JPS59132106A - 鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法Info
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- JPS59132106A JPS59132106A JP609883A JP609883A JPS59132106A JP S59132106 A JPS59132106 A JP S59132106A JP 609883 A JP609883 A JP 609883A JP 609883 A JP609883 A JP 609883A JP S59132106 A JPS59132106 A JP S59132106A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄損の著しく優れた一方向性電磁鋼板の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
方向性電磁鋼板は通常熱間圧延を行った鋼板を必要に応
じて焼鈍を行い、酸洗後１回ないし中間焼鈍をはさむ２
回以上の冷間圧延を行って所定の厚みにしたのち、水素
或いは水素および窒素を主体とする湿潤雰囲気中で脱炭
焼鈍を行い、更に焼鈍分離剤を塗布して最終焼鈍を行う
ことによって製造される。
じて焼鈍を行い、酸洗後１回ないし中間焼鈍をはさむ２
回以上の冷間圧延を行って所定の厚みにしたのち、水素
或いは水素および窒素を主体とする湿潤雰囲気中で脱炭
焼鈍を行い、更に焼鈍分離剤を塗布して最終焼鈍を行う
ことによって製造される。
かかる方向性電磁鋼板は脱炭焼鈍によ多形成された１次
男結晶マ・トリックスの中から、最終焼鈍時に特定方位
の結晶粒を２次再結晶現象によシ成長させ、最終的に特
定方向の磁気特性を確保する−ものである。
男結晶マ・トリックスの中から、最終焼鈍時に特定方位
の結晶粒を２次再結晶現象によシ成長させ、最終的に特
定方向の磁気特性を確保する−ものである。
脱炭焼鈍にはこの１次再結晶の他に脱炭焼鈍時に形成す
る５ｉｎ２． Ｆｅ２８１０４． ＦｅＯ等を主成分と
する酸化膜形成を行い、焼鈍分離剤ＭｇＯと最終焼鈍工
程で反応させてガラス状皮膜、いわゆるグラスフィルム
を形成する大きな役割がある。良質のグラスフィルムを
形成させることは鉄芯として積層して使用する場合の絶
縁性、耐電圧性を高めると共に鋼板の表面皮膜の張力を
高めるととＫよシ鉄損特性を向上させる効果があシ、方
向性電磁鋼板を製造する上で重要な問題である。
る５ｉｎ２． Ｆｅ２８１０４． ＦｅＯ等を主成分と
する酸化膜形成を行い、焼鈍分離剤ＭｇＯと最終焼鈍工
程で反応させてガラス状皮膜、いわゆるグラスフィルム
を形成する大きな役割がある。良質のグラスフィルムを
形成させることは鉄芯として積層して使用する場合の絶
縁性、耐電圧性を高めると共に鋼板の表面皮膜の張力を
高めるととＫよシ鉄損特性を向上させる効果があシ、方
向性電磁鋼板を製造する上で重要な問題である。
本発明は方向性電磁鋼板の製造工程中に脱炭焼鈍前の冷
延板の軽酸洗或いは軽酸洗と焼鈍分離剤への添加物の相
乗効果によって磁気的性質を大巾に改善せしめ、しかも
生産性良く製造する新規な処理方法を提供するものであ
る。又、この方法は従来法では２次再結晶粒の成長しに
くかった例えば０．２２５ｍ板厚、或いはそれ以下の板
