JPS59131218A - 適応予測フイルタの逐次係数制御方法 - Google Patents
適応予測フイルタの逐次係数制御方法Info
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- JPS59131218A JPS59131218A JP421583A JP421583A JPS59131218A JP S59131218 A JPS59131218 A JP S59131218A JP 421583 A JP421583 A JP 421583A JP 421583 A JP421583 A JP 421583A JP S59131218 A JPS59131218 A JP S59131218A
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H21/00—Adaptive networks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M3/00—Conversion of analogue values to or from differential modulation
- H03M3/04—Differential modulation with several bits, e.g. differential pulse code modulation [DPCM]
- H03M3/042—Differential modulation with several bits, e.g. differential pulse code modulation [DPCM] with adaptable step size, e.g. adaptive differential pulse code modulation [ADPCM]
Landscapes
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、逐次適応予測方式における逐次適応予測フィ
ルタの根(極および零点)の逐次安定性管理が容易で、
かつ、フィルタ係数の逐次更新の容易な逐次適応予測デ
ジタルフィルタの構成に関するものである。
ルタの根(極および零点)の逐次安定性管理が容易で、
かつ、フィルタ係数の逐次更新の容易な逐次適応予測デ
ジタルフィルタの構成に関するものである。
(背景技術〉
第1図に従来一般的に使用されている逐次適応予測方式
の概念図を示す。第1図において、離散的時系列として
入力される入力信号のサンプル値5n(1−1)は、1
〜1の入力信号Snに対する予測信号8n(1−7)が
1−3の加算器で加算されて、その差分信号en(1−
4)に変換される。
の概念図を示す。第1図において、離散的時系列として
入力される入力信号のサンプル値5n(1−1)は、1
〜1の入力信号Snに対する予測信号8n(1−7)が
1−3の加算器で加算されて、その差分信号en(1−
4)に変換される。
1−7の予測信号Snは、上記差分信号en(1−4)
aを入力信号とする逐次適応予測デジタルフィルタ
1(rIz)(1−6)の出力信号として得られる。
aを入力信号とする逐次適応予測デジタルフィルタ
1(rIz)(1−6)の出力信号として得られる。
上記の系において、逐次適応予測フィルタI−I(z)
(1−’6 )は、全極形、全零形、極零形伝達関数で
構成される。全零形は、フィルタの次数が大きくなるの
で、通常全極形、あるいは極零形伝達関数で構成される
。
(1−’6 )は、全極形、全零形、極零形伝達関数で
構成される。全零形は、フィルタの次数が大きくなるの
で、通常全極形、あるいは極零形伝達関数で構成される
。
このような逐次適応予測方式において、従来適応予測デ
ジタルフィルタ(1−6)は、第2図に示したトランス
バーサルデジタルフィルタを基本構成として、全極形又
は極零形デジタルフィルタとして構成されている。又、
第3図(a)、第3図(1))に示した2次リカーシブ
フィルタ又は、双2次フィルタを基本構成要素として、
全極形または極零形デジタルフィルタとして構成されて
いる。上記した第2図および第3図(a)、第3図(b
lの根の安定性判定のため、上記フィルタの伝達関数の
分母多項式の根を実時間で求め、その根が1より小(z
=e ”で定義した場合、1より大)の判定を実時間で
