JPS59133426A - 旋流型タ−ビンメ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は旋流型タービンメータに関する。

旋流型タービンメータは、短管状の筐体内に同（１） 軸に上流側及び下流側にデフユーザを設け、且つこのデ
フユーザを支承する整流翼列を螺旋状のブレードで構成
し、デフユーザの周りに同軸に螺旋流を発生させ、これ
により、上流側及び下流側のデフユーザの間に回動自在
に支承した回転タービンを回転させ、この回転タービン
の回転数を検知して流量を測定するものである。

この旋流型タービンメータで用いる回転タービンは、管
軸に平行なブレードから成る環状翼列を有するものであ
る。

このため、回転タービンのブレードに作用する流体抵抗
がタービンの回転方向に分力を有しないので、整流翼列
のブレードが管軸に平行な、所謂直流型タービンメータ
にみられるレイノルズ数ハンプと呼ばれる現象が無いた
め、タービン回転運動の安定性が高く広いレイノルズ数
範囲に渡って高精度が維持されるという特徴を有する。

然しなから、この旋流型タービンメータには、螺旋流を
発生させる螺旋状の整流翼列の製造が困難であり、又、
その整流翼列は流路断面を充分に（２） 細分するものであることを要するが、そのような環状翼
列を構成することが極めて困難であったので、実際に製
造されたものでは環状翼列を構成するブレードの数が少
なく、従ってそのブレードによって区画される流路内に
遠心力等による二次流が発生し、そのため螺旋流が乱さ
れ、精度が充分に高められないという問題があった。

本発明は、斜上の観点に立って成されたものであってそ
の目的とするところは極めて容品、且つ良質な旋回流を
生じさせる螺旋状整流翼列を有する旋流型タービンメー
タを提供することにある。

而して本発明の要旨とするところはこの螺旋状整流翼列
を細管群によって構成することにある。

以下、図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明に係る旋流型タービンメータの一実施例
を示す正面図、第２図はその筐体部分を切断した側面図
、第３図は第１図中切断線■−■に沿って切断した断面
図、第４図及び第５図は細管の上記とは別異の配置例を
示す正面図である。

而して、図中、１は短管状の筐体、２は上流側（３） デフェーザ、３は下流側デフヱーザ、４．４は上流側の
整流翼列番構成する細管、５．５は下流側の整流翼列を
構成する細管、６は回転タービン、７は回転タービン軸
、８及び９はスラストベアリング、１０及び１１はラジ
アルベアリング、１２及び１３はスプリングワッシャ、
１４及び１５は取付ボルト、１６はピックアップである
。

上流側デフェーザ２及び下流側デフエーザ３は、それぞ
れ細管４．４及び５．５から成る整流翼列により筐体１
と同軸に支承されており、回転タービン軸７は回転ター
ビン６に固着されており、スラストベアリング８及び９
、ラジアルベアリング１０及び１１、スプリングワッシ
ャ１２及び１３等により上流側デフェーザ２及び下流側
デフエーザ３の間で回動自在に支承されている。

図示されているように、上流側及び下流側の整流翼列は
は、それぞれ螺旋状に曲げられた複数の細管４．４．５
．５を、環状翼列を形成するよう放散同形に配設して成
るものであり、この環状翼列はデフェーザの周りに螺旋
状に旋回する流れを（４） 生じさせる。

回転タービン６の環状翼列は管軸に平行な平面から成る
環状翼列であって、そのブレードは有限なリードを有し
ないが、上記整流翼列に依り発生する螺旋流によって回
動せしめられ、その回転数は公知のピックアップ１６に
よって検出される。

第１図乃至第３図には８本の円管を一重に巻いて環状１
列を構成する例を示したが、この数、配列方法及び細管
断面形伏が自由に設計変更出来ることは勿論であり、第
４図には６本の細管を相互に一定の距離を隔てて配設す
る例を示し、第５図には２種の異径の円管を多重に配設
する例を示しである。これらの細管は相互に溶接、若し
くは接着され、公知の方法で筐体１内に圧入され、溶接
その他公知の方法で固定されるものである。

本発明は斜上の如く構成されるので、本発明によるとき
は、簡単且つ確実に整流翼列を形成することができ、然
も、流路を充分細分し得るので、従来製造が困難であっ
た旋流型タービンメータを大ｉｔｕつ安価に提供し得る
ものである。

（５）

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る旋流型タービンメ′−夕の一実施
例を示す正面図、第２図はその筐体部分を切断した側面
図、第３図は第１図中切断線■−■に沿って切断した断
面図、第４図及び第５図は細管の上記とは別異の配置例
を示す正面図である。 ｉ　−−−−−−−・−−−−・・−・−・−短管状の
筐体２−・−−−−・−・・・−−一−−−−−−・−
上流側デフユーザ３・−・−−−−−・−−−−−・・
・・−・・−下流側デフェーザ４．４・−・・・−上流
側の整流翼列を構成する細管５．５−・・・・−一−−
下流側の整流翼列を構成する細管６−・−・−−−−−
−・・−・−・−一−−−回転タービン７・・・・・−
−一−−−−・−−−−−−−−・・・回転タービン軸
８．９−−−−−−−・−−−−−・−・−スラストベ
アリング１０．１１−・・−・−−−−−−−−−・ラ
ジアルベアリング１２．１３・−・−・−・−・−・・
−スプリングワッシャ１４．１５・−一一−−−−−・
・−一−−・・−取付ボルト１６−・・・・−・−・−
−−−−・−・・−一−−ピックアップ特許出願人　オ
ーバル１Ｍ器工業株式会社代理人（７５２４）最上正太
部 （６） 第４図 第５図 ４′

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 短管状の筐体と、上記筐体内に同軸に設けられた上流側
   及び下流側のデフユーザと、上記上流側及び下流側のデ
   フユーザと筐体内壁との間に設けられこれらのデフユー
   ザを支承すると共にデフユーザと同軸な螺旋状の流れを
   生ぜしめる複数の螺旋状ブレードを放散同形に配設して
   成る整流翼列と、管軸に平行なブレードから成る環状翼
   列を有し上記上流側及び下流側のデフユーザの間に回動
   自在に支承された回転タービンとから成る旋流型タービ
   ンメータに於いて、 整流翼列を螺旋状に巻いた複数の細管により構成したこ
   とを特徴とする上記の旋流型タービンメータ。