
   なるように含有するエマルジョン（０１とからなる不燃
   性弾性イ１トげ材。