行う必要があり、フィルタ次数が増すと、上記演算が困
難になる欠点を有していた。そのため、安定性判定を行
わないが、又は、上記伝達関数の分母多項式(極)の係
数を固定にする方法がとられてきたが、安定性判定を行
わないと、フィルタが不安定となり発振が起きやすく、
分母多項式の係数を固定にすると、適応予測の範囲に制
限が加わるため精度の良い予測信号が得られない等の欠
点を有していた。
ジタルフィルタ(1−6)は、第2図に示したトランス
バーサルデジタルフィルタを基本構成として、全極形又
は極零形デジタルフィルタとして構成されている。又、
第3図(a)、第3図(1))に示した2次リカーシブ
フィルタ又は、双2次フィルタを基本構成要素として、
全極形または極零形デジタルフィルタとして構成されて
いる。上記した第2図および第3図(a)、第3図(b
lの根の安定性判定のため、上記フィルタの伝達関数の
分母多項式の根を実時間で求め、その根が1より小(z
=e ”で定義した場合、1より大)の判定を実時間で
行う必要があり、フィルタ次数が増すと、上記演算が困
難になる欠点を有していた。そのため、安定性判定を行
わないが、又は、上記伝達関数の分母多項式(極)の係
数を固定にする方法がとられてきたが、安定性判定を行
わないと、フィルタが不安定となり発振が起きやすく、
分母多項式の係数を固定にすると、適応予測の範囲に制
限が加わるため精度の良い予測信号が得られない等の欠
点を有していた。
(発明の課題〉
本発明の目的は、逐次適応予測方式における、予測テジ
タルフィルタの根の逐次安定性管理を容易にすることに
よって、極および零点の安定性管理を同時に行ない、か
つ、フィルタ係数の逐次更新を容易にし、がっ、予測デ
ジタルフィルタを逐次最小位相推移形に管理できるよう
にした逐次適応予測デジタルフィルタを構成するもので
ある。
タルフィルタの根の逐次安定性管理を容易にすることに
よって、極および零点の安定性管理を同時に行ない、か
つ、フィルタ係数の逐次更新を容易にし、がっ、予測デ
ジタルフィルタを逐次最小位相推移形に管理できるよう
にした逐次適応予測デジタルフィルタを構成するもので
ある。
(発明の構成および作用)
逐次適応予測デジタルフィルタは、離散的入力信号スペ
クトラムに逐次上記フィルタ特性を近似する。所望特性
に、与えられた関数を、特定の区間で近似する方法とし
て、チェビシェフ近似が知られている(文献;用上正光
゛°回路網の構成′°共立出版P、71〜73昭和30
年)チェビシェフ近似より、2のn次多項式H(zlが
、 11(zl=a(、+a、z +a2z 十凹・・+
a。Z” (1)で表わされ、2がlz l≦
1の範囲で所望特性に最も良(近似された時、次項が成
り立つ。
クトラムに逐次上記フィルタ特性を近似する。所望特性
に、与えられた関数を、特定の区間で近似する方法とし
て、チェビシェフ近似が知られている(文献;用上正光
゛°回路網の構成′°共立出版P、71〜73昭和30
年)チェビシェフ近似より、2のn次多項式H(zlが
、 11(zl=a(、+a、z +a2z 十凹・・+
a。Z” (1)で表わされ、2がlz l≦
1の範囲で所望特性に最も良(近似された時、次項が成
り立つ。
1) nが偶数の、場合
1−I (zl +εは、z−−1で単機、H(z)−
eはZ=+1で単機を持ち、(I((zl十〇/(z
+1)と(1−1(z) −ε) /(Z −1)
の根は、一対の共役複素根となり、Z平面上における単
位円上において根の分離側を満足する。L 、 R,I
(abinerとB、Gold (文献; ’Lawr
enceR,Rr+bincr and Bernar
d Qold、 ” THEO几Y AND)APP
L、TCATrON OF I)IGITAL 5IG
NALPROCESSING”PRENTTCB−I−
IALL、P、85〜137゜1975年)を参照して
次式が容易に得られる。
eはZ=+1で単機を持ち、(I((zl十〇/(z
+1)と(1−1(z) −ε) /(Z −1)
の根は、一対の共役複素根となり、Z平面上における単
位円上において根の分離側を満足する。L 、 R,I
(abinerとB、Gold (文献; ’Lawr
enceR,Rr+bincr and Bernar
d Qold、 ” THEO几Y AND)APP
L、TCATrON OF I)IGITAL 5IG
NALPROCESSING”PRENTTCB−I−
