JPS5913130Y2 - 非対称のエコライザ−とリ−フスプリングを用いたタンデム車軸懸架装置 - Google Patents
非対称のエコライザ−とリ−フスプリングを用いたタンデム車軸懸架装置Info
- Publication number
- JPS5913130Y2 JPS5913130Y2 JP5207379U JP5207379U JPS5913130Y2 JP S5913130 Y2 JPS5913130 Y2 JP S5913130Y2 JP 5207379 U JP5207379 U JP 5207379U JP 5207379 U JP5207379 U JP 5207379U JP S5913130 Y2 JPS5913130 Y2 JP S5913130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- equalizer
- ratio
- leaf spring
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輌(トラック、トレーラ−等)の懸架装置に
関するものである。
関するものである。
特に、タンデム車軸の懸架装置における後部前車軸(以
下後前軸という)に例えば4輪、後部後車軸(以下後々
軸という)に例えば2輪を装着する場合の懸架装置に関
するものである。
下後前軸という)に例えば4輪、後部後車軸(以下後々
軸という)に例えば2輪を装着する場合の懸架装置に関
するものである。
一般に車輌の車軸は一軸が負担し得る荷重量に対して上
限を規制している。
限を規制している。
トラック、イレーラー等の車軸に於ては、車輌総重量2
0トンという法規制からすると、後前軸4輪、後々軸2
輪の車輪の配置で耐荷重能力を有している。
0トンという法規制からすると、後前軸4輪、後々軸2
輪の車輪の配置で耐荷重能力を有している。
然しなから我が国の現状に於ては〔車輌の安全上から〕
後前軸、後々軸共に4輪として、使用している車輌が大
多数である。
後前軸、後々軸共に4輪として、使用している車輌が大
多数である。
第1図において1は本考案に係るタンデム式車輪懸架装
置2を備えたトレーラ−で、第2図の如く後前軸3と後
々軸4の2軸よりなっている。
置2を備えたトレーラ−で、第2図の如く後前軸3と後
々軸4の2軸よりなっている。
そして後前軸3には左右で計4輪が、又後々軸4は同じ
く計2輪が装着されている。
く計2輪が装着されている。
第3図は公知のエコライザー5を用いた懸架装置である
。
。
6は前部スプリング支持装置、7は後部スプリング支持
装置である。
装置である。
後前軸3は前部スプリング支持装置6とエコライザー5
の一端で、支持されたリーフスプリング8に支持されて
いる。
の一端で、支持されたリーフスプリング8に支持されて
いる。
同様に後々軸4はエコライザー5の他端と後部スプリン
グ支持装置7とに支持されたリーフスプリング8に支持
されている(各部の寸法比率は図に示す通り)。
グ支持装置7とに支持されたリーフスプリング8に支持
されている(各部の寸法比率は図に示す通り)。
さて、エコライザー5を使用した従来の3点支持の懸架
装置に於ては、後前軸4輪、後々軸2輪のものは存在し
なかった。
装置に於ては、後前軸4輪、後々軸2輪のものは存在し
なかった。
従来のエコライザー5を使用した懸架装置の荷重分布は
第3図の如く、前後対称となっている。
第3図の如く、前後対称となっている。
本考案はこれを改良し、後前軸と後々軸の荷重比率がn
:1になるようにした車輪懸架装置に係るものである。
:1になるようにした車輪懸架装置に係るものである。
さてエコライザーサスペンションの荷重分布の一般式は
下記の通りである(第4図参照)。
下記の通りである(第4図参照)。
第4図に於て、
するには(6)式より
ここで゛
1□=m12
3−m14
15−m16であるから
これを(7)式に代入する
と
とが判る (第5図)。
次にエコライザー及びその車体への取付位置を変えて第
6図の如く逆転させて使用すると、即ち第4図の場合で
、 に代入+1と となる。
6図の如く逆転させて使用すると、即ち第4図の場合で
、 に代入+1と となる。
(10)式は第5図の如く、1:S5Xの比でつくられ
たエコライザーの車体への取付位置を変更して逆転する
ことによって、後前軸と後々軸の軸荷重が等しくなり、
従来の如く前後軸共同数輪(例えば4輪宛)で使用する
場合には簡単に変更することができることを意味してい
る。
たエコライザーの車体への取付位置を変更して逆転する
ことによって、後前軸と後々軸の軸荷重が等しくなり、
従来の如く前後軸共同数輪(例えば4輪宛)で使用する
場合には簡単に変更することができることを意味してい
る。
以上本考案によれば、1:JTの比でつくられたエコラ
イザー〔部品〕と同じ< 1 :JTの比で゛つくられ
たリーフスプリングを使用し、後前軸と後々軸を懸架す
るならば、後前軸と後々軸の荷重比率を、n:1にする
ことができる。
イザー〔部品〕と同じ< 1 :JTの比で゛つくられ
たリーフスプリングを使用し、後前軸と後々軸を懸架す
るならば、後前軸と後々軸の荷重比率を、n:1にする
ことができる。
しかもエコライザーの車体への取付位置を変更して逆転
しその比をψT:1とし、リーフスプリングの比はその
まま即ち1:V/nの比で使用するならば、後前軸と後
々軸の荷重比率を1:1にすることができ、公知懸架装
置と同様な前後の2軸が等しい荷重分布割合にすること
ができるので、即ち共通部品で後前軸4輪、後々軸2輪
又は後前軸4輪、後々軸4輪のいずれか所望の車両を選
択でき、極めて融通性に富んでいる。
