JPS59131782A - ダイヤフラム・ポンプ - Google Patents

ダイヤフラム・ポンプ

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JPS59131782A
JPS59131782A JP58252226A JP25222683A JPS59131782A JP S59131782 A JPS59131782 A JP S59131782A JP 58252226 A JP58252226 A JP 58252226A JP 25222683 A JP25222683 A JP 25222683A JP S59131782 A JPS59131782 A JP S59131782A
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damping
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ケント・ビンセント
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、送出される流体の脈動を低減させたダイヤフ
ラム・ポンプに関する。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
ダイヤフラム・ポンプは、通常のピストン・氷送出され
るべき流体の汚染の一因となり易いような部材を含まな
いものであるので、広く用いられている。ダイヤフラム
・ポンプにおいては、ダイヤフラムは機械要素により直
接駆動されるのではなくて、流体の圧力媒体を介して駆
動される。圧ピストンについては密封性は特に問題とは
されない。というのも圧力媒体が漏出したとしても、こ
の媒体はピストンとダイヤフラムとの間に圧力媒体を自
動的に補充する圧力媒体リザーバに回収され得るからで
ある。この種のポンプでは、ダイヤフラムは、送出され
る流体と圧力媒体との間の境界を成す。
高圧液体クロマトグラフィーは、上記の様なダイヤフラ
ム・ポンプの適用分野の1つである。この技術の発展は
、絶えず流量を減少させつつ圧力を高める方向を目上し
ていた。ここにおいて、ダイヤフラム・ポンプの設計に
固有の問題、すなわち送出される流体の流れが脈動する
という問題がある。ダイヤフラム・ポンプを液体クロマ
トグラフィーに用いるときは、この脈動によって分析の
質が損なわれないことを保証するに充分な程度までこの
脈動を減衰させねばならない。この減衰を行なうため、
一般に減衰器(damper)が設けられる。この減衰
器は送出される媒体を内包しており、圧力が上昇すると
きは容積が増大し、また圧力が低下するときは、容積が
減少するように構成されている。斯くして、「容量効果
」、つまりポンプにより送出される流体の一部分が圧力
和の間は蓄積され、圧力が高圧端から低下する期間であ
るポンプの他の動作相の間に流体抵抗を介して再び放出
されるという動作が得られる。このようにして、成る程
度の流れの一様性が得られる。
この種の減衰器は、1980年9月16日発行の米国特
許第4,222,414号(発明者Achener)に
記載されている。この特許によれば、送出される流体は
、圧縮性流体が入った密封チャンバ内に浸漬された膨張
可能な密封プラスチック管に通される。送出流体中の圧
力パルスの減衰は、圧縮性流体中へのプラスチ・ツク管
の半径方向の膨張によってなされる。ブルドン管(Bo
urdon tube)及び圧縮性流体の組合せ若しく
はばね付勢型ダイヤフラムもまた上記の減衰技術の代表
的な例である。これら従来技術にかかる減衰器の作用は
、電気回路における抵抗及び容量素子の作用に類似して
いる。すなわち、この場合の減衰作用はポンピング周波
数の関数なのである。更に、減衰素子の平衡容積は送出
される流体の絶対圧力が上昇するに従って増大するので
、近時の高圧液体クロマトグラフィーには不都合な無効
容積(dead volume )の増大を招来する結
果となる。例えば、絶えず流量を減少させつつ絶えず圧
力を高めようとする今日の傾向を考慮すると、たとえ1
mlの無効容積といえども高圧液体クロマトグラフィー