IALL、P、85〜137゜1975年)を参照して
次式が容易に得られる。
Jω+ −jω1
ここで、c4=2(e +e )=2cosωB
。
。
d1=2(e’θ’+ e−”’ ) = 2 cos
θ1である。第2式、第3式より明らかに次式が成立つ
。
θ1である。第2式、第3式より明らかに次式が成立つ
。
1−T(zl= ’(U+(zl +U2(2112(
4) 2) nが奇数の場合 第1)項と同様にして、 G2(21= H(zl−ε (6) Jωi −jω! ここでc4=2(e +e ):2CO5(Ill
。
4) 2) nが奇数の場合 第1)項と同様にして、 G2(21= H(zl−ε (6) Jωi −jω! ここでc4=2(e +e ):2CO5(Ill
。
Jθi −jθ1
d4=2(e 十e )−2cosOH第5式、第
6式より明らかに次式が成り立つ。
6式より明らかに次式が成り立つ。
H(z)=−(G、(Z)十62(Z))(力本発明は
、上記第1.2.3.4式、あるいは、第5゜6.7式
を適応予測デジタルフィルタとして適用することにより
、任意次数のフィルタの根(極と零点)の逐次制御を容
易に行うことによって、逐次最適系の構成を目的とする
ものである。すなわち、上記伝達関数の次数nを奇数と
すると(偶数としても同一の取扱いが可能である)、第
2式中の係数Ci(C1としても同様の取扱いができる
)、および、第3式中の係数di(θjとしても同様の
取扱いができる)は、Z平面上の単位円上に存在し、分
離側を満足する。ここで、第2、第3式又は第5、第6
式の根が複素平面上において単位の周上で交互に存在す
ることを分離側と云う。すなわち、適応予測デジタルフ
ィルタの安定性は、上記係数01(又はC1)とdi(
又はC1)の分離側だけを逐次管理することによって保
証される。ここで、第2図に示したトランスバーサル形
フィルタの係数と本発明による適応予測フィルタの係数
との対応は、第2図のトランスバーサル・フィルタの伝
達関数を次式の如(与えると、 (11M=2の場合 (2)M=4の場合 α、=7(CI+C2”dl”d2)
(II)(12) C3−+CI”C2+ClC2十dl”d2 did
zl (131C4−(2+C+ +C2(
di 十d2) ) (14)(3)M二
6の場合 α、 =−(C,十C2+c3+d、 +d2+d3)
(15)C2−=1(6+C1+c2+
c3+c1c2+c1c3+c2c3(d++d2+d
3)+d+d2+d+d3’d2d+l (161α
3==−(2(c、+c2+c3)+c、c2+c、c
3+c2c3+c、c2c3+2(d、十d、、十d3
)−(d、、d2+d、d3+d2d3)+d、d、、
d3)(17) −2(d、十d2+d、)十d、d2+d、d3+d2
d、−d、d2d、1(国 十dl+d2+d3−(dld2+dld3+d2d3
)l (1’1(/I)M=8の場合 −(d、+d2+d3+d4)+d、d2+d、d3+
d、d。
、上記第1.2.3.4式、あるいは、第5゜6.7式
を適応予測デジタルフィルタとして適用することにより
、任意次数のフィルタの根(極と零点)の逐次制御を容
易に行うことによって、逐次最適系の構成を目的とする
ものである。すなわち、上記伝達関数の次数nを奇数と
すると(偶数としても同一の取扱いが可能である)、第
2式中の係数Ci(C1としても同様の取扱いができる
)、および、第3式中の係数di(θjとしても同様の
取扱いができる)は、Z平面上の単位円上に存在し、分
離側を満足する。ここで、第2、第3式又は第5、第6
式の根が複素平面上において単位の周上で交互に存在す
ることを分離側と云う。すなわち、適応予測デジタルフ
ィルタの安定性は、上記係数01(又はC1)とdi(
又はC1)の分離側だけを逐次管理することによって保
証される。ここで、第2図に示したトランスバーサル形
フィルタの係数と本発明による適応予測フィルタの係数
との対応は、第2図のトランスバーサル・フィルタの伝
達関数を次式の如(与えると、 (11M=2の場合 (2)M=4の場合 α、=7(CI+C2”dl”d2)
(II)(12) C3−+CI”C2+ClC2十dl”d2 did
zl (131C4−(2+C+ +C2(
di 十d2) ) (14)(3)M二
6の場合 α、 =−(C,十C2+c3+d、 +d2+d3)
(15)C2−=1(6+C1+c2+