しその比をψT:1とし、リーフスプリングの比はその
まま即ち1:V/nの比で使用するならば、後前軸と後
々軸の荷重比率を1:1にすることができ、公知懸架装
置と同様な前後の2軸が等しい荷重分布割合にすること
ができるので、即ち共通部品で後前軸4輪、後々軸2輪
又は後前軸4輪、後々軸4輪のいずれか所望の車両を選
択でき、極めて融通性に富んでいる。
又第7図口の如く、エコライザーの比を1:1丁にした
ことにより、はね上げ角θ′を小さくとることができ第
4図の15と16の比15/16=nにした場合に比ベ
エコライザーそのものをコンパクト化できる。
ことにより、はね上げ角θ′を小さくとることができ第
4図の15と16の比15/16=nにした場合に比ベ
エコライザーそのものをコンパクト化できる。
さらにリーフスプリングの比を1:v’nにしたことに
より、車軸の位置がリーフスプリングの中心位置よりに
近くなり、エコライザーの比1:1、スプリングの比1
:nにして後前軸と後々軸の荷重分布割合をn:1にす
る方法(同一出願人による出願参照、実公昭58−31
685)に比べ、制動時におけるワインドアップ現象(
板バネが縦ねじれ変形を起す現象で乗心地などに悪影響
を及ぼす)を小くすることができ、スプリングに無理が
生じないという効果を有している。
より、車軸の位置がリーフスプリングの中心位置よりに
近くなり、エコライザーの比1:1、スプリングの比1
:nにして後前軸と後々軸の荷重分布割合をn:1にす
る方法(同一出願人による出願参照、実公昭58−31
685)に比べ、制動時におけるワインドアップ現象(
板バネが縦ねじれ変形を起す現象で乗心地などに悪影響
を及ぼす)を小くすることができ、スプリングに無理が
生じないという効果を有している。
第1図はタンプ゛ム式車輪懸架装置を備えたトレーラ−
1第2図は第1図のII矢視図、第3図は公知の懸架装
置の側面図、第4図は一般的な荷重分布状態の説明図、
第5図は本考案における懸架装置の各部の寸法比を示す
。 第6図は本考案の別の使用例を示す。 第7図はエコライザーのはね上り角についての説明図。 図において;−1・・・・・・トレーラ−2・・・・・
・タンデム式懸架装置、3・・・・・・後前軸、4・・
・・・・後々軸、5・・・・・・エコライザー 6・・
・・・・前部スプリング支持装置、7・・・・・・後部
スプリング支持装置、8・・・・・・リーフスプリング
。
1第2図は第1図のII矢視図、第3図は公知の懸架装
置の側面図、第4図は一般的な荷重分布状態の説明図、
第5図は本考案における懸架装置の各部の寸法比を示す
。 第6図は本考案の別の使用例を示す。 第7図はエコライザーのはね上り角についての説明図。 図において;−1・・・・・・トレーラ−2・・・・・
・タンデム式懸架装置、3・・・・・・後前軸、4・・
・・・・後々軸、5・・・・・・エコライザー 6・・
・・・・前部スプリング支持装置、7・・・・・・後部
スプリング支持装置、8・・・・・・リーフスプリング
。
Claims (1)
- 中央支点から前後のリーフスプリングの支持点までの距
離の比が1:ψτの非対称型エコライザーと、該エコサ
イザーの端部と前部スプリング支持装置ならびに後部ス
プリング支持装置によって支持される2個のリーフスプ
リングの夫々に対する後前軸と後々軸の支持位置を前記
エコライザーの比と同様1:v7にし、後前軸と後々軸
の軸荷重比率をn:1になるようにしたことを特徴とす
る非対称のエコライザーとリーフスプリングとを用いた
タンデム車軸懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5207379U JPS5913130Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | 非対称のエコライザ−とリ−フスプリングを用いたタンデム車軸懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5207379U JPS5913130Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | 非対称のエコライザ−とリ−フスプリングを用いたタンデム車軸懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153205U JPS55153205U (ja) | 1980-11-05 |
JPS5913130Y2 true JPS5913130Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=28942592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5207379U Expired JPS5913130Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | 非対称のエコライザ−とリ−フスプリングを用いたタンデム車軸懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913130Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-20 JP JP5207379U patent/JPS5913130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55153205U (ja) | 1980-11-05 |
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