におけるクロマトグラムのピークをかなり広げるもので
あるから、これを容認することはできない。
1976年10月5日発行の米国特許第3.984.3
15号(発明者Ern5t外)には、従来の抵抗−容量
型減衰器における限定された範囲でしか充分に動作しな
いという欠点を良(克服する減衰装置が記載されている
。この装置においては、減衰チャンバの剛性を調整する
ため、手動調整可能のスプリングがダイヤフラム減衰器
のダイヤフラムに接続されている。高絶対流体圧下で用
いるときは、このスプリングを手動操作で圧縮すること
によりダイヤフラムの実効剛性を高めて減衰チャンバの
無効容積の増大をおさえる。低流体圧時は、該剛性は圧
力の低さに応じて低く調整される。このようにして、所
定のポンプ運転圧力条件に対して減衰作用ことが不便で
あり、また液体クロマトグラフィーでは運転圧力が常に
一定であるとは限らないということである。すなわち、
スプリング圧力を予め一定に設定しておいた場合、絶対
圧力が低下すれば減衰作用が低下するし、また絶対圧力
が高くなれば無効容積が増大するのである。
ダイヤフラム・ポンプの第2の欠点は、ピストンとダイ
ヤフラムとの間に生ずる油圧を調整する手段を設ける必
要があることに関連する。油圧によってダイヤフラムが
最大限まで撓んだ後は、ダイヤフラム・ポンプのピスト
ンがそれ以上移動すると、ダイヤフラム圧力を越えて油
圧が急速に上昇し、ダイヤフラム、ポンプシール、及び
弁を損なう危険がある。この問題の解決のため、従来技
術では、圧力媒体チャンバ内のピストン及びダイヤフラ
ム間に圧力調整弁を設けて高圧の圧力媒体を排出してポ
ンプの圧力媒体リザーバに戻すか、あるいは予荷重を加
えたスプリングをピストンとその駆動機構との間に設け
ることによりピストンの設定油圧値を越える移動を制限
するという手段によって、過剰油圧の発生をおさえてい
る。いずれの場合にも、あらゆる運転条件、送出圧力に
わたってピストンの各ストローク毎にダイヤフラムを適
切に撓ませるに充分な油圧を保証するため、上限設定油
圧値は、下流に送出される流体の圧力の最大値より大き
な油圧値に設定されねばならない。流体クロマトグラフ
ィーにおいては、その分析結果は殆どの場合ポンプの最
大運転点を相当下回る平均ポンプ圧で得られるから、上
述の従来技術にかかるダイヤフラム・ポンプは通常がな
り酷使されて、シール、弁、その他の部分が早期に摩耗
する。
〔発明の目的〕
本発明は、大送出体積から極小送出体積までのml囲及
び低圧から高圧までの広い範囲にわたって、大きな無効
容積を生ぜしめることなく、送出される流体の脈動を効
率的に減衰させ得るダイヤフラム・ポンプを提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明のダイヤフラム・ポンプにおいては、そのポンプ
部は送出されるべき流体を減衰部の第1減衰室へ送り込
むとともに、油などの圧力媒体の流れを第2減衰室内に
送り込む。圧力媒体が克服せねばならない流体抵抗を、
送出されるべき流体が克服せねばならない流体抵抗より
やや大きくなる様に構成しておくので、第2減衰室内の
圧力は・第1減衰室内の圧力より成る程度遅れて増減す
る。
第2減衰室には、可変流体抵抗弁を介して大気圧に連通
ずる圧力媒体出口が設けられている。第2減衰室内の圧
力が第1減圧室内の圧力より低いときは、この流体抵抗
は増大し、これにより第1減衰室内の平均圧力と第2減
衰室内の圧力とが平衡するまで第2減衰室内の圧力が上
昇する。第2減衰室内の圧力が第1減衰室内の圧力より
高いときは、上記の弁の流体抵抗は減少し、第1減衰室
と第2減衰室との間で再び圧力の平衡状態が得られる。
ポンプ部の圧力媒体室と第2減衰室との圧力が平衡する
には遅れ時間が伴うので、圧力媒体室内に発生する圧力
の脈動は第2減衰室には伝達されない。よって、第2減
衰室内の圧力は、絶対圧力レベルには無関係に、第1減
衰室内の脈動する圧力の平均値に常に等しい。これによ
り、第1減衰室と第2減衰室との間の弾力性のある隔壁
が一定の平均位置に対して常に前後に動き、その結果、
絶対圧力に拘わらず第1減衰室の平均容積が常に一定に
