JPS59135240A - 香気の持続する着香プラスチツク成形物の製造方法 - Google Patents

香気の持続する着香プラスチツク成形物の製造方法

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JPS59135240A
JPS59135240A JP58008266A JP826683A JPS59135240A JP S59135240 A JPS59135240 A JP S59135240A JP 58008266 A JP58008266 A JP 58008266A JP 826683 A JP826683 A JP 826683A JP S59135240 A JPS59135240 A JP S59135240A
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JP
Japan
Prior art keywords
hydrocarbon group
group
aromatic hydrocarbon
aliphatic hydrocarbon
compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP58008266A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruichiro Emoto
江本 治一郎
Ryokichi Tarao
多羅尾 良吉
Yoshio Yamamoto
吉男 山本
Ryuichi Kiba
木庭 竜一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は香気の長期間持続する着香プラスチックに関す
るものである。
近年、プラスチックの製品に、その異臭(例えば塩化ビ
ニル樹脂製品におけるDOPや安定剤に由来する異臭)
をマスキングしたシ、積極的に芳香を付与してその商品
価値を高めるために、プラスチックに香料を配合するこ
とによシ、着香することが行なわれるようになった。
しかし、プラスチックと香料は−・般に相溶性が悪く、
両者の混合には高温を要する。従って揮散し易い低沸点
の香料は実際」−使用できず、高沸点の香料たとえばバ
ニラやココア等に使用が制限される1、1だ香りは使用
初期には充分の強さがあるが短期間に香りの強さは著し
く低下する欠点がある。
本発明は、このような欠点を改善するために行われグで
ものであり、比較的揮散性の強い香料であっても、それ
全有機けい素工ステル化合物とすることによって、高温
での揮散性を低下させ、プラスチックへの混合を容易に
し、また、有機けい素工ステル化合物が外界からの水分
によって加水分解され、徐々に芳香成分を揮散させるの
で、着香プラスチックの香りを長期にゎたつで持続させ
ることができる1゜ 即ち、本発明は、一般式Ra5i(OR’)b (OH
2)c−−−−(1)および(Rj S i (OR’
)k (OH2)e (OH)mon)P・・・・(1
) (但し、In;j2、炭素原子数1〜1oの飽和または
不飽和の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、脂肪族
炭化水素基置換プ香族吹化水素基、芳香族炭化水素基置
換脂肪族炭化水素基および水系原子から選ばrtだ基で
あり、 rt’(よ炭素原子数1〜5のアルギル基又は
アルケニル基でありR″は炭素原子数4=15の飽和ま
たは不飽和の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、脂
肪族炭化水素基置換芳香族炭化水素基、芳香族炭化水素
基置換脂肪族炭化水素基から選ばれRIlo Hの形で
香気を下す基であり、R,R’及びR/′U、そ!1.
ぞれか、同一分子内に2以上あZ)ときは、同一種類で
あっても異なった種類であってもよい。またaけ0.1
.2又は3、l〕は0,1.2又は3、Cはl、2.3
又は4であシ、a十b +c = 4であり、Jおよび