厚のものの２次再結晶粒発達の安定性を大巾に向上させ
る方法でもある。
延板の軽酸洗或いは軽酸洗と焼鈍分離剤への添加物の相
乗効果によって磁気的性質を大巾に改善せしめ、しかも
生産性良く製造する新規な処理方法を提供するものであ
る。又、この方法は従来法では２次再結晶粒の成長しに
くかった例えば０．２２５ｍ板厚、或いはそれ以下の板
厚のものの２次再結晶粒発達の安定性を大巾に向上させ
る方法でもある。
先ず、従来法について説明する。方向性電磁鋼板の製造
工程において冷間圧延によシ最終板厚とされた鋼板は先
ず、冷延で付着した油類を脱炭焼鈍の前段階でパーン・
オフと呼ばれる大気中或いは雰囲気ガス中で燃焼除去す
るか、ＮａＯＨ，Ｎａ２ＳｉＯ３等のアルカリ溶液中で
の電清あるいはトリクレン等の溶剤脱脂等によって除去
した後、水素或いは水素＋窒素ガスの湿潤雰囲気中で脱
炭焼鈍を行い、次いでＭｇＯを主成分とする焼鈍分離剤
を塗布し、最終焼鈍を行う。この際、鋼板の表面層には
冷間圧延時に１熱延−（焼鈍）−酸洗過程で鋼板表面に
残存したスケール、或いは冷延油のよごれ等を巻込んで
おシ、この冷延板最表面層の異物を含んだ層が、脱炭焼
鈍時に形成する酸化層の性状（生成状態″、構成成分等
）或いは酸化量等に影響を及ぼす。又、ＮａＯＨｅ Ｎ
ａ２ＳｉＯ３等のアルカリ清浄の場合にはアルカリ溶液
中のＮａの残存によシ、最終焼鈍でのグラスフィルム形
成を阻害する等の問題がある。この結果鉄損特性を劣化
したシ、不安定さをひきおこす原因となりていた。
工程において冷間圧延によシ最終板厚とされた鋼板は先
ず、冷延で付着した油類を脱炭焼鈍の前段階でパーン・
オフと呼ばれる大気中或いは雰囲気ガス中で燃焼除去す
るか、ＮａＯＨ，Ｎａ２ＳｉＯ３等のアルカリ溶液中で
の電清あるいはトリクレン等の溶剤脱脂等によって除去
した後、水素或いは水素＋窒素ガスの湿潤雰囲気中で脱
炭焼鈍を行い、次いでＭｇＯを主成分とする焼鈍分離剤
を塗布し、最終焼鈍を行う。この際、鋼板の表面層には
冷間圧延時に１熱延−（焼鈍）−酸洗過程で鋼板表面に
残存したスケール、或いは冷延油のよごれ等を巻込んで
おシ、この冷延板最表面層の異物を含んだ層が、脱炭焼
鈍時に形成する酸化層の性状（生成状態″、構成成分等
）或いは酸化量等に影響を及ぼす。又、ＮａＯＨｅ Ｎ
ａ２ＳｉＯ３等のアルカリ清浄の場合にはアルカリ溶液
中のＮａの残存によシ、最終焼鈍でのグラスフィルム形
成を阻害する等の問題がある。この結果鉄損特性を劣化
したシ、不安定さをひきおこす原因となりていた。
また、鋼板表面を酸洗することによシ特性向上技術とし
ては特公昭５３−２２５２９号公報１％開昭５７−１０
１６７．３号公報記載の方法がある。
ては特公昭５３−２２５２９号公報１％開昭５７−１０
１６７．３号公報記載の方法がある。
前者はグラスフィルム特性の向上を目的としたもので、
冷延板表面を３ｆｌ／ｍ”以上酸洗し脱炭焼鈍を行うも
のでグラスフィルム特性は向上するが、酸洗量が多すぎ
るために鋼板の表面粗度が悪化するため前述のようにヒ
ステリシス損失が増大し、鉄損特性の向上は見られない
。後者は脱炭焼鈍後に、酸洗、研削で０．０２５〜０．
５ ｇ／ｍ”の酸化膜を除去するもので、脱献焼鈍で形
成した５ＩＯ２を主成分とする酸化膜の１部を除去する
ため、磁気特性、グラスフィルム特性を共に安定して向
上させる効果は見られない。
冷延板表面を３ｆｌ／ｍ”以上酸洗し脱炭焼鈍を行うも