保たれる。従って、絶対圧力が変化しても無効容積は変
化しない。
も適する様な、0.1 mlのオーダーの小さな容積を
有することができる。よって、第1減衰室の容積を小さ
くすることができ、また、絶対圧力が変動しても平均容
積を一定に保つことができるので、本発明は広い運転圧
力範囲にわたって使用されるダイヤフラム・ポンプに適
するものである。更に、第1減衰室はポンプ部に対して
一定平均化負荷として作用するので、ポンプのポンピン
グ室は、送出されるべき流体の所望の出力圧を僅かに越
える圧力に加圧されればよい。その結果、連続的に最大
運転ポンプ圧で運転せねばならない従来のポンプに比べ
、本発明のダイヤフラム・ポンプのポンプ部自体は摩耗
や裂は傷を生じ難い。
特に、第1減衰室と第2減衰室との間の弾性隔壁、すな
わちダイヤフラムは、流体抵抗可変の弁の一部品として
使用できるものである。この目的のため、第2減衰室の
排出用開口を弾性隔壁の近傍に設ける。そして第1減衰
室と第2減衰室との圧力の差に応じて排出用開口を弾性
隔壁が覆う程度が変化する様に構成する。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
第1図において、11はダイヤフラム・ポンプのポンプ
部である。ポンプ部11は、溶媒リザーバ5から液体ク
ロマトグラフィー(以下Lcと称す)カラム等の負荷7
へ送出されるLC用の溶媒等の流体用のポンピング室1
3を含んでいる。ボビング室13からダイヤフラム15
を隔てて油又はその他の適当な圧力媒体の満された圧力
媒体室17が設けられている。ピストン19はクランク
機構21により駆動され、圧力媒体室17内で往復運動
する。
ている溶媒リザーバ5に接続され、他方では出ヵ弁27
を介して高圧喜29に接続されている。圧力媒体室17
は、一方では入力弁31及び吸入管杭素子39は一定の
流体抵抗を与える。出力弁37が開くために要する圧力
は、出力弁27を開がせる圧力よりかなり高くなる様に
設計されている。
減衰部43内には、可撓性を有するダイヤフラム49に
よって互いに隔てられた第2減衰室45及び第1減衰室
47が設けられている。第1減衰室47は溶媒用の高圧
管29に連通し、一方策2減衰室45は圧力媒体管41
に連通している。接続管51.53は、それぞれ第1減
衰室47及び第2減衰室45を差動圧力制御弁(dif
ferenむ1alpressure control
led valve ) 55に接続する。
差動圧力制御弁55は、可撓性を有するダイヤフラム6
1によって隔てられた第1圧力室57及び第2圧力室5
9を有する。第1圧力室57は溶媒用の接続管51に連
通し、一方策2圧力室59は圧力媒体用の接続管53に
連通している。第1圧力室57には、負荷7に送出され
る溶媒用の出力管63も接続されている。圧力媒体ベン
ト65は第2圧力室59から圧力媒体リザーバ35−・
通じている。
圧力媒体ベント65の末端の第2圧力室59内側はダイ
ヤフラム61の近傍に位置する開口67となっている。
第1圧力室57内の溶媒の圧力が第2圧力室59内の圧
力媒体の圧力よりも高いと、ダイヤフラム61は開口6
7の方に撓められる。
逆に、第2圧力室59内の圧力媒体の圧力が第1圧力室
57内の溶媒の圧力よりも高くなると、ダイヤフラム6
1は開口67から離れる方向に変形する。ダイヤフラム
61と開口67との相互作用により、ダイヤフラム61
が開口67に接近するにつれて圧力媒体ベント65内を
流れる圧力媒体に対する流体抵抗が連続的に増加する。
上記装置の作用を以下で説明する。ピストン19の往復
運動により、圧力媒体室17内の圧力媒体が動き、その
結果ダイヤフラム15が動く。そその結果、入力弁23
及び出力弁27がそれぞれ開閉し、溶媒が吸入管25か
ら高圧管29に送出される。溶媒の送出が脈動的になさ
れるのは、斯かる装置の本質的な特徴である。脈動を除
去ないしは大幅に低減するため、溶媒は初めに減衰部4
3の第1減衰室−47内に供給される。一方、ポンプ部
11の圧力媒体室17側においても、入力弁31及び出
力弁37とピストン19との共同作用により圧力媒体室
17は通常のピストン・ポンプとして働き、圧力媒体を
