JPS5912998Y2 - 試料容器 - Google Patents
試料容器Info
- Publication number
- JPS5912998Y2 JPS5912998Y2 JP16231677U JP16231677U JPS5912998Y2 JP S5912998 Y2 JPS5912998 Y2 JP S5912998Y2 JP 16231677 U JP16231677 U JP 16231677U JP 16231677 U JP16231677 U JP 16231677U JP S5912998 Y2 JPS5912998 Y2 JP S5912998Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- container
- stopper
- piston
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は定量分析用の液体試料を収容する試料容器に関
する。
する。
定量分析用の液体試料を収容する容器には、その試料中
の成分を吸着したりまた、試料中に容器の成分が溶けだ
さないような材料を使用することが望ましく、主として
ガラスが多く使用されている。
の成分を吸着したりまた、試料中に容器の成分が溶けだ
さないような材料を使用することが望ましく、主として
ガラスが多く使用されている。
ところが、ガラス容器は熱膨張係数が小さく、試料を完
全に密閉して収容した場合、容器中に空間が残されてい
ないと外気温が上昇した際試料が容器の栓を押し退けて
流出することがある。
全に密閉して収容した場合、容器中に空間が残されてい
ないと外気温が上昇した際試料が容器の栓を押し退けて
流出することがある。
特に、外気と完全に遮断した状態で保管しなければ、外
気中の水分等を吸収して成分に変化をきたすような試料
を収容する場合、熱伸縮によって試料が容器の栓を動か
し、外気と接触しては後日これを定量分析することがで
きない。
気中の水分等を吸収して成分に変化をきたすような試料
を収容する場合、熱伸縮によって試料が容器の栓を動か
し、外気と接触しては後日これを定量分析することがで
きない。
本考案は、上記の点を解決するためになされたものであ
る。
る。
図は本考案の実施例である。この試料容器は、試料収容
部1と、開口部2と、その間に設けられた所定長1、一
定内径rの首部3と、この首部3にはまりあい上記内径
rとほぼ同外径のピストン部4を備えた栓5とを有して
いる。
部1と、開口部2と、その間に設けられた所定長1、一
定内径rの首部3と、この首部3にはまりあい上記内径
rとほぼ同外径のピストン部4を備えた栓5とを有して
いる。
この栓5のピストン部4側面には、その長手方向に線側
溝6が設けられている。
溝6が設けられている。
線側溝6の上端は、ピストン部4の側面で終端しており
、下端は試料収容部1に通じる開口を有している。
、下端は試料収容部1に通じる開口を有している。
また、上記首部3には、側面に孔7が設けられている。
上記説明の容器に例えば油を収容する場合、油を容器の
口まで満たして栓5を静かに容器開口部2に挿入すると
余剰の油は栓5の線側溝6より首部3に設けた孔7を通
ってオーバーフローする。
口まで満たして栓5を静かに容器開口部2に挿入すると
余剰の油は栓5の線側溝6より首部3に設けた孔7を通
ってオーバーフローする。
その抜栓5を回転させれば油は外気と完全に遮断されて
容器内に収容される。
容器内に収容される。
さらに、この栓5は所定長1、一定外径rの容器首部3
にはまり合うピストン部を有しているので、収容された
油が熱伸縮して体積が変化してもこれを吸収するように
上下動する。
にはまり合うピストン部を有しているので、収容された
油が熱伸縮して体積が変化してもこれを吸収するように
上下動する。
故に本考案の容器によれば収容すべき試料を全く外気に
触れることなく収容し、かつ試料の熱伸縮もその首部で
吸収できるので遠隔地より試料を運搬し精密な分析を行
なうことが可能となる。
触れることなく収容し、かつ試料の熱伸縮もその首部で
吸収できるので遠隔地より試料を運搬し精密な分析を行
なうことが可能となる。
図は本考案の試料容器実施例、縦断面図で、1は試料収
容部、2は開口部、3は首部、5は栓、4はピストン部
、6は線側溝を示す。
容部、2は開口部、3は首部、5は栓、4はピストン部
、6は線側溝を示す。
Claims (1)
- 試料収容部1と、開口部2と、その間に設けられた所定
長一定内径の首部3と、この首部3にははまりあい前記
内径とほぼ同外径のピストン部4を備えた栓5とを有し
、前記ピストン部4の側面にはその長手方向に線側溝6
が設けられ、この線側溝6の上端は前記ピストン部4の
側面で終端しかつ線側溝6の下端は試料収容部1に通じ
る開口を有し、前記首部3の側面に孔7が設けられてい
ることを特徴とする試料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16231677U JPS5912998Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | 試料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16231677U JPS5912998Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | 試料容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5487794U JPS5487794U (ja) | 1979-06-21 |
JPS5912998Y2 true JPS5912998Y2 (ja) | 1984-04-18 |
Family
ID=29157909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16231677U Expired JPS5912998Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | 試料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912998Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9332969B2 (en) * | 2009-01-06 | 2016-05-10 | Carefusion 207, Inc. | Fluid flow control apparatus and patient fluid sampling method |
-
1977
- 1977-12-02 JP JP16231677U patent/JPS5912998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5487794U (ja) | 1979-06-21 |
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