mは0以上で3以下、O≦k<4.0 < e < 4
.0≦n < 2、j+ k 十e + m +2 n
 = 4であり、I)は正の整数である。) で示される化合物から選ばれ/こ】種nたは2種以上の
香気付与性化合物を、グラスチックの製造用のモノマー
ないしポリマーに混合し、その後成形することにより着
香プラスチック成形物を製造する方法を要旨とする。
前記一般式(1)および/または(It)においてRの
例を挙げるとメチル基、エチル基、グロビル基、ビニル
基、アリル基、フェニル基等の飽和または不飽和の炭化
水素基を示すことができる。
一般式(1)および/または(11)においてR′およ
びR“はアルコール類から水酸基を除去1〜た後に残存
する残基であり、R’OHおよびR”OHなるアルコー
ル類化合物の例を挙げると、メタノーノペエタノール、
n−グロパノーノ’y  180−グロパノール、n−
ブタノーノペ 1so−ブタノール、5eC−ブタノー
ル、ペンタノール(n−ペンタノール、メチルブタノー
ル等)、ヘキサノール(n−ヘキサノール、メチルベン
タノーノベエチルブタノール寺)等の飽和脂肪族アルコ
ール、プレノール、cis −3−ヘキセノール、tr
ans−2−ヘキセノール、ツルビルアルコール、ci
s −4−ヘゲテノール、  trans−2−オクテ
ノール、trans −4−デセノール、trans 
−2cis −6−ノナジニノール、ゲラニオール、シ
トロネロール、ネロール等の不飽和脂肪族アルコール、
オイゲノール、バニリン、4−(p−ヒドロキシフェニ
ル)−2−ブタノン等の脂肪族灰化水素基置換フェノー
ル、β−フェニルエチルアルコール、桂皮アルコール、
ベンジルアルコニル等の芳香族灰化水素置換脂肪族アル
コール−3〜示すことができる。
これらのアルコールのうちtrans −2−オクテノ
ール、シス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセ
ノール及びプレノール等の炭素数8以下のアルコール(
rjl、いわゆるトツゾノートといわれる種類の香気成
分であり、調合香料の成分として爽やかな感じ金与える
ものであるが揮発性か大きく、短時間で失われ、調合香
料のバランスがとくにくずれ易いという問題があった一
本発明の化合物?それらに代えて使用することによりこ
の間j須は解決される一 一収武(1)で示される化合物の具体的な分子式の例を
示すとcis −8−ヘキセノール(分子式Cego”
OH)に対応するCHz=’CH31(OCzHs)b
(OCgHll)c、ゲラニオール(分子式C1゜R1
70I()に対応するCH35’j(”0CB3)b(
”0C16Hxy)e、’ trani−2−へキモノ
ール(分子式CaFin 01()に対応するC−R3
Si (OC2H5)b (0CaHix )e s 
2−フェニルエチルアルコール(分子式C!aH90H
)に対応するCH35i’(OCzH5)b (0C6
Ho)c等を挙げることができる。
一般式(1)の化合物を製造する方法として列えば前述
のR’O)1.、 R”ORなるアルコール類化合物と
ケイ素−ノ・ロゲン結合および/またはケイ素□−アシ
ロキシ結合を有子るケイ素化合物、例えばメチルトリク
ロルシラン、ビニルアセトキシシプン等の反応を利用す
力ことができる。該・反応は常温ないし昇温下で例えば
常圧下で触媒を用いずまたはアミン化合物、ピリジン化
合物等を触媒に用いて行なうことができ、反応生成物中
に触媒が残存しないことを重視する場合に:は触媒を用
いずに反応を行なわせることが好まし一般式(I)の化
合物を製造する別の方法として例え、ば一般式Rx5t
(OR′’)、4−)e (ここにXは0゜1.2又は
3である。)で示□される有機ケイ素化合物□と′R′
″OHなるアルコ−ル類化合物を反応させて有機ケイ素
化合□物の二〇R′基の一部ないし全部を一〇R“基に
置換させる反応をオリ用することができる。該反応は常
温で行なわせることができるが昇は下で行なわせること