のでグラスフィルム特性は向上するが、酸洗量が多すぎ
るために鋼板の表面粗度が悪化するため前述のようにヒ
ステリシス損失が増大し、鉄損特性の向上は見られない
。後者は脱炭焼鈍後に、酸洗、研削で０．０２５〜０．
５ ｇ／ｍ”の酸化膜を除去するもので、脱献焼鈍で形
成した５ＩＯ２を主成分とする酸化膜の１部を除去する
ため、磁気特性、グラスフィルム特性を共に安定して向
上させる効果は見られない。
本発明は前述の如き方向性電磁鋼板の製造過程における
脱炭焼鈍前の鋼板の表面状況、特に冷延板表面層のスケ
ール、油等によるよごれの巻込みによる脱炭焼鈍での悪
影響を除外して表面を清浄化した後、脱炭焼鈍を行うも
ので、更にこの表面清浄技術と焼鈍分離剤中への５ｂ２
（Ｓ０４）３添加技術を組合せることによシ磁気的性質
を更に向上させることが出来るものである。
脱炭焼鈍前の鋼板の表面状況、特に冷延板表面層のスケ
ール、油等によるよごれの巻込みによる脱炭焼鈍での悪
影響を除外して表面を清浄化した後、脱炭焼鈍を行うも
ので、更にこの表面清浄技術と焼鈍分離剤中への５ｂ２
（Ｓ０４）３添加技術を組合せることによシ磁気的性質
を更に向上させることが出来るものである。
すなわち、本発明の要旨とするところは下記のとおシで
ある。
ある。
（１）方向性電磁鋼板の製造方法において、冷間圧延に
よシ所定の最終板厚とした鋼板を鋼板表面積１ｍ２当、
９１００〜２００ （１’の範囲の酸洗量で酸洗を行っ
た後、脱炭焼鈍を行い、次いで焼鈍分離剤を塗布し、最
終焼鈍することを特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁
鋼板の製造方法。
よシ所定の最終板厚とした鋼板を鋼板表面積１ｍ２当、
９１００〜２００ （１’の範囲の酸洗量で酸洗を行っ
た後、脱炭焼鈍を行い、次いで焼鈍分離剤を塗布し、最
終焼鈍することを特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁
鋼板の製造方法。
（２）方向性電磁鋼板の製造方法において、冷間圧延に
よシ所定の最終板厚とした鋼板表面を鋼板表面積１ｍ”
渦、り１００〜２０００■の範囲の酸洗量で酸洗を行っ
た後脱炭焼鈍を行い、次いで重量でＭｇ０１００部、７
１０２０．５〜１０部、５ｂ２（ＳＯ４）３０、１〜２
．０部からなる焼鈍分離剤を塗布して最終焼鈍すること
を特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法
。
よシ所定の最終板厚とした鋼板表面を鋼板表面積１ｍ”
渦、り１００〜２０００■の範囲の酸洗量で酸洗を行っ
た後脱炭焼鈍を行い、次いで重量でＭｇ０１００部、７
１０２０．５〜１０部、５ｂ２（ＳＯ４）３０、１〜２
．０部からなる焼鈍分離剤を塗布して最終焼鈍すること
を特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法
。
以下本発明の詳細な説明する。方向性電磁鋼板の製造工
程における脱炭焼鈍において脱炭焼鈍前の冷延板の軽酸
洗法左しては硫酸２〜２０チ溶液あるいは弗酸０〜５
”ｖｏｌ ％含有する硫酸２〜２０チ溶液で行なうのが
最も作業性が良いが、塩酸等の他の酸で行ってもよい。
程における脱炭焼鈍において脱炭焼鈍前の冷延板の軽酸
洗法左しては硫酸２〜２０チ溶液あるいは弗酸０〜５
”ｖｏｌ ％含有する硫酸２〜２０チ溶液で行なうのが