c3+c1c2+c1c3+c2c3(d++d2+d
3)+d+d2+d+d3’d2d+l (161α
3==−(2(c、+c2+c3)+c、c2+c、c
3+c2c3+c、c2c3+2(d、十d、、十d3
)−(d、、d2+d、d3+d2d3)+d、d、、
d3)(17) −2(d、十d2+d、)十d、d2+d、d3+d2
d、−d、d2d、1(国 十dl+d2+d3−(dld2+dld3+d2d3
)l (1’1(/I)M=8の場合 −(d、+d2+d3+d4)+d、d2+d、d3+
d、d。
+d2d3+d2d4+d3d4+8 )
(22]α3−一↓(3(C,+c
2+C3+C4)+C,C2+C,C3+C,C4十C
2C5+C2C1+C3C4+C3C2C3+CIC2
C4+C4C3C4+C2C3C4+3(d、+d2+
d3+d、)−(d、d2+d、d3+d、d4+d、
、d3+d2d4→−d、d4)十d、d2d3+d、
d2d4+d、d3d4+d2d3d4+6103+ +C2C,−+−C・、c、)+c、c2c、+c、c
2c4+c、c3c4+c2c3c4+c、c2c3c
4−3(d、十d、十d、十d4)+2(d、d、十d
、d3+d、d、十d2d 3+d 2d4十d3d、
)−(d、d2d3+d、d2d4+d、d3d4+d
2d3d4)+d、d2d3d、 +121
(24)十C2C4十03C1
)+C1C2C5+C3C2C4+CIC3C4+C2
C3c4+clc2c3c4十3(d、十d、、十d3
+d、)−2(d、d2+d、d3+d、d4+d2d
3+d2d4+d、d、)+(1,d 2d 3+d、
d2d4+d、d 3d4+d、、d 、d4−d、d
2d 3d、+(31(251 として対応づけされる。
(22]α3−一↓(3(C,+c
2+C3+C4)+C,C2+C,C3+C,C4十C
2C5+C2C1+C3C4+C3C2C3+CIC2
C4+C4C3C4+C2C3C4+3(d、+d2+
d3+d、)−(d、d2+d、d3+d、d4+d、
、d3+d2d4→−d、d4)十d、d2d3+d、
d2d4+d、d3d4+d2d3d4+6103+ +C2C,−+−C・、c、)+c、c2c、+c、c
2c4+c、c3c4+c2c3c4+c、c2c3c
4−3(d、十d、十d、十d4)+2(d、d、十d
、d3+d、d、十d2d 3+d 2d4十d3d、
)−(d、d2d3+d、d2d4+d、d3d4+d
2d3d4)+d、d2d3d、 +121
(24)十C2C4十03C1
)+C1C2C5+C3C2C4+CIC3C4+C2
C3c4+clc2c3c4十3(d、十d、、十d3
+d、)−2(d、d2+d、d3+d、d4+d2d
3+d2d4+d、d、)+(1,d 2d 3+d、
d2d4+d、d 3d4+d、、d 、d4−d、d
2d 3d、+(31(251 として対応づけされる。
上記法則を、離散的入力信号に対して、該入力信号に対
する予測信号を上記適応予測テジタルフィルターより発
生させ、上記入力信号と、上記予測信号の差分信号を発
生させ、該差分信号と、上記予測信号との相によって上
記入力信号に対する再生信号を発生させ、かつ上記差分
信号のサンプル時間的相関、あるいは上記差分信号と上
記再生信号との相関量によって、適応予測デジタルフィ
ルタの係数01.dl(又はC1,θ1)を逐次更新し
、新な予測信号を発生させる逐次適応予測方式に適用す
ることによって、適応予測デジタルフィルタの安定性管
理が、上記予測デジタルフィルタの係数C1゜di(又
はωi、θ、)の分離用監視だけで行え、分離側を満足
しない係数が発生した場合は、その係数を入れ換えるだ
けで安定性は保証される。上記の方法は、予測デジタル
フィルタの伝達関数の極、および零点フィルタ同様の取
扱いができる。
する予測信号を上記適応予測テジタルフィルターより発
生させ、上記入力信号と、上記予測信号の差分信号を発
生させ、該差分信号と、上記予測信号との相によって上
記入力信号に対する再生信号を発生させ、かつ上記差分
信号のサンプル時間的相関、あるいは上記差分信号と上
記再生信号との相関量によって、適応予測デジタルフィ
ルタの係数01.dl(又はC1,θ1)を逐次更新し
、新な予測信号を発生させる逐次適応予測方式に適用す
ることによって、適応予測デジタルフィルタの安定性管
理が、上記予測デジタルフィルタの係数C1゜di(又