が好ましく、ynyとしてチタンアルコキシド、オクチ
ル酸すず、炭酸□カリ□ウム、メチルトリクロルシラ・
ン、P−トルエンスルホン酸、ツート、リウム等を用い
ることができ反応生成物中に触媒が残存しないようにす
る場合には触媒?用いずに反応を行なわせることができ
る。該反応において置換反応により生成するR′O)l
を例えば趙流によって反応系外に除去する操作を付は加
えることが好ましい、。    ・ 一般式(I)の化合物は複数の種類の化合物を同時に伴
って1生・成する□と考えられる。
一般式G1.)で示される化合物は前述の一般式CI)
で示される化合物の部分加水分解によフ生成しう□る化
合物または該部分加水分解によシ星成しうる化合物の縮
合によシ生成しうる化合物であ□る。該部分加水分解に
よシ生成しうる化合物′は水を一般式(1)の化合物に
加え好ましくは加熱し次いで加水分解によフ生ずるR’
OHおよd/またはR10Hを必要に応じ例えば蒸留に
よって反応系外に除□去することによシ製造することが
できる。前記□縮合によグ生成しうる化合物は酸、アル
カリを触媒として、また触媒を用いず前記部分加水分解
により生成しつる化合物の縮合にτシ得ることができる
。        □本発明に使用しうるプラスチック
としては:ポリ塩化ビニル(塩化ビニルのアクリル酸エ
ステル、アルキルビニルエーテル、酢酸ビニル尋との共
重合体及びグラフト重合体を含む。): ポリオレフィ
ン(例えば、ポリプロピレン、プロピレンエチレン共重
合体、プロピレンエチレンブチグーに元共重合体、ポl
J’je’−F−レン、ポリスチレン)、ポリアミド、
ポリエステル、ポリアクリルニ:トリル、アクリル系樹
脂、ウレタン樹脂、メラ□ミン樹脂“、ヱボキシ樹脂及
びこれらのうちめ相互責混会しうる二釧′以上の混合物
を番げる・ことができる′。
本発明に・わけるプラスチックへの香気付与性化合物の
混合は、モノマーがらポリマーによる最終成形□品に至
る迄のいずれかの段階そ行うことかで@机熱町塑性樹脂
で□は、□粉末状ないし粒子状でポリマーと前記香気付
与性化合′物′を、必要に応ゼで他の添加物と共に、混
合し、加熱し、混練□し溶融し成形することかできる。
この加□熱の□際に低沸点の香気付与性化合物は揮散す
る□が、本発明の香気付与性化合物は、香気の本体が低
沸点のアルコールR“OHであってもそ:れ□が有′機
□けい素工ステル化合物の形となっているため沸点が扁
く揮散じ難い。
熱硬化性樹脂ではミ粉状成形材料又は液状成形材料に、
香気付与性化合物な之必要に応じて他の添加物と共捉、
添加し混合し、金型等に入れて加熱加圧し成形すること
ができる。この加熱により又は、金型に入れる前の予熱
により低沸点香気付与性化合物は揮散するが、本発明の
香気付与性化合物は揮散し難い。
本発明における「成形」の概念は包括的な概念であシ、
前記液状又は可塑性から何らかの形態の固化状にするこ
とをいい、例えは、ロール膜引出成形、ブロー成形、溶
融押出l−成形(インフレーション法及びTダイ法を含
む。)、射出成形、圧縮成形、鋳込M丸合成形、トラン
スファー成形、浸漬(ゲイツピング)等の他、液状成形
材料を布、板、届1等に塗布した後同化又は硬化する場
合も包含する。又二次成形のための一次故形も包含する
本発明ケ用いて1得られる最終成形品の例としては、農
業用ビニール、消しゴム、化粧ビン、自動車内装材、人
工皮革、造花、水仕争用千袋、クレジットカード、トラ
ンプ、室内芳香剤等金量げることができる。
以下実施f/uによって不発明孕説明する。
実施例1 2−フェニルエチルアルコ−/l/ トメf ルト’)
エトギシシランとのモル比2:1の反応生成物q旧を下
表のような割合で配合し、150℃にて10分間ロール
にかけ、ロール膜を形成させ、厚さ0.5びで引き出′
1″(4)。
pVC(重合度1300±50)   10017DO
P              50 g安定助剤皿内
滑剤        2y外滑兼安定剤       
   1.5g酸化防止剤           0.