最も作業性が良いが、塩酸等の他の酸で行ってもよい。
又軽酸洗は予め冷延油 −を脱脂してから行うのが好ま
しいが、冷延油が付着したままで行ってもよい。
しいが、冷延油が付着したままで行ってもよい。
冷延板表面を軽酸洗した後の脱炭焼鈍法としては、特に
限定するものではないが従来法よシも雰囲気ガス露点（
Ｐ；ｇ、２ｑ／ Ｐｉｔｉ）を小さくするのがよく、特
公昭５７−１５７５号公報に記載されているような、脱
炭焼鈍炉内の後半部の雰囲気ガス露点（ｐＭ、。／ＰＨ
２）を低くして行うとよシ良い結果が得［相］ られる。
限定するものではないが従来法よシも雰囲気ガス露点（
Ｐ；ｇ、２ｑ／ Ｐｉｔｉ）を小さくするのがよく、特
公昭５７−１５７５号公報に記載されているような、脱
炭焼鈍炉内の後半部の雰囲気ガス露点（ｐＭ、。／ＰＨ
２）を低くして行うとよシ良い結果が得［相］ られる。
冷延板表面の軽酸洗或いは軽酸洗と焼鈍分離剤への５ｂ
２（Ｓ０４）３添加技術の組合せによる鉄損特性の向上
は次のような理由によるものである。
２（Ｓ０４）３添加技術の組合せによる鉄損特性の向上
は次のような理由によるものである。
冷延板を軽酸洗すると第１に前述のように冷延時に鋼板
表面圧巻込んだＦｅＯ＃ Ｆｅ２Ｂ ｔｏ４等のスケー
ル及び冷延油等のよごれを除岩できる。このため軽酸洗
を行わない場合に比較して脱炭焼鈍後の鋼板酸化膜中の
酸素量が低くなシ最終焼鈍過程での鋼板酸化の磁性に対
する有害性を少なくすることができる。
表面圧巻込んだＦｅＯ＃ Ｆｅ２Ｂ ｔｏ４等のスケー
ル及び冷延油等のよごれを除岩できる。このため軽酸洗
を行わない場合に比較して脱炭焼鈍後の鋼板酸化膜中の
酸素量が低くなシ最終焼鈍過程での鋼板酸化の磁性に対
する有害性を少なくすることができる。
第２に軽酸洗によシ表面が活性化されることによって、
脱炭焼鈍中に５ｔＯ２層が深く形成され緻密な膜をつく
るために、最終焼鈍時に雰囲気ガスからの影響を抑えて
、ＡｔＮ ＊ Ｍｎ８等のインヒビターを高温まで保護
する効果を強める。又５ｉｏ２に富ん−だ酸化膜である
ために最終焼鈍過程でＭｇＯとの反応で良質のグラスフ
ィルム（Ｆｏｒｇｔｅｒｌｔｖ：Ｍｇ２５ｉＯ，）が形
成されるため、グラスフィルムの張力が大きくなる。こ
れらの相乗効果によって磁性が向上するものである。
脱炭焼鈍中に５ｔＯ２層が深く形成され緻密な膜をつく
るために、最終焼鈍時に雰囲気ガスからの影響を抑えて
、ＡｔＮ ＊ Ｍｎ８等のインヒビターを高温まで保護
する効果を強める。又５ｉｏ２に富ん−だ酸化膜である
ために最終焼鈍過程でＭｇＯとの反応で良質のグラスフ
ィルム（Ｆｏｒｇｔｅｒｌｔｖ：Ｍｇ２５ｉＯ，）が形
成されるため、グラスフィルムの張力が大きくなる。こ
れらの相乗効果によって磁性が向上するものである。
次にこの軽酸洗と焼鈍分離剤中への５ｂ２（ＳＯ４）ａ
添加技術を併用したときに鉄損特性が向上する理由を説
明する。
添加技術を併用したときに鉄損特性が向上する理由を説
明する。
焼鈍分離剤のスラリー中に５ｂ２（ＳＯ４）３を微量添
加した後鋼板に塗布すると、５ｂ２（Ｓ０４）３は最終
焼鈍の昇温過程で融解し鋼板表面に緻密な膜を形成する
。このため軽酸洗−脱炭焼鈍で作られた５ｌｏ２を主成
分とする酸化層を最終焼鈍昇温過程での雰囲気がス及び
ＭｇＯの水和水分等による還元及び酸化作用から守って
グラスフィルム形成段階まテ安定に守る。又、特公昭４
６−４２２９８号公報に記載されているようなＡｔＮ