はωi、θ、)の分離用監視だけで行え、分離側を満足
しない係数が発生した場合は、その係数を入れ換えるだ
けで安定性は保証される。上記の方法は、予測デジタル
フィルタの伝達関数の極、および零点フィルタ同様の取
扱いができる。
逐次係数更新の方法は、相関演算による方法、又は逆フ
ィルタリングによる方法とが適用される。
ィルタリングによる方法とが適用される。
逐次適応予測デジタルフィルタの伝達関数H(z)は、
全極形、全零形、あるいは極零形であっても同様に適用
できるものである。
全極形、全零形、あるいは極零形であっても同様に適用
できるものである。
第4図に、本発明による第1の実施例として、予測フィ
ルタ次数へ4が偶数の場合を示す。適応予測フィルタ部
4−1、フィルタ係数d1(l−1〜M/2)の傾斜ベ
クトル成分を発生する逆フイルタ部4−2、フィルタ係
数c1(i=l〜M/2)の傾斜ベクトル成分を発生す
る逆フイルタ部4−3より構成される。なお各ボックス
はz’ji(あられす。
ルタ次数へ4が偶数の場合を示す。適応予測フィルタ部
4−1、フィルタ係数d1(l−1〜M/2)の傾斜ベ
クトル成分を発生する逆フイルタ部4−2、フィルタ係
数c1(i=l〜M/2)の傾斜ベクトル成分を発生す
る逆フイルタ部4−3より構成される。なお各ボックス
はz’ji(あられす。
傾斜法のアルゴリズムを適用すると、時刻1(+1にお
ける適応予測フィルタのフィルタ係数は、次式に従って
更新される。
ける適応予測フィルタのフィルタ係数は、次式に従って
更新される。
第5式、第6式における傾斜ベクトル成分は、次式で示
される。
される。
ここで、];’、(z)は差分信号enの2変換である
。
。
回路の簡単化のためには、
以上説明したように、第1の実施例では、傾斜法のアル
ゴリズムに従った逐次係数更新の傾斜ベクトル成分が、
逆フィルタによって得られるため簡単な演算で得られ、
かつ、更新された係数の安定性管理を係数の分離側の判
定だけで簡単に行える。従って極零形伝達関数によって
構成された適応予測フィルタに対しても、極形予測フィ
ルタ、塔形予測フィルタそれぞれに本発明による方法を
適用することによって安定な適応予測回路を構成するこ
とができる。
ゴリズムに従った逐次係数更新の傾斜ベクトル成分が、
逆フィルタによって得られるため簡単な演算で得られ、
かつ、更新された係数の安定性管理を係数の分離側の判
定だけで簡単に行える。従って極零形伝達関数によって
構成された適応予測フィルタに対しても、極形予測フィ
ルタ、塔形予測フィルタそれぞれに本発明による方法を
適用することによって安定な適応予測回路を構成するこ
とができる。
第1の実施例では、予測フィルタ係数の傾斜ベクトル成
分を、予測フィルタを構成する基本単位2次回路の逆回
路出力で発生したが、逆フィルタによらず、相関演算に
よっても同様の効果が生じる。
分を、予測フィルタを構成する基本単位2次回路の逆回
路出力で発生したが、逆フィルタによらず、相関演算に
よっても同様の効果が生じる。
第5図は、第2の実施例であって、予測フィルタ次数λ
4−4次を例として説明するものである。
4−4次を例として説明するものである。
5−1.5−2は入出力端子、5−3は第1の実施例で
説明した適応予測フィルタ、5−4は5−3の適応予測
フィルタ出力のバッファ、5−5はフィルタ係数の傾斜
ベクトル成分を演算する回路である。第26、第27式
における傾斜ベクトル成分は、第8式、第11〜14式
の関係を用いて次式で得られる。
説明した適応予測フィルタ、5−4は5−3の適応予測
フィルタ出力のバッファ、5−5はフィルタ係数の傾斜
ベクトル成分を演算する回路である。第26、第27式
における傾斜ベクトル成分は、第8式、第11〜14式
の関係を用いて次式で得られる。
したがって、
07)
第3の実施例を第6図に示す。この回路図は第5図と全
(同一の作用効果をもつ他の構成例である。
(同一の作用効果をもつ他の構成例である。
(発明の効果)
本発明は、伝達関数の分母の根、即ち極が根の分離側を
満足するよう簡単な制御を行うことにより、従来不可能
であった任意次数の適応予測フィルタの系の安定性を保
証できる利点がある。説明においては簡単のため、伝達
関数の分母の根の安定性のみにつ(・て述べたが、伝達
関数の分子の根の管理にも適用し得ることは明らかであ
る。即ち、本発明は予測フィルタ、線路等化器、エコー
キャンセラ等を構成するためのデジタルフィルタに適用