圧力媒体リザーバ35から減衰部43の第2減衰室45
へ送出する。しかしながら、出力弁37が応答して開く
には出力弁27より高い圧力が必要な様に設定しておく
ので、この作用(すなわち圧力媒体リザーバ35から第
2減衰室45への圧力媒体の送出)は、ボンピング室1
3における熔媒送出相の終了した時にはじめて開始され
る。また圧力媒体室17から送り出された圧力媒体の流
れは抵抗素子39を通過せねばならないので、高圧管2
9内の溶媒より著しく高い流体抵抗を克服せねばならな
い。従って、第2減衰室45内の圧力は、第1減衰室4
7内の圧力にある程度遅れて追従する。
第2減衰室45の容積は充分に大きくしておきつ動作圧
力条件(高圧LCでは500 barに及ぶ)の下で第
2減衰室45内の圧力媒体の圧縮率が充分に大きくなり
、その結果第1減衰室47の容積の変化量が充分大きく
なる様にしておく。これにより、高圧管29内の脈動を
所望の程度に減衰させ圧力媒体用油を入れておいて良い
第2減衰室45内の圧力は、溶媒が入っている第1減衰
室47内の平均圧力に常に追随して変化する。なんとな
れば、差動圧力制御弁55の溶媒ヤフラム61が変位し
、これにより圧力媒体ベント65の末端である開口67
とダイヤフラム61との間隔が変化するためである。す
なわち第1圧力室57の方が高圧になれば前記間隔が狭
くなり、第2圧力室59から開口67を経由する圧力媒
体排出の抵抗が大きくなり排出量が減少する。その結果
、第2圧力室59内の圧力が上昇する。また第2圧力室
59の方が高圧になった場合も、上と逆の動作により、
開口67からの圧力媒体排出の抵抗が減少し、その結果
、第2圧力室59内の圧力が減少する。抵抗素子39及
び開口67内の流体抵抗は、第2減衰室45内の圧力の
変動を第1減衰室47の圧力の変動に比して緩慢にする
働きを持つ。このようにして、第1減衰室47に対する
準静的対抗圧力(quasi−static coun
ter pres−sure)が得られる。この対抗圧
力は常に第17IIi、衰室47内の平均圧力に等しく
なるので、ダイヤフラム49は、系内の絶対圧力が鋭化
しても、絶えずその中立位置を中心として前後に動く。
もし仮に、第2減衰室45が、作動圧力制御弁55には
接続されていないという意味で閉じた系であるとするな
らば、第1減衰室47内の圧力上昇にともなってダイヤ
フラム49は第2減衰室45内に向かって膨れ上がって
しまい、その結果、圧力上昇にともなって第1減衰室4
7の無効容積が増大するということになってしまうだろ
う。しかしながら本発明においては、このような事態は
上記の構成によって防止される。
第2図は、第1図に示したダイヤフラム・ポンプの実用
的実施例の略図である。ポンピング室113と圧力媒体
室117とはダイヤフラム115によって隔てられてい
る。圧力媒体室117内ではピストン119が往復運動
する。ピストン119は、クランク機構121を介して
モータ122により駆動される。
ポンピング室113は、入力弁123を介して入力弁1
31を介して媒力媒体リザーバ135に連通ずる。また
、圧力媒体室117を減衰部143内の第2減衰室14
5に連続するため、出力弁137及び流体抵抗ループ1
39が設けられている。出力弁137と流体抵抗ループ
139との間の接続管141には圧力リリーフ弁142
が接続されている。圧力リリーフ弁142は、送出され
る溶媒の流れが何らかの理由で遮られたとき急上昇しよ
うとする圧力を逃がしてやることにより、ダイヤフラム
・ポンプの諸要素の損傷を防止する。
減衰部143は、ダイヤフラム149を有する第2減衰
室145を含む。第1減衰室147は、溶媒用の高圧管
129に連通ずると共に、他方では溶媒用の出力管16
3にも連通している。第2減衰室145は、流路148
,150を介して弁室152に連通している。ダイヤフ
ラム149の周辺部は、第1減衰室147と弁室152
との間に固定されている。第1減衰室147及び弁室1
52の形状は、ダイヤフラム149がいずれの側にも損
傷することなく接し得るような形状であることが望まし
い。
圧力媒体ベント165は開口167を介して弁室152
に通じている。開口167の開度は第1減衰室147と