、 Ｍｎ８等のインヒビターを高温まで保護し安定化す
る鋼板表面の強いシール効果を生ずる。この結果、先に
述べた軽酸洗の効果を更に強めるものである。
加した後鋼板に塗布すると、５ｂ２（Ｓ０４）３は最終
焼鈍の昇温過程で融解し鋼板表面に緻密な膜を形成する
。このため軽酸洗−脱炭焼鈍で作られた５ｌｏ２を主成
分とする酸化層を最終焼鈍昇温過程での雰囲気がス及び
ＭｇＯの水和水分等による還元及び酸化作用から守って
グラスフィルム形成段階まテ安定に守る。又、特公昭４
６−４２２９８号公報に記載されているようなＡｔＮ
、 Ｍｎ８等のインヒビターを高温まで保護し安定化す
る鋼板表面の強いシール効果を生ずる。この結果、先に
述べた軽酸洗の効果を更に強めるものである。
軽酸洗における酸洗量を１００ダ／ｍ’〜２０００■／
ｍ”Ｋ限定した理由は、１００ｍ９７ｍ”未満であると
冷延板表面のスケール除去が充分でなく、Ｓ 亀０２層
形成に対する効果が生じない。又、２０００ｒｎ９／ｍ
２を超えると脱炭焼鈍板の酸化膜の内部酸化層が深くな
シすぎて最終焼鈍で形成するグラスフィルムの内部酸化
層が深くなって、鋼板の表面粗度が悪くなシヒステリシ
ス損失の増大による鉄損劣化をもたらすため好ましくな
い。又ＳｉＯ□層が深くなシすぎて脱炭を阻害する悪影
響もひきおこす。
ｍ”Ｋ限定した理由は、１００ｍ９７ｍ”未満であると
冷延板表面のスケール除去が充分でなく、Ｓ 亀０２層
形成に対する効果が生じない。又、２０００ｒｎ９／ｍ
２を超えると脱炭焼鈍板の酸化膜の内部酸化層が深くな
シすぎて最終焼鈍で形成するグラスフィルムの内部酸化
層が深くなって、鋼板の表面粗度が悪くなシヒステリシ
ス損失の増大による鉄損劣化をもたらすため好ましくな
い。又ＳｉＯ□層が深くなシすぎて脱炭を阻害する悪影
響もひきおこす。
焼鈍分離剤中への５ｂ２（Ｓ０４）３の添加量をＯ９１
〜２、０ ｊｉ ／ ＭｇＯ１００Ｅｌと規定したのは
、０．１．ｌｉ’未満であると脱炭板酸化膜の保護作用
が弱（，２，０ｙを超えると５ｂ２（Ｓ０４）３添加に
よる焼鈍分離剤中のＳｉが増大することによシ最終焼鈍
において２次再結晶粒の成長に悪影響を及ぼすためであ
る。
〜２、０ ｊｉ ／ ＭｇＯ１００Ｅｌと規定したのは
、０．１．ｌｉ’未満であると脱炭板酸化膜の保護作用
が弱（，２，０ｙを超えると５ｂ２（Ｓ０４）３添加に
よる焼鈍分離剤中のＳｉが増大することによシ最終焼鈍
において２次再結晶粒の成長に悪影響を及ぼすためであ
る。
以下、実施例にもとづいて説明する。
実施例１
供試材としてＣ：０．０４８％、８１：２．９５％。
酸可溶Ａｔ：０．０２７チ、Ｓ：０．０２４チを含有す
る珪素鋼を分塊、熱延し板厚２．３ ｍの熱延板とした
後、１１３０℃で２分間焼鈍し、酸洗した。次。
る珪素鋼を分塊、熱延し板厚２．３ ｍの熱延板とした
後、１１３０℃で２分間焼鈍し、酸洗した。次。
いて最終板厚０．２９ｍの冷延板に冷延した後、Ａ：酸
洗なしく溶剤脱脂）、Ｂ：酸洗５％Ｈ２Ｓ０４８０℃５
“、Ｃ：酸洗５チＨ２Ｓ０４８０℃１５“、Ｄ：酸洗５
チＨ２Ｓ０４８０℃３０″の処理を行った後、８５０℃
で２分間湿水素雰囲気中で脱炭焼鈍し九〇この鋼板に重
量でＭｇ０１００部に対しＴｉ０□５部を配合した焼鈍
分離剤を塗布した鋼板を１２００℃２０ ｈｒの最終焼
鈍を行った。焼鈍後の試料の磁気特性及びグラスフィル
ムの外観を表１に示す。