できその効果は太きい。
満足するよう簡単な制御を行うことにより、従来不可能
であった任意次数の適応予測フィルタの系の安定性を保
証できる利点がある。説明においては簡単のため、伝達
関数の分母の根の安定性のみにつ(・て述べたが、伝達
関数の分子の根の管理にも適用し得ることは明らかであ
る。即ち、本発明は予測フィルタ、線路等化器、エコー
キャンセラ等を構成するためのデジタルフィルタに適用
できその効果は太きい。
第1図は適応予測方式の説明図、第2図は従来適応予測
フィルタの構成に用いられたトランスバーサルフィルタ
、第3図(a)は従来適応予測フィルタの基本構成回路
として用いられて来た2次フィルタ、第3図(b)は極
零形双2次フィルタの単位回路、第4図は本発明の第1
の実施例の説明図、第5図は本発明の第2の実施例の説
明図、第6図は本発明の第3の実施例のブロック図であ
る。 (符号の説明) 2−1;信号入力端子、2−2;出力端子、2−3;デ
ジタル遅延回路、2−4;フィルタ係数、2−5;乗算
器、 2−6;加算器、4−1;逐次適応予測フ
ィルタ部、 4−2;フィルタ係数dの傾斜ベクトル成分発生回路、 4−3;フィルタ係数Cの(laAベクトル成分発生回
路、 4−4;適応予測フィルタ入力端子、 4−5;出力端子、 5−1,5−2;入出力端子、
5−3;M応予測フィルタ、5−4;バッファ回路、5
−5;傾斜ベクトル成分演算回路、 6−1;適応予測フィルタ部、 6−2.6−3;傾余1ベクトル成分発生回路、6−4
、6−5 ;入出力端子。 特許出願人 沖電気工業沫式会社 特許出願代理人 弁理士 山 本 恵 − 手続補正書・(自発) 8 昭和59年2月子日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特 許願 第4215号 2、発明の名称 適応予測フィルタの遂次係数制御方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (029)沖電気工業株式会社 6、補正の内容 (1)明細書第3頁第2行のrH(z)JをrH、(Z
IJと補正する。 (2)同第5頁第5行のrlZ−’l≦1」をrl Z
−’ l≧1」と補正する。 (3)同第5頁第10行〜第11行の「2平面上」を「
z−1平面上」と補正する。 (4)同第5頁の第(3)式を次のとおり補正する。 (5)同第6頁の第(6)式を次のとおり補正する。 rG7Z) = H(zl −ε (6)同第8頁の第(9)式を次のとおり補正する。 Q= −)(c、+d、) (9
) J(7)同第8頁の第(11)式を次のとお
り補正する。 ra、=−(−(c、+c2+d、+d2)
(団 」(8)同第8頁の第圓式を次のとおり補正
する。 ”d2= +(4+C,+ C2+ C,C2−(d
、 +d2−d、d、、) )(121゜ (9)同第8頁の第03)式を次のとおり補正する。 四;3=−−)(c、+c2+c、c2+d、+d2−
+1.d、、) (13)」(] Q0 同
第8頁の第0−4)式を次のとおり補正する。 「C4=’) (2+C,+c2(dt +d、、))
(+4)J旧)同第8頁の第αつ式を次のとおり
補正する。 「るビ、=−+(c、+c、、+c3+d、+d2+d
3) (1■」(121同第8頁の第
(16)式を次のとおり補正する。 1)χ2−−F(6+C,+c2+c、+c、c2+c
、c3+c2c3−(d、+d2+d3)+d、c12
+d、d3+d2d3) (11(13)同第
8頁の第αカ式を次のとおり補正する。 ”C15=−(−(2(C,+(1;2+C5)+C,
C,,+c、c3+C2C]+c、C2c3十2(d、
十d2+d3) −(d、d2+d、d3+d2d3)
+d、d2d31(171J C4)同第9頁の第08)式を次のとおり補正する。 ”(1,=−−)(6+2(c、+c、+c3)+c、
c2+c、c3+’c2c3)−c、c2c3−2(d
、 十d 2+d3)+d、 d2+d、 d3+d2
d3−did、d3)(国」 (19同第9頁の第I式を次のとおり補正する。 「&5−−→i−I C,+C2+C3+C,C8−1
−C,C2+C2C8+ d、+d2+d、−(d、d
2+d、d3+d、、d3) ) 馬(16)同第9
頁の第(2υ式を次のとおり補正する。 口α6=、−4(2+CI十C2十C3(dl+d2+
d3)) 町(17+ 同第11頁第1