05y011)               o、5
y比絞対照(ソjとしてqll)を加えないもの…)と
、q「)の代ワリに2−フェニルエチルアルコールヲ同
量加えたもの(C)全作成した。(ト)ンは強いDOP
臭がするだけであるが囚は3ケ月後も2−フェニルエチ
ルアルコールの香りがした。また(C)は1ケ月後にそ
の香りは消失した。
実施例2 ω1)、ゲラニオールとメチルトリエトキシシランとの
モル比2:1の反応生成物(至)およびtrans−2
−ヘキセノールとメチルトリエトキシシランの2:1の
反応生成物(V)を41:58:1の割合でブレンドし
たもの(vI)’を下表の割合で配合したものを196
°Cにて10分間ロールにかけ、ロール膜を形成させ、
厚さ0.5間で引き出す(D几PVC(m合gtaoo
±50)   100//DOI)         
    50P安定助剤兼内滑剤        2y
外滑兼安定剤          1.5g酸化防止剤
           0.059(1’D     
           0.15y比較対照物とし〜で
、2−フェニルエf ルア ルコール、ゲラニオールお
よびtra、ns −2−ヘキセノールi41:58:
1の割合でブレンドしたもの(Vルを(イ)の代シに同
量加えたもの(社))全作成し/こ。
(I))は3か月後もバラ様の香りがした1、■)はト
ップノートが失われた結果香調がくずれ、かつ1か月後
には殆ど香りは消失した。
実施例3 実施例2で使用した香気付与性化合物の混合物G’Dと
同じもの全下表の割合でポリプロピレンベレン)(MF
RI!M/分、酸化防止剤含有)に、混合攪拌機にて数
分間混合した後、220°CでTダイより押出しJ学み
1酊のシートを成形したωつ1゜ ボリプIコピレン   1ooy (ν]つ                    0
1 ≦7比較対照物として実施例2の比軟1クリで使用
した香気付与・註化合物の混合物(11IDを同量加え
たものを作成した(G)、(杓は2か月後もバラ様の香
pがしたが、0)はドッグノートか失われた結果香調が
くずれており、かつ20日後に(は殆ど香りは消失1〜
だ。
実施例 ゲラニオールとメチルトリエトキシシランとのモル比2
:1の反応生成′吻(lV)を下表の割合で配合しヘン
シェルミキサーにて混合する。
pvC(m合度103o±50)    1000g滑
剤       5g D OP        200g ジブチルすずジラウレートを含むすす系安定剤   2
5f(IVJ                   
       1o yこれを押出成型機(温度170
〜190°C)にて厚み0.05 Bの円筒状半硬質P
VCフィルムに成形した(El)。
比較対照物としてゲラニオール’t(V)の代りに同量
加えた成形物を作成した(J)。
0は4か月後もゲラニオールの香勺がしたが(J)は1
か月後にはほとんど香りは消失した。
実施例5 実施例2で使用し/ζ混合物(M)fir下表の割合で
配合し混合攪拌機及びペレタイザーにて混合、造粒した
これ(d消しゴム用のベレットであシ、射出成形により
消しゴムを作成したσす。
PVC(重合度500〜700)     1000f
DOP              ’7009炭酸カ
ルシウム        1200g亜鉛系安定剤  
         20g顔料      201 αI)8fl 比較対照物として実施例2で使用した混合物G′lDを
(1′Dの代りに同量用いて造粒したペレットよ)泊し
ゴム勿作成したし)。
(イ)は4 i>月後もバラ様の香りがしブヒが(6)
はトップノートが失われた結果香調がくずれ、カッ1か
月後にはほとんど香りは消失した。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  一般式Ra5i(OR’)b (OR”)c
     ・・・・(1)および(Rj Si (OR’)k 
    (OR′′)e (OH)mOn)p・・・・(II)
    (但し、RFi、、炭素原子数1〜10の飽和または不
    飽和の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、脂肪族炭
    化水素基置換芳香族炭化水素基、芳香族炭化水素基置換
    脂肪族炭化水素基および水素原子から選ばれた基であ、
    ? ; R’は炭素原子数1〜5のアルキル基又はアル
    ケニル基でありR“は炭素原子数4〜15の飽和または
    不飽和の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、脂肪族
    炭化水素基−置換芳香族炭化水素基、芳香族炭化水素基
    置換脂肪族炭化水素基から選ばれR”OHの形で香気を
    示す基であ、!2;R,,R’及びに′は、それぞれが
    、同一分子内に2以上あるときは、同一種類であっても
    異なった種類であってもよい。またaは0,1.2又は
    3、bは0,1.2又は3、Cは1.2.3又は4であ
    シ、a+b+c=4であ如、jおよびmは0以上で8以
    下、0≦k<4.0 < e < 4.0≦n < 2
    、j+に+e+m+2n=4で6D、pは正の整数であ
    る。) で示される香気付与性化合物から選ばれた1種または2
    種以上の香気付与性化合物を、プラスチックの製造用の
    モノマーないしポリマーに混合し、その後成形すること
    を特徴とする着香プラスチック成形物の製造方法。
JP58008266A 1983-01-21 1983-01-21 香気の持続する着香プラスチツク成形物の製造方法 Pending JPS59135240A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4703070A (en) * 1986-07-16 1987-10-27 Union Camp Corporation Silicone rubber containment of organic liquids
US4880851A (en) * 1987-02-26 1989-11-14 Tohru Yamamoto Aromatic composition and method for the production of the same
JP2009209311A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Kao Corp 機能性物質放出剤

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