洗なしく溶剤脱脂）、Ｂ：酸洗５％Ｈ２Ｓ０４８０℃５
“、Ｃ：酸洗５チＨ２Ｓ０４８０℃１５“、Ｄ：酸洗５
チＨ２Ｓ０４８０℃３０″の処理を行った後、８５０℃
で２分間湿水素雰囲気中で脱炭焼鈍し九〇この鋼板に重
量でＭｇ０１００部に対しＴｉ０□５部を配合した焼鈍
分離剤を塗布した鋼板を１２００℃２０ ｈｒの最終焼
鈍を行った。焼鈍後の試料の磁気特性及びグラスフィル
ムの外観を表１に示す。
表１ 前処理条件と磁性及びグラスフィルムの外観前処
理条件として酸洗量４００１ｎ９／ｍ”及び１２００■
／ｍ２の場合には酸洗なしく脱脂のみ）の場合に比較し
て鉄損が向上し、グラスフィルムも優れている。しかし
酸洗量が多い２４００１ψ／ｍ２の場合にはグラスフィ
ルムは優れているが鉄損の劣化転生じた。
理条件として酸洗量４００１ｎ９／ｍ”及び１２００■
／ｍ２の場合には酸洗なしく脱脂のみ）の場合に比較し
て鉄損が向上し、グラスフィルムも優れている。しかし
酸洗量が多い２４００１ψ／ｍ２の場合にはグラスフィ
ルムは優れているが鉄損の劣化転生じた。
実施例２
Ｃ：０．０４７チ、Ｓｉ：２．９１％、酸可溶Ａｔ：０
．０．３０チ、Ｓ：０．０２５チを含有する珪素鋼を分
塊熱延し、板厚２．３ ｍｎＯ熱延板とした後、１１３
０℃で２分間焼鈍し酸洗した。次いで最終板厚０．２２
５闇の冷延板に冷延した後、実施例１と同様にこの冷延
板の前処理を行い、８５０℃で２分間Ｎ２＋）Ｉ２の湿
潤雰囲気中で脱炭焼鈍を行った。この鋼板に重量でＡ
： Ｍｇ０１００部＋ＴｉＯ□５部、 Ｂ ： Ｍｇ０
１００部＋Ｔｉ０２５部＋５ｂ２（８０４）３０．５部
の焼鈍分離剤を塗布した後、１２００℃２０ ｈｒの最
終焼鈍を行った。焼鈍後の試料の磁気特性及び皮膜特性
を表２に示す。
．０．３０チ、Ｓ：０．０２５チを含有する珪素鋼を分
塊熱延し、板厚２．３ ｍｎＯ熱延板とした後、１１３
０℃で２分間焼鈍し酸洗した。次いで最終板厚０．２２
５闇の冷延板に冷延した後、実施例１と同様にこの冷延
板の前処理を行い、８５０℃で２分間Ｎ２＋）Ｉ２の湿
潤雰囲気中で脱炭焼鈍を行った。この鋼板に重量でＡ
： Ｍｇ０１００部＋ＴｉＯ□５部、 Ｂ ： Ｍｇ０
１００部＋Ｔｉ０２５部＋５ｂ２（８０４）３０．５部
の焼鈍分離剤を塗布した後、１２００℃２０ ｈｒの最
終焼鈍を行った。焼鈍後の試料の磁気特性及び皮膜特性
を表２に示す。
実施例１と同様に酸洗量が１２００〜／ｍ ２程度まで
は鉄損向上効果が大きいが２４００ダ／ｍ２では皮膜特
性ｄ：南向上ても磁性の向上がない。又、焼鈍分離剤中
に５ｂ２（Ｓ０４）３を添加したものは磁束密度、グラ
スフィルム張力が著しく向上し酸洗による効果を更に大
巾に向上し、特に酸洗量４００ダ／ｍ２，１２００１ｎ
９／ｍ２と組合せた場合が効果が大きかった。
は鉄損向上効果が大きいが２４００ダ／ｍ２では皮膜特
性ｄ：南向上ても磁性の向上がない。又、焼鈍分離剤中
に５ｂ２（Ｓ０４）３を添加したものは磁束密度、グラ
スフィルム張力が著しく向上し酸洗による効果を更に大
巾に向上し、特に酸洗量４００ダ／ｍ２，１２００１ｎ
９／ｍ２と組合せた場合が効果が大きかった。
実施例３
Ｃ：０．０４５％、 Ｓｔ ： ３．１８ ％ 、 Ｍ
ｎ ： ０．０６８％、Ｓ：０．０２３係を含有する珪
素鋼塊を分塊熱延し板厚２．１５ｍｍの熱延板とした。
ｎ ： ０．０６８％、Ｓ：０．０２３係を含有する珪
素鋼塊を分塊熱延し板厚２．１５ｍｍの熱延板とした。