4行「zl」を「1」と補正する。 (1榎 同第12頁の第(至)式を次のとおり補正す
る。 Q9) 同第12頁の第(29)式を次のとおり補正
する。 (20)図面の第2図・第3図・第4図・第6図を別紙
のとおり補正する。 以上
フィルタの構成に用いられたトランスバーサルフィルタ
、第3図(a)は従来適応予測フィルタの基本構成回路
として用いられて来た2次フィルタ、第3図(b)は極
零形双2次フィルタの単位回路、第4図は本発明の第1
の実施例の説明図、第5図は本発明の第2の実施例の説
明図、第6図は本発明の第3の実施例のブロック図であ
る。 (符号の説明) 2−1;信号入力端子、2−2;出力端子、2−3;デ
ジタル遅延回路、2−4;フィルタ係数、2−5;乗算
器、 2−6;加算器、4−1;逐次適応予測フ
ィルタ部、 4−2;フィルタ係数dの傾斜ベクトル成分発生回路、 4−3;フィルタ係数Cの(laAベクトル成分発生回
路、 4−4;適応予測フィルタ入力端子、 4−5;出力端子、 5−1,5−2;入出力端子、
5−3;M応予測フィルタ、5−4;バッファ回路、5
−5;傾斜ベクトル成分演算回路、 6−1;適応予測フィルタ部、 6−2.6−3;傾余1ベクトル成分発生回路、6−4
、6−5 ;入出力端子。 特許出願人 沖電気工業沫式会社 特許出願代理人 弁理士 山 本 恵 − 手続補正書・(自発) 8 昭和59年2月子日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特 許願 第4215号 2、発明の名称 適応予測フィルタの遂次係数制御方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (029)沖電気工業株式会社 6、補正の内容 (1)明細書第3頁第2行のrH(z)JをrH、(Z
IJと補正する。 (2)同第5頁第5行のrlZ−’l≦1」をrl Z
−’ l≧1」と補正する。 (3)同第5頁第10行〜第11行の「2平面上」を「
z−1平面上」と補正する。 (4)同第5頁の第(3)式を次のとおり補正する。 (5)同第6頁の第(6)式を次のとおり補正する。 rG7Z) = H(zl −ε (6)同第8頁の第(9)式を次のとおり補正する。 Q= −)(c、+d、) (9
) J(7)同第8頁の第(11)式を次のとお
り補正する。 ra、=−(−(c、+c2+d、+d2)
(団 」(8)同第8頁の第圓式を次のとおり補正
する。 ”d2= +(4+C,+ C2+ C,C2−(d
、 +d2−d、d、、) )(121゜ (9)同第8頁の第03)式を次のとおり補正する。 四;3=−−)(c、+c2+c、c2+d、+d2−
+1.d、、) (13)」(] Q0 同
第8頁の第0−4)式を次のとおり補正する。 「C4=’) (2+C,+c2(dt +d、、))
(+4)J旧)同第8頁の第αつ式を次のとおり
補正する。 「るビ、=−+(c、+c、、+c3+d、+d2+d
3) (1■」(121同第8頁の第
(16)式を次のとおり補正する。 1)χ2−−F(6+C,+c2+c、+c、c2+c
、c3+c2c3−(d、+d2+d3)+d、c12
+d、d3+d2d3) (11(13)同第
8頁の第αカ式を次のとおり補正する。 ”C15=−(−(2(C,+(1;2+C5)+C,
C,,+c、c3+C2C]+c、C2c3十2(d、
十d2+d3) −(d、d2+d、d3+d2d3)
+d、d2d31(171J C4)同第9頁の第08)式を次のとおり補正する。 ”(1,=−−)(6+2(c、+c、+c3)+c、
c2+c、c3+’c2c3)−c、c2c3−2(d
、 十d 2+d3)+d、 d2+d、 d3+d2
d3−did、d3)(国」 (19同第9頁の第I式を次のとおり補正する。 「&5−−→i−I C,+C2+C3+C,C8−1
−C,C2+C2C8+ d、+d2+d、−(d、d
2+d、d3+d、、d3) ) 馬(16)同第9
頁の第(2υ式を次のとおり補正する。 口α6=、−4(2+CI十C2十C3(dl+d2+
d3)) 町(17+ 同第11頁第1
4行「zl」を「1」と補正する。 (1榎 同第12頁の第(至)式を次のとおり補正す
る。 Q9) 同第12頁の第(29)式を次のとおり補正
する。 (20)図面の第2図・第3図・第4図・第6図を別紙
のとおり補正する。 以上
Claims (1)