第2減衰室145(つまり弁室152)との圧力差に応
じて変化する。この作用は第1図の差動圧力制御弁55
とほぼ同様である。
第2図に示したダイヤフラム・ポンプは、送出される流
体の無効容積を僅か50μlに保ったままで450ba
rの静水圧が得られるような小寸法に構成することがで
きる。この減衰部を用いることにより、出力管163内
の圧力変動を1Qbarにおさえることができる。従来
の受動減衰装置を用いたとすれば、450 barの圧
力を得る場合、無効容積は1 mlになってしまう。
第3図は、第2図中の減衰部143に類似した構成の減
衰部243の詳細を示す部分断面図である。ここにおい
て、第2減衰室245は流路24B、250を介して弁
室252に連通している。弁室252と第1減衰室24
7とはダイヤフラム249により隔てられている。第1
減衰室247には、ポンピング室からの高圧管229が
、接続されており、更に出力管263が接続されている
第2減衰室245は、流体抵抗華−1239及び接続管
240を介して、ポンプ部の圧力媒体室(第3図には示
さず)からの出力弁237に連通している。第2図に示
した構成と同様に、圧力リリーフ弁242が接続管24
0に接続されている。
圧力媒体ベント265は開口267を介して弁室252
に通じている。開口267は突出部268に設けられて
いるが、その形状について以下に詳しく説明する。
減衰部243は、ねじ275(第3図には1本のみ図示
)によって締着された2つのハウジング部271,27
3を含む。ハウジング部271゜273の間に設けられ
たインサート277は2つの流路248,250と開口
267とを含んでいる。ここで用いられる個々の部材は
、送出される流体に適した耐圧耐食材料で構成すること
ができる。例えば、第3図に示した各種の管は耐食鋼製
毛管で構成し、市販の継手279を用いて減衰部243
のそれぞれの部分に液密に接続してよい。
第2図に示した構成と同様に、ダイヤフラム249に対
向するハウジング部273及びインサー)277の面に
は、僅かな丸みが与えられており、これによりダイヤフ
ラム249がどちらの面に接触しても損傷しない様にし
ている。また、ダイヤフラム249がこれらの面に付着
しないことを保障するため、これらの面を充分粗く仕上
げ、ダイヤフラム249が吸着されない様にする。仕上
げを粗くするかわりに、これらの面に溝を設けてもこの
目的を達成することができる。
第4図は、開口267及びその周囲部分の好ましい実施
例をやや拡大して示す図である。円270は球状の突出
部268の外郭線を画定しており、その中心に開口26
7かある。球状の突出部268上に、開口267から放
射状に延長される溝281.283が設けられている。
溝283は溝281よりやや短い。例えば、溝283の
長さは2mm、溝281の長さは3mmである。溝28
1゜283は断面が三角形であり、開口267から離れ
るにつれて平たくなる。さて、ダイヤフラム249が球
状の突出部268に全面的に接触しているときは、開口
267は完全に閉じている。ダイヤフラム249が球状
突出部268から離れて持ち上がり始めると、溝281
の端部が先ず開放され、圧力媒体が第2減衰室245か
ら開口267内に少しづつ流入し得るようになる。ダイ
ヤフラム247が球状の突出部268から離れて持ち上
がり続けると、溝283も圧力媒体流出に寄与し始める
から、圧力媒体の通過し得る断面積が増大する。終に、
ダイヤフラム249が突出部268から完全に離れてし
まうと、流体抵抗はダイヤフラム249と開口267と
の間の間隔のみに依存して定まる。
溝281,283は、ダイヤフラムの位置に応じて圧力
媒体の流れに対する流体抵抗が清らかに変化することを
保証する。溝28L283はまた、ポンプ部からの圧力
媒体の流量を調節して、減衰の安定性を得るために必要
な特定の流体抵抗に適合させるための手段となる。よっ
て、溝281283は、圧力媒体の流量を太き(とりた
いときには大きく、また流量を小さくしたいときには小
さくする。
本明細書に記載した実施例は本発明の教示内容を限定す
るものではない。例えば、第1図中の差動圧力制御弁5
5は、差動圧力変換器とモータ駆動式若しくは電動式の