１これを酸洗後板厚０６８謳まで冷延後、９８０℃で焼
鈍し、次いで最終板厚０．２９＋＋＋ｍまで冷延した。
鈍し、次いで最終板厚０．２９＋＋＋ｍまで冷延した。
得られた冷延板を次いで実施例１．２と同様にして処理
した後、８３０℃で２分間湿水素雰囲気中で脱炭焼鈍を
行った。この銅板に重量でＭｇ０１００部に対してＴｉ
Ｏ□１部添加した焼鈍分離剤を塗布した後１２００℃２
０ ｈｒの最終焼鈍を行った。焼鈍後の試料の磁性とグ
ラスフィルムの外観の結果を表３に示す。
した後、８３０℃で２分間湿水素雰囲気中で脱炭焼鈍を
行った。この銅板に重量でＭｇ０１００部に対してＴｉ
Ｏ□１部添加した焼鈍分離剤を塗布した後１２００℃２
０ ｈｒの最終焼鈍を行った。焼鈍後の試料の磁性とグ
ラスフィルムの外観の結果を表３に示す。
表３ 冷延板の前処理条件と磁性
手続ｔｔｌｉ正書 （自発）
１． 事件の表示
昭和５８年特許願第００６０９８号
２、発明の名称
鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法３、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 代表者 武 １） 。
る者 事件との関係 特許出願人 代表者 武 １） 。
４、代理人〒１００
補正する。
３９−
Claims (2)
- （１）方向性電磁鋼板の製造方法において、冷間圧延に
よシ所定の最終板厚とした鋼板を鋼板表面積１ ｍ”Ａ
多１００〜２０００ダの範囲の酸洗量で酸洗を行った後
、脱炭焼鈍を行い、次いで焼鈍分離剤を塗布し、最終焼
鈍することを特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁鋼板
の製造方法。 - （２） 方向性電磁鋼板の製造方法において、冷間圧
延によシ所定の最終板厚とした鋼板表面を鋼板表面積１
ｍ２当Ｂｉｏｏ〜２０００■の範囲の酸洗量で酸洗を行
った後脱炭焼鈍を行い、次いで重量でＭｇ０１００部、
ＴｌＯ２０，５〜１０部、５ｂ２（Ｓ０４）３０．１〜
２．０部からなる焼鈍分離剤を塗布して最終焼鈍するこ
とを特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP609883A JPS59132106A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP609883A JPS59132106A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59132106A true JPS59132106A (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=11629029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP609883A Pending JPS59132106A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59132106A (ja) |
-
1983
- 1983-01-18 JP JP609883A patent/JPS59132106A/ja active Pending
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