- (1)離散的入力信号に対して逐次予測信号を発生し、
上記入力信号との差分情報によって適応予測フィルタの
係数を逐次制御する回路を有する系にお(・て、適応予
測フィルタの伝達関数の根を複索平面の単位円上に配置
し、上記伝達関数が安定の・ときは根の分離則を満足す
ることを利用し、適応予測フィルタの安定性判定を、上
記分離則によって行い、かつ該適応予測フィルタのタッ
プ係数を逐次制御する具体的回路を上記予測フィルタを
構成する基本単位2次回路の逆回路で構成するかまたは
演算によって同一の機能を実現することを特徴とする逐
次係数制御方法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の逐次係数制御方法に
おいて、該適応フィルタのタップ係数に対応する全ての
根が相互の関係において分離則を満たすか否か判定し、
分離則を満たさない場合に根の再配置を行うと共に、再
配置後の根に対応したフィルタのタップ係数を次時刻に
おけるタップ係数とするよう制御することを特徴とする
逐次係数制御方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP421583A JPS59131218A (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 適応予測フイルタの逐次係数制御方法 |
US06/570,634 US4660163A (en) | 1983-01-17 | 1984-01-13 | Adaptive digital filter |
CA000445347A CA1211162A (en) | 1983-01-17 | 1984-01-16 | Adaptive digital filter |
DE8484100458T DE3485969T2 (de) | 1983-01-17 | 1984-01-17 | Adaptives digitalfilter. |
EP84100458A EP0114078B1 (en) | 1983-01-17 | 1984-01-17 | An adaptive digital filter |
US07/011,050 US4779225A (en) | 1983-01-17 | 1987-02-05 | Adaptive digital filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP421583A JPS59131218A (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 適応予測フイルタの逐次係数制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59131218A true JPS59131218A (ja) | 1984-07-28 |
JPH0225563B2 JPH0225563B2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=11578392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP421583A Granted JPS59131218A (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 適応予測フイルタの逐次係数制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59131218A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04125947A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-27 | Fujitsu Ltd | 成膜システムのフィードバック装置 |
-
1983
- 1983-01-17 JP JP421583A patent/JPS59131218A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225563B2 (ja) | 1990-06-04 |
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