弁とから構成され得るものであることは当業者には明ら
かであろう。この場合、差動圧力変換器は、減衰部43
内の溶媒及び圧力媒体の間の平均圧力変動を電気的に検
知する。
そしてこの検知結果をフィートノでツクすることにより
、電動弁を通る圧力媒体に与える流体抵抗と第1i7!
衰室47内の圧力とを電気的に制御する。
このようなシステムは、過渡応答を制限する電気的フィ
ルタを組込むことにより、減衰作用を一層安定化するこ
とができる。また、ダイヤフラム49及び第1減衰室4
7を延びる材質の密封プラスチック管で構成し、これを
第2減衰室45中に浸漬しても良いことも明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるダイヤフラム・ポンプのブロッ
ク図、第2図は本発明にかかるダイヤフラム・ポンプの
断面図、第3図は本発明にかかるダイヤフラム・ポンプ
の減衰部の部分断面図、第4図は本発明にかかるダイヤ
フラム・ポンプ中で用いられる開口及びその周囲部分を
示す図である。 5:溶媒リザーバ、7:負荷、11:ポンプ部。 13.113:ボンピング室。 15.49.61,115,149,249:ダイヤフ
ラム。 17.117:圧力媒体室。 19.119’:ピストン。 23.31,123,131:入力弁。 27.37,127,137.2377出力弁。 35.135:圧力媒体リザーバ。 39:抵抗素子、43,143,243:減衰部。 45.145,245:第2減衰室。 47.147.247:第1減衰室。 55:差動圧力制御弁。 65.165.265:圧力媒体ベント。 67.167.261:開口。 139.239:流体抵抗ループ。 142.242:圧力リリーフ弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 送出されるべき流体が入る第1室と、ダイヤフラムによ
    り前記第1室と分離されるとともに加圧機構により圧力
    が与えられる圧力媒体が入る第2室とを有するポンプ部
    、及び前記第1室と連通し前記第1室から入力された前
    記流体の脈動を減衰して出力する第1の部分を有する減
    衰部とを設けたダイヤフラム・ポンプにおいて、前記減
    衰部は更に前記第2室に連通ずる第2の部分と、前記第
    1の部分と前記第2の部分との間に設けられ圧力に応じ
    て変位可能な境界手段とを有することを特徴とするダイ
    ヤフラム・ポンプ。
JP58252226A 1983-01-07 1983-12-28 ダイヤフラム・ポンプ Expired - Lifetime JPH0617669B2 (ja)

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US06/456,195 US4459089A (en) 1983-01-07 1983-01-07 Diaphragm pump with improved pressure regulation and damping
US456195 1983-01-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59131782A true JPS59131782A (ja) 1984-07-28
JPH0617669B2 JPH0617669B2 (ja) 1994-03-09

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ID=23811848

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JP58252226A Expired - Lifetime JPH0617669B2 (ja) 1983-01-07 1983-12-28 ダイヤフラム・ポンプ

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EP (1) EP0115672B1 